マルミヤストア東町店、2025年8月29日閉店-旧「マルミヤ下川」熊本初の複合店、東町ショッピングプラザマークス開業から25年で

熊本県熊本市東区のリテールパートナーズ系大型食品スーパー「マルミヤストア東町店」が2025年8月29日午後5時をもって閉店した。

熊本健軍のショッピングプラザ「マークス」

東町ショッピングプラザマークスは2000年7月に開業。建物は平屋建で店舗面積は1,960㎡。熊本県蚕種協同組合が所有する。
2025年8月現在はマルミヤストアとシモカワ薬局を核に、24時間フィットネスクラブ「ANYTIME FITNESS」や学童併設幼児学習プログラムスクール「GLOBAL FRONT」といった飲食サービス系店舗が入居する。
東町ショッピングプラザマークスEAST TOWN。

熊本初「マルミヤ下川」複合店として開店

マルミヤストア東町店は、1998年11月に大分地場大手食品スーパー「マルミヤストア」と熊本地場大手ドラッグストア「下川薬品(現シモカワ薬局)」の経営統合で発足した新会社「マルミヤ下川」運営店舗として2000年7月に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,060㎡。
マルミヤ下川発足後、熊本県内初となる「シモカワ東町店」との複合店として、食品と調剤併設ドラッグストアの相互送客を図ったが、2008年4月から6月にかけて旧下川薬品関連事業(下川調剤・シモカワドラッグ)を同社創業家の新会社に譲渡したため、以後は両店舗とも独立経営の別資本となっている。
マルミヤストア東町店の閉店理由に関して詳細は明らかにしていないが、シモカワ東町店を含むマークス他専門店は営業継続する。マルミヤストア東町店。

近隣には球磨地場系商業施設「サンロードシティ熊本」(核店舗:マックスバリュ)や阿蘇地場系食品スーパー「ショッピング丸勢健軍店」といった同業競合店も多く、差別化可能な後継店誘致が不可欠となりそうだ。

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