イオン熊本中央店・スーパービバホーム熊本中央店、2025年2月閉店-旧ダイエー熊本店、再開発へ

熊本市中央区の熊本市電九品寺交差点電停前にある「イオン熊本中央店・スーパービバホーム熊本中央店」が、2025年2月末に閉店する。

イオン熊本中央店・スーパービバホーム熊本中央店。

ダイエー熊本店から45年の歴史に幕

イオン熊本中央店の前身である「ダイエー熊本店」は1980年4月に東亜シルク(熊本製糸)工場の跡に建設された「第3シルクビル」の核店舗として開業。熊本市中心部に近い大型店であり、開業時には出店反対運動も起きた。敷地内には工場時代の煙突の一部がモニュメントとして残されている。建物は地上4階建て、店舗面積は13,477㎡。

ダイエー熊本店。

ダイエーの経営再建に伴い一時は閉店が検討されたが、2004年12月に東亜シルクと大和ハウスグループのダイワロイヤルが隣接地にシネコンを併設する新館「グランパレッタ熊本」を建設し、営業は継続された。
その後、ダイエーは2010年9月に全面改装されたものの、2015年9月にイオン九州へ継承され「イオン熊本中央店」となったのち、2020年10月に殆どの売り場が「スーパービバホーム熊本中央店」となった。そのほかにはダイソー等が出店している。

跡地はイオン九州が再開発

閉店はイオン九州による再開発のため。
跡地にスーパーが出店する可能性が高い一方、中心市街地に近い場所にあるため、全敷地が商業施設とならない可能性が高いであろう。

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