熊本県熊本市中央区大江の熊本市電九品寺交差点/交通局前電停前にあるアークランズのホームセンター「スーパービバホーム熊本中央店」が、2024年11月17日をもって閉店した。
熊本市内初となるビバホームだった
スーパービバホーム熊本中央店は2020年10月に開店。売場面積は約8,300㎡。同社店舗としては九州7店舗目、熊本県2店舗目、熊本市初となる店舗だった。
当時の運営会社「LIXILビバ」は2018年7月の九州1号店(佐賀店)以来、イオン九州系ショッピングセンターへの積極出店を打ち出しており、熊本中央店に関してもイオン直営非食品フロアと専門店街の大部分を転換した店舗であった。
スーパービバホーム熊本中央店。
スーパービバホーム熊本中央店では「住まいと暮らしの専門店」を掲げた「ハイブリッド型ホームセンター」として、プロユース対応の総合建材供給センター「資材館」と住生活用品中心の「生活館」を展開。
自然災害が頻発する情勢を背景に立ち上げた「LCP(Life Continuity Plan:生活継続計画)」コーナーを始め、約10万アイテムを取り揃えるなど、熊本市中心部至近という立地では珍しい大型店となった。
一方、2024年9月に入居施設「イオン熊本中央店」が建替再開発の方針を発表、2025年2月までに閉店することが決まっていた。
産業道路側入口を閉鎖、施設分断に
イオン熊本中央店はスーパービバホームの閉店にあわせて、産業道路側入口を閉鎖する。閉鎖にともない、イオン九州直営食品フロアと専門店街は分断されることとなる。
追記:2024年11月30日に旧ビバホーム跡の通路を開放した。
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