カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

変わる藤枝駅周辺-西友跡にノジマ・マム跡にドンキ・アピタは閉店へ

JR藤枝駅周辺の商業環境が一変する。
2015年末に藤枝駅南口に再開発ビルが竣工する一方、アピタは閉店を発表、JR藤枝駅北口の西友跡には家電量販店のノジマが出店することになった。nkdO6QUA-
工事中の旧西友藤枝店。

ノジマ出店で跡地問題が早期に決着した旧西友藤枝店

西友藤枝店」はJR藤枝駅北口に立地。1974年開店で4階建て、売場面積は約7,800㎡だった。
藤枝店の400mほど北側に西友南新屋店があることもあり、2015年4月に閉店、その後、所有する不動産会社が老朽した店舗を解体し、出店者を探していたところ、ノジマが出店表明するに至った。
ノジマは藤枝市内では2店舗目。「ノジマ藤枝駅前店」(仮称)として2016年秋ごろの開業を目指し、現在工事が行われている。
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解体前の西友藤枝店。

続く跡地問題-西友に続いてアピタも閉店

その一方で、JR藤枝駅前唯一の総合スーパーとなった「ユニー・アピタ藤枝店」も2016年6月の閉店を発表した。
アピタ藤枝店は1988年開店で3階建て、JR藤枝駅南口に立地している。かつては旧東海道沿いの旧市街地(藤枝本町)に出店しており、現在の店舗は2代目。旧店舗は高齢者施設となっている。
食品の売上は好調であり、アピタの建物を所有する不動産会社は店舗の改装して新たなショッピングセンターとする計画だが、入居する店舗などは未定となっている。
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閉店を発表したアピタ藤枝店。

大きく変わる藤枝の商環境

アピタの向かいには、「静岡伊勢丹エムアイプラザ藤枝」「ホテルオーレ」を核とする 再開発ビル「オーレ藤枝南館」が2015年12月から2016年3月にかけて段階的に開業、 また藤枝駅の北1kmほどにあったスーパー「マム藤枝店」の跡地には2016年4月に 「ドン.キホーテ藤枝店」が開店することになっており、 来年には藤枝駅周辺の商業環境が一変することになる。
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建設中のオーレ藤枝南館。

外部リンク:アピタ藤枝店
関連記事:オーレ藤枝、3月1日全館開業-静岡伊勢丹も出店

ヤマダ新業態「Concept LABI TOKYO」10月30日開業-東京駅八重洲口前に

ヤマダ電機(群馬県高崎市)は、10月30日に 新業態の家電量販店「Concept LABI TOKYO」をオープンさせた。Concept LABI TOKYO1-
Concept LABI TOKYO

ヤマダ電機のショールーム的存在に

「Concept LABI TOKYO」は東京駅八重洲口前に立地し、地階~10階建て、売場面積は約7,000㎡。建物は新築。
ヤマダ電機初の「ライフスタイル提案型」で、従来の家電量販店とは違う高級感あふれる店内となっている。
目玉の1つが、3階の「Sony & Panasonic Presentation Stage」。ここでは店内でソニー、パナソニックの最先端AVテクノロジーを体験することができる。
また、観光客、訪日外国人観光客もターゲットとし、地階は全床が土産品売場「Japanese Gift Stage」となっており、他フロアも併せて30人の外国人スタッフ、そしてロボットのペッパーも採用されている。

ヤマダ電機ではこの新業態「Concept LABI」を他都市に展開することも検討しているという。

ヤマダ電機 Concept LABI TOKYO

住所:東京都中央区八重洲1丁目5番22号
営業時間:10:00~22:00

外部リンク:Concept LABI TOKYO

ららぽーとエキスポシティ、2015年11月19日開業-エキスポランド跡

大阪府吹田市の万博記念公園に関西最大級となる大型複合商業施設「エキスポシティ」(EXPOCITY)が2015年11月19日にグランドオープンした。
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 エキスポシティ。

エキスポシティは三井不動産運営のショッピングモール「ららぽーと(LaLaport)」と8つの大型エンターテイメント施設により構成される関西最大級の複合商業施設。
大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩2分の距離に位置し、JR茨木駅からもバスが1時間3~4本ほど運行。名神高速道路吹田ICにも面している。
元々、この地にはテーマパーク「エキスポランド」が営業していたが、2007年に発生したジェットコースターの脱輪事故や周辺のテーマパークとの競合による経営不振で2009年2月に閉園。パラマウント系テーマパークの進出構想もあったが断念したことから三井不動産が進出した経緯がある。

多彩な関西初出店テナント

エキスポシティの店舗面積は約71,000㎡、延床面積は約223,000㎡で、テナント全305店舗のうち47店舗が関西初出店。
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店内の吹き抜け「光の広場」。

館内には「Abercrombie & Fitch」、「A|X Armani Exchange」、「ZARA」、「BEAMS」、「SHIPS」、「URBAN RESEARCH」などのファッションブランド、雑貨店「ロフト」、「無印良品」、インテリアショップ「アクタス(ACTUS)」、「ZARA HOME」、家電量販店「エディオン」、生活提案型の複合書店「TSUTAYA BOOK STORE」などが出店するほか、吹田市のピーアールコーナーも設置されている。
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吹田市のPRコーナー。

また、食品スーパーは、核となる「デイリーカナート イズミヤ」のほか、いかりスーパーの新業態「いかりホームメイドショップ」、北野エースの新業態「KITANO ACE ONE」といった個性的な3店舗が出店している。
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いかりホームメイドショップのエントランス。

充実のエンターテイメント空間

また、エキスポシティの特徴として、誰もが1日中楽しめる、充実したエンターテイメント・体感型テナントが挙げられる。
映画館のシネマコンプレックス「109シネマズ大阪エキスポシティ 」は11スクリーン、1884席。日本初となるIMAX次世代4Kツインレーザーが設置される他、モーションシートや演出装置が搭載された体感系ライド型シアター「4DX」も導入される。
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109シネマズ店内にはペッパーも。

映画館のほかにも、海遊館プロデュースの新感覚ミュージアム「NIFREL(ニフレル)」、「大阪イングリッシュヴィレッジ(OSAKA ENGLISH VILLAGE)」、「ポケモンEXPOジム」、セガとBBC Earthが提携して運営する体感型施設「オービィ大阪(Orbi Osaka)」、「エンターテイメントフィールド」、移動遊園地「ANIPO」、「オオサカ ホイール(OSAKA WHEEL)」などの施設が2016年春までに段階的にオープンすることになっている。
また、隣接地には、吹田市立吹田サッカースタジアムも建設中となっている。
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ポケモンEXPOジム。

エキスポシティでは、開業記念として2016年1月11日まで大阪市交通局(市営地下鉄)、北大阪急行、阪急電鉄、京阪電鉄各社の協賛によるお得な買い物券つきチケットも販売する。

外部リンク:ららぽーとエキスポシティ

日本橋駅前のローソン、11月16日から「成城石井」に-ローソン傘下後初転換

高級スーパー「成城石井」は東京都中央区日本橋駅前に「成城石井日本橋1丁目店」を11月16日に出店した。

成城石井日本橋1丁目店。まるで「コンビニ」という外観。

ローソン傘下の成城石井、ローソン初の「成城石井化」

成城石井は横浜市に本社を置く1927年創業の高級スーパーで、2014年9月よりローソングループとなっている。
成城石井日本橋1丁目店の場所には8月末までナチュラルローソンが出店しており、事実上の業態転換とみられる。2015年5月には株式会社ローソンマートが運営していたスーパーマーケットが成城石井に転換しているが、ローソン直営店舗の成城石井転換は今回の日本橋1丁目店が初の事例となる。
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「ナチュラルローソン日本橋1丁目店」時代。
地下鉄日本橋駅「D2」出口の前で、コレド日本橋からもすぐ。

 
成城石井日本橋1丁目店の売場面積は約100㎡と小規模。
生鮮食品は取り扱わず、イートインスペースも未設置。主に「輸入食品」や「ワイン」、自社開発商品の「惣菜」や「パン」、「スイーツ」に特化した売場を展開。炊きたてコーヒーの店頭販売も行われる。
成城石井日本橋1丁目店では、開店を記念して11月22日までオープンセールを実施、ショッピングバッグのプレゼントや福袋の販売、商品の記念特価販売が実施される。

外部リンク:スーパーマーケット成城石井 日本橋一丁目店が11月16日に オープンいたします

「ヨドバシAkiba」11月20日リニューアル-新レストラン街「ワイワイグルメ」開業

JR秋葉原駅前のシンボル「ヨドバシAkiba」のリニューアルが11月20日に完了し、リニューアルオープンを迎えた。
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ヨドバシAkiba。

ヨドバシAkibaは2005年に秋葉原駅昭和通口北側の鉄道用地と日本通運跡に開店。
今回のリニューアルは、開業10周年を迎えテナント契約更新時期を迎えたことによるもので、1階と8階の飲食店街のテナント刷新が中心となる。
8階のレストラン街は「ワイワイグルメ」と称し、和洋中泰などあらゆる国の料理が楽しめる。既に10月より一部が営業を開始していたが、11月20日には渋谷の人気店「東京トンテキ」、リンガーハット運営のとんかつ店「浜勝」、トムヤムラーメン発祥のタイ料理店「ティーヌン」などが開業、全30店舗が出揃い、都内有数の規模のレストラン街となる。
また、1階自由通路「ワイワイマルシェ」は鯛焼き、たこ焼きなど気軽に楽しめる店舗が6店舗出店する。
なお、この改装に伴い8階のゲームセンターは閉館している。
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「ワイワイグルメ」(左)、「ワイワイマルシェ」のフロアイメージ
(ヨドバシカメラ公式サイトより引用)

ヨドバシAkibaフロアガイド
屋上:スポーツ用品、ゴルフ練習場、バッティングセンター
8F:ワイワイグルメ(レストラン街:30店舗)
7F:専門店街(タワレコ、有隣堂書店、スーツカンパニーなど)
6F:ヨドバシカメラ
5F:ヨドバシカメラ
4F:ヨドバシカメラ
3F:ヨドバシカメラ
2F:ヨドバシカメラ
1F:ヨドバシカメラ/ワイワイマルシェ(軽食:6店舗)
B1:駐輪場
B2~B6:駐車場

外部リンク:ヨドバシAkiba

渋谷モディ、2015年11月19日開店-目玉はHMV旗艦店

東京都渋谷区にあるファッションビル「マルイシティ渋谷」を改装・業態転換した丸井グループの新たな商業ビル「渋谷モディ」が2015年11月19日に開店した。
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渋谷モディ。

丸井グループの「モディ」東京都心初出店

モディは丸井グループのエイムクリエイツが運営する複合商業ビルで、町田、川越、平塚にも店舗がある。
19日午前11時の開店時には多くの人が並び、一部の店舗では夜間まで行列ができた。
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初日から多くの客で賑わった渋谷モディ。
エントランスの雰囲気は以前と変わらない。

丸井との違いは「ファッション」から「カルチャー」へ

渋谷モディの丸井時代との大きな違いは、アパレルテナントを約2割に抑え「知的商業空間」をコンセプトに掲げていること。
そして、その目玉となるのが「HMV&BOOKS TOKYO」だ。
HMVはかつて渋谷センター街に旗艦店を出店していたが、2010年に閉店(跡地にフォーエバー21が入居)。HMVは5年ぶりの渋谷再出店となる。
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HMV&BOOKS TOKYO店内

「HMV&BOOKS TOKYO」は売場面積約1,800㎡の大型店で、ローソン系列となった新生HMVの象徴となる店舗。5~7階の3フロアに出店する。
5階は「世界の食と旅」をコンセプトに、ガイドブックや食に関する書籍、そして洋楽などをラインナップ。
6階は「生きるヒント」をコンセプトに、小説、ライフスタイルや自然科学に関する書籍、映像商品などを扱うほか、ローソンチケットカウンターや展示ギャラリーも設置される。展示ギャラリーでは、現在AKB48などの衣装を展示中。
7階は「TOKYOカルチャー」をコンセプトに、コミック、サブカルチャー関連の書籍とCDを扱うほか、インターFMのサテライトスタジオも設置されている。
HMV店内には3フロア全てに多目的イベントステージも設置、CDリリースイベントなどに活用されることになっている。

渋谷来街者の憩いの場に

また、渋谷モディでは飲食店にも力を入れており、「猿田彦珈琲」、オイスターバー「ガンボアンド」、オーストラリアのパイ専門店「パイフェイス」、など渋谷初出店の店が数多くあるほか、スターバックコーヒーは119席の大型店となっており、渋谷の来街者の憩いの場の1つとなることを目指している。
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エントランスのデジタルフロア案内(右下)は11か国語対応。

渋谷モディでは、グランドオープンを記念して12月1日より「渋谷モディor渋谷マルイのある風景」をテーマにフォトコンテストを開催する。
詳細は公式サイトを参照。

渋谷モディ

東京都渋谷区神南1-21-3
TEL:(03)4336-0101
営業時間:11:00~21:00
HMV:11:00~23:00
8階カラオケ店:11:00~30:00
9階レストラン街:11:00~23:30

外部リンク:渋谷モディ
関連記事:渋谷モディ、2015年11月19日開店-マルイシティ跡に

渋谷モディ、2015年11月19日開店-渋谷公園通りのマルイシティ跡に

東京都渋谷区の公園通りに丸井グループのファッションビル「渋谷モディ」が11月19日に開業する。

渋谷公園通りのマルイシティ、モディに

渋谷モディは渋谷公園通りにある「マルイシティ渋谷」を改装した商業施設で、地上9階、地下1階、売場面積は約9,900㎡。^C98D2722B165618129036A6D48D69BF659FB3D97B593026A0D^pimgpsh_fullsize_distr1-縮小
旧マルイシティ渋谷。

渋谷モディのコンセプトは「知的商業空間」
約60店舗のうち、ファッションテナントは2割程度に押さえ、時間消費型の商業施設を目指す。
その象徴となるのが渋谷初出店となる猿田彦珈琲など3店舗の大型カフェをはじめとした飲食店で、9階には人気のオイスターバーなどが出店するレストラン街が設けられるほか、共用休憩スペースも店内各所に設置されている。
また、5~7階にはHMVの旗艦店「HMV&BOOKS TOKYO」が出店。店内には多目的イベントステージも開設される。
渋谷へのHMV出店は5年ぶりとなる。

渋谷モディ

東京都渋谷区神南1-21-3
TEL:(03)4336-0101
営業時間:11:00~21:00
HMV:11:00~23:00
8階カラオケ店:11:00~30:00
9階レストラン街:11:00~23:30

外部リンク:渋谷モディ

丸和、全店で24時間営業終了、京築からは全面撤退-日本初の24時間営業スーパー

北九州市に本店を置くスーパー「丸和」が、2015年12月から24時間営業を全店において中止することになった。

日本初の24時間営業スーパーだった

丸和は1947年に小倉市にて創業。 1951年にセルフレジを導入し、日本初の本格的スーパーマーケットとなったことでも知られる。
 丸和では1979年よりスーパーマーケットとしては日本初の24時間営業を開始。その後、多くの店舗で24時間営業を実施してきた。
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丸和小倉本店。日本初の24時間営業スーパー。

 丸和は経営の悪化により2011年より広島のスーパーマーケット「ユアーズ」(広島県海田町)の運営となっていたが、ユアーズも2015年9月にイズミの連結子会社となり、経営の効率化を進めていた。
24時間営業を実施していた店舗は、12月より原則として9時~23時の営業となる予定。

京築地区からは全面撤退

この他、丸和は11月末で苅田店、新田原店、サンパル行橋店の3店舗を閉鎖すると発表した。
苅田店、新田原店は旧アパンダ(スーパーなかの)からの授受店舗。
この3店舗の閉店により、京築地区から完全撤退となる。
丸和は既に福岡地区、大分県、長崎県からは全面撤退しており、北九州・筑豊・山口に経営資源を集中する。
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丸和サンパル行橋ショッピングセンター。
なお、多くの
テナントは営業を継続予定。
(担当記者:W)

外部リンク:株式会社ユアーズ

※追記:2016年2月より一部店舗で24時間営業を再開。

エムアイプラザ岩田屋筑紫野店、11月3日開店

福岡県筑紫野市のイオンモール筑紫野1階に「MI PLAZA 岩田屋筑紫野」が11月3日に開店した。
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エムアイプラザ岩田屋筑紫野店。

aeonmall_chikushino_zoushoエムアイプラザ岩田屋筑紫野店が出店するイオンモール筑紫野。

「エムアイプラザ岩田屋」は福岡市の百貨店「岩田屋三越」が運営する編集型セレクトショップで、筑紫野店の売場面積は436㎡。
「ヨックモック」、「資生堂パーラー」、「新宿高野」、「茅乃舎」などの食料品や、婦人服、雑貨などの商品をラインナップするほか、お中元・お歳暮シーズンには岩田屋本店(福岡市)と同じギフト商品を取扱う。筑紫野市中心部には既に「岩田屋二日市サロン」も営業しているが、そちらの営業も継続する。
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岩田屋二日市サロンも営業を継続する。

三越伊勢丹HDは小型店舗を92店舗展開しているが(2015年10月現在)、今後も積極的な出店を続け、2018年までに中小店舗を180店にまで伸ばす計画。今後は静岡県藤枝市、名古屋市などへの出店を予定している。
(完成予想図はイオンモール筑紫野公式サイトより)

外部リンク:IWATAYA|岩田屋サロン各店 月間イベント情報

大名古屋ビルヂング竣工-伊勢丹出店、来春グランドオープン

三菱地所はJR名古屋駅前に立地する大型複合ビル「大名古屋ビルヂング」の建て替え工事が10月末に完成したと発表した。

名駅前のシンボルが復活!

大名古屋ビルヂングは、1965年に竣工し長年に亘って名古屋駅前のシンボルとして市民に親しまれてきた同名のビルを建て替えたもので、2013年より工事が行われてきた。
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大名古屋ビルヂング。

新しい大名古屋ビルヂングは地上34階建、地下4階建てで、高さは約175メートル。
名古屋駅前の新たなシンボルとして「50年、100年と親しまれるビルを目指した(三菱地所)」という。
ビル内は大きく分けて、地階~5階の「大名古屋ビル Shops & Restaurants」、7階~16階の「大名古屋ビル Lifestyle & Services」、17階~34階の「オフィスエリア」に分けられる(6階は機械室など)。
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大名古屋ビルヂングフロア構成(三菱地所ウェブサイトより引用)

このうち17階以上のオフィス部分の入居は11月より開始されているほか、金融機関・保険会社・クリニックなどを集約した7階~16階の「大名古屋ビル Lifestyle & Services」の店舗も今月中に一部が開業する。
また、地階から5階までに展開される商業施設「大名古屋ビル Shops & Restaurants」は来春に開業する予定で、来春のグランドオープンに向けて工事が進んでいる。
商業施設の核は伊勢丹で、中規模セレクトショップ「イセタンハウス」として出店。名古屋市内には系列企業の三越の店舗はあるものの、伊勢丹としては名古屋初出店となる。
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「イセタンハウス」ロゴ。

 

名古屋駅前では複数の大規模な再開発が進んでおり、隣接地には2016年中に日本郵便が「JPタワー名古屋/KITTE名古屋」を開業させる予定となっている。
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建設中のJPタワー名古屋。

外部リンク:大名古屋ビルヂング竣工(三菱地所)
外部リンク:中型ファッションセレクトストア<イセタンハウス>「大名古屋ビルヂング」に2016年3月オープン(三越伊勢丹)