中央林間東急スクエア、3月28日開業-「中央林間とうきゅう」を業態転換、図書館も入居

東急中央林間駅前の東急中央林間ビルに出店する総合スーパー「中央林間とうきゅう」が全面改装され、ショッピングセンター「中央林間東急スクエア」として3月28日に開業する。

中央林間東急スクエア。

「中央林間とうきゅう」を業態転換

東急中央林間ビルは1985年4月に開業。東急田園都市線のつきみ野・中央林間駅間延伸に合わせたもので、開業時から「中央林間とうきゅう」として営業をおこなってきた。 売場面積は10,388㎡で、建物は東急電鉄が所有する。
 2015年には駅直結の商業施設「エトモ中央林間」が開業しており、東急中央林間ビルとは連絡通路で直結されている。
東急スクエアとしては8店舗目となった。

「ショッピングセンター化」、総店舗数35店、神奈川初も

東急中央林間ビルはこれまでは総合スーパー「東急ストア」を主体とした売場であったが、今回の「東急スクエア」への業態転換でショッピングセンター化され、「無印良品」「スーツセレクト」「ABC-MART」「Green Parks topic」「キャン・ドゥ」「トモズ」などお馴染みのチェーン店が出店(キャンドゥなど一部は全面改装)した。

キャンドゥは改装・増床された。

さらに鯖江の眼鏡を販売する「ふくいめがねSpot」や町田に本店を置く生花店「VERY VERY」など、こだわりの店舗が神奈川県初出店となった。総テナント数は35店舗となる。

VERYVERY。観葉植物中心の売場で、1階の生花店と差別化。

無印良品、ABC-MARTなどでは、館内に入居する子育て支援施設(後述)との連携を図るべく、キッズ商品を充実させている。

無印良品では入口附近にキッズ売場を配した。


ABCマートでもキッズ関連商品を充実させている。

また、核店舗の「東急ストア」は今回の改装により食品中心の売場となったが、新たにセミセルフレジを導入したほか、大和市周辺の産品を多く導入し、地産地消を目指す売場となった。

東急ストア。

ヘテムル

3階の大部分が公共施設に-図書館も21時まで開館

今回の改装では3階の大部分が公共施設ゾーンとなったことも特徴だ。
その核施設となるのは「大和市立中央林間図書館」。施設面積は約740㎡で、蔵書数は約17,000冊。将来的には約3万冊にまで増やす予定だという。
図書館の指定管理者は図書館流通センターなど6社で構成される「やまとみらい」。館内はショッピングセンター内ということで通路に面した壁や仕切りを取り払うなど開放感ある造りが特徴で、蔵書もファミリー層を意識した選書となる。また、ブックカフェとして「星乃珈琲店」が導入されており、カフェセレクトのオススメ書籍コーナーも設置される。
図書館の営業時間はビルと同様の21時までと、市立図書館としては比較的遅いことも特徴だ。

市立中央林間図書館と星乃珈琲店。

さらに、図書館の隣接スペースには、「大和市子育て支援施設」(「送迎ステーション」「託児室」「子育て相談スペース」が入居)、「大和市役所中央林間分室」が開設される。
これまで中央林間で行える大和市の行政手続きは証明書交付などのみであったが、東急スクエア内において引越の住所移動手続きや出産結婚など戸籍変更の届け出ができるようになった。また、子育て支援施設の一時預かり施設は東急の休館日以外1日最大4時間500円、子育て相談は無料となる。

市役所分室。4月2日から利用できる。

これらの公共施設ゾーンは、4月1日(市役所分室は4月2日)から開館する。

東急と大和市のベストマッチングで客層拡大ねらう

大和市の人口は約24万人であるが、東急グループが中央林間駅近くで新たなニュータウンの開発を進めているなど、今後もベッドタウンとして人口増加が続く見込みであり、30代~40代の働き盛りの人口割合が比較的多い。その一方で、これまでの総合スーパー「中央林間とうきゅう」のおもな客層は60~70代の女性であったという。
また、大和市もこれまで中央林間地区への公共投資をあまりおこなって来なかったといい、今回の改装は「東急と市側のベストマッチング」であったと思われる。
東急グループは今回の「東急スクエア」への業態転換・東急ストアの改装、図書館・子育て支援施設などの導入により、客層を男性サラリーマンや子育て世代の親子などへも拡大したい考えで、今後は年商約70億円、来館者数約1万人(公共施設除く)を目指すとしている。

中央林間東急スクエア

住所:神奈川県大和市中央林間4-12-1
営業時間:10時~21時(東急ストア、図書館など主なテナント)

外部リンク:中央林間東急スクエア 公式サイト
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