東急東横線武蔵小杉駅の高架下にある「東急ストア武蔵小杉店」(武蔵小杉東急ストア)が2月28日で閉店する。同店は東急ストアの1号店であった。
武蔵小杉東急ストア(写真右奥、高架下)。
東急ストア1号店、62年の歴史に幕
東急ストア武蔵小杉店は東急ストアの前身である「東横興業」が運営するスーパーマーケット1号店として1956年11月に武蔵小杉駅北口に開店。
その後、屋号は東興→東光を経て1975年に東急ストアとなり、さらに東横線の高架化に伴って店舗を武蔵小杉駅の高架下へと移転した。
2013年4月には隣接して駅ビル「武蔵小杉東急スクエア」が開業している。
武蔵小杉駅と東急スクエア。
東急ストアは高架下左側に出店する。左端はららテラス。
閉店理由は「高架橋の耐震化工事」-再出店するかは未定
東急ストア武蔵小杉店の閉店は店頭の掲示にて発表されたもので、閉店理由は東横線高架橋の耐震補強工事実施によるもの。現在24時間営業の同店であるが、2月24日からは24時間営業も取りやめ、2月28日は19時で閉店する。
東横線高架橋の耐震化工事は以前から行われているもので、同じく高架下に出店しており東急ストアに隣接する「紳士服のコナカ武蔵小杉店」も工事の影響で3月4日に閉店することを発表している。
スーパー激戦区となっている武蔵小杉駅前であるが、東急ストア1号店として、そして東急スクエアの実質的な核店舗として長年に亘って人気を集めて来た同店だけに、早期の再出店が望まれるが、同様の理由で2016年10月に閉店したマクドナルド武蔵小杉駅前店周辺の耐震化工事が2018年2月現在も継続しておこなわれているなど、工事は長期間に亘ることが予想され、2018年2月時点は再出店を行うかどうかについても発表されていない。
外部リンク:武蔵小杉東急ストア
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