東北大・雨宮キャンパス跡地に「イオンモール」、6月着工-市中心部近く、2019年秋の開業目指す

仙台市青葉区堤通雨宮町の「東北大学雨宮キャンパス」跡地で、大型商業施設「イオンモール」(名称未定)の建設工事が2018年6月に着工される。施設は2019年9月頃の開業を目指す。
建設されるイオンモール。(イメージ)

旧・東北大雨宮キャンパス跡地を開発-市役所も徒歩圏

イオンモールが建設されるのは、仙台市地下鉄南北線・JR仙山線北仙台駅から南に500m離れた「東北大学雨宮キャンパス」跡地の一部(約3.5ha)。仙台市中心部に近く、市役所から徒歩10数分の距離だ。
雨宮キャンパスに入居していた農学部は2016年に青葉山へ移転し、建物は既に解体されている。
旧キャンパス(約9.3ha)の土地は2013年にイオンモールが約220億円で落札し、2018年2月中の引渡しが予定されている。

かつての東北大雨宮キャンパス。

イオンモールは商業棟と駐車場棟で構成。商業棟は地上4階建てで、延床面積は約50,000㎡。敷地内には4ヶ所の広場、旧雨宮キャンパスの樹木を用いた緑化空間も設けられる。
2018年6月に着工し、2019年9月頃の開業を目指す。
旧キャンパスの樹木を使った緑化空間も設けられる。(イメージ)

モール隣には病院、住宅が建設予定

イオンモールが取得した約9.3haのうち、商業施設以外の残りの用地には病院機能と住宅機能がそれぞれ設けられる。
病院用地には「仙台厚生病院」を運営する一般財団法人厚生会(仙台市青葉区)が医療福祉施設を建設予定。住宅用地の計画は2018年2月現在明らかになっていない。いずれも建設時期は未定。

外部リンク:雨宮キャンパス跡地利用計画に係る環境影響評価書を縦覧しています(仙台市公式サイト)
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