神奈川県横浜市栄区のJR大船駅笠間口にある複合商業施設・ショッピングセンター「oh!plaza」(オー!プラッザ)が、再開発事業の進行に伴い4月16日を以て閉館する。
オー!プラッザ。
旧・大船サティ、再開発で閉店に
オー!プラッザの建物は1976年4月に「ニチイ大船店」として開業。「大船サティ」に転換したのち、2002年1月に閉店、その後、オープラッザとなった。
建物は地下1階、地上5階建てで、売場面積は10,878㎡。
現在は、建物の大半を占める「ヤマダ電機 LABI大船」を核店舗に、食品スーパー「ライフ」、100円ショップ「ダイソー」など複数の専門店が出店している。
大船駅東口交通ターミナル(手前)とオー!プラッザ。
しかし、オープラッザは大船駅前で進められている再開発事業の対象エリアとなっており、近いうちの施設の閉鎖が確定的なものとなっていた。
全体の閉館日は4月16日だが、核店舗のヤマダ電機は4月2日に先行閉店する。閉館後、建物は解体される。
再開発で複合施設に-東急不動産が参画
オー!プラッザ跡地など大船駅北口の約1.7haを再開発する「大船駅北第二地区第一種市街地再開発事業」では、地上8階建ての都市型商業施設(駐車場含む)と地上21階建てのマンションの複合施設、約5,800㎡の駅前広場などが整備される予定となっている。
総事業費は約250億円で、2020年末の完成を目指すとしている。再開発イメージパース。
この再開発には、事業協力者として東急不動産が参画している。
東急グループは大船の隣駅・JR戸塚駅前の再開発施設「トツカーナ」(東急プラザ戸塚)の運営も行っているほか、JR鎌倉駅前では飲食店街の運営などもおこなっており、湘南地域での影響力をますます強めることになる。
外部リンク:oh!plaza(オープラッザ)
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