イオン水巻店、2017年3月31日閉店-旧・ユニードダイエー水巻アピロス

福岡県水巻町の「イオン水巻店」が2017年3月31日に閉店する。
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ダイエー水巻店。

「水巻アピロス」33年の歴史に幕

イオン水巻店は、1983年4月に「ユニード水巻アピロス」として開業。
(なお、ユニードは1981年よりダイエーグループ入りしていた)
運営会社の再編に伴い、屋号を1991年に「ユニードダイエー」に、1994年に「ダイエー」に改称。2015年9月に九州のダイエー店舗がイオン九州に経営譲渡されるのに伴って「イオン水巻店」に改称されたばかりだった。
売場面積は14,632㎡、建物は平屋で、建物は地元企業が所有。テナントとしては、書店「アシーネ」、ゲームコーナー「らんらんらんど」、100円ショップ「ダイソー」、「サンドラッグ」などが出店している。

一方で、近隣にはここ数年のあいだにトライアル、ルミエール、ラ・ムーなどディスカウントストアの出店が相次いでおり、水巻町の周辺は「九州有数のディスカウント激戦区」とも言われているほか、イオン水巻店と道を挟んだ向かい側に「ディスカウントドラッグコスモス」も出店。
さらに、2016年4月には水巻町と隣接する北九州市八幡西区の「サンリブ折尾」が建替えで全面リニューアルされたこともあり、集客力が低下していた。
また、こうした競争のなか、近隣のショッピングセンター「グランモール水巻」においても多くのテナントの撤退が起きている。

後継店舗は未定-閉店つづく旧ダイエー

イオン水巻店の跡地活用方法は決まっていない。
イオン九州が、昨年のダイエー移管後に閉店を発表した店舗はこれで5店目(イオン九州が継承をせずに閉店したJR久留米店を含めると6店目)となる。
なお、水巻町内のイオン系スーパーマーケットはこのほかに「マックスバリュ水巻店」、「レッドキャベツ水巻店」がある。

関連記記事:イオン銅座店、2017年2月末閉店-旧ユニード・ダイエー銅座店
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外部リンク:イオン水巻店閉店のお知らせ
外部リンク:イオン水巻店

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