ミスド、定番商品を値下げし「毎日おいしいプライス」に-新業態「ミスタードーナツ・トゥーゴー」も展開へ

ミスタードーナツは、テイクアウト特化型の新業態店舗「Mister Dounut to go」の1号店を相鉄三ツ境駅ビル「三ツ境ライフ」に出店させた
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Mister Dounut to go三ツ境店。

持ち帰り特化のミニ店舗、ギフト需要も開拓

「Mister Donut to go」のコンセプトは、「大切な人へ、笑顔もお持ち帰りしよう」。
従来のミスタードーナツに“ギフト要素”をプラスしたテイクアウト専門店で、「Mister Donut to go カラフル・ポン・デ・Jr.」(税抜100円)など、ギフトにも最適な限定商品の販売もおこなう。
また、テイクアウト専門店とすることで、従来は難しかった駅ビルなどでの狭小店展開を増やすとしており、5年後には約200店舗の展開を目指すという。

定番商品の大部分を値下げ-ポンデリングなど100円に

さらに、ミスタードーナツでは「毎日おいしいプライス」として11月8日から定番商品のドーナツおよびパイ43種類のうち、ポン・デ・リング類6種、オールドファッション類6種、フレンチクルーラー類6種、イーストリング類9種など計35種を、10~30円(税別)値下げしている。
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毎日おいしいプライス」の横断幕が掲げられた店舗。

この値下げにより「ポンデリング」「オールドファッション」など12種類が常時100円(税別)で提供されることになる。
なお、毎月開催されていた100円セールは今後は開催しない予定だという。

業績下降のミスド、「いいことあるぞ」復活で復権めざす

他のファーストフードに加えてコンビニドーナツや菓子パンとの競争に晒されるなか、ミスタードーナツの業績は下降気味となっており、ミスタードーナツを運営するダスキンの2017年3月期中間決算では、フードグループ(殆どがミスタードーナツ事業)で売上高が前年同期比8.3%減の202億8500万円、赤字幅は同1億8800万円増の5億6500万円となっており、2017年3月期連結決算における全事業の業績予想でも売上高を1665億円から1630億円に下方修正している。
ミスタードーナツでは、値下げとともに既存店の改装も推し進め、ブランドスローガンとして「いいことあるぞ Mister Donut」の復活もおこなうという。
かつてのブランドロゴの復活により、ミスド自体も「復活」することができるか、注目が集まる。

外部リンク:ミスタードーナツ
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