カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

DON DON DONKI OPモール本店、2019年12月12日-ドンキ香港旗艦店、荃湾西駅直結の「海之戀」に

香港・港鉄MTR西鉄線荃湾西駅直結の「OP Mall(海之戀商場)」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の「DON DON DONKI OPモール本店」が2019年12月12日午前10時(現地時間)に開業する。
(驚安之殿堂「唐吉訶德海之戀商場店」、2019年12月12日開幕。)

DON DON DONKI OPモール本店。

ドンキ、香港2号店は荃湾西駅のショッピングセンターに

OP Mallは2019年に複合商業施設「海之戀(Ocean Pride)」の商業フロアとして開業。建物は地上4階地下2階建。
ドン・キホーテの「DON DON DONKI」を核に、CK Hutchison(長江和記)グループ「PARKnSHOP(百佳)」の高級食品スーパー「Taste」やステーキレストラン併設の高級スーパー「Feather & Bone」、米国発祥のファミリーレストラン「Ruby Tuesday」、フィットネスジム「AIR Fitness」、「マクドナルド」といったテナントが出店する。

DON DON DONKI OPモール本店は施設の3階に出店、売場面積は2,479㎡。ドンキは香港2店舗目。PPIHグループの「パン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)」が運営を行う。
日本ブランドの商品を中心に取扱う「ジャパンブランド・スペシャリティストア」として、生鮮食品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)に加え、酒、化粧品、生活雑貨、日用消耗品などを展開。イートインコーナーを併設したライブキッチンでは、調理品や焼き芋の提供を行う。
同店には2020年2月を目処に、ラーメン店や天丼専門店など日本にルーツを持つ飲食店も出店するなど、香港1号店「DON DON DONKI ミラプレイス2店」(2019年7月開店)の約2倍の売場面積を持つ旗艦店として店舗名に「本店」を冠する。

DON DON DONKI OPモール本店

住所:2/F OP Mall,100 Tai Ho Road, Tsuen Wan, New Territory, HongKong
地址:香港新界荃灣區荃灣大河道100號 海之戀商場 3F
営業時間:午前9時〜翌午前1時

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ドン・キホーテ大田原店、2019年12月12日開店-長期廃墟の「とりせん・サントリア」跡に

栃木県大田原市加治屋に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ大田原店」が2019年12月12日午前9時に開店する。

ドン・キホーテ大田原店。

ドンキ、廃墟状態だった「とりせん」の大型店舗跡に出店

ドン・キホーテ大田原店の建物は地上2階建、直営営業フロアは1階のみ、売場面積は約2,516㎡。ドンキとしては栃木県内6店舗目で大田原市内では初の店舗となる。
元々、ドンキが出店する建物は群馬県館林に本社を置く北関東地場大手スーパー「とりせん」が運営する総合スーパー「とりせん大田原店」として開店したもので、同社大田原市内唯一の店舗として、系列の衣料品店「サントリア」や100円ショップ「ダイソー」、「マクドナルド」など出店していたが2012年10月をもって閉店、建物は7年近く放置されており廃墟状態となっていた。

店内にはスイカ、塔屋にはドンペンの装飾も

ドン・キホーテ大田原店1階は「地域に密着する顧客ニーズ対応型の驚安店舗」として、日用消耗品などの生活必需品や酒類、菓子・珍味、スマートフォンアクセサリーに加えて、近隣に工業施設が多いことから安全靴を始めとする工具類を取扱うなど、地域の顧客ニーズに合わせた店舗づくりを行う。
また、大田原市では平安時代の武将「那須与一」と縁の深い場所としてブランドスイカ「与一西瓜」が生産されていることから、スイカにちなんだ店内装飾を施すが、生鮮食品売場は設置しない。また、同店建物の塔屋には、ドン・キホーテの公式キャラクター「ドンペン」をモチーフにしたデザインを施す。

ドン・キホーテ大田原店エレベーター扉デザイン。

同店2階は専門店フロアとして、老舗総合リサイクルショップ「アメ商百貨店」やバローグループのダイユーエイトが運営するフィットネスジム「アクトスWill_G」、ふくろうカフェ「Ricky」、美容室「HAIR SALON IWASAKI」、美容サロン「きみのエステ」、ゲームコーナーなど6店舗が出店する。

ドン・キホーテ大田原店のテナント一覧
  • アメ商百貨店(総合リサイクルショップ)
  • ふくろうカフェRicky(ふくろうカフェ)
  • HAIR SALON IWASAKI(美容室)
  • きみのエステ(美容サロン)
  • ゲームコーナー
  • アクトスWill_G(フィットネスジム)
    ※アクトスは2020年2月開店予定
ドン・キホーテ大田原店

住所:栃木県大田原市加治屋83-27
営業時間:午前9時~翌午前2時

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イオンタウン稲城長沼、2019年12月12日開業-ピーコックストアを核に12店舗が出店

東京都稲城市東長沼のJR南武線稲城長沼駅近くに、イオンタウンのショッピングセンター「イオンタウン稲城長沼」が2019年12月12日午前10時に開業する。

イオンタウン稲城長沼(川崎街道側)。

稲城長沼駅近くに地域密着型のイオンタウンが開業

イオンタウン稲城長沼は千代田多摩倉庫跡地に出店。建物は地上2階建で敷地面積は約8,795㎡、総賃貸面積は約5,820㎡。イオンタウンは東京都内では2施設目となる。
コンセプトに「Life Style Supporter」を掲げ、イオンマーケットが運営する食品スーパー「ピーコックストア」を核に、家電量販店「ケーズデンキ」、眼鏡店「眼鏡市場」、稲城市初出店となるスタミナ丼専門店「伝説のすた丼屋」、24時間フィットネスジム「マイボディ」など12店舗が出店する。

イオンタウン稲城長沼。

こだわり商品拡充のピーコック、系列店との差別化なるか

イオンタウン稲城長沼の核となる食品スーパー「ピーコックストア稲城長沼店」は施設の1階に出店。ピーコックストアは2012年4月の中野マルイ店以来7年ぶりとなる新規出店(既存店の移転除く)で、稲城市内初出店となる。
稲城長沼店では「ちょっと良い品」「簡単調理品」を拡充し、惣菜売場では老舗とんかつブランド「井筒まい泉」の商品を販売するほか、中華専門店「香味楼」の中華惣菜コーナーを展開、インストアベーカリーやイートインコーナーも併設する。
また、青果売場では大田市場直送の新鮮野菜・果物、鮮魚売場では豊洲市場直送品に加え、曜日限定で「銚子港直送の丸魚」を取扱うなど、「ピーコックストアならではの旬と鮮度にこだわった商品」を提供するとしている。
稲城駅周辺では、イオングループの総合スーパー「ダイエーグルメシティ稲城店(旧・忠実屋稲城店)」が営業しているが、地上2階建、店舗面積1,397㎡という規模で衣食住を展開しているため、同社運営店舗のなかでも極めて狭小な食品売場となっている。
ピーコックストアには、稲城長沼駅エリア最大規模となる商業施設の核として、百貨店系スーパーとして創業した同社の強みを活かした「こだわりの品揃え」が期待される。

イオンタウン稲城長沼のテナント一覧
階数 店舗名 業種
1階 ピーコックストア スーパーマーケット
1階 眼鏡市場 メガネ
1階 マイボディ フィットネス
1階 チョキペタ 理容・美容
1階 買取ネオスタ 買取
1階 ほけんの110番 保険
1階 WAKOクリーニング クリーニング
1階 コインランドリー WAKO コインランドリー
1階 ベネッセの英語教室 BE studio 教室
1階 ミューズ歯科クリニック 歯科
1階 伝説のすた丼屋 飲食
2階 ケーズデンキ 家電
イオンタウン稲城長沼

住所:東京都稲城市東長沼1212-1
営業時間:午前9時~午後10時45分(ピーコックストア)
営業時間:午前10時~午後9時(物販・サービス専門店)

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サミットストア大田大鳥居店、2019年12月11日開店-京急大鳥居駅前のニトリ、複合店舗に

東京都大田区のニトリ大田大鳥居店地下1階に、サミットの食品スーパー「サミットストア大田大鳥居店」が2019年12月11日に開店する。

サミットが出店する「ニトリ大田大鳥居店」。

京急大鳥居駅前のニトリ、サミットとの複合店舗に

ニトリ大田大鳥居店は2016年7月に、大手ゲームメーカー事務所「セガ羽田本社3号館(旧・赤井電機本社)」跡地に開店。建物は地上5階地下1階建、店舗面積は6,939㎡。
ニトリは開店当初、地下1階~地上2階に大型家具・インテリア雑貨売場を展開していたが、2019年1月以降食品スーパー出店準備のため売場を地上1~2階に集約していた。
サミットストア大田大鳥居店はニトリ地下1階に出店。売場面積は1,741㎡、バックヤード面積は952㎡、年商目標は26億円。サミットとしては東京都83店舗目、大田区6店舗目となる。
サミット直営生鮮食品売場では、作業場一体型開口タイプの鮮魚キッチン「おさかなキッチンコーナー」や全面ガラス張りの精肉キッチン「グリルキッチンコーナー」を導入するなどライブ感・シズル感の演出を重点的に取組み、週末には家族連れが楽しめる「まぐろ解体販売」「じゃんけん大」「重量当てクイズ」といったイベント性を打ち出した店舗を目指す。また、コイン式コーヒーマシンを備えるイートイン「サミCafe」を併設する。

ニトリの複合店舗、既存店にも広がりをみせるか

ニトリは2011年10月に自社主導型商業施設「ニトリモール東大阪」を開設して以降、2016年12月にイトーヨーカドー食品館とのコラボ店舗「ニトリ梅島ショッピングセンター」を出店、2017年2月にはヤマダ電機とのコラボ店舗「ニトリ狛江ショッピングセンター」を出店するなど、食品スーパーや家電量販店など異業種と連携した新規出店を数多く行っている。その一方、既存の大型店の一部をコンバージョンして食品スーパーを誘致する例は従来見られなかった。
今後も大田大鳥居店と同様に、集客力の向上に繋がる既存店への食品売場導入が行われる可能性もあろう。
2016年12月に出店したニトリ梅島ショッピングセンター。

サミット大田大鳥居店

住所:東京都大田区東糀谷2-12-22
営業時間:9時~23時

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MEGAドン・キホーテUNY稲沢東店、2019年12月10日開店-ユニーのお膝元、リーフウォーク稲沢のアピタ跡に

愛知県稲沢市のJR東海道本線稲沢駅近くで営業するショッピングセンター「リーフウォーク稲沢」の新たな核テナントとして、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウント「MEGAドン・キホーテUNY稲沢東店」が2019年12月10日に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY稲沢東店。

ユニー旗艦店「リーフウォーク」、MEGAドンキUNY核に

リーフウォーク稲沢は2009年3月に、稲沢市とUR都市機構(都市再生機構)が共同開発する区画整理事業「グリーンスパーク稲沢21」の中核施設として開業。建物は地上2階建2棟(アピタ棟・専門店棟)、敷地面積82,416㎡、建築面積40,562㎡、営業面積50,088㎡、延床面積78,827㎡。ユニーの大型商業施設ブランド「ウォークモール」業態としては6施設目だった。
リーフウォーク稲沢という施設名は、稲沢が古くから植栽産業が盛んな街であることに由来したものであり、キーワードに「毎日かがやく、緑のまちへ」を掲げ、ユニー初となる壁面緑化や屋上緑化を実施、リサイクルステーションの配置を行うなど、環境に配慮した施設づくりを推進している。
リーフウォーク稲沢は開業以来、ユニーの大型総合スーパー「アピタ稲沢東店」を核に、ファストファッション「ユニクロ」、靴量販店「ABCマート」、セブン&アイHD傘下の総合ベビー服・ベビー用品店「アカチャンホンポ」、夢屋書店を前身に持つ「BOOKS えみたす」、家電量販店「上新電機(Joshin)」、100円ショップ「ダイソー」、大型アミューズメント施設・ゲームセンター「プラザカプコン」など約140の専門店が出店していたが、ドンキへの業態転換のため2019年9月22日をもってユニー直営売場を閉店、リーフウォーク専門店街のみ営業を継続していた。

MEGAドンキUNY転換でアピタタウン稲沢と差別化目指す

MEGAドン・キホーテUNY稲沢東店の建物(旧・アピタ棟)は地上2階建、直営売場面積は8,276㎡。当初、ユニーの100%子会社として設立されたUDリテールが運営する。ドンキとしては愛知県内31店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては愛知県内11店舗目、稲沢市内では初となる。
アピタ時代と同様に生鮮食品の取扱うほか、女性に人気の化粧品・衣料品を拡充、アウトドア関連の衣料品・食料品・住居関連品などまとめて展開する一体型の「くつろぎスペース」を提供する。 近隣には「アピタタウン稲沢(アピタ稲沢店)」が営業することから、ドンキが得意とする驚安価格の商品を強化するなど差別化を図る。

ウォーク初、稲沢初のダブルネーム化が意図するものとは

ユニーは1990年代初頭に本社・本部機能を稲沢市に移転して以来、1996年に「アピタタウン稲沢(アピタ稲沢店)」、2009年に「リーフウォーク稲沢(アピタ稲沢東店)」を相次ぎ開設、両店舗ともに同社の旗艦店として位置付けられるなど、長年稲沢市は「ユニーのお膝元」としての役割を担っていた。
ユニーは2018年10月に、当時経営統合していた「ファミリーマート」との連携強化を目的として、名古屋駅近くの「グローバルゲート」(ささしまライブ24内)に本社機能を一時移転したが、2019年1月のドン・キホーテHD(現・PPIH)との経営統合もあり、11月4日に本社機能を再び稲沢市に戻している。

今回のアピタ稲沢東店のMEGAドンキUNY化は、ユニーの旗艦ブランドであるショッピングセンター「ウォークモール」の核店舗が「MEGAドン・キホーテUNY」になった初のケースでもあり、同社の今後の未来を決定づける店舗となるだろう。
PPIHは2022年中を目途に「アピタ」「ピアゴ」約100店舗を業態転換するとしており、今後もさらなるユニーのドンキ化が推し進められるとみられる。

MEGAドン・キホーテUNY稲沢東店

住所:愛知県稲沢市下津穂所1丁目1-1
営業時間:午前8時~翌午前0時

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ミスターマックス食品館月隈店、2019年12月6日開店-MrMaxの食品ディスカウント新業態1号店、レッドキャベツ下関巌流市場(旧・寿屋)跡地に

福岡県福岡市博多区東月隈のレッドキャベツ巌流市場月隈店跡地に、食品ディスカウント「ミスターマックス食品館月隈店」が2019年12月6日午前9時に開店する。

MrMax食品館ロゴマーク。

生鮮食品の拡充に舵を切るディスカウントの先駆者

ミスターマックスは1925年10月に福岡県田川市で家電販売業として創業。1978年10月の福岡市南区長住への本部機能移転を機にディスカウントストア業態1号店を出店し、1990年代には東証一部に上場、複数の大型専門店により構成されるパワーセンター「ハイパーモールメルクス」業態を開発し、九州地盤のディスカウントとしてはいち早く首都圏進出を果たした。
同社は2000年代に、九州地盤の同業他社との競争激化により業績が低迷するが、2008年に日配品・冷凍食品を取扱う小商圏型新業態1号店「ミスターマックスSelect野芥店」を開店、2009年に直営生鮮食品売場を導入したスーパーセンター1号店「ミスターマックス岡山西店」を開店するなど業態改革を開始、5,000㎡超の大型店や老朽店舗の閉鎖を合わせて行うなど、食強化に合わせて積極的なスクラップ&ビルドを推し進めている。
2015年3月期には純利益29億8200万円の赤字を記録したが、生鮮品を導入した店舗モデルへの転換が功を奏し近年の業績は好調を維持している。

新業態では「食品強化の姿勢」より鮮明に

ミスターマックス食品館月隈店は、イオングループのレッドキャベツ巌流市場月隈店(旧・寿屋月隈店)を解体した跡地に出店。建物は平屋建、売場面積は約1,411㎡(427坪)。

レッドキャベツ下関巌流市場月隈店。(2018年解体)

ミスターマックス食品館月隈店は食品強化型の新業態「ミスターマックス食品館」1号店として、生鮮食品(青果・鮮魚・精肉)や惣菜を中心とした各種食料品に加え、生活必需品として医薬品や洗剤、化粧品、ペット用品、キッチン用品、文具、肌着などを厳選して展開する。
新店舗の売場面積は、従来同社が小商圏型業態として展開していたミスターマックスSelectと同水準であり、同社の食品強化の姿勢がより鮮明なものとなった。今後も新規出店や既存店の業態転換により食品館業態の店舗を増やしていくものとみられる。

ミスターマックス食品館月隈店

住所:福岡県福岡市博多区東月隈3丁目18番1号
営業時間:午前9時~午後10時

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ビバモール本庄、2019年12月4日開業-「スーパービバホーム」「ヤオコー」核、本庄市役所前に

埼玉県本庄市の本庄市役所前に、LIXILビバのショッピングセンター「ビバモール本庄」が2019年12月4日に開業する。

ビバモール本庄。

地域最大級、ホームセンター核のショッピングセンター

ビバモール本庄の建物は地上2階建、売場面積は24,684㎡、駐車台数は約1,500台。本庄市内で営業するベイシアグループの旗艦店「ベイシアゲート本庄早稲田」(2013年6月開業)を上回る市内最大の商業施設となる。
ビバモール本庄はコンセプトに「生活に密着した新しい商店街」を掲げ、2019年11月30日に先行開店したLIXILビバの大型ホームセンター「スーパービバホーム本庄店」(売場面積12,231㎡)を核店舗、食品スーパー「ヤオコー本庄中央店」(売場面積約1,976㎡)を準核店舗とする。

スーパービバホーム本庄店。


ガーデンセンターは吹抜けで明るい雰囲気。


ヤオコー本庄中央店。

そのほか、産直市場「わくわく広場」、ドラッグストア「スギドラッグ」、カジュアル衣料「マックハウス」、靴量販店「シュープラザ」、眼鏡店「ビジョンメガネ」、100円ショップ「ダイソー」、書籍・文具店「文真堂書店」、ファストフード店「バーガーキング」、カフェ「ドトールコーヒー」、タピオカクレープ店「フードポートカフェ」、イタリアンレストラン「サイゼリヤ」、イオングループのアミューズメント施設「モーリーファンタジー」、時間制屋内遊園地「Kid’s US.LAND」、郵便局「ビバモール本庄郵便局」など約30店舗が出店する。

2階・専門店街の飲食ゾーン。サイゼリヤなど。


2階・専門店街のサービスゾーン。


1階には郵便局も。

埼玉県本庄市公式マスコットキャラクター(ゆるキャラ)をあしらった子供向けプレイランド「はにぽん広場」や休憩所「お待ち広場」、足湯の設置も行う。

はにぽん広場。


お待ち広場。


足湯。

(撮影:たいせさん

ビバモール本庄のテナント一覧
店舗名 業種
スーパービバホーム ホームセンター
ヤオコー 食品スーパー
ラックラック オフプライスストア
プチテンテ ファッション雑貨
カンガルー堂 バッグ・財布
シュープラザ
ビジョンメガネ 眼鏡
マックハウス ファミリーカジュアル
誠美堂 ジュエリー 時計
AVENUE 婦人服ブティック
文真堂書店 書籍・文具
フードボールカフェ タピオカ・クレープ
登利平 お持ち帰り弁当・惣菜販売
米乃家 和菓子・焼き物
ほけん選科 保険代理店
浜町整骨院/セラピック浜町 整骨院
カーサカラー ヘアカラー
クイックカットBB ヘアカット専門店(理容室)
めばえ教室 幼児教室
モーリーファンタジー アミューズメント
りらくる リラクゼーション
カーブス 女性専用フィットネスクラブ
ドゥ・スマート トレーニングジム
ステップゴルフ ゴルフスクール
USキッズランド サービス
セルフ洗車機 サービス
宝くじ サービス
ビバモール本庄 郵便局 郵便局
ドトールコーヒー カフェ
サイゼリヤ 飲食
アリィエハコ 飲食
武蔵野うどん竹國 うどん
ジャンクガレッジ ラーメン まぜそば
バーガーキング ハンバーガー
ビバモール本庄

住所:埼玉県本庄市中央2丁目4番60号
営業時間:6:30~21:00(スーパービバホーム資材館)
営業時間:9:00~21:00(スーパービバホーム生活館)
営業時間:(専門店街)

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イオングループ、ポケモンGO「ポケストップ」「ジム」の大半を2019年12月1日廃止-ダイエー、マックスバリュなど全面撤退、「1/10」に

大手流通グループ「イオン」は、米Niantic社が運営する位置情報ゲーム「PokémonGO」上の施設「ポケストップ」「ジム」約3,000店舗を2019年12月1日をもって廃止した。aeonmakuharishin
ポケストップが残るイオングループの店舗。(千葉県千葉市)

イオングループのポケストップ・ジム設置店舗は2019年12月2日現在、「イオン」「イオンモール」「イオンスーパーセンター」の一部店舗(340店舗)のみとなっている。

イオンのポケストップ・ジム、わずか1/10に大幅減少

PokémonGOは2016年7月に、Googleの社内スタートアップを前身に持つ米Niantic社とポケモンの連携によりサービスを開始。
アプリ配信直後よりユーザー数が爆発的に増加し、公園や駅などポケストップ密集地にプレイヤーが押し寄せるなど社会現象を巻き起こした。
都市部と地方での「ポケストップ格差」や立入禁止エリアへの不法侵入など位置情報活用に起因するトラブルもみられたが、ブーム沈静化後も順次新要素を追加、地域活性化を目的とした自治体とのコラボイベントが全国各地で開催されるなど人気を維持している。また、2019年7月にはスポーツ庁の新規プロジェクト「Sport in Life」第1弾認定を受けている。

イオンは2016年12月7日に、米Niantic社と「ポケットモンスター(ポケモン)」をテーマにした位置情報ゲーム「PokémonGO」に関するパートナーシップ契約を締結。
イオングループの商業施設「イオンモール」「イオンタウン」、総合スーパー「イオン」「ダイエー」(グルメシティ、イオンフードスタイル)、ディスカウント「イオンスーパーセンター」「ザ・ビッグ」、食品スーパー「マックスバリュ」「ピーコックストア」「光洋」「マルナカ」「まいばすけっと」など世界7ヶ国3,498店舗に、ゲーム上で各種アイテムの取得が可能な「ポケストップ」、プレイヤー同士での対戦も可能な「ジム」を設置したほか、2018年7月には一部店舗でゲーム上のイベント参加可能な「スペシャルウィークエンド参加券」を1,000円以上購入した買物客を対象に配布するなど、店舗と連動した企画を行っていた。
イオンと米Niantic社によるパートナーシップ契約から丸3年が経過しており、契約期間更新を機に提携規模を縮小したものとみられる。

イオンによるポケストップ・ジム一部閉鎖の告知。

ポケストップ、さらなる減少の可能性も?

日本国内では米Niantic社が2012年にサービス開始した位置情報ゲーム「Ingress」同様に、大手ファストフード店「マクドナルド」や大手携帯電話キャリア「ソフトバンク」「ワイモバイル」など各社が、米Niantic社とパートナーシップ契約を締結し、自社店舗にポケストップ・ジムを設置している。
2019年1月には大手複合書店「TSUTAYA」が、6月には大手ドラッグストア「マツモトキヨシ」が新たにパートナーシップ契約を締結するなど提携企業は増加傾向にある一方、2018年8月をもって大手シネマコンプレックス「TOHOシネマズ」がスポンサー契約を終了、2019年11月に九州地盤の大手ファミレス「ジョイフル」がポケストップ・ジムを廃止するなど、提携企業の減少もみられるようになった。

イオングループのポケストップ。
大型店では館内に複数のポケストップ・ジムが設けられていた。

提携企業のうち、マクドナルドは携帯性に優れたセットメニュー「トレーナー応援セット」を定期的に販売、マツモトキヨシも「5%OFFクーポン」を期間限定で配布するなど、PokémonGOのプレイヤーを対象とした販促も行われているが、顧客としての取込みは難しいとみられ、今後も提携企業の変化が続く可能性もある。

12月2日以降も存続するイオンのポケストップ・ジム一覧

一覧に掲載している店舗のポケストップは原則として存続する。
その一方、イオンモールなど大型店では、ポケストップの削減、ジムの降格(ポケストップ化)も行われている。
なお、これ以外にテナントや館内モニュメント、看板などがポケストップとして登録されている店舗も存在する。

北海道(23店舗)
  • イオン上磯店
  • イオン伊達店
  • イオン北見店
  • イオン千歳店
  • イオン小樽店
  • イオン岩見沢店
  • イオン帯広店
  • イオン新さっぽろ店
  • イオン札幌元町店
  • イオン札幌桑園店
  • イオン札幌発寒店
  • イオン札幌苗穂店
  • イオン札幌藻岩店
  • イオン札幌麻生店
  • イオン東札幌店
  • カテプリ
  • イオンモール札幌平岡
  • イオン旭川西店
  • イオンモール旭川駅前
  • イオン江別店
  • イオン苫小牧店
  • イオン釧路店
  • イオン釧路昭和店
東北(36店舗)
  • イオン八戸田向店
  • イオンモールつがる柏
  • イオンモール下田
  • イオン一関店
  • イオンスーパーセンター一関店
  • イオン江釣子店
  • イオンモール盛岡
  • イオンモール盛岡南
  • イオンモール大曲
  • イオンモール秋田
  • イオンスーパーセンター五城目店
  • イオンスーパーセンター本荘店
  • イオンスーパーセンター横手南店
  • イオンスタイル仙台卸町
  • イオン仙台中山店
  • イオン仙台幸町店
  • イオン仙台店
  • イオンスーパーセンター鈎取店
  • イオン古川店
  • イオン多賀城店
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相模鉄道・西谷駅-羽沢横浜国大駅、2019年11月30日開通-相鉄初の「都内乗入」、2022年度に新横浜まで延伸へ

相模鉄道(本社:神奈川県横浜市)の新線「新横浜線」のうち「西谷-羽沢横浜国大」間が2019年11月30日に開通し、JRとの直通運転が開始された。

羽沢横浜国大駅。

相鉄、新線で初の「都内乗り入れ」

今回の直通運転開始は、相鉄が西谷駅から北東に分岐する約2.7キロメートルの新路線「相鉄新横浜線」(計画時名称:神奈川東部方面線)を新設したことによるもの。
新たに設けられた羽沢横浜国大駅(相鉄が管理)からJR東海道本線貨物線、横須賀線を経由し、埼京線・川越線に乗り入れる。

乗り入れに用いられる相鉄12000系。
2019年4月にデビューした新型車輌。


羽沢横浜国大駅の構内。余裕を持った造りだが混雑した。

乗り入れ本数は1日46本で、多くは新宿止まりだが、一部列車(1日5本)は大宮、もしくは川越まで乗り入れる。二俣川から新宿の所要時間は最速44分となる。

主要駅間の所要時間。

相模鉄道の電車が営業運転で東京都内・埼玉県内へと乗り入れるのは初のことになる。

直通一番列車。

2022年度には新横浜乗り入れ-東急と直通運転へ

2022年度には新横浜線が羽沢横浜国大から「新横浜」まで約3.6キロメートル延伸され、同じく新設される「東急電鉄新横浜線」を経て東急東横線・目黒線、そして東京メトロ等との直通運転が開始される予定となっており、新横浜エリアの利便性向上に加え、さらなる相鉄沿線開発の進展が期待される。

相模鉄道・新線路線図。
(撮影:GORONEXさん

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PPIHグループ(ドンキ)、ドイトの主力事業をコーナンに2020年2月売却-ドンキ傘下となっていた「日本初のホームセンター」

大手流通グループ「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH、旧・ドン・キホーテHD)」は、連結子会社(100%子会社)の「ドイト(DOIT)」が運営するホームセンター事業・リフォーム事業を会社分割(吸収分割)により、大手ホームセンター「コーナン商事」に2020年2月1日付で譲渡する。

ドイト戸田店生活・園芸館。(埼玉県戸田市)

日本初のDIY専門店、ドンキ傘下で経営再建を進めていた

ドイトは1972年12月に、東京都墨田区のタクシー会社「日之出自動車」(現・第一交通産業系)のホームセンター「Do it Yourself 1号店(現・ドイト与野店)」として埼玉県与野市(現・さいたま市)に創業。
創業以来「日本初のDIY専門店(ホームセンター)」として首都圏を地盤に店舗網を広域化、1998年からは都市型新業態「タウンドイト」の出店を開始するなど積極的な事業拡大を打ち出していたが、同業大手との競合激化により経営が悪化、2007年1月に大手ディスカウント「ドン・キホーテ」傘下となった。
ドイトは2007年9月以降、旗艦店であった厚木店(1986年11月開店)を生鮮3品導入の総合ディスカウント「MEGAドン・キホーテ0号店(実験店)」に業態転換するなど不採算店舗のドンキ化を推進、PB商品(情熱価格)や物流網を共通化していた。
その一方、2010年8月には宮城県仙台市の長崎屋跡に地方1号店を出店、合わせてドン・キホーテグループ店舗へのホームセンターやリフォーム専門店の出店を行うなど、相乗効果の創出に向けた事業施策を打ち出していた。

タウンドイト後楽園店。(東京都文京区)
嘉納治五郎が創設した柔道の総本山「講道館」1階に出店する。

同社は2019年現在、東京都・埼玉県・福島県に主力業態「ドイト」「ドイトPRO」、都市型業態「タウンドイト」「シティドイト」、ガーデニング専門店「Hananoki」、リフォーム専門店「Doit With Rehome」16店舗を展開している。
同社の2019年6月期の売上高は158憶7200万円(HC・リフォーム事業売上高は148億800万円)、営業利益は1億2200万円、経常利益は1億9400万円、当期純利益はわずか100万円と減少傾向にあった。

コーナン、首都圏での店舗網拡充を目指す

コーナン商事は1978年9月に大阪府堺市で設立。
2019年現在、関西地方を中心に主力業態「ホームセンターコーナン」、プロ向け業態「コーナンPRO」、小商圏型業態「コーナンホームストック」356店舗を展開している。
コーナン・コーナンPRO王子堀船店(東京都荒川区)。

コーナンは2019年6月にLIXILグループからプロ向け総合建材店「建デポ」を買収しており、ドイトのホームセンター事業・リフォーム事業取得により、従来手薄だった首都圏の店舗網強化を図る狙いがあるとみられる。
また、PPIHグループは、2019年1月に経営統合した大手総合スーパー「ユニー」のダブルネーム業態「MEGAドン・キホーテUNY」転換など、本業であるディスカウント事業に経営資源を注力しており、今回のホームセンター事業撤退はその一環とみられる。
なお、ドイトはホームセンター事業・リフォーム事業撤退後も、ドン・キホーテグループの不動産賃貸管理会社として存続する。
ドイトの屋号維持について、現時点では明らかにされていないが、郊外型大型店舗を中心とするコーナンに対し、ドイトは2019年現在「スモールフォーマットの店舗」を主力としていることから、既存のコーナン(PRO・ホームストックなど)とは異なるブランドになるとみられる。

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