ガイナックスシアター、2021年2月28日閉館-旧・サティ東宝、イオン米子駅前店のサブカルイベント施設

鳥取県米子市の大型総合スーパー「イオン米子駅前店」3階にあるミニシアター・多目的イベントスペース「ガイナックスシアター(GAINAX SIATER)」が、2021年2月28日をもって閉館する。

ガイナックスシアター。

米子市内唯一の映画館「SATY東宝」が前身だった

ガイナックスシアターの前身となる映画館「米子SATY東宝」は、1990年6月に開館。スクリーン数は3スクリーン。
米子駅前SATY東宝が出店していたマイカル米子駅前サティ。

1996年3月には核店舗の業態転換にあわせて「米子VIVRE東宝」に、2001年3月には「米子駅前SATY東宝」に施設名を変更した。
2004年3月には運営会社がマイカルと東宝の合弁会社「サティ東宝」から東宝完全子会社の「関西共栄興行」に移行したが、競合関係にある松竹系のシネマコンプレックス(MOVIX日吉津/6スクリーン)と比べ規模が小さく、2012年8月31日をもって閉館することとなった。
米子駅前SATY東宝。

米子ガイナの映画館再生プロジェクト、7年の歴史に幕

ガイナックスシアターは2014年2月に開館。
開館当初は、ガイナックスの商店街活性化プロジェクトとして発足した「ヨナゴフィルム」(2011年2月設立)による運営であったが、後にガイナックス創業メンバーで米子市出身の赤井孝美氏が代表取締役を務める「米子ガイナックス」(2014年5月設立)に運営を移行、米子ガイナックス社の本社事務所も置かれた。

ガイナックスシアターが出店するイオン米子駅前店

ガイナックスシアターは、開館以来「山陰のポップカルチャー発信基地」を称し、ガイナックスが設立に携わったポップカルチャーイベント「米子映画事変」や鳥取県が主導する「まんが王国とっとり」の国際声優コンテスト、米子駅前SATY東宝時代の防音設備を活かしたライブ・トークショー、文化教室の会場として活用されていた。
しかし、2020年5月1日から新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一時休館。緊急事態宣言解除後は段階的に文化教室や映画の上映を再開したものの、同年12月には「米子映画事変継続支援プロジェクト」と題してポップカルチャーイベントのクラウドファウンディングを開始するなど、厳しい運営状況となっていたとみられる。

米子ガイナックスの本社事務所は存続

ガイナックスシアター閉館後の跡地活用については、2021年2月の現時点では未定となっているが、米子ガイナックスの本社事務所機能は残る予定となっている。
最終日となる2月28日午後1時からは、「さよならガイナックスシアター上映会・トークショー」と題して、 映画の一挙上映や地方都市でのミニシアターの可能性について語るトークイベントが行われる。

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