JR米子駅ビル、2020年9月4日閉館-建替えで橋上化・南北自由通路設置へ

鳥取県米子市のJR米子駅ビルが、建て替えのため2020年9月4日に閉館した。

JR米子駅。

山陰最大級の駅ビル、57年の歴史に幕

米子駅は1902年に開業。現在の駅ビルは1963年3月に開業したもので、6階建て。当時の米子駅には米子鉄道管理局が置かれ機関庫(現存)もあったため、周辺に多くの鉄道員とその家族が居住しており、米子駅ビルは「鉄道の町」のシンボルとして永年親しまれた。
現在はJR西日本米子支社などが入居。以前は複数の商業テナントや飲食店も出店していたが、駅舎解体を前に閉店している。

テナントは既に撤退している。

米子駅、2023年度に橋上駅化-南北自由通路設置

米子駅ビルの閉館は米子駅の南北一体化事業に合わせたもの。新駅舎は橋上駅となり、南北自由通路が設けられる。

あらたな駅ビルと自由通路。一部既存棟も残される。

9月5日からは仮駅舎が供用開始されており、2023年度中には新たな駅ビル・新駅舎が開業する予定となっている。

駅構内の完成予想図。


仮駅舎案内図。

(写真以外は米子市ウェブサイトより)

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