KOHYO神戸店、2020年9月8日開店-光洋、JR神戸駅ナカ「ビエラ神戸」に再出店

兵庫県神戸市中央区のJR神戸駅構内商業施設「ビエラ神戸」に、イオングループの光洋が運営する食品スーパー「KOHYO神戸店」が2020年9月8日午前9時に開店する。

光洋神戸店イメージ。

耐震工事で閉店していた神戸駅のイオン系高級スーパー

KOHYO神戸店は、2003年12月にビエラ神戸(延床面積約6,600㎡)の核店舗として開店。光洋運営店舗としては兵庫県内7店舗目、神戸市内4店舗目であった。
旧・KOHYO神戸店。

開業当初から2010年代初頭まで、関西圏では直営・FC店舗ともに数少なかった高品質食品スーパー「成城石井」ブランドを前面に押し出した「SELEZIONE成城石井」を導入、同社のPBを幅広く取扱うことで差別化を図っていた。
SELEZIONE 成城石井。

KOHYO神戸店は、光洋のイオングループ傘下入り後も、系列店舗と比べ高価格・高付加価値商品の品揃えを特徴としていたが、耐震工事のため2019年3月をもって閉店していた。

コンパクトな売場ながらこだわりのある店舗に

KOHYO神戸店新店舗の売場面積は約703㎡。
コンセプトに「15分で満たすスーパーマーケット」、キーワードに「美味しさ」「健康」「簡便」「即食」を掲げ、農産売場では生産者の顔がわかる農産物やオーガニック野菜、水産売場では大阪中央市場から直送した魚介類や四国・九州から直送した丸魚、畜産売場ではJA鹿児島経済連とのパートナーシップを活かした黒毛和牛商品、デリカ売場では体に嬉しい具材をトッピングした「こだわりミニサラダシリーズ」や光洋の商品開発チーム「チームオリーブ」による健康志向商品を展開。グロサリー売場では「神⼾シェルブールのプレミアムパイシュー」「マキィズの神⼾シューボーンチョコ、⽣チーズプリン」などの地元・神戸のスウィーツも多数取扱う。
また、小型店ながらインストアベーカリーやレジ精算機(セルフレジ・キャッシュレスレジを含む19台)、イートインコーナー(8席)を導入することで、地域住民や駅利用客に美味しさや便利さを提供できる店を目指すとしている。

KOHYO神戸店

住所:兵庫県神⼾市中央区相⽣町3‐1‐2
営業時間:午前7時~午後11時

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