三宮ビブレ、2019年8月23日から全館「オーパ」に-地階のオーパ、ビブレを飲み込む

兵庫県神戸市の三宮センター街にあるファッションビル「三宮ビブレ」が2019年8月23日に「三宮オーパ」に改称する。
同店は2018年4月に下層階に「オーパ」が移転してきており、今回の改名により全館がオーパとなる。

三宮VIVRE。

センター街のビブレ、全館オーパに

オーパはもともとダイエー系のファッションビルで、名前は1号店の「新神戸オリエンタルパークアベニュー」に由来する。「三宮オーパ」は阪神大震災で被災し休業となったJR三ノ宮駅ビルのダイエー系百貨店「プランタン三宮」を全面改装・業態転換する形で1995年に開業。しかし、再開発のため2018年2月に閉館していた。
ビブレはもともとマイカル(ニチイ系)のファッションビル。「三宮ビブレ」は、総合スーパー「ニチイ三宮店」として1969年に開業。のちにファッションビルとなり「ビブレ21」、その後「ビブレ」に改名。現在はダイエー、マイカルのいずれもイオンとなっているため、2016年3月をもってビブレ全店とともに「OPA」に運営が移管されていた。
詳しい経緯は前の記事を参照

 三宮ターミナルビル・旧三宮OPA。(2018年2月閉館)

新たな三宮オーパの売場面積は6,049㎡。すでにオーパとなっている地階にはヤングレディスを中心としたアパレル店が、ビブレ部分には「GU」「FOREVER21」「スーパースピンズ」「HMV」「島村楽器」「ムラサキスポーツ」などの大型テナントのほか、以前から定評のあったゴスロリ・甘ロリ系の店舗なども出店している。
今回の改名に伴う大型改装などは現時点で予定されていないとみられるものの、同館は今年で築50年を迎えており、近い将来の再開発も予想される。

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