イトーヨーカドー恵庭店、2019年9月29日閉店

北海道恵庭市のJR恵み野駅前にあるショッピングセンター「イトーヨーカドー恵庭店」が、2019年9月29日に閉店する。

イトーヨーカドー恵庭店。

37年の歴史に幕-近隣に7&iと提携の「ダイイチ」が出店

イトーヨーカドー恵庭店は1982年3月に大都ビルの核テナントとして開業。1階が売場、2階は駐車場で売場面積は8,492㎡。
恵庭市のニュータウン「恵み野」のタウンセンターとしての開業で、ほぼ同時期に国鉄恵み野駅、市立恵み野小学校が開設された。
2019年現在、テナントとして書店「アイブック」、100円ショップ「キャンドゥ」、時計「クロックハウス」、フードコート(ポッポなどが出店)、銘菓店などが出店する。

JR恵み野駅とヨーカドー。

永年、恵み野地区で最大の商業施設となっていたイトーヨーカドーであったが、2015年11月に駅西口(裏口)に大和リースのオープンモール型ショッピングセンター「フレスポ恵み野」が開業。
こちらには核テナントとして帯広市に本社を置く食品スーパー「ダイイチ」が出店しているが、2013年からはダイイチもセブン&アイHDと資本業務提携関係を結んでいる。

フレスポ開業後に建物売却-跡地は未定

イトーヨーカドー恵庭店が出店する大都ビルは道内企業からドイツ銀行グループのドイチェ信託の所有となっていたが、3年前に別の道内企業に売却されている。売却はフレスポ開業の影響もあったであろう。
賃貸物件であるため、後継テナントを募集する可能性もあるが、8月現在今後の方針については発表されていない。
(撮影:ウイングベイ小樽を応援してる人

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