カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

DCMニコット美深店、2024年11月22日開店-上川管内中川郡初、近隣グループ店舗からの取寄せサービスも

北海道中川郡美深町のJR宗谷本線美深駅近く、国道40号線沿いにあるDCMグループのホームコンビニ業態「DCMニコット美深店」が2024年11月22日に開店した。

道内の過疎地域支えるホームコンビニ

DCMニコットは1949年に現在の北海道函館市で「つるや金物店」として創業。1955年に法人化した。同社は創業当初からの金物屋としての品揃えを引継ぐかたちで、小商圏型かつプロユースの商材を中心としたホームセンター「ツルヤ」を確立。
ツルヤは日本初となるパワーセンター「上越ウイングマーケット」への進出や食品強化を経て、現在のニコットと同様のホームコンビニ業態「かなもの情報館ツルヤ」として転換を図った。
その後、2003年に道内同業大手「ホーマック(現DCM)」と資本業務提携を締結し、2013年9月に屋号を親会社由来の「ホーマックニコット」に変更、2023年3月に現在の屋号となった。

ホーマック時代からの店舗網活かしたサービス提供

DCMニコット美深店の建物は平屋建で店舗面積は約300坪。同社店舗としては113店舗目、道内72店舗目、中川町(上川総合振興局管内)初となる。
DCMニコット美深店では同社共通コンセプト「小さなまちに大きな便利を届けます。」を掲げ、食品(生鮮除く)や衣料、生活用品、家具・家電、DIY用品を展開。DCM大型店からの商品取寄せにも対応するなど、ホーマック時代から続くグループ店舗網のメリットを活かした店舗づくりを打ち出す。

DCMニコット美深店。

DCMニコット美深店

住所:北海道中川郡美深町字美深 263 番地 4
営業時間:午前9時~午後8時
※1月1日2日除く

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ユニーカエデウォーク長津田、2024年11月22日開業-ドンキとの経営統合後初のWALK MALL、神奈川県内最大のアピタを核に

神奈川県横浜市緑区の東名高速道路横浜町田IC近くにあるユニー系総合スーパー「アピタ長津田店」が、同社のモール型ショッピングセンター「カエデウォーク長津田」として2024年11月22日に新装開業する。

神奈川県内最大の店舗面積誇る長津田アピタ

アピタ長津田店は2005年11月に開店。建物は地上3階地下1階建、営業フロアは1~2階、敷地面積は38,304㎡、営業面積は27,885㎡、延床面積は63,064㎡。
ユニー神奈川県内最大の店舗面積23,442㎡を活かし、同社直営子供向け衣料・住居関連品複合フロア「ジョイワールド」やアピタ初15店舗を含む専門店約60店舗、首都圏初となる「アピタネットスーパー」を導入するなど、2024年11月現在においてもグループの主力店舗のひとつとなっている。

ドンキのノウハウ活かした専門量販店主体のモールに

カエデウォーク長津田の営業面積は27,543㎡。
ユニーのモール型ショッピングセンター「WALK MALL(ウォークモール)」としては15店舗目となる。直営フロアをドンキのノウハウを活かした専門量販店「ユードラッグ」「雑貨倉庫」「BEAUTY RERRACE」「クラデントイズ」「長津田文具」主体に刷新。300円ショップ「3COINS+plus」「tutuanna GRANDE」といった外部専門店を新たに導入する。また、フードコートを500席に拡大する。

カエデウォーク長津田。

アピタ超大型店、今後もウォーク化なるか?

ユニーは2007年3月のけやきウォーク前橋を皮切りに、直営総合スーパーを核とするウォークモールの展開を本格化したが、2016年9月の大手コンビニ「ファミリーマート」との経営統合(後に解消)や2019年1月の大手ディスカウント「ドン・キホーテ」との経営統合といった資本面での変化、以前からの業績不振を背景に同業態を含む新店出店を凍結していた。(岡崎駅南など)
ウォークモールの新店出店は、2016年7月のレイクウォーク岡谷以来約8年ぶり、アピタからの業態転換は2014年11月のポートウォークみなと以来約10年ぶりであり、今後も直営専門量販店導入やMEGAドンキUNYへの転換にとどまらない、広域集客施設ならではの新装が見込まれる。

カエデウォーク長津田はウォークモール15店舗目となる。

カエデウォーク長津田

住所:神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4丁目7-1
営業時間:午前9時~午後9時
※一部直営/専門店は異なる

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GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どき、2024年11月22日開業-ぐるなびフードホール初の都心型新業態、三井不動産パークタワー勝どきミッドに

東京都中央区の都営地下鉄大江戸線勝どき駅近くに、ぐるなび系フードホール「GURUNAVI FOODHALL WYE」が手掛けるカフェスタイル業態「GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どき」が2024年11月22日に開業する。

パークタワー勝どきの商住複合施設

三井不動産パークタワー勝どきは「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」の一環として開業した商住複合施設で、商業施設を備える「パークタワー勝どきミッド」の建物は地上45階地下2階建、商業フロアは地上3階~地下1階、敷地面積は10,712.20㎡、建築面積は4,745.85㎡、延床面積は138,109.97㎡。総戸数は1,121戸。
中央区初となる大型食品スーパー「ライフ勝どきミッド店」を核に、スペシャリティコーヒー「スターバックス」を始めとする高級路線の飲食・食物販店、コンビニ「ローソン」など専門店10店舗超が順次開店している。

フードホール事業に乗り出した「ぐるなび」

ぐるなびは2021年4月に「飲食店経営サポート企業」への進化の一環として店舗開発事業を始動。2022年4月の同事業1号店「ぐるなびDining Park 鹿児島(センテラス天文館)」(店舗数3店舗/面積65.79坪/座席数約90席)開業、5月の大都市都心型モデル1号店「GURUNAVI FOODHALL WYE 栄(マルエイガレリア)」(店舗数約10店舗/面積285.84坪)開業を皮切りに、共通コンセプトに「地域の食の発信 新たな『おいしい』に出会える場所。」を掲げ、同社が店舗開発を一貫して手掛けるフードホールの全国展開を進めている。
2024年11月現在の店舗数は7店舗。(京王百貨店新宿店LoungeK内のFOODHALL WYE Cafeは期間限定トライアル店舗/営業期間:2023年3月1日~5月31日)

ぐるなびフードホール都心初、カフェスタイルに

GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どきは「9店舗目で初の都心型店舗」として、主なターゲットをファミリー層に設定。
TOPPAN環境デザインの空間演出ブランド「expace(エクスペース)」による「水辺のリゾートカフェのようなリラックスした雰囲気を持つカフェ・ダイニング」をめざした空間を展開する。また、湾岸エリアならではのニーズに対応したテイクアウトメニューや既存施設で好評な「全国名店の味が楽しめる加盟飲食店メニュー」も展開するとしている。

GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どき。

GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どき

住所:東京都中央区勝どき4-1501パークタワー勝どきミッド1F

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西源ラ・ムー流通団地店本店、2024年11月21日開店-長野地場大手ディスカウント、全店舗「ラ・ムー」に業態転換

長野県松本市に大黒天物産系大型ディスカウント食品スーパー「西源ラ・ムー流通団地店本店」が2024年11月21日に開店する。

長野・松本を代表するディスカウントのひとつだった

西源は1863年に現在の滋賀県近江八幡市で創業。1953年1月に法人化した。ディスカウント創業以来長らく、松本市でのドミナント展開を行っていたが、1995年8月の諏訪店(2021年4月建替新装開店)開店を機に長野県全域に店舗網を拡大した。
一方、西源は競争激化を背景として、2012年6月に中国地方地盤の大手食品ディスカウント「大黒天物産」の完全子会社に移行、流通団地店本店を除く全店舗の大黒天物産系大型ディスカウント食品スーパー「ラ・ムー」転換を進めていた。

西源運営店舗、全店「ラ・ムー」に

西源流通団地店本店は 1992年10月に開店。建物は地上2階建で店舗面積は2,000㎡。
流通団地店本店は、衣食住をフルラインで展開する総合ディスカウント業態であったが、業態転換にともなう建替えのため、2024年2月をもって一時閉店していた。同店では新装開店を機に、たこ焼店「パクパク」やインストアベーカリーを新規導入する。
同店の業態転換により、西源が運営する全店舗がラ・ムーとなる。

カ西源ラ・ムー流通団地店本店(同社公式より)。

西源ラ・ムー流通団地店(本店)

住所:長野県松本市小屋南二丁目9番24号
営業時間:24時間営業

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マルイファミリー海老名ダイドコテラス、2024年11月20日より順次開業-「北野エース」核に全面刷新、まるい食遊館「青空と大地食の市」跡に

神奈川県海老名市のJR相模線/小田急小田原線/相鉄本線海老名駅に直結する丸井グループの百貨店業態「マルイファミリー海老名」1階食物販フロア「まるい食遊館」に、同社の新たな生鮮グロサリーフロア「ダイドコテラス」が2024年11月20日より順次新装開業する。

ビナウォークのマルイ

マルイファミリー海老名は、2002年4月に小田急グループ系複合商業施設「ビナウォーク」(店舗面積39,060㎡)の商業核として開業。店舗面積は19,000㎡。
開業当初は丸井グループのファミリー向け百貨店業態であったが、同社の脱百貨店路線の一環として、2024年11月現在は丸井グループ自主編集セレクトショップ「Urban Comfort」「ZAKKA SELECT」「マルイノアニメ」を中心に、高級衣料服飾ブランド「COACH」「COMME CA PLATINUM」、レディスファッション「Green Parks topic」、100円ショップ「Seria」、家電量販店「ノジマ」、総合リサイクルショップ「ワットマン」、アニメイト系グッズショップ「アニメイト」「らしんばん」「カードラボ」など入居するモール型店舗となっている。

まるい食遊館、北野エースを新たな核に

まるい食遊館は開業以来のデパ地下フロアを踏襲しつつ、催事フロア「カレンダリウム」拡大など都心店同様の施策を推進。既存の生鮮グロサリーフロア(食こまち・中島水産・ベストワン)に関しても、2023年7月に厚木本拠の食物販マルシェ「青空と大地 食の市」として全面刷新したが、食遊館リニューアルのため、2024年9月30日をもって閉店していた。

北野エース海老名マルイ店。

まるい食遊館では今回のリニューアルにあわせ、中野マルイなど他施設でも導入実績のある「食の専門店 ダイドコテラス」を2024年11月20日から12月10日までに順次展開する。
ダイドコテラスでは、高級食品スーパー「北野エース海老名マルイ店」(約4,300アイテム/酒類は12月4日から取扱開始予定)を核に、青果「フレッシュダイトー」や鮮魚・寿司「東信水産」、精肉「肉匠鈴吉」といった有力生鮮専門店を配置するなど、再び正統派のデパ地下型フロアとして新装することとなった。

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カインズステップガーデン藤原台店、2024年11月20日開店-神戸市内17年ぶり、施設リニューアルに先駆けスポーツアルペン跡に

兵庫県神戸市北区の神戸電鉄三田線岡場駅近くにある大和ハウス系商業施設「ステップガーデン藤原台」に、ベイシアグループのホームセンター「カインズステップガーデン藤原台店」が2024年11月20日に開店する。

カインズ、神戸市内約17年ぶり5店舗目の新店舗

カインズステップガーデン藤原台店は、2023年12月閉店のスポーツ用品店「スポーツアルペンステップガーデン藤原台店」の居抜きで、建物は地上2階建で店舗面積は2,945㎡。同社としては2007年6月の神戸深江浜店以来約17年ぶりとなる神戸市内の新店舗、2019年6月の姫路大津店以来約5年ぶりとなる兵庫県内の新店舗となる。
ステップガーデン藤原台店では「行政施設や商業施設が集積したエリア」という立地特性を活かし、カインズPB商品「楽カジ」を始めとする3万7000アイテムを展開。日用品やペット用品などの必需品をお値打ち価格で提供するとしている。
カインズステップガーデン藤原台店。

ステップガーデン藤原台は2025年春全面リニューアル

ステップガーデン藤原台では、大和ハウス系による全館リニューアルの一環として、2023年12月までに複合書店「TSUTAYA」「古本市場」やスポーツ用品店「アルペン」「GOLF5」といった大型専門店が順次閉店していた。
同施設ではカインズの開店にあわせ、2025年春を目途に兵庫県南西部地盤の高級食品スーパー「ヤマダストアー」など複数の専門店が開店する予定(2024年冬から延期)であり、話題性の高いスーパーとホームセンターを核とする商業施設として生まれ変わることとなる。

カインズステップガーデン藤原台店

住所:兵庫県神戸市北区藤原台中町1丁目4-1
営業時間:午前9時30分~午後8時

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スーパーセンタートライアル大和まほろば店、2024年11月20日開店-大和町内初の総合ディスカウント、吉岡南第二土地区画整理事業区域内に

宮城県黒川郡大和町にトライアルHDの総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル大和まほろば店」が2024年11月20日午前8時30分に開店する。

仙台都市圏のベッドタウンとして整備進む「まほろば」

吉岡まほろばでは、宮城県が2001年度より開始した「吉岡南第二土地区画整理事業」の一環として、大和町役場を始めとする公共施設や住宅地が整備。2007年1月には「ヤマザワ吉岡ショッピングセンター」(11,273㎡)が開業するなど、仙台都市圏のベッドタウンとして、町内随一の新市街地として食品スーパー(ウジエスーパー)やドラッグストア(クスリのアオキ)、各種量販店の進出が相次いでいる。
吉岡南第二土地区画整理事業の区域内では、2018年1月に換地処分にともない「吉岡まほろば〇丁目」「吉岡天皇寺東」への住所変更を実施、新地名に由来する店名もみられるようになった。

大和町内初となる24時間営業の総合ディスカウント

スーパーセンタートライアル大和まほろば店の建物は平屋建で店舗面積は約3,961㎡。
大和町内では初となる生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)を備えた総合ディスカウントストアとして、各種食料品や衣料品、日用雑貨、家電製品など展開。区域内では珍しい24時間営業を行う大型店となる。(大和町内では食品スーパー「西友吉岡店」が24時間営業実施)
なお、トライアルグループの店舗として「スーパーセンタートライアル大和小泉店」(2013年3月開店)が存在するが、直線距離600km超という遠隔地にあり、直接的な関係性はない店舗となっている。

スーパーセンタートライアル大和まほろば店

住所:宮城県黒川郡大和町吉岡まほろば二丁目1番地11
営業時間:24時間営業

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スーパービバホーム熊本中央店、2024年11月17日閉店-イオンに先駆け先行撤退、建替再開発の一環で

熊本県熊本市中央区大江の熊本市電九品寺交差点/交通局前電停前にあるアークランズのホームセンター「スーパービバホーム熊本中央店」が、2024年11月17日をもって閉店した。

熊本市内初となるビバホームだった

スーパービバホーム熊本中央店は2020年10月に開店。売場面積は約8,300㎡。同社店舗としては九州7店舗目、熊本県2店舗目、熊本市初となる店舗だった。
当時の運営会社「LIXILビバ」は2018年7月の九州1号店(佐賀店)以来、イオン九州系ショッピングセンターへの積極出店を打ち出しており、熊本中央店に関してもイオン直営非食品フロアと専門店街の大部分を転換した店舗であった。

スーパービバホーム熊本中央店。

スーパービバホーム熊本中央店では「住まいと暮らしの専門店」を掲げた「ハイブリッド型ホームセンター」として、プロユース対応の総合建材供給センター「資材館」と住生活用品中心の「生活館」を展開。
自然災害が頻発する情勢を背景に立ち上げた「LCP(Life Continuity Plan:生活継続計画)」コーナーを始め、約10万アイテムを取り揃えるなど、熊本市中心部至近という立地では珍しい大型店となった。
一方、2024年9月に入居施設「イオン熊本中央店」が建替再開発の方針を発表、2025年2月までに閉店することが決まっていた。

産業道路側入口を閉鎖、施設分断に

イオン熊本中央店はスーパービバホームの閉店にあわせて、産業道路側入口を閉鎖する。閉鎖にともない、イオン九州直営食品フロアと専門店街は分断されることとなる。
追記:2024年11月30日に旧ビバホーム跡の通路を開放した。

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ドン・キホーテ田無駅前店、2024年11月21日開店-西友リヴィン改装で、ブックオフ・カインズ・西松屋なども出店

東京都西東京市田無の西武田無駅前にあるショッピングセンター「西友リヴィン田無」のリニューアルの目玉として、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ田無駅前店」が2024年11月21日朝10時に開店する。

リヴィン田無の2階エントランス近く、ドンキに

ドン・キホーテ田無駅前店が出店するのは西武田無駅北口とデッキで直結する「西友リヴィン田無」の2階。売場面積は2381.2㎡。
ドンキは西東京市に初出店で、店舗テーマは「お客さまも従業員も楽しいを体現できる地域密着型」とする。

ドン・キホーテ田無駅前店。(ニュースリリースより)

駅側コンコースに面した入り口付近にコスメ・スキンケア商品等のトレンドアイテムを展開強化。館内からの入店経路には食品・
日用消耗品を中心に展開する。
そのほか、キャラクター商品や玩具を豊富に取り揃えるとしている。

リヴィン田無、ブックオフ・カインズなども出店

西友リヴィン田無は1995年に百貨店業態「西友田無西武店」として開業、1999年にリヴィンへと改称したが、2024年夏より専門店中心の売場へと転換すべく、順次リニューアルを進めている。
ドンキのほかにも、2024年11月27日に「ブックオフ リヴィン田無店」、12月中までに「西松屋 リヴィン田無店」「カインズ リヴィン田無店」等が出店する予定となっている。

ドン・キホーテ田無駅前店

東京都西東京市田無町二丁目1-1 LIVIN田無 2階
営業時間:10時~22時

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平和堂守山小幡店、2024年11月15日開店-守山区初、名古屋にドミナント戦略拡大

愛知県名古屋市守山区の名鉄瀬戸線喜多山駅近くにある電力会社系社員寮「中部電力小幡喜多山寮」跡地に、平和堂グループの大型食品スーパー「平和堂守山小幡店」が2024年11月15日午前9時に開店した。
平和堂守山小幡店青果売場。

平和堂自慢の食に加え学生向けアイテムも

平和堂守山小幡店の建物は平屋建で敷地面積は約6,505㎡、店舗面積は約2,623㎡、営業面積は約1,527㎡。
平和堂守山小幡店。

店舗の特徴として「地域・お客様のお役に立つ品揃えを目指して」を掲げ、青果では全国からの厳選野菜やカットフルーツ、鮮魚では対面コーナー、精肉では簡便調理可能なレンジアップ/味付肉商品(ミートプラス)や量目重視(適量~大容量)の品揃え、デリカでは地域初というインストアベーカリーや鉄板コーナーを展開。文具・日用品売場では近隣に各種教育機関(中学校・高校・大学)がある立地特性を活かし、文房具の取扱いを標準店舗より拡大する。
平和堂守山小幡店鮮魚売場。


平和堂守山小幡店デリカ売場。

東海地方にドミナント拡大

平和堂は滋賀県守山市に3店舗(アルプラザ守山・丸善守山店・フレンドマート守山水保店)を展開しているが、名古屋市守山区は初の店舗となる。
同社は2024年10月に愛知県内で近隣商圏型ショッピングセンター「平和堂知多店」を開店するなど、東海地方へのドミナント戦略の拡大を図っている。

平和堂守山小幡店

住所:愛知県名古屋市守山区茶臼前9番1号
営業時間:午前9時~午後9時

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