広島県広島市中区八丁堀の広島電鉄八丁堀電停・立町電停前にある100円ショップ最大手「大創産業」系300円ショップ新業態「Standard Products by DAISO 広島八丁堀店(スタンダードプロダクツ広島八丁堀店)」が2025年10月13日をもって閉店した。
大創産業お膝元に生まれたスタンダードプロダクツ旗艦店
Standard Products広島八丁堀店は、2022年1月閉店した外資系ファストファッションブランド大型店「ZARA広島店」跡に同年6月開店したもので、建物は地上2階建で売場面積は約188坪(約621㎡)。同業態は国内外通算9店舗目で、大創産業本社のある中四国では初の店舗だった。
2022年6月開店したStandard Products広島八丁堀店。
Standard Products広島八丁堀店は、ブランドコンセプトに「ちょっといいのが、ずっといい。」を掲げる同業態初となる2フロア体制を活かし、広島県の地域産業“熊野の毛筆の製法”を活かしたメイクブラシを全国に先がけて発売、300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」と売場を融合することで買物客のさまざまなニーズへの対応を図った。
瀬戸内はじめ、日本全国の伝統技術を活かしたアイテムが揃う。
順調に拡大する高級業態、旗艦店は本通に事実上移転
Standard Products広島八丁堀店の閉店は2025年11月14日開店予定の「Standard Products広島本通店」「THREEPPY広島本通店」への事実上の移転にともなうもの。
広島八丁堀店は開店当初“Standard Products 国内最大店”としてブランドの確立に大きな役割を担ったが、同業態は2025年8月の津山ノースランド店開店をもって国内200店舗体制を達成するなどブランドの特性が変化しており、本通商店街に移転することで店舗と集客の適正化を図るものとみられる。
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