ドン・キホーテ清水店、2025年2月4日開店-フィットハウス静岡店跡、清水区内初のロードサイド型ドンキに

静岡県静岡市清水区の国道1号線沿いにあったコナカ系総合ファッションショップ「フィットハウス静岡店」跡に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ清水店」が2025年2月4日に開店する。

サマンサタバサと経営統合したフィットハウス

フィットハウスは1991年12月に岐阜県美濃加茂市で設立。1992年6月に同社1号店となる各務原店、2005年11月には首都圏1号店となる東京八王子店、2006年4月にショッピングセンター内1号店となる浦和美園SC店を開店した。2008年1月には紳士服大手「コナカ」と資本業務提携を締結し同社傘下となったが、同時期の為替変動が災いとなり評価損94億円が発生。
2010年代にはスクラップ&ビルドによる商業施設内店舗網の強化に取組んだが、2020年7月にコナカ系「サマンサタバサジャパンリミテッド」と経営統合し、新体制で店舗整理に取組んでいる。2025年2月現在の店舗数は19店舗(nano業態1店舗含む)。

フィットハウス静岡1号店跡、ドンキに

フィットハウス静岡店は2003年5月に開店。建物は地上3階建で店舗面積は3,260㎡。同社としては県内2店舗目、市内初の店舗だった。
静岡店は「ワンストップ総合ファッションストア」として、祖業の靴・鞄をはじめ、国内外ブランドを含む衣料雑貨を幅広く展開。2010年代のスクラップ&ビルドや運営体制変更後も存続したが、2023年12月に同業態初の「Reborn店舗」としてマークイズ静岡に移転、空き店舗となった。

ドン・キホーテ清水店。

ドン・キホーテ清水店は、フィットハウス静岡店跡を活用するもので、建物は鉄骨造3階建で営業フロアは2~3階、売場面積は2,351㎡。
ドンキとしては2018年10月開店の「ミチドンキNEOPASA清水店」に次ぐ清水区内2号店、店舗近隣に大学が多く製造業が盛んなロードサイドという地域特性を活かし、食品・日用品といった生活必需品に加え、市内最大級のペット用品やキャンパスライフをより楽しめるグッズ、作業着や安全靴を強化する。
また、地元で有名な祭りの踊りから名付けたコーナー「かっぽれ市場」では季節に沿ったトレンドアイテムを展開。開店記念で「様々な商品カテゴリーや価格のおトクな福袋」を販売するなど、サプライズ感のあるお買い物時間を提供するとしている。

ドン・キホーテ清水店

住所:静岡県静岡市清水区長崎南町5-33
営業時間:9時~27時(翌3時)

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