カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

福屋百貨店三次店、2024年8月11日閉店-広島県北で最後の小型百貨店

広島県三次市の三次市役所近くにある小型百貨店「福屋三次店」が、2024年8月11日に閉店する。

福屋三次店。

広島県北部から小型百貨店消滅

福屋三次店は1982年に開店、売り場は1階・2階。
福屋は2019年以降、浜田店など小型店3店と尾道福屋を閉店させるなど、中小百貨店の整理を進めていた。
かつて広島県北部にはそごう天満屋の小型店・出張所もあったものの既に撤退済み。福屋の閉店により、広島県北部から百貨店は消滅する。

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タチヤ楠店、2024年4月12日開店-味見駅近くにバローグループの複合施設、Vドラッグと共同出店

愛知県名古屋市北区のTKJ東海交通事業城北線味見駅近くにある北区役所楠支所前に、バローグループの生鮮食品ディスカウントストア「タチヤ楠店」が2024年4月12日午前10時に開店する。

パチンコ店跡地にバロー系の生鮮食品ディスカウント

タチヤ楠店は2023年5月に閉店した地場パチンコ店「マルマンぱとす」跡地をバローグループが再整備する「北区楠複合施設」の食品核として開店するもので建物は平屋建、店舗面積は約1,922㎡。同社店舗としては21店舗目となる。

楠店はバローグループの生鮮食品ディスカウントとして、各店舗の売場担当責任者が「市場での仕入れ」「店舗への配送」「商品の陳列」「売価の決定と販売」を一貫して行う独自の営業スタイル「仕入れ担当責任制」を展開。生鮮食品の当日完売や対面販売によるダイナミックな売場の変化を打ち出す。

北区楠複合施設の1km圏内にはイオン系のビッグ2店舗やPPIH系のピアゴが立地する激戦区であるが、タチヤと共同出店する系列ドラッグストア「中部薬品Vドラッグ」とともに、バローグループ間の連携を活かした施設づくりを図るとみられる。


タチヤ楠店。

タチヤ楠店

住所:愛知県名古屋市北区楠4-518

営業時間:10時〜18時(水曜定休)

電話番号:052-938-5451

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平和堂日進香久山店、2024年4月12日開店-ロイヤルホームセンターと共同出店、土地区画整理事業の商業核に

愛知県日進市の名古屋第二環状自動車道植田IC近くに、大手流通グループ「平和堂」(本社:滋賀県彦根市)の近郊商圏型ショッピングセンター(NSC)「平和堂日進香久山店」が2024年4月12日午前9時に開店する。

平和堂日進香久山店青果売場。

平和堂日進市1号店、近郊商圏型ショッピングセンターに

平和堂日進香久山店は、組合施行の土地区画整理事業「香久山西部土地区画整理事業」の商業核として出店するもので、建物は平屋建、敷地面積は13,211㎡で店舗面積は4,474㎡、営業面積は2,972㎡、直営面積は1,813㎡、テナント面積は1,104㎡。同店の開店により、同社店舗は157店舗体制、愛知県内18店舗体制となる

平和堂日進香久山店デリカ売場。

平和堂日進香久山店は店舗の特徴として「平和堂ならではの毎日の食卓を彩る魅力ある品揃え」を掲げ、青果売場にはフルーツデザート・フレッシュジュース「ジュディフルラボ」や生花店「ハナミライ」、精肉売場にはレンジアップ商品や味付肉を中心としたミートプラスコーナー、デリカ売場には店内製造のベーグルコーナーを展開する。

店内製造のベーグルコーナーも。

あわせて、東海地方地盤の生鮮専門店「魚錠」「肉のスギモト」や地場大手ドラッグストア「ドラッグユタカ」、富士コーヒーの喫茶店「珈琲元年」といったテナントを展開。隣接地に同日開店予定の「ロイヤルホームセンター日進香久山店」とともに近郊商圏型ショッピングセンターを形成する。

平和堂日進香久山店。

平和堂は日進市内1号店である日進香久山店出店を新たなスタートとして、地域の皆さまの日々の生活をサポートするとともに、地域になくてはならないお店を目指すとしている。

平和堂日進香久山店

住所:愛知県日進市「香久山西部土地区画整理事業」区域内
営業時間:9時30分~21時

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フードマーケットマム牧野店、2024年4月10日開店-タカラエムシー愛知県内約7年ぶりの新店舗、おもちゃ静岡跡地に

愛知県豊橋市の愛知県道386号平井牟呂大岩線沿いに、静岡地場大手流通グループ「タカラ・エムシー」(本社:静岡市駿河区)の大型食品スーパー「フードマーケットマム牧野店」が2024年4月10日午前9時に開店する。

静岡地盤のカフェ跡地に静岡地盤のスーパー

フードマーケットマム牧野店は、静岡地盤のビュッフェレストラン&カフェ「OMOCHA SHIZUOKA豊橋店」跡地に出店するもので、建物は平屋建で敷地面積は3,926㎡、建築面積は2,691㎡、店舗面積は1,734㎡、延床面積は2,670㎡。
マム牧野店は計画当初、タカラ・エムシー愛知県内初となる業態「(仮称)リベロ牧野店」として開店する方針であったが、愛知県内では2017年7月の牛川店以来約7年ぶりとなる主力業態「フードマーケットマム」として開店することとなった。
同店では開店を記念して、4月10日から12日まで生鮮品の日替わり特価販売やオリジナルマイバスケットのプレゼント(税込3,000円以上購入客対象)を実施する。期間外にも自社提携Edyカード「マムEdyカード」でのチャージ・利用優待といった施策を断続的に打ち出す。

フードマーケットマム牧野店(同社公式より)。

フードマーケットマム牧野店

住所:愛知県豊橋市牧野町牧野30-30
営業時間:午前9時~午後8時

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遠鉄ストア袋井久能店、2024年4月9日開店-店内外でメロンをアピール、移動スーパー拠点も

静岡県袋井市の国道1号線(袋井バイパス)沿いに、遠鉄グループの大型食品スーパー「遠鉄ストア袋井久能店」が2024年4月9日午前9時に開店した。

袋井の特産品「メロン」を店内外でアピール

遠鉄ストア袋井久能店の建物は平屋建で売場面積は約1,497㎡。
袋井久能店では袋井市の特産品「クラウンメロン」を想起させる網目模様を店舗デザインに採用。果物売場では地元袋井のマスクメロンを自宅用からギフト用まで幅広く品揃え、鮮魚売場では対面での調理アドバイスに対応、精肉売場では同社オリジナルの味付肉を全店舗最大の売場面積と商品数(常時10品)揃える。

遠鉄ストア袋井久能店の外観は「クラウンメロン」を意識。

また、惣菜売場に関しても同社初の試みとして店内製造による「ふっくらしたおにぎり」を提供、浜名湖もちぶたや静岡美味鳥を使用した肉惣菜や海老惣菜の拡充を図る。
このほか、2024年6月下旬を目処に「遠鉄ストアの移動スーパー」(11号車)を袋井市及び新東名高速道路より南側の森町を対象に展開する予定。袋井市健康長寿課との連携による高齢者の見守り活動を行うとしている。

屋上には太陽光パネルも展開。

遠鉄ストア袋井久能店

住所:静岡県袋井市久能1265
営業時間:9時30分~21時
※4月9日10日及び毎週土日曜日は9時開店

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スーパーセンタートライアル室蘭東店、2024年7月上旬開店-弥生ショッピングセンターのDCMホーマック跡、マックスバリュとの食品2核に

北海道室蘭市の東室蘭駅近くにある商業施設「弥生ショッピングセンター」に、大手流通グループ「トライアルHD」(福岡市東区)の総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル室蘭東店」が2024年7月上旬に開店する。

日本製鋼所跡地の再開発でうまれたオープンモール

弥生ショッピングセンター(弥生SC)は、北海道室蘭市を創業地とする大手製鋼グループ「日本製鋼所」(本社:東京都品川区)の室蘭製作所弥生社宅跡地を再開発するかたちで2000年7月から段階的に開業。

弥生SCの核店舗「マックスバリュ室蘭東店」。

建物は平屋建で店舗面積は21,549㎡。
イオン北海道の大型食品スーパー「マックスバリュ室蘭東店」を核に、イオン系ドラッグストア「ツルハドラッグ」や家具インテリア雑貨店「ニトリ」、ゲーム・スマホ・家電買取販売店「ゲオ」、100円ショップ「ダイソー」、といった専門店が立ち並ぶオープンモールとなっている。

弥生ショッピングセンター。

弥生SC、イオンとトライアルの食品核2店舗体制に

スーパーセンタートライアル室蘭東店は、2023年5月に閉店したホームセンター「DCM弥生店(旧DCMホーマック弥生店)」跡をリニューアルするかたちで開店するもので、建物は平屋建、店舗面積は4,402㎡。
商業施設内にはイオン系食品スーパーが営業中であるが、トライアル室蘭東店は生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)を取扱うフルライン型の店舗となる見込み。

トライアル室蘭東店が開店予定のDCM弥生店跡。

室蘭で出店強化中のトライアル、9月には市内2店舗目も

トライアルは室蘭本線本輪西駅近くにあった日本中央競馬会場外馬券発売所「ウインズ室蘭」跡地に、2024年9月を目処に新店舗「スーパーセンタートライアル室蘭本輪西店」を開店する方針を示している。
トライアルは従来、西胆振地域に「スーパーセンタートライアル登別栄町店」1店舗のみ展開していたが、室蘭市内への相次ぐ新店出店により、地域商業への影響力を拡大することとなりそうだ。

スーパーセンタートライアル室蘭東店

住所:北海道室蘭市東町1-8
営業時間:未定

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五反田TOCビル、2024年9月再開館-「東京卸売センター」老朽化で3月に閉館、建替え延期で営業再開

再開発のため2024年3月に閉館した東京都品川区の大崎広小路駅近く・国道1号線沿いにある複合商業施設「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、2024年9月ごろに再開館する。

TOCビル。(東京卸売センタービル)

1970年に生まれた五反田のランドマーク「TOC」

TOCビルは、親会社であった星製薬の工場跡に1970年3月に開館。星製薬は創業家であり、一時期はSF作家の星新一氏が社長であったことが有名であったが、TOC開館当時は経営再建のためホテルニューオータニなどを経営する大谷家の経営となっており大谷米太郎氏が社長を務めていた。
TOCは、問屋街全盛期だった1960年代当時に通商産業省が主導していた卸売業の近代化計画に呼応して建設されたもので、星製薬再建の切り札でもあった。

館内にある大谷米太郎氏の銅像。

TOCビルは地上13階・地下3階建て、延床面積は約17万4000㎡で、建物は株式会社テーオーシーが所有。当時の五反田では圧倒的な規模の建物であり、地域のランドマークとなった。
館内には多くの小売店、飲食店、卸売店、オフィスなどが入居。会議室、展示室なども備えているほか、屋上には神社も設けられていた。

TOCビル屋上。

テナントとしては近年はユニクロ、アカチャンホンポ、ABC-MART、ユザワヤ、スーツカンパニー、ローソン、サブウェイなどが出店。星製薬(現在は2代目、TOCの子会社)の本社も入居していた。

閉店セールがおこなわれるTOC館内のようす。

閉館は約10年延期-「秋に営業再開」へ

TOCの建物は建築から約半世紀を経過しており、2021年には2023年春の閉館をめざして建替え・再開発計画が始動。のちに閉館時期は2024年3月に延期され、3月31日までに全テナントが撤退していた。

当初の新・TOCビル。(TOCウェブサイトより)

新しいTOCビルは地上30階・地下3階建てで、延床面積は約27万6,000㎡、高さ約150mを計画。2027年度の竣工をめざして工事が進められる予定となっていた。
しかし、建築費の高騰などがあったとして、TOCは建て替えを延期。現在の建物をリニューアルしたうえで、再び9月ごろ営業を再開するという。
今後は2033年ごろの建て替えを目指すとしているが、具体的な計画などは未定となっている。

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キラキラドンキ渋谷道玄坂通ドードー店、2024年4月23日開店-東京都心繁華街初のアルファ~Z世代向け新業態、ドミセ跡に

東京都渋谷区のパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系商業施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」に、同社系α世代~Z世代向けディスカウント新業態「ドン・キホーテ キラキラドンキ渋谷道玄坂通ドードー店」が2024年4月23日午前10時に開店する。

東京都心繁華街初のキラキラドンキに

キラキラドンキ渋谷道玄坂通ドードー店は、2024年4月7日24時に閉店した「ドン・キホーテ ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店」跡への出店で売場面積は約671㎡。
キラキラドンキは、SNSで話題のアイテムを中心に取り揃える若年層(α世代~Z世代)を意識した業態であり、同日開店予定の横浜ワールドポーターズ店とあわせて5店舗体制となる。
渋谷道玄坂通ドードー店では、従来からのコスメ関連商品に加えて、訪日外国人観光客が訪れる渋谷という立地特性を踏まえ、昭和レトロを表現した駄菓子屋風菓子コーナーや赤提灯が連なる飲み屋街のような酒コーナー、日本のアニメ・キャラクターグッズを集めたコーナーを展開。ジャパニーズ・ポップ・カルチャーを感じられる商品を揃えるとしている。
キラキラドンキ渋谷道玄坂通ドードー店。

キラキラドンキ渋谷道玄坂通ドードー店

住所:東京都渋谷区道玄坂 2-25-12 道玄坂通内
営業時間:10時~29時

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キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店、2024年4月23日開店-イオンによる全館改装の一環で、「推し」売場登場

神奈川県横浜市中区の赤レンガ倉庫近くにあるイオン系商業施設「横浜ワールドポーターズ」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のZ世代向け業態「キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店」が2024年4月23日午前10時に開店する。

横浜ワールドポーターズ。

若者向け「キラキラドンキ」5店舗目

キラキラドンキ横浜ワールドポーターズが入居する建物は地上8階建で営業フロアは3階テナント区画部分のみ、売場面積は460.891㎡。同業態では5店舗目となる。

キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店。

(2024年は4月の出店発表時点では同業態4店舗目となる見込みだったが同日午前10時に渋谷道玄坂通ドードー店が開店予定)

ライブ会場が近いため「推し色」に染まれる売場も

キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店では、広義の“Z世代向け”からさらに踏み込んだ「タイプ別の趣味・嗜好に沿ったラインアップ」を強化。既存店で人気の韓国コスメや雑貨、カラコン、キャラクター雑貨に加え、放課後コーデアイテムやY2Kファッション、各種ケア製品、サプリメントを取揃えるなど、Z世代が大切にする“個性”を表現できるよう、「セルフプロデュース」をコンセプトにしたラインアップを強化するとしている。

推し色のチェキホルダー。

施設周辺にはコンサートやライブ会場が10会場以上設営されているという立地特性や“推し活”人気の高まりを背景に、暗闇で“推し色”に光るルミカライトや自身が“推し色”に染まれるカラフルなヘアカラー剤、チェキグッズ、キャラクターステッカー、キーホルダーの推し活スティックを取扱うなど、十人十“推”のカスタマイズを楽しめるラインアップを拡充するとしている。

キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店

神奈川県横浜市中区新港 2 丁目 2-1 3階
営業時間:10:30~21:00

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ジョイス北上中央店、2024年4月14日閉店-北上Jプラザの核店舗

岩手県北上市の国道4号線沿い・JR北上線柳原駅近くにある商業施設(近隣型ショッピングセンター)「北上Jプラザ」の核店舗、アークスグループのベルジョイスが展開する大型食品スーパー「ジョイス北上中央店」が2024年4月14日19時をもって閉店する。

幹線道路交わる優良立地の商業施設「Jプラザ」

北上Jプラザは2000年6月に開業。建物は平屋建で店舗面積は3,367㎡。
開業以来、ジョイスを核にファストファッション「ユニクロ」や紳士服店「洋服の青山」、飲食店複数店が立ち並ぶなど、国道4号線・国道107号線が交わるロードサイドを代表する大型店のひとつだった。

北上で積極投資進めていたアークス

アークスグループは2022年7月にビッグハウス既存店を業態転換するかたちで「スーパーアークス北上店」を開店同年9月にはしらゆりセントラルモールの核として「ユニバース北上花園店」を開店するなど、北上市内での積極的な投資を打ち出しているが、ジョイス北上中央店は2024年4月現時点において業態転換を行わない完全閉店となる見込みだ。

ジョイス北上中央店。(同社公式より)

ユニクロなどは営業を続けるため、新たなテナントを募集する可能性が高いとみられるが、新テナントなどについては4月時点で発表されていない。

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