東京豊島区の池袋駅西口にあるファッションビル「池袋マルイ」(丸井池袋店・マルイシティ池袋)が、2021年8月に閉店する。

池袋マルイ。
かつて池袋に多店舗展開していた丸井
池袋マルイは池袋西口共同ビルに1977年2月に開店。建物は日本土地建物が所有する。開店時にはすでに西口・東口に丸井の既存店があったため(東館は代替閉店)当初は「丸井ニュー池袋西口店」の名称だったという。このほか、かつては家具店「丸井インザルーム池袋」など複数の別館があったが、いずれも閉店している。
2020年現在は「池袋マルイ」として営業(看板は「マルイシティ池袋」のまま)。丸井直営売場のほか、GAP、サマンサタバサ、グローバルワークなどファッション店舗に加え、仏壇・仏具光雲堂、セリア、カメラのキタムラ、ココカラファインなど雑貨店や生活に便利な店舗など様々なテナントが出店する。
また、かつて飲食店と売場であった8階は2014年から「ビックカメラ」「コジマ」が池袋本部のオフィスとして利用している。
建物は築50年近く
丸井は今回の閉店について競争が激化しているためであるとしている。近くには立教大学もあり、学生向けの店舗も多い立地だが、その一方で新型コロナの影響で休業している店舗もあるという。
建物は築50年近くであるため、近い将来に再開発がおこなわれる可能性もあろう。
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静岡マルイ、2021年3月閉店-静岡モディは営業継続
静岡県静岡市葵区のJR静岡駅・静鉄新静岡駅近くにあるファッションビル「静岡マルイ」(丸井静岡店)が、2021年3月下旬に閉店する。別館の「静岡モディ」については営業を継続する。

静岡マルイ(丸井静岡店)。
丸井静岡店、モディのみでの営業に
丸井静岡店は1969年9月に開店。1995年には現在B館(現在の静岡モディ)が開店し、二館体制となっていた。二館合計の店舗面積は13,456㎡。
丸井はかつて静岡県を中心に東海地方に沼津、清水、浜松など多店舗展開していたが、2009年に丸井の家具販売店「インザルーム名古屋」が閉店して以降は静岡店が東海地方唯一の店舗となっている。2016年には別館である「B館」がモディに転換した。
静岡マルイ(丸井静岡店)の店舗面積は7,920㎡。
2020年現在、マルイには丸井直営の売場のほか、ジルスチュアート、サマンサタバサ、タケオキクチ、ポールスミス、DHC、ファンケル、スターバックスなどが出店する。
また、モディにはマイケルコース、キャンドゥ、M・A・Cなどが出店する。

静岡モディ。
閉店は郊外店などとの競争激化による売り上げの低下によるものだとみられる。一部テナントはモディなどへの移転もあると思われるが、2020年10月時点は発表されていない。
静岡モディについてはマルイ閉店後も営業を継続するとしている。
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マザーピア、2020年10月25日全店閉店-上新電機のドラッグストア、ウエルシアHDに店舗譲渡
大手家電量販店「上新電機」(本社:大阪市浪速区)は、同社のドラッグストア店舗「マザーピア」全6店舗を2020年10月25日に全店閉店する。さらに、店舗をイオングループの大手ドラッグストア「ウエルシアHD」「ウエルシア薬局」(本社:東京都千代田区)に、2020年11月2日を目処に譲渡する。

マザーピア寝屋川店(旧・ジョーシンねやがわ店)。
ジョーシン小型店を薬店に転換した「マザーピア」
上新電機は、1995年3月にマザーピア業態1号店となる和泉府中店(大阪府泉大津市)を開店。
家電量販店「ジョーシン(Joshin)」小型店舗を業態転換する形で店舗網を拡大、家電量販店母体のドラッグストアとして生活必需品から自動車用品まで幅広く品揃えするなど、競合他社にはない独特な売場づくりを特徴としていた。
2020年9月現在は、大阪府内5店舗(和泉府中店、津久野店、深井店、寝屋川店、西岩田店)、奈良県内1店舗(新大宮店)を展開。いずれの店舗も100円均一売場(一部店舗はWatts with)やペット用品売場を併設する。
マザーピア、10月25日に全店閉店-閉店セール開催
独特な売場づくりを特徴としていたマザーピアであるが、上新電機全体の売上高・利益・資産・負債(2020年3月期)に占める割合はそれぞれ1%未満であったという。
ウエルシアへのマザーピア店舗全6店舗譲渡について、同社は本業への経営資源集中、ウエルシアは近畿地区におけるドミナントのさらなる強化を目的として挙げている。
マザーピア6店舗は10月3日より閉店セールを開催しており、10月25日19時に全店閉店する。
これらの店舗のすべてが「ウエルシア」の店舗となるかどうか、またウエルシアとなった場合の開店時期などについては、10月7日時点は発表されていない。
(情報があれば追記することがあります)
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清水サービスエリア、2020年1月18日リニューアル開業-NEXCO中日本の「日本美食天堂」誕生
台湾・台中市清水区(日本時代の読み:きよみず)の「福爾摩沙高速公路清水服務区(Formosa Freeway Qingshui SA/フォルモサ高速 清水サービスエリア)」に、中日本高速道路(NEXCO中日本)グループの飲食・物販フロア「JAPAN SKY DINE 日本美食天堂」が2020年1月18日午前11時(現地時間)に開業した。
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂。
新東陽グループが運営する台湾最大級の高速道路SAPA
清水SAは2003年6月に開業。建物は地上3階建で、延床面積は5,651㎡、年商は約30億円(7.5億台湾元)。
新東陽グループの高速道路SA・PA運営会社「新東陽国道服務区」が施設運営を担っており、1~2階にはテナントとして台湾地場大手牛肉麺チェーン「三商巧福」やフライドポテト専門店「愛爾蘭瘋薯(Ireland’s Potato)」、カフェ「星海咖啡(Star Sea Coffee)」など飲食店が出店する。

台中市清水区(SAは右に写る)。
清水SA、NEXCO中日本の「日本流サービスエリア」に
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂は清水SAの3階に出店するもので、運営はNEXCO中日本系SA・PA運営会社(中日本エクシス)の現地法人「艾客思国際」、運営プロデュースはパークPFI(都市公園民間受託運営)事業を手掛けるデジサーフ傘下の現地法人「伊瑪榭(eマルシェ/E MARCHE)」が担う。
JAPAN SKY DINEでは「和」をテーマに、テナントとして静岡県富士市に本店を構えるラーメン店「らーめんたいざん」や北海道を拠点するK.A.M rich foods(カムリッチフーズ)プロデュースの「北海道水産」、丼専門店「京都どんぶり」、うどん・てんぷら・おにぎり店「姓屋」、コーヒー・カフェ・カレーショップ「新宿カフェ&カリー」など飲食店5店舗が出店。
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂 フードコート。
日本のお菓子・雑貨などを取扱う物販コーナー「日本観光物産館」や情報発信コーナーを併設するなど、日本流のSA・PAを展開する。
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂 日本観光物産館。
JAPAN SKY DINEの開業に合わせて、新東名高速道路清水PAとフォルモサ高速公路清水SAは「姉妹提携協定」を締結、各種イベント開催による相互集客を目指していくとしている。
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂 開業式典。
(ここまで画像は公式サイト・ニュースリリースなどより)

清水PA(日本)。
JAPAN SKY DINE 日本美食天堂
住所:台湾 台中市清水区呉厝二街89号 清水SA
営業時間:10時~21時
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東京BRT、2020年10月1日1期運行開始-都心と湾岸地域を結ぶ快速バス
東京都港区と江東区の湾岸地域を結ぶ快速バス路線「TOKYO BRT(東京BRT)」が2020年10月1日に運行開始される。
東京BRT。(以下、写真は東京BRT・東京都都市整備局HPより)
運行開始された「東京BRT」で湾岸地域がもっと身近に
TOKYO BRTは虎ノ門・新橋から環状2号線を経由して臨海副都心を結ぶ快速バス路線で、運行は京成バスが中心となって設立された東京BRT株式会社。
レインボーカラーに塗装された専用の連接バスと燃料電池バスを中心に用いた高速運行を実施する。
停留所付近では乗り場(縁石)との隙間ができないようにするため自動制御運転をおこなうなど、様々な最新技術が導入されている。

東京BRTの1期路線(プレ運行)経路。
10月の1期開業時点ではまだプレ運行であるため、路線は「虎ノ門ヒルズ」「新橋」と、都営大江戸線勝どき駅近くの「勝どきBRT停留所」、トリトンスクエア近くの「晴海BRTターミナル」の4停留所を結ぶ1系統のみ。さらに連節バス(いすゞエルガデュオ)は1編成のみとなる。運行本数は1日75本(休日63本)、運賃は220円均一。

4系統開業時のBRT運行経路(計画)。
数年後には国際展示場・豊洲・有明地区方面を結ぶ4系統が運行される計画となっており、6月に開業した大型商業施設「有明ガーデン」にもBRTが発着できるバスターミナルが設けられている。
なお、BRTといっても専用道路を使うわけではなく、バスは一般道を運行する。
東京BRTと東京都は、将来的には信号を操作して優先通行させるなどPTPS(公共車両優先システム)を導入したり、専用レーンを設けたい考えも示しているものの、2020年時点では目途が経っていないのが現状であり、BRTといえども渋滞に巻き込まれるリスクもある。

有明ガーデン(写真提供:れめさん)。
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西友福岡港1丁目ショッピングセンター(仮)、2020年12月開業-「元祖」前にウォルマート・サニー、九州12年ぶり新店
福岡県福岡市中央区港1丁目の元祖ラーメン長浜家(家1)北側、元祖長浜屋の西側に大型商業施設「(仮称)西友福岡港1丁目ショッピングセンター」が2020年12月を目処に開業する。
追記:「キテラタウン福岡長浜」として2021年2月25日開業。

建設中の福岡港1丁目ショッピングセンター。
(元祖長浜屋玄関から撮影)
福岡・長浜に西友系のショッピングセンター
西友福岡港1丁目ショッピングセンターは、合同宿舎簀子住宅跡地再開発の一環として建設されるもので、建物は地上4階建、営業フロアは1~3階、売場面積は4,716㎡。
1階は核店舗として米国ウォルマート傘下・西友グループのスーパーマーケットが出店するとみられる。店舗面積は1,651㎡。店名が「西友」「サニー」のどちらになるかなどは10月時点まだ発表されていない。
西友としては2003年3月にモラージュ佐賀の核店舗として「西友佐賀巨勢店」(閉店済み)を開店して以来17年ぶり、サニーとしては2008年11月にActyくまもとの核店舗として「サニー南熊本店」(閉店済み)を開店して以来12年ぶりの新規出店となる。
西松屋、セリアなど出店するショッピングセンターに
2階・3階には専門店ゾーン。ツルハとJR九州が運営するドラッグストア「ドラッグイレブン」、子供用品「西松屋」、100円ショップ「セリア」、美容院「ファストカット」、カラオケ「コロッケ倶楽部」などが出店する。

多くのテナントも出店する。
簀子住宅跡地ではマンションも建設中、複合再開発に
合同宿舎簀子住宅跡地では、福岡地場不動産ディベロッパー「西武ハウス」による分譲マンション「モントーレ舞鶴ベイ ミッドスクエア」(地上13階建)、えんHDによる「エンクレスト港1丁目(仮称)」(地上14階建)の建設も進められており、公務員宿舎が商業施設とマンションを中心とした新たな街区として生まれ変わることとなる。
西友福岡港1丁目ショッピングセンター
住所:福岡県福岡市中央区港1丁目10番
営業時間:未定
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名古屋国際ホテル・ホテルナゴヤキャッスル、2020年9月30日閉館-名古屋の名門ホテル、ともに興和が再開発へ
名古屋市中心部にある老舗シティホテル「名古屋国際ホテル」、「ホテルナゴヤキャッスル」が、いずれも興和による再開発のため2020年9月30日に閉館する。
名古屋国際ホテル、興和による再開発で閉館
「名古屋国際ホテル」は名古屋市中区の「栄町ビル(さかえまちビル/通称えいちょうビル)」に1964年開館。客室数は263室。
1969年には別館として「ワシントンホテル」が開業した。
ワシントンホテルは藤田観光と提携して大手ビジネスホテルチェーンとなったことにより、現在もワシントンホテルグループに属する。(なお、ワシントンホテル1号店は現在「東京第一ホテル錦」となっている)

名古屋国際ホテル。
一方で、栄町ビルは2003年に隣接する百貨店「丸栄」が買収。その後、丸栄は2010年に医薬品事業などで知られる商社「興和」(名古屋市中区)の子会社となった。現在も建物は興和グループの丸栄が所有している。
建物は老朽化しており、興和グループは丸栄跡と一体的な再開発をおこなうためにビルの閉館を発表。ホテルや入居するテナントは立ち退きを迫られていた。
入居するエクセルシオールカフェやレストランキャンドルなどの飲食店も閉店を発表しており、名古屋国際ホテル・栄町ビルは56年の歴史に幕を下ろす。
建物は解体され、興和グループが再開発して新ビルを建設することになる。
ナゴヤキャッスル、興和が新ホテル建設-再出店めざす
一方、名古屋市西区の名古屋城西側にある「ホテルナゴヤキャッスル」は1969年10月開館。客室数は195室。
1997年から2018年まではスターウッドホテル&リゾートとフランチャイズ契約を締結し、ウェスティンナゴヤキャッスルとして営業していた。建物は名古屋城の堀に面して建っており、城が一望できるホテルとして人気を集めた。

ホテルナゴヤキャッスル。
ホテルナゴヤキャッスルは2013年に興和グループが運営企業を買収。閉館後は建物を解体したのち、興和が再開発をおこない、シティホテルを核とした建物を建設するとしている。ホテルナゴヤキャッスルはこの建物に再出店する計画となっている。
今後、2024年度の再オープンをめざして工事が進められる。
なお、従業員については興和がグループ企業の名古屋観光ホテルなどで雇用を続けるとしている。
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ザ・ビッグ安岡店、2020年9月30日閉店-旧・ジャスコ、イオン綾羅木ショッピングセンターとしてMr.MAX跡に移転
山口県下関市のJR山陰本線梶栗郷台地駅近くにあるマックスバリュ(以下、MV)西日本の総合ディスカウントストア「ザ・ビッグ安岡店」が、2020年9月30日をもって閉店する。

ザ・ビッグ安岡店。
ジャスコとして開店した「ザ・ビッグ」
ザ・ビッグ安岡店は当初、1989年9月に山陽ジャスコ(当時)の総合スーパー「ジャスコ安岡店」として開店。建物は地上3階建、営業フロアは1~2階、敷地面積は11,545㎡、直営売場面積は5,300㎡。

イオン安岡店。
ジャスコ安岡店はイオングループ店舗ブランド再編の一環として、2011年3月に店舗名を「イオン安岡店」に改称したが、2013年7月にMV西日本への運営移管が決定、同年9月の一時閉店を経て、同年11月に現在のザ・ビッグ業態としてリニューアルした。
近隣移転のため業態転換から7年で閉店
ザ・ビッグ安岡店の敷地面積は11,243㎡、商業施設面積は5,875㎡、MV直営売場面積は5,124㎡。同社ザ・ビッグ業態としては山口県内10店舗目だった。
総合スーパー時代から引続き、直営食料品や生活雑貨・実用衣料・ペット用品など幅広く展開。テナントとして新たに100円ショップ「ダイソー」や自動車販売店「トヨタカローラ山口」など7店舗(銀行ATM含む)を導入する全面リニューアルを実施した。
しかし、2019年5月に閉店した「ミスターマックス綾羅木ショッピングセンター」跡への移転のため、業態転換からわずか7年で閉店することなった。
ミスターマックス綾羅木ショッピングセンター。
イオン綾羅木は10月中旬から順次開業
ザ・ビッグ安岡店の後継施設となる「イオン綾羅木ショッピングセンター」は、2020年10月中旬を目処に開業する予定。
イオン綾羅木ショッピングセンターはJR山陰本線の梶栗郷台地駅前に立地。
テナントとして、食品ディスカウント「ザ・ビッグ綾羅木店」(10月17日開店)や100円ショップ「ダイソー」、ヘアカラー専門店「dada」が現店舗から移転する形で出店するほか、11月にはAOKIグループが運営のネットカフェ「快活CLUB」が24時間フィットネスクラブ「FiT24」併設店舗を新規出店する。
なお、現店舗(ザ・ビッグ安岡店)の跡地活用については2020年9月現在未定となっている。
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メトロ食堂街、2020年9月30日閉館-新宿駅西口再開発を前に
東京都新宿区の新宿駅地下にあるレストラン街「メトロ食堂街」が、2020年9月30日に閉店する。

メトロ食堂街。
54年の歴史に幕ー近く再開発へ
メトロ食堂街は1966年に開業。様々なジャンルの飲食店やマッサージなどサービス系店舗が出店していた。
閉店は再開発に先駆けたものであるとみられる。新宿駅西口では、小田急百貨店・小田急新宿駅などを高さ260メートル級の超高層ビルに建て替える計画が進められている。

小田急新宿駅・小田急百貨店本店。
着工は早くても2022年度になるとされるものの、新型コロナ禍により飲食店業界が苦境に陥るなか、再開発に先駆けた閉館になったものと思われる。

閉店告知を掲げる店舗。
なお、食堂街の店舗のうち、肉の万世、万世麺店、永坂更科布屋太兵衛の3店舗は当面のあいだ営業を続けるとしている。
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イオンモール白山、2021年夏開業-北陸最大級のイオンモールに
石川県白山市横江町の北陸自動車道白山インターチェンジ近くに、「イオンモール白山(仮称)」が2021年夏に開業する。
金沢市から7キロの場所にイオンモール出店
イオンモール白山が出店するのは、金沢市中心部から南西約7kmに位置している白山市横江町土地区画整理事業内。
北陸自動車道白山インターチェンジから南500mの場所に位置しており、金沢外環状道路海側幹線や幹線道路の県道194号も近く、アクセスが良好なことから、北陸3県からの広域集客も期待できる立地となる。

(仮称)イオンモール白山・施設イメージ。
周辺には、土地区画整理事業によって「クスリのアオキ」本社やネッツトヨタ石川 GR Garage 白山インター店、コメリパワー白山店などが出店している。事業内には一般住宅地区の開発計画もあることから、地域の中核施設となることが期待される。
四季折々の季節らしさ感じられるモールへ
イオンモール白山のコンセプトは「地域とともに、地域のために、『かがやきたい』を叶える街を。」
ハード・ソフト両面からこれまでにない「喜び」、「驚き」、「感動」の体験をご提供できるよう、季節や天候に関わらず快適で“年中お出かけ日和”な空間づくりに取り組んでいくとしている。

メインストリート。
メインエントランスの通りは、天候に左右されることのない街歩きの空間となり、メインストリートには木々を配置するほか、両サイドにライフスタイルファッションや雑貨などの専門店が出店し、四季折々の季節らしさ感じられるエリアになるとしている。
ライフスタイル・アミューズメントを充実
イオンモール白山の総賃貸面積は約73,000㎡、専門店は約220店舗。2019年9月に増床リニューアルした北陸最大のイオン「イオンモール高岡」に総面積は及ばないもののテナント数は白山のほうが多く、ほぼ同クラスの規模となる。
1階は「Dramatic Street(ドラマチック ストリート)」をコンセプトに、スイーツやベーカリー、生鮮食品、地元食材などが揃うフードゾーンや非日常を楽しめるレストラン、大型ファッションなどの四季折々のライフスタイルが楽しめるゾーンとなる。
2階は「Daytime Street(デイタイム ストリート)」をコンセプトに、ファミリーカジュアルを中心に、ライフスタイル雑貨、スポーツ、家電まで幅広い品揃えで日常に寄り添いライフスタイルをサポートするゾーンとなる。
3階は「Wonderland(ワンダーランド)」をコンセプトに、最新鋭のアミューズメントやシネマを導入するなど「体感」をキーワードにしたエリアや、子育て世代を応援するサービス・コミュニティ機能、話題の飲食店が集まるフードコートがあるゾーンとなる。
このほか、館内にはシネマコンプレックスが出店する計画。隣接する野々市市にあり2021年中に閉店するイオン御経塚店からイオンシネマが移転してくる可能性が高い。
なお、各フロアともに詳しいテナント構成については2020年8月時点では発表されていない。
イオンは「行政機関や地域事業者とも連携しながら、地域の交流拠点の一翼として、街のにぎわい創出の一助となる施設を目指していく」としている。
イオンモール白山(仮称)
住所:石川県白山市横江町土地区画整理事業施工地区内
営業時間:未定
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