近商ストア香芝店、2020年5月12日閉店-サティ跡、じゃんぼスクエア香芝の核店舗

奈良県香芝市のショッピングセンター「じゃんぼスクエア香芝」の核店舗「近商ストア香芝店」が、2020年5月12日をもって閉店する。

じゃんぼスクエア香芝。

香芝市随一の大型店「じゃんぼスクエア」

じゃんぼスクエア香芝は1989年4月に、関西地場不動産ディベロッパーの賛栄商事が開発を手掛ける「ジャンボスクエア香芝」として開業。建物は地上2階地下1階建、店舗面積は8,382㎡。
開業当初は総合スーパー「ニチイ香芝店(のちの香芝サティ)」を核とする商業施設として営業していたが、運営するマイカルの経営破綻によりサティが撤退。2001年4月をもって施設の大部分が閉鎖状態となった。

かつてニチイが出店していた。

その後、同年中に近鉄グループの食品スーパー「近商ストア」と関西地場大手家電量販店「ミドリ電化(のちのエディオン)」を新たな核に据え、施設全館のリニューアルを実施したが、2015年にはエディオンが撤退していた。

近商の後継店舗は未定

賛栄商事は1972年11月に開業した築40年超の老朽施設「じゃんぼスクエア富田林(西友富田林店跡)」を2020年秋に「じゃんぼメディカルスクエア富田林」として建替リニューアルオープンさせる計画を発表している。
同社は1984年11月に開業した築30年に満たない「じゃんぼスクエア熊取(熊取サティ跡)」を2014年初頭に解体し2015年12月に建替リニューアルした経歴がある。
一方で、香芝の建て替えなどについては4月時点で発表されておらず、今後の改装計画については未定となっている。
(写真:浅葱さん

追記:万代が2020年9月に出店

近商ストア跡には万代が「万代香芝下田店」として2020年9月に開業する。テナントの多くはそのまま営業を継続する。

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