カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

立川高島屋にジュンク堂書店出店-多摩地区最大級の書店に

立川駅前に多摩地区最大級の書店が誕生する。
ジュンク堂書店(淳久堂書店、神戸市)は、2016年2月に立川髙島屋に
「ジュンク堂書店立川店」を出店することを発表した。
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立川高島屋。

多摩地区最大級!オリオン書房を凌ぐ規模に

ジュンク堂書店立川店は今年11月までユニクロが出店していた6階に出店。6階はワンフロア全てがジュンク堂書店となる。
売場面積は約3,000㎡、蔵書数は約100万冊と、これまで最大だったオリオン書房ノルテ店(約2,500㎡)を凌ぐ大きさで、多摩地区の書店としては圧倒的な規模となる。
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ジュンク堂書店が出店する立川高島屋6階。
先月までユニクロが出店していた。

外部リンク: 【2016年2月下旬】ジュンク堂書店 立川髙島屋店オープン(丸善ジュンク堂書店)

丸善、そごう川口店から撤退-後継店舗は未定

そごう川口店9階の「丸善そごう川口店」が、2016年1月31日を以て閉店することを発表した。
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そごう川口店。

文教堂の勝利に終わった川口駅前の書店戦争

丸善そごう川口店は川口そごう初期からの中核テナントの1つで、売場面積は約300㎡。出店当時は川口駅前において数少ない大手書店として親しまれ、2005年には増床とリニューアルを行っていた。
しかし、2006年には隣接する再開発ビル「キュポラ」に核店舗の1つとして「文教堂書店」がオープン。その後は苦戦が続いていたと思われる。
なお、この文教堂書店の出店を受ける形で、当時JR川口駅前最大規模の書店であった「書泉ブックドーム」も2008年に閉店している。
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キュポラ。右にJR川口駅が見える。

丸善そごう川口店の跡に出店する店舗はまだ発表されていない。

外部リンク: 【2016年1月31日】丸善 そごう川口店 閉店のお知らせ

表参道ヒルズ、10周年を機に大規模改装へ

表参道ヒルズ」(渋谷区)が、2016年春に開業10周年を機に大規模なリニューアルを行うことになった。

開業10周年、5割近い店舗がリニューアル

表参道ヒルズは森ビル(港区)が運営する複合商業施設で、2006年2月に開業。 関東大震災の復興住宅である「同潤会青山アパートメント」跡の再開発によるもので、一部は同潤会アパートの建物を復元している。
建築家の安藤忠雄氏による、表参道の傾斜を活かした独特な設計も話題となった。
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表参道ヒルズ。
手前は旧「同潤会青山アパートメント」を復元した同潤館。

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特徴的な回廊。

今回の改装は過去最大の規模となり、全体の5割弱の店舗をリニューアル。そのうち新店が33店舗、リニューアルが8店舗で、出店する多くの店舗が日本や東京の旗艦店となる。
レストラン街でも店舗の入れ替えが行われるほか、新たな業態としてブックカフェもオープン。ファッションをテーマにしたイベントや写真展の開催も増やす。
また、多言語対応タッチパネルや、全館Wi-Fiも整備されるほか、ファザードの照明やエントランスも刷新する。

最大のリニューアルは3月18日

リニューアルは3月18日に行われる過去最大のもの(23店舗)を中心に、2月11日から4月22日にかけて順次行われる予定となっている。
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リニューアルされる予定のファザードとエントランス。

表参道ヒルズ
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
営業時間:11:00~21:00
レストラン街は23:30まで
(日曜日は各1時間短縮)

外部リンク:表参道ヒルズ10 周年 3 月18 日 過去最大のリニューアル(森ビル・表参道ヒルズ、PDF)
外部リンク:表参道ヒルズ

大丸心斎橋店で「回顧展」を開催-12月2日から30日まで

大丸心斎橋店(しんさいばしみせ、大阪市中央区)の建て替えを前に、12月2日より大丸心斎橋店7階特設会場で「大丸心斎橋店回顧展」が開催されている。
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大丸心斎橋店。

大丸心斎橋店は1726年に開店。現在の本館はアメリカ人建築家のウィリアム=ヴォーリズの設計で、1933年に完成したもの。
会場には、本館の新築時に使用された設計図面やデザイン画、石膏模型に加え、過去の大丸心斎橋店のポスターや、江戸時代の店舗を再現した模型も展示されている。展示物のうち、大丸が所蔵するものの多くは撮影可能となっている。
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江戸時代の店舗を再現した模型。

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かつての店舗の写真なども。

回顧展は本館が閉店する30日まで開催される。入場は無料。
なお、新店舗は2019年に完成する予定で、下層階には現在の店舗の内外装の一部が復元されることになっている。

外部リンク:大丸心斎橋店 回顧展(大丸)
関連記事:大丸心斎橋店本館、建て替えのため2016年に解体へ
(取材協力:デパート通信)

大分駅周辺の大型店と商店街が史上初の合同初売り-1月1日から

JR大分駅周辺の大型店、商店街が合同で初売りバーゲン「THEまちなかバーゲン申年」を開催する。
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大分市の中心商店街(セントポルタ中央町)。

史上初の合同初売り

合同バーゲンに参加するのは百貨店「トキハ本店」、駅ビル「JRおおいたシティ」、ファッションビル「イオン大分フォーラス」の大型店3店舗と、「セントポルタ中央町」、「ガレリア竹町」、「府内5番街(若松通り)」、「ふないサンサン通り」、「ふないポルトソール通り」の5商店街。
各商業施設と中心商店街が合同で初売りを開催するのは史上初のこと。
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府内町3商店街の告知ポスター。(公式フェイスブックより引用)

初売りの開催は、「JRおおいたシティ」、「イオン大分フォーラス」が1日から、「トキハ本店」と各商店街が2日からとなっており、中心商店街では2日に餅つき・餅まきを行うなど、様々なイベントも開催される。
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JRおおいたシティ。

駅ビル開業で生まれた一体感

今回の合同初売りは、駅ビル開業を機に今夏に実施した合同サマーバーゲンが大きな効果を上げたために実施することになったもの。
大分市の中心商店街はJR大分駅前に広がっており、駅ビル開業による相乗効果が生まれている。
駅ビルは開業半年で1400万人を集客したほか、「トキハ本店」は、 駅ビル開業に備えた改装が好評で、特に地階の食品売場は前年比約7%の売上で推移。
駅に繋がる中心商店街のセントポルタ中央町では、空き店舗が殆ど解消されたほか、 地価も24年ぶりに上昇に転じた。駅から徒歩10分ほどの距離にある歓楽街の都町の地価も上昇している。
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改装したトキハ本店の地階。

外部リンク:おおいた街なかNavi(face book)

ホークスタウンモール、2016年春に閉館へ

関連記事:HKT48劇場、天神「西鉄ホール」に移転へ-西鉄福岡駅直結

福岡市中央区のショッピングセンター「ホークスタウンモール」が2016年春に閉館する。
現在の商業テナント、Zepp福岡、HKT48劇場などは全て閉店・退去することになる。
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ホークスタウンモール。

ダイエーグループから三菱地所へ

「ホークスタウンモール」は福岡ドーム隣接地に2000年4月に開業したショッピングセンター。
当時は福岡ドームなどと同様にダイエーグループの運営で、「ハードロックカフェ」や「スターバックスコーヒー」などの九州1号店が出店したことでも話題となったが、ダイエーの経営不振により2004年に投資ファンドに売却。
その後は2005年にスーパーマーケットの「レッドキャベツ」が、2011年に「HKT48劇場」と100円ショップ「Seria」がオープンするなど、日常的な来客を増やすためのリニューアルが進められてきた一方で、近年は閉店・撤退する店舗が続出、現在は空き店舗が目立つ状態となっており、2015年には三菱地所に売却されていた。
跡地は三菱地所が大規模な再開発を予定している。
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核店舗の1つ、レッドキャベツホークスタウン店。

HKT48劇場はどこへ?

現在の核の1つである「HKT48劇場」(運営:AKS、劇場支配人:指原莉乃)は2011年11月の開館。フットサルコート跡への進出で、数十億円とも言われる巨費を投じた48グループ最大の専用劇場として話題を呼んだ。
HKT48劇場の移転先はまだ公表されていないものの、博多駅前に来春開業する「KITTE博多(博多丸井)」の11階には結婚式場とともにコンサートホールの開設が検討されているため、HKT48の公演が行われる可能性も指摘されている。
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HKT48劇場。

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建設中のKITTE博多・博多丸井。

外部リンク:ホークスタウンモール
関連記事:
KT48劇場、天神「西鉄ホール」に移転へ-西鉄福岡駅直結

 

 

香港そごう、開店30周年

香港そごう銅鑼湾本店が開店から30周年を迎え、11月より感謝記念セールが開始されている。
(香港崇光銅鑼灣店、開業30周年感謝慶11月開鑼。)

記念セールや抽選会を開催

香港そごう30周年記念祭は11月1日から2016年1月3日まで実施。
 11月13日から数回に分けて30周年感謝記念セールが行われているほか、12月29日まで「日本の巨匠 酒井田柿右衛門展」を開催中。
また、「SOGO30周年節日購物賞大抽奨」と題して、来年1月まで1000香港ドル以上のお買いもので香港そごう商品券やiPhone6s+といった豪華賞品が当たる抽選会、香港そごう限定トミカの発売なども実施されている。
支店の尖沙咀店でも協賛イベントが開催される。

そごう西武との関係再強化も

香港そごう(香港崇光)は1985年5月31日開店。横浜そごうとほぼ同時期の開店で、1993年・1996年の増床後は、香港最大の百貨店となっていた。
2005年には支店として尖沙咀店も開店している(2014年移転)。
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香港そごう尖沙咀店。

香港そごうは2000年のそごう経営破綻後、日本法人との資本関係を解消し利福國際集團有限公司が運営するフランチャイズ店舗として運営されていたが、2014年からは「そごう・西武」が14年ぶりに商品供給を再開。現在はカード事業での相互優待なども行われるようになっている。

香港そごう銅鑼湾本店(香港崇光銅鑼灣店)
住所:香港 銅鑼灣軒尼詩道555號
営業時間:10:00~23:00(イベント時は24:00まで)

外部リンク:香港SOGO
(写真協力:地理人研究所

日本マクドナルドHD株式の大部分、米マクドナルド社が売却へ

日本国内においてマクドナルドを展開する「日本マクドナルドホールディングス」(新宿区)の株式の大部分について、米マクドナルド社が売却する方針であることが分かった。
日本マクドナルドは設立以来、全体の約半分の株式を米マクドナルド社や複数の米マクドナルド子会社が保有する形となっていた。
米マクドナルド社は、複数の投資ファンドや商社に対して、保有する日本マクドナルドHD株式のうち7割弱の売却を打診しているとされる。
売却後は売却先企業が日本マクドナルドHDの筆頭株主となる可能性があり、経営体制や店舗形態の大きな変革も予想される。

日本出店から45年での大変革か

日本マクドナルドは1971年に輸入雑貨販売会社「藤田商店」の社長であった藤田田氏により設立。
2002年に持ち株会社化したが、BSE(狂牛病)問題などにより同年に初の赤字転落。その後、2003年より藤田商店との関係を清算した上で、直営店の大幅削減、老朽店舗の閉店などの経営合理化を行ってきたものの、賞味期限切れ商品の販売や衛生問題などが相次いで発覚し、経営体制の見直しが求められていた。mac1s1s2s
各地で掲出された閉店告知ポスターも話題となった。

マック閉店後の跡地活用も課題に

更に、2010年前後から始まったマクドナルドの「戦略的閉店」実施以降は、マクドナルド跡地の再活用が各地で大きな課題となっている。
マグドナルドが主要テナントの1つとして出店していた中心商店街や大型商業施設では、マクドナルドの退店が周辺の店舗にも大きな影響を及ぼした例があるほか、大手スーパーがマクドナルドの複数退店を機に他社の大手ハンバーガーチェーンの誘致に乗り出すなど、都心地域やショッピングセンター内の店舗を中心に店舗跡地の争奪戦も起きている。
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閉店が続くマクドナルド。笑顔の未来は来るのだろうか。

外部リンク:日本マクドナルドホールディングス
外部リンク:本日の一部報道について(日本マクドナルド)

ダイエー君津店、2016年2月末に閉店

千葉県君津市のショッピングセンター「ダイエー君津店」が2016年2月末で閉店する。
ダイエー君津店は「忠実屋君津店」として君津市中心部に1981年開店。君津市立周西小学校の移転に伴い、その跡地への出店だった。
忠実屋がダイエーに合併した後は、ダイエー系列のディスカウントストア「Dマート」を経てダイエー君津店となっていた。現在、ダイエーとしては千葉県最南端の店舗でもある。
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ダイエー君津店。

イオンとの”グループ内競合”か-跡地利用は未定

ダイエー君津店の売場面積は約9,200㎡。忠実屋が開店した当時は君津市最大の商業施設であったが、近年は店舗の老朽化もあり売り上げは減少傾向にあった。
昨年、君津市と隣接する木更津市南部に開業したイオンモール木更津の影響も大きかったと思われる。

ダイエー君津店では、現在閉店セールを実施中。閉店は2016年2月29日の夕方を予定している。閉店後の活用方法などは発表されていない。
ダイエー閉店後、君津市の大規模ショッピングセンターはJR君津駅前の ユニー・アピタ君津店(売場面積約9,700㎡)のみとなる。

外部リンク:ダイエー君津店

三省堂書店池袋本店、リブロ本店跡にグランドオープン

西武百貨店池袋本店(豊島区)の別館地階・書籍館4階~地階に「三省堂書店池袋本店」が12月6日にグランドオープンした。
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三省堂書店池袋本店エントランス。

池袋の三省堂は本だけじゃない!

「三省堂書店池袋本店」は、7月に惜しまれつつ40年の歴史に幕を下ろしたリブロ池袋本店跡に入居。7月よりフロアの一部を利用して暫定営業を行っていた。
売場面積は全体で約3,300㎡、蔵書数は80万冊。
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 全館フロアガイド(三省堂書店公式サイトより引用)

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惜しまれつつ閉店した旧リブロ池袋本店。

三省堂書店池袋本店の一番の特徴は、各フロアにおいてオススメの本を紹介するコーナー「tanakanata(棚彼方)」が設置されたこと。
更に、各フロアに雑貨コーナーも設けられたほか、1階にはブックカフェ「神保町いちのいちノおふくわけ」も開設された。
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「tanakanata」コーナー。各フロアに設けられている。

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ブックカフェ「神保町いちのいちノおふくわけ」。

また3階には、美術コーナーに定評のあったリブロ池袋本店の長所を引き継いだ形でアート・芸術書籍専門コーナー「ARS LOCUS」を設置。
現在はオープニング企画として「感じるTOKYOプロジェクト」と題し、クリエイターによるオリジナルグッズの展示・販売が行われている。
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「ARS LOCUS」。

そのほか、特長的なコーナーとしては、地階の児童書売場「totoa」に設けられた積み木コーナーや、4階の博物系雑貨コーナー「Naturalis Historia」が挙げられ、このような多彩なコーナーを設置することで、池袋で最大の書店である淳久堂書店池袋店(約6,600㎡)との差別化を図っている。
また、4階には、大型書店では定番でとなっているイベントスペース「Reading Together」を開設。今後、様々な作家やタレントのサイン会などが開催されることになっている。
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ライバルである淳久堂書店池袋本店。

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「Reading Together」のイベント情報。詳しくは公式サイトへ。

なお、リブロ本店の撤退は業績不振によるものではなかったため、リブロは新たな本店の移転先を探しているというが、現時点では新店舗の開設には至っていない。

三省堂書店 池袋本店
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1
(西武百貨店池袋本店別館地階・書籍館地階~4階)
営業時間:10:00~22:00

外部リンク:三省堂書店池袋本店特設サイト
関連項目:リブロ池袋本店、7月20日閉店