ドン・キホーテ下北沢店、2021年4月28日開店-下北沢最後の大型ゲーセンだった「エムエムランド」跡

東京都世田谷区の京王電鉄・小田急電鉄下北沢駅近くにパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ下北沢店」が2021年4月28日朝8時に開店する。

ドン・キホーテ下北沢店。

シモキタ最後の大型ゲーセン跡、ドンキに

ドンキが出店するのは、下北沢駅から徒歩約3分の場所にあったゲームセンター「エムエムランド」跡。
下北沢エムエムランドは2010年12月に新築開店。建物は地上4階建、営業フロアは1~3階。大手タピオカ・パチンコチェーン「南栄商事」(ミナミグループ/本社:東京都世田谷区)の関連会社「ミナミ」(本社:東京都渋谷区)によるゲームセンター旗艦店で、1階ではクレーン・音楽ゲーム、2階では対戦・メダル・ビデオゲーム、3階ではプリクラ機などを展開。エムエムランド建設以前(Basso時代)から引き続き、当初は南栄商事直営の飲食店(373 Southern Hills Cafe)を併設、末期には韓国ハッドグ専門店「ミョンラン時代ホットドック下北沢店」日本1号店を併設していた。しかし、コロナ禍のなかテナントスペースを含めて2021年1月20日に閉店した。同店は下北沢駅近くで最後の大型ゲーセンであった。

「若者の街にポップでカラフルなドンキ」掲げる

ドン・キホーテ下北沢店の売場は1階から3階までの3フロアで、店舗面積は946㎡。
若者の街に、利便性・嗜好性の高い品揃えでポップでカラフルな店舗が登場!」をキャッチフレーズとして、大学キャンパスが多い下北沢の学生・若年層に合わせた品揃えを特徴とし、化粧品、ヘアケア、メンズコスメ、カラコン、スマートフォンアクセサリー、バラエティグッズ、自転車、菓子など、生活用品やトレンド性の高いカテゴリーに注力。
また、昨今高まる宅飲み需要に応え、カラフルでSNS映えするパーティードリンク、若年層や女性からの支持が高まっている韓国焼酎を充実させるほか、周辺地域で取り扱いの少ない家電製品も展開する。

店内のようす。

店内は、文化・アートの発信地として知られる個性豊かな地域性に合わせ、店内はニューヨークのグラフィックアートをイメージしたストリートテイストの装飾を施し、キャッチーな「アメコミ風デザイン」の装飾物を用いることで、圧縮陳列と五感を刺激するカラフルかつポップな演出で楽しい買物を演出するとしている。

ドン・キホーテ下北沢店

住所:東京都世田谷区北沢2-3-6
営業時間:午前8時~午前1時

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