エディオン寺町店、2021年2月28日閉店-旧・タニヤマムセン本店、寺町電気街で最後の大型店

京都府京都市下京区の京都河原町駅近くにある家電量販店「エディオン寺町店」が、2021年2月28日をもって閉店する。

エディオン寺町店。

寺町電気街を代表する大型家電量販店だった

エディオン寺町店は、1908年創業の京都地場大手家電量販店「谷山無線電機(タニヤマムセン)」寺町本店として1980年6月に開店。建物は地上6階建。
タニヤマムセン寺町本店は開店以来、複数回にわたる増床と多館体制(ライフ館PCワールド、C-ZONEなど)の構築により、近隣の上新電機(J&P)やニノミヤ、中川ムセンとともに電気街「寺町電気街(でんとぴあ)」を形成していた。

谷山無線電機が所有するタニヤマライフ館。
とらのあな京都店は同社との共同運営店舗だった。
(2021年現在は閉店)

寺町を代表する大型家電量販店だったタニヤマムセン寺町本店であったが、2007年8月にビックカメラが京都駅に進出するなど店舗間競争が激化、ニノミヤ・中川ムセンの廃業や上新電機の撤退も重なり、電気街の求心力は急速に衰えた。
2010年11月にヨドバシカメラが京都駅前の近鉄百貨店跡に進出したこともあり、運営会社の谷山無線電機は2011年9月にエディオンとFC契約を締結した。
同社の旗艦店であった寺町本店は、同年10月の一時閉店を経てエディオン直営店「ミドリ寺町店」(営業フロア1~5階、売場面積2,080㎡)に転換、2012年10月のエディオングループ店舗ブランド再編により現在の店舗名に改称した。

阪急・丸井跡に事実上の移転、寺町店跡は未定

エディオン寺町店の近隣では、2021年春に住友不動産グループの商業施設「京都河原町ガーデン」(京都マルイ・四条河原町阪急跡、京都住友ビル)の核店舗として「エディオン京都四条河原町店」が開店するため、寺町店が事実上増床移転するかたちとなる。
エディオン寺町店の建物は築40年が経過しており、老朽化が進んでいる。
店舗跡の活用方法については2021年2月時点では未発表となっている。

京都住友ビル。

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