埼玉県越谷市の東武鉄道伊勢崎線せんげん台駅近く、セブン&アイHDのショッピングセンター「セブンタウンせんげん台」に、同じくセブン&アイHDの食品スーパー「ヨークフーズせんげん台店」が2021年2月27日午前9時に開店する。
ヨークフーズせんげん台。
せんげん台のヨーカドー跡地に誕生したセブンタウン
セブンタウンせんげん台は、セブン&アイHDの総合スーパー「イトーヨーカドーせんげん台店」を建替えリニューアルするかたちで2009年11月20日に開業。建物は地上2階建、敷地面積は10,500㎡、店舗面積は6,400㎡、延床面積は10,000㎡。
2021年現在はセブン&アイ・クリエイトリンク(旧・モール・エスシー開発)の近隣商圏型ショッピングセンターとして、大型衣料品店「パシオス」やインテリア雑貨店「ニトリデコホーム」、100円ショップ「ダイソー」など20近い専門店が出店する。
プライス、約8ヶ月ぶり2度目の業態転換に
ヨークフーズせんげん台店の前身となるイトーヨーカドーの食品ディスカウント「ザ・プライスせんげん台店」は、セブンタウンの核店舗として2009年11月20日に開店。営業フロアは1階、店舗面積は約2,770㎡。
2008年8月に復活したザ・プライス業態としては初となる新築店舗への出店であり、同業態としては初となるセルフレジの導入や既存店と比べ“グレードの高い商品”の品揃え、食品や日用品に特化した品揃えを特徴としていたが、セブン&アイHD首都圏食品スーパー事業再編の一環として2020年5月31日をもって一時閉店。
ヨーク運営の「ヨークプライスせんげん台店」として同年6月5日に再開店したが、業態転換のため2021年2月23日に再び一時閉店していた。
「低価格」と「上質」の両立を目指す
ヨークフーズせんげん台店の営業フロアは1階(従来と同様)、売場面積は約1,880㎡。ヨーカドーから引継いだプライス業態を「ヨークフーズ」に転換する初の店舗となる。
せんげん台店では、独自仕入れによるお買得商品「理由あり!スーパーロープライス商品」をコーナー化するなど、従来からの低価格なプライスラインを踏襲。一方、国産黒毛和牛の取扱いを常設化、ヨークオリジナル開発商品の新規MDやミールキット商品を新規導入、中食ニーズの高い惣菜売場を従来比1.4倍に拡大するなど、商品の“質“や“品揃え”といった軸を取り入れた新しい商品政策・売場づくりを目指すとしている。
ヨークフーズせんげん台フロアマップ。
ヨークフーズせんげん台店
住所:埼玉県越谷市千間台東2丁目707番地
営業時間:午前9時~午後9時
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