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そごう神戸店・西武高槻店、「神戸阪急」「高槻阪急」に-2019年10月から

阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリング(大阪市)は、そごう・西武から経営譲渡を受けた「そごう神戸店」「西武高槻店」を「阪急百貨店」に屋号変更することを発表した。

そごう神戸店(神戸市中央区)。

そごう神戸店・西武高槻店、2019年秋までに「歴史に幕」

そごう神戸店は1899年6月開店、現在の店舗は1933年開店。売場面積は43,093㎡。そごうで唯一、戦前から営業する店舗であった。別館にはロフトの神戸旗艦店も出店する。
西武高槻店は1974年11月開店。33,353㎡。「西武高槻ショッピングセンター」として、西武百貨店を核店舗にオーロラモール高槻を形成。関西スーパー、ユニクロ、ロフトなど数多くのテナントが出店する。

西武百貨店高槻店・オーロラモール高槻(大阪府高槻市)。

売却から2年で「阪急百貨店」に

そごう・西武の親会社であるセブン&アイ・ホールディングスは経営構造の改革のため、両店舗を2017年10月にエイチ・ツー・オー アセットマネジメント(法人格は旧・イズミヤ)に売却。その後は阪急阪神百貨店のグループ店舗として屋号はそのまま運営されていた。売却額は151億円であった。

改称時期は2019年10月で、両店舗の新名称は「神戸阪急」「高槻阪急」ととなる。また、エイチ・ツー・オー アセットマネジメントから阪急阪神百貨店に経営移管される。改称・改装にともなう休業もあると思われるが、そうした情報などは9月現在は発表されていない。
阪急百貨店は関西において「名門」であるものの、「そごう」「西武」という永年親しまれた屋号を惜しむ声も少なくないであろう。

外部リンク:そごう神戸店及び西武高槻店に関するグループ内事業再編及び再編に伴う屋号の変更に関するお知らせ
関連記事:心斎橋パルコ、2021年再出店へ-旧そごう本店(大丸北館)に

関連記事:セブンアイ、そごう神戸店・西武高槻店をH2Oグループに10月譲渡-旧「イズミヤ」のアセットマネジメントに
関連記事:神戸市、三宮再開発の概要発表-ダイエーなど跡地にツインタワー建設へ

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伊藤忠商事、「ローラ・アシュレイ」の展開開始-「日本再進出」へ

伊藤忠商事は、8月に日本から撤退していた家庭用品・アパレルブランド「ローラ・アシュレイ」(Laura Ashley)の展開を開始することを発表した。
同ブランドは日本再進出することになる。

ローラ・アシュレイの店舗(閉店済み)。

日本ではイオンが展開-8月までに全店閉店していた

ローラ・アシュレイは1968年にイギリス・サウスケンジントンに1号店を出店。1985年に日本初出店を果たした。1986年にはジャスコグループ(現:イオングループ)主導のもと、イギリス「ローラ・アシュレイ」社との共同出資で「ローラ・アシュレイ・ジャパン」を設立。ポップな花柄をモチーフとしたデザインの家庭用品やホームウェアなどのアパレル商品は広く受け入れられ、全国の百貨店や駅ビルを中心に、グループの利を生かしてイオングループの大型店への出店もおこなっていた。
また、近年はサンリオとのコラボレーションも行ったことも話題となった。

サンリオとのコラボ商品。 
(サンリオのニュースリリースより、© Laura Ashley 2015、©1976, 2015 SANRIO CO.,LTD.)

しかし、イオングループは英国法人との契約終了を決定。
8月31日(台湾では9月10日)までに「ローラ・アシュレイ・ジャパン」が展開する日本、台湾、香港の全店舗を閉店していた。

伊藤忠商事が9月から販売再開-再び店舗展開も

伊藤忠商事は、ローラ アシュレイ」ブランドの日本市場における独占輸入販売権およびマスターライセンス権を取得。ローラ・アシュレイの店舗は一旦全て閉店してしまったものの、9月18日から再び主要百貨店や専門店などで商品展開をおこなうことを発表した。

また、新たに展開を開始する公式通販サイトも開設する予定で、今後は直営店の出店もおこなう方針だという。
イオングループの「ローラ・アシュレイ・ジャパン」の年商は117億円(2017年2月期)であったが、伊藤忠商事は3年後に年商80億円(小売上代ベース)を目指すとしている。

外部リンク:「ローラ アシュレイ(Laura Ashley)」ブランドの独占輸入販売権およびマスターライセンス権取得について
関連記事:オールドネイビー、2017年1月22日に日本撤退-GAP姉妹ブランド、全店閉鎖に
関連記事:ローラ・アシュレイ、2018年秋までに日本撤退へ-日本法人を運営するイオンの撤退で

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井筒屋、コレット井筒屋・黒崎井筒屋・宇部井筒屋・飯塚井筒屋の4店を閉店-2019年5月までに

井筒屋(北九州市小倉北区)は、「コレット井筒屋」、「黒崎井筒屋」、「宇部井筒屋」の3店舗の閉店を7月31日に発表した。既に閉店を発表している「飯塚井筒屋」と合わせて、2019年5月までに4店舗を閉店することになる。

井筒屋小倉本店。

東証一部上場、北九州地盤の百貨店

井筒屋は1936年10月に現・小倉本店の建物で開店。九州本社の百貨店で唯一、東証一部に上場する。創業時の経緯から、現在も西日本鉄道が株式の1割程度を保有する。
1970年代には小倉本店のほかに、八幡、本城、若松、博多、久留米、浮羽、大牟田、中津に店舗を構え、大分市でも出店用地を確保(現:コンパルホール)していたが、営業規模を徐々に縮小。
近年は2007年3月に「博多井筒屋」を、2009年2月に「久留米井筒屋」を、2015年12月に「黒崎井筒屋ANNEX-1」(旧・八幡店)を閉店させていた。

久留米井筒屋。

その一方で、小型店の出店を増やしており、とくにかつて大型店を出店していた大牟田、中津や、百貨店が消滅した徳山などでは一定のシェアを集めている。

井筒屋中津店(ゆめタウン中津1階)。

かつて小倉、そして北九州市には玉屋、そごうなど多くの百貨店が出店していたがいずれも撤退しており、2018年現在は井筒屋が小倉唯一、北九州唯一の百貨店事業者となっている。

コレット井筒屋、2019年2月28日閉店-ロフト等も撤退か

コレットは旧「小倉そごう」のビルである「セントシティ北九州」に2008年4月に開店。伊勢丹と共同運営していた小倉伊勢丹の株式のうち、伊勢丹保有分を引き受けて経営を引き継いだ。井筒屋の子会社であるコレット井筒屋が運営する。

コレット。

井筒屋の売場面積は30,000㎡、全体の売場面積は46,282㎡。建物は北九州都心開発(セントシティ北九州、アイム専門店街を運営)が保有する。
コレット部分の年商は約103億円(2018年2月期、コレット井筒屋社の全体合計)であった。近年は1年半の間に社長が3度も変わっている。
館内のロフト、無印良品、ZARA、ニューヨークレボリューション(スーパー)などは井筒屋内に出店しているため、2月を以て閉店する可能性が高い。一方で、7階以上のフロアはセントシティ北九州がアイム専門店街として運営しており、営業を継続するものと思われる。

アイム専門店街。

黒崎井筒屋、2019年5月31日閉店-旧・黒崎そごう

黒崎井筒屋は八幡井筒屋として1959年11月に開店。「黒崎そごう」の閉店に伴い、2001年10月に現店舗へと移転した。旧店舗は「黒崎井筒屋ANNEX-1」となったが、2015年12月に閉店、解体されている。

黒崎井筒屋。

井筒屋の売場面積は25,026㎡、全体の売場面積は39,100㎡。建物はメイト黒崎(メイト専門店街を運営)が保有する。
黒崎井筒屋部分の年商は約129億円(2018年2月期)であった。
館内の無印良品、ABC-MARTなどは井筒屋内に出店しているため、5月を以て閉店する可能性が高い。一方で、メイト専門店街のベスト電器、レッドキャベツなどは営業を継続するとみられる。

宇部井筒屋、2018年12月31日閉店

宇部井筒屋は1933年に開店。山口井筒屋と同じく「ちまきや」の運営であったが、1969年10月に井筒屋が資本参加した。現在は子会社の山口井筒屋が運営する。

宇部井筒屋。

売場面積は7,683㎡、建物は山口井筒屋が保有する。年商は約28億円(2018年2月期)であった。
宇部井筒屋は面積が狭く、無料駐車場もあるため近年も黒字を計上する年があるなど地方都市にしては比較的好調であったとされる。
しかし、建物の老朽化が進行しており、耐震性問題が閉店の大きな要因になったと思われる。

飯塚井筒屋、2018年10月閉店

1949年開設、現店舗は1965年10月開店。近年は営業面積を縮小していた。
4月に一足先に閉店が発表されている。詳しくは飯塚井筒屋、2018年10月末までに閉店-筑豊唯一の百貨店を参照。
追記:6日閉店、イオン穂波に移転することとなった。

飯塚井筒屋。

井筒屋、今後どうなる?

井筒屋は、今後は小倉本店、山口井筒屋の2店舗と小型サロンのみで営業を継続することとなる。

山口井筒屋。

井筒屋の2018年2月期の売上高(年商、連結)は783億400万円であるが、今回の4店舗閉店に伴い、その約4割にあたる300億円近くを失う見込みだ。
井筒屋は九州唯一の東証一部上場百貨店でもあるが、今後さらなるリストラ・債務整理をおこなったのち、提携する大手百貨店との関係を強化することも考えられよう。

ニュースリリース:当社および当社子会社の店舗営業終了および特別損失の計上ならびに業績予想の修正について 
関連記事:ラオックス、リバーウォーク北九州に旗艦店-約1万㎡「購入」、2月開業めざす

関連記事:飯塚井筒屋、2018年10月末までに閉店-筑豊唯一の百貨店
関連記事:久留米シティプラザ、4月27日グランドオープン-旧・井筒屋跡
関連記事:グループ統合決めた「マルショク・サンリブグループ」-その将来像は

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丸栄、6月30日閉店-サカエの顔、403年の歴史に幕

愛知県名古屋市中区栄の老舗百貨店「丸榮」(丸栄)が2018年6月30日午後7時すぎに閉店し、前身の「十一屋呉服店」から403年の歴史に幕を下ろした。

百貨店営業終了日の丸栄。

創業403年、名古屋が誇る「4M」の一角

丸栄は1615年に創業した「十一屋呉服店」を起源に持つ。
太平洋戦争最中の1943年、企業整備令に基づく百貨店整理統合により、当時大手百貨店であった「丸物」傘下の「三星百貨店」と合併して現在の屋号となった。1952年には建築家・村野藤吾の設計で、戦後に出来た建物を増築する形で現在の本館(地下2階、地上8階)が完成。外観にモザイクタイルの壁画(1枚目参照)や、1階エレベーターの扉にあしらわれた東郷青児の絵など、豪華な内外装は栄地区の名物となった。

日本建築学会賞受賞作品である。

その後は繰り返しの増床や別館「丸栄スカイル」の開館(1973年)などを行い、名古屋の百貨店群を指す「4M」(丸栄、松坂屋、三越、名鉄百貨店の共通する頭文字Mを取ったもの)の一角として大きな存在感を示してきた。
また、消費低迷の煽りを受けていた1999年には、当時百貨店では異例であったギャル系アパレルフロア「モード&ヘルシー」を本館1階・2階に導入。当時“名古屋嬢”と呼ばれた地元の若者からは、丸栄ならぬ「ギャル栄」としてコアな支持を集めた。
しかし、名古屋パルコ(1989年開店)、JR名古屋高島屋(2000年開店)、三越ラシック(2005年開店)といった競合店の進出(進出計画)もあり、2003年には丸栄スカイルからの実質的な撤退を決めるなど、厳しい経営状況が続いた。

興和との提携から10年、ついに閉店

丸栄は2008年に製薬(コルゲンコーワ)などで知られる大手商社「興和」(名古屋市)と業務資本提携を締結、2010年には豊橋丸栄(現・ほの国百貨店)を投資ファンドに売却し、経営再建を加速させた。
しかし、2017年2月期決算では3期連続の赤字を記録するなど慢性的な業績不振からは抜け出せず、2017年7月には興和の完全子会社入りし、同年12月には丸栄の営業終了と近隣施設との一体的な再開発が発表された。
再開発についての詳細は過去記事を参照

賑わう最終日-パネル展や過去の人気催事も開催

丸栄では5月17日から全館で閉店セールを開催。一部テナントが先行して営業を終了していたもの、閉店を惜しむ買物客で賑わった。
7階では企画展示イベントとして「マルエイ75年のあゆみ-伝えたい記録、残したい記憶-パネル展」が開催された。

「マルエイ75年のあゆみ」パネル展

歴代の紙袋・包装紙からお中元・お歳暮カタログ、案内員の制服といった百貨店では定番のアイテムから、丸栄の顔でもあった「モード&ヘルシー」のポスターやミニファッション情報誌「スナッピー」、人気催事「鉄道模型展」や「KYOSHOフェア」で販売された特注商品まで並べられ、買物客は物思いにふけっていた。

丸栄らしさあふれるパネル展。

最終営業日となった6月30日は、5月17日から続いていた閉店セールにより売場が大幅縮小しており、地下食品売場「できたて栄市場」「とれたて栄市場」では、生鮮食品のみならず、菓子からワインまで商品棚から姿を消していたが、閉店を惜しむ買物客で売場は普段以上の賑わいを見せた。
閉店に伴い、名古屋から完全撤退する人気飛騨牛ステーキ店「キッチン飛騨」では、商品が最大半額以下となるセット販売企画を打ち出していたこともあり、店員がいくら商品の補充を続けても、買物客がすぐ商品を買い占めるといった光景がみられた。
また、惣菜専門店各店でも多くの店が昼過ぎには商品を売りつくした。
数日前から店舗用品の新規発注を止めていたこともあり、丸栄の買物袋を店舗間で融通し合う様子もみられた。

7時55分、ついにシャッター降りる

午後7時10分から丸栄東玄関口では閉店式典が始まり、浜島吉充丸栄社長により同社の歴史と買物客への御礼が語られると、周囲の買物客から拍手が巻き起こった。7時37分には「永年のご愛顧、誠にありがとうございました。」と書かれたカーテンが売場を覆い隠し、55分頃から玄関のシャッターがおり始めた。

閉店式典のようす。

丸栄では、子供にハイタッチし「やりきったぞ!」と微笑む社員や涙を流す常連客も見られるなど、最終営業日ならではの光景が広がった。その一方、丸栄では閉店30分以上前から顧客の誘導を行っていたこともあり、店舗では閉店による目立った混乱は見られなかった。
丸栄は百貨店店舗の営業終了後も当面は外商事業に特化して事業を継続すると発表しているが、丸栄跡地に建設される予定の再開発ビルの運営に携わるかについては未定となっている。

外部リンク:丸栄 MARUEI – 名古屋・栄の百貨店 催事や名古屋名物Shopping
関連記事:丸栄、2018年6月30日閉店-403年の歴史に幕、再開発へ
関連記事:名古屋市営地下鉄の「サークルK」8店、ローソンに-池下駅店は“ドアラまみれ”
関連記事:KITTE名古屋、4月1日グランドオープン-「名古屋駅バスターミナル」開業に合わせて

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グループ統合決めた「マルショク・サンリブグループ」-その将来像は

9月1日での経営統合を発表した九州流通の雄「マルショク・サンリブグループ」の中核企業「サンリブ」と「マルショク」。
サンリブ社への取材により、統合の背景と、マルショク・サンリブグループの将来像が明らかになってきた。
追記:閉店店舗などを一部追加更新しました。

サンリブの本店である「サンリブシティ小倉」(北九州市)。

九州流通の雄「マルショク・サンリブグループ」

 「マルショク」は1947年に別府市で創業。1950年に別府市と下関市でスーパーマーケットの展開を開始し、各地に「広島丸食」「宮崎丸食」などのグループ会社を設けるかたちで営業エリアを拡大した。「株式会社サンリブ」は、1955年に設立された「北九州丸食」、1951年に設立された「下関丸食」などを起源とする。
その後、各社は経営統合をすすめ、1998年に「サンリブ」と「マルショク」に集約された。現在、グループ店舗数は九州各地から広島県まで約160店、年商は2,081億3,500万円(2017年2月期)。2017年には創業70周年を迎えた。 

かつて本店であったマルショク流川通り店(別府市)。
総合スーパーであったが2016年に建替えられた。

合併は単独で生き抜くための「経営基盤の強化」

今回マルショク・サンリブグループがグループ再編に至った一番の理由は、流通企業同士のM&Aが進むなかで「地場スーパーマーケットとして競争に勝ち抜いていくためには両社の財務・人材等の経営資源を一本化し、経営基盤の強化を図ることが何より重要であると考えたため」だとしている。
とくに、マルショク社では熊本地震で熊本市のショッピングセンター・総合スーパー3店舗が倒壊したほか、熊本県内や別府市内の多くの店舗が被災。熊本地区では売り上げを大きく減らしていたと考えられ、経営への影響が心配されていた。

熊本地震で倒壊したマルショクサンリブ健軍(熊本市)。
大幅に規模を縮小、8月3日に「マルショク健軍店」として営業再開した。

M&Aなどおこなわず-あくまでも「単独で生き残る」

グループの経営統合を図る一方で、サンリブ社は都商研の取材に対して「(九州他社ではM&Aによる経営規模の拡大を図る動きがあるが)そのような他者を合併することによる経営規模の拡大は考えていない」と答えている。マルショク・サンリブグループはあくまでも「単独で戦う」としており、近いうちに経営規模や営業エリアなどが大きく変わることはないと思われる。 

九州ではスーパー同士の大型経営統合の動きが進む。
マルキョウ・マルミヤ・丸久・新鮮市場・中央フードなどは、丸久・マルミヤが取材する「リテールパートナーズ」傘下に経営統合されている。
(マルキョウの本店である雑餉隈店、福岡市)

閉鎖は10店前後か―閉鎖店舗の主な要因は「老朽化」

今後、サンリブエリアではマルショク天籟寺店(北九州市戸畑区、GMS、建替え方針)、サンリブ瀬高(みやま市、GMS)、マルショク焼山店(呉市)など5店舗、マルショクエリアではサンリブ日田(日田市、GMS)、サンリブ四日市(宇佐市、GMS)、マルショク西大分店(大分市、SM)マルショク羽田店(大分市、SM)など数店舗の閉店をおこなう予定だ。一方で、 これらの閉店は合併に伴う店舗整理ではないという。
このうち、サンリブ日田などはかねてより耐震性の不足が指摘されており、今回閉店が判明している店舗の多くが昭和時代に建築された老朽店舗であることから、各店舗が閉店に至った主たる理由は「老朽化、もしくはそれに伴う耐震性不足」であると考えられる。

8月末に閉店するマルショクサンリブ日田。老朽化が著しかった。
JR日田駅前に立地し、跡地に出店を検討する大型店もあるという

全面改装は最低18店舗―マルショクエリアの旗艦店中心 

今回の合併にともない、店舗の改装も進められる。
売場の全面改装はマルショクエリアの旗艦店・総合スーパーを中心に、マルショク東中津店(中津市・旧スーパーなかの→アパンダ、SM、7月末改装済み)、マルショク関の江店(別府市、GMS、9月改装)、マルショク餅ヶ浜店(別府市・旧寿屋、GMS、8月末改装)、マルショク判田店(大分市、GMS、9月改装)、マルショク加納店(宮崎市清武町、SM・NSC、6~7月改装済み)など、少なくとも18店舗以上で実施されるという。とくにマルショク社の店舗は老朽化が進行しているものが多く、消費者にとっては嬉しい知らせである。
このうち、加納店は7月に改装が終わっており、売場を全面刷新するとともに100円ショップなどを新たに導入。また、8月改装予定の餅ヶ浜店では新たに別棟が建設され、ジョイフル系列の和食店「喜楽や」が出店する。

隣接して別棟の建設が進む餅ヶ浜店。8月中旬から店舗も改装される。
近隣にマックスバリュが出店、劣勢となっていたが巻き返しを図る。

マルショクエリアでは大型の空き床がある店舗が多く、サンリブ中津、マルショク亀川店などワンフロア全てが空き床という店舗もあるが、こうした場所への新規テナント導入も期待される。
また、サンリブでは2015年より大手ファーストフード店「ファーストキッチン」のFC展開をおこなっているが、同店のマルショクエリア(現在は未出店地域)への新規出店もあるであろう。
サンリブエリアにおいても、サンリブ府中(府中町)、サンリブ木屋瀬(北九州市八幡西区)、サンリブ古賀(古賀市)などで売場の全面改装をおこなう予定だ。

マルショク餅ヶ浜店(改装後)。

 今後の新規出店は「NSC中心」-店舗の建て替えも

また、サンリブでは今後、老朽店舗の建て替えとともに新規出店も進めるという。
今後の新規出店については、サンリブエリアを中心に最低3店舗以上を計画しているといい、今後の新店はNSC(近隣型の中規模ショッピングセンター)が中心になるという。近年、サンリブでは5,000㎡前後の中規模ショッピングセンターの出店を進めており、今後の同社の新店舗もそうしたものになると考えられる。
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NSC業態での出店が続くサンリブ。
2016年4月に開店したサンリブきふね(北九州市)にはTSUTAYA、マツキヨなども出店する。

一方、マルショク社では、現在熊本地震で倒壊した3店舗の再建が行われている。この再建は「熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」に基づく「グループ補助金」を活用して行われているもので、すでにマルショク子飼店(旧サンリブ子飼)が5月に営業を再開済み。
8月3日にはマルショク健軍店(旧サンリブ健軍)が、9月~10月ごろにはサンリブしみず(旧サンリブ清水)が開店する予定だ。
これらはいずれも以前の店舗より大きく規模を縮小しており、特に大型ショッピングセンターであったサンリブ清水の平屋化を残念に思う住民は多いという。こうした店舗規模の大幅な縮小は、今後のマルショクの方向性を示すかたちとなった。

旧サンリブ清水。平屋化され、2017年秋に営業再開予定だ。

食品部門、子会社運営に―「地域の品揃え」を維持

このほか、今回の合併を前にマルショク子会社であった「大分総菜」を「サークルフーズ」と改称し、マルショクエリアの生鮮品・惣菜を中心とした食品売場の大部分の運営を移管することを発表している。

「サークルフーズ」への移管告知。

マルショクエリアでは、直営の生鮮品(とくに鮮魚)の質の良さには定評があった。生鮮を引き続き現地子会社の運営とすることは、地元商品の品揃えの確保・品質の維持を図りつつ店舗全体や総合スーパー部分のリニューアルを効率的に進めることに寄与すると考えられ、マルショクエリアの生鮮売場の利用客にとってみても喜ばしいことであろう。

鮮度に定評があるマルショク直営の鮮魚売場。

また、サンリブでも今後生鮮食品売場の子会社移管を計画しているといい、各店舗は「建物管理をおこない、衣料品などを販売するサンリブ」+「食品を販売する地域子会社」により運営されることになると考えられる。
さらに、サンリブ社の多くの店舗やマルショク社の一部店舗で好評となっている「成城石井」PBなどこだわりの商品の導入もさらに進むものと思われる。

長年に亘って九州地場最大級の流通グループとして君臨し続けてきたマルショク・サンリブグループ。
創業70周年を迎え、小売店間の競争が激化するなか、すでに改装により集客力を高めた店舗も出て来ており、グループ再編によって経営基盤の強化を図る同社の今後に期待が高まる。

追記:マルショクエリア、多くの店舗で営業時間変更

マルショクエリア(大分、熊本、宮崎など)の多くの店舗では、10月より営業時間が変更されている。
とくに、24時まで営業であった店舗は殆どが営業時間の短縮をおこなっているため、店舗に行く際には注意が必要だ。

マルショクエリアでは多くの店舗で営業時間が変更された。

関連記事:サンリブ、マルショクを9月に合併-グループ経営統合へ
関連記事:
マルショク・サンリブ四日市、2017年10月31日閉店-宇佐四日市商店街の核店舗(マルショク社の店舗)
関連記事:マルショク流川通り店、9月7日開店-マルショク”本店”3年ぶり復活(マルショク社の店舗)
関連記事:サンリブ日田、2017年8月閉店-JR日田駅前の顔、54年の歴史に幕(マルショク社の店舗)
関連記事:【熊本地震】マルショク、熊本地震でサンリブ3店舗を解体-再開は未定(マルショク社の店舗)
関連記事:サンリブのおがた、11月1日開店-旧店から移転、井筒屋も出店(サンリブ社の店舗)
関連記事:サンリブ折尾、4月27日開店-旧店建替え、全面リニューアル(サンリブ社の店舗)
関連記事:サンリブきふね、4月21日開業-旧・小倉記念病院跡(サンリブ社の店舗)

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渋谷マルイで「ご注文はOIOIですか??」開催-サブカル系コンテンツに注力する丸井

渋谷マルイ」(旧・マルイシティ渋谷)8階で、人気アニメ「ご注文はうさぎですか??」とのコラボレーションイベント「ご注文はOIOIですか??」が7月9日から7月27日まで開催されている。
(追記:会期延長されることになった。詳しくは本文最後の「追記」に)
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入口で魔法少女チノに魔法にかけられる。

世界観を再現、等身大フィギュアに心ぴょんぴょん??

「ご注文はうさぎですか?」は、Koiによる4コマ漫画作品。
喫茶店を舞台に、ほのぼのとした日常が繰り広げられるストーリーで心がぴょんぴょんする人が続出している。渋谷マルイでのごちうさイベントの開催は、2015年の「マルイシティ渋谷」(現・渋谷モディ)に次いで2回目。
「ご注文はOIOIですか??」のイベント期間中は、1階ショーウィンドウの全面にごちうさパネルが設置され、営業時間外にもアニメの映像が流れ続けるなど、渋谷の歩行者から注目を浴びることとなった(色んな意味で)。
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1階ショーウインドウにはチマメ隊が舞い踊りこころぴょんぴょんティッピーホワイトでいっぱいになった(頭が悪そうなキャプションで申し訳ない)。

「魔法少女チノ」復活ですか??

8階イベントスペースには、2015年のエイプリルフール企画で話題となった「魔法少女チノ」の等身大フィギュアが来場者をお出迎え。キャラクターが描かれた巨大ボードも設置される。
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シャロちゃんが一番かわいい(個人的見解)。

某カレーよりも美味しそうなスイーツの販売も??

ラビットハウスの店内をイメージした物販コーナーでは、各地のごちうさイベントでも登場した等身大パネルやカウンターパネルを設置。
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パネルを抱きしめることもできるが公衆からイタい視線を浴びることになる。

渋谷マルイならではの企画として、忠犬ハチ公像やSHIBUYA109(なぜか丸井ではない!)など「渋谷」のシンボルをモチーフにした「ご当地ティッピーTシャツSHIBUYA」、「ガチャ缶バッジ」、「クリアポスター」と言ったOIOI展ならではの商品のほか、コミケ、まんがタイムきらら!フェスタなど過去のイベントで販売された商品も個数限定で販売している。
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ラビットハウス。カウンターに座れないのでじらされる。
二次元は結局二次元のまま、神様は残酷である。

また、エポスカードの会員で税込3,000円以上の購入者を対象に、限定カラーの「ご当地ティッピーTシャツ」やOIOI特別仕様の「キャラクタースタンディパネル」などといったオリジナルグッズが当たる抽選会も実施される。
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前回のOIOIイベントとは異なりティッピーはモフれない。
ここでもじらされるのじゃ。

ごちそうはうさぎですよ??

さらに、1階のキャラクタークレープ専門店「神南キッチン」では、「キャラクレ!meets ご注文はうさぎですか?」と題して、ごちうさの世界観をイメージした特製クレープやドリンクを期間限定販売(7月15日~7月18日まで)。
原宿マリオンクレープがプロデュースした本格スイーツに、ノベルティが特典として付いてくる。某比叡カレーとは違う”本格派”の味わいが楽しめそうだ。mofumofu
食べるのに勇気がいりそうな出来栄えのティッピー。

丸井、競争激化のなかアニメコラボで顧客層拡大

消費者の嗜好の変化もあり、アパレルの売上が下降傾向にあるなか、都市型ファッションビルと駅ビル、郊外型モールの競争も激化している。そこで、近年丸井グループではサブカル系コンテンツを1つの「集客の要」としており、「エポスカード」の新規会員獲得の柱としている。
2015年に改装を行なった「渋谷マルイ」(旧・マルイジャム渋谷)では、7階にワンピースのキャラクターショップ「麦わらストア渋谷新本店」と、攻殻機動隊、サイコパス、ハイキュー、黒子のバスケ、ジョーカーゲームなどで知られるProduction I.Gの直営店「I.Gストア」を導入。
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渋谷マルイ。


I.Gストアが出店。

また、渋谷マルイ8階のイベントスペースを「シブマル8」と名付け、今回の「ごちうさ展」のような期間限定店舗の設置を行っており、2015年に開催された「ラブライブ!」のとコラボレーションイベントは入場制限が行われるほどの人気を博し、「アニメに強いマルイ」の知名度向上にも大きく貢献した。
151005【ラブライブ!】10月イベントキービジュアルA2
去年の「丸井×ラブライブ!」は大人気になって「アニメに強い丸井」を印象づけることにもなったんよ。スピリチュアルやね!
(画像はラブライブ!公式より)

水戸では「ガルパン展」開催中-アニメコラボ、丸井各店でも

丸井では、渋谷マルイの以外のグループ店舗においても、「新宿マルイアネックス」では文教堂書店系列のアニメショップ「アニメガ」、アニメイト運営のカフェ「アニメイトカフェショップ」を導入したほか、2015年に開業した「渋谷モディ」の「HMV&BOOKS TOKYO」でも漫画・アイドル系のイベントを頻繁に開催するなど、従来型の「ファッションビル」から脱するかたちでの顧客層の拡大に努めている。
このようなコラボは地方店舗にも波及しており、「水戸マルイ」では7月24日まで「ガールズ&パンツァー」とのコラボイベントを開催中だ。立川に通い詰めたガルパンおじさんはこちらへパンツァーフォーすることもオススメしたい。
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「ガルパン展」は水戸マルイ殿で7月24日まで開催されるのであります(画像は水戸マルイ公式より引用)

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水戸マルイ㌠。水戸駅前に立地する。

ごあんないはこちらですよ??

ご注文はOIOIですか??」は7月9日から7月27日まで、渋谷マルイ8階で開催。イベント最終日は18時閉場。
会期中には特別イベントの開催も予定されている。
熱狂的なごちうさ民はもちろん、普段着はし○むらで十分と言い張る田舎の巫女さんやいつもラフォーレ原宿地階か新宿マルイアネックス7階で服を買ってそうな熊本出身の厨二病偶像もこのキャンペーンを機に渋谷に足を運んでみるといいかもしれない。
なお、東京MXテレビでは、7月10日(日)午前10時(なんとニチアサ!)からごちうさ・アニメ本編の再放送も開始している。

【以下、追記】ごちうさ展、大人気で会期延長に

一部では、スクランブル交差点で心ぴょんぴょん待ちしながらほっぴんジャンプするバリスタが続出すると言われるほどの壮絶なもふもふを巻き起こしていた渋谷マルイの「ご注文はOIOIですか??」展だが、大好評につき8月14日まで会期が延長されることになった。
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リニューアルが行われたごちうさ展。

丸井館内各所で”ごちうさコラボ商品”を追加

会場内ではほぼ毎週、展示のリニューアルや売り切れている館内限定商品の追加販売も随時行われているほか、館内の飲食店を中心とした一部テナントでは新たにごちうさコラボ商品の販売が開始されている。
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会場限定商品の追加入荷も随時行われる。売切でもあきらめるな!

大天使・桐間紗路さん生誕祭も開催

7月15日には誕生日を迎えた大天使こと桐間紗路さんの生誕イベントも開催され、会場はお祝いムード一色となった。
会期中の8月8日にはマヤの誕生日も控えており、まだ特別イベントの実施予定は発表されていないものの、全世界のマヤのお兄さんお姉さんたちはときめきポポロンしながら渋谷に向かう予定を立てておくのが賢明であろう。
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シャロちゃんが一番可愛い(2度目)。

(C)ご注文は製作委員会ですか??
(C)プロジェクトラブライブ!
(C)
GIRLS und PANZER projekt
 

外部リンク:『ご注文はOIOIですか??in渋谷』  イベント開催決定!!|渋谷マルイ
外部リンク:【ガールズ&パンツァー】期間限定ショップOPEN!|丸井水戸店

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CCC、創業の地の枚方に”蔦屋百貨店”「T-SITE」、5月26日開業

京阪枚方市駅前の近鉄百貨店跡地に、複合商業施設「枚方T-SITE」が5月16日に開業した。tsutayahirakata01
枚方T-SITE。

西日本初となるCCCの生活提案型商業施設

T-SITE」はTSUTAYA、蔦屋書店、蔦屋家電などのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が手掛ける複合商業施設。

枚方T-SITEは近鉄百貨店枚方店(ひらかたサンプラザ2号館)跡地の再・再開発プロジェクトとして、「街のリビングをつくる」のコンセプトのもと百貨店を意識した施設の開発が進められた。

1階入口付近のスタバは屋外からも注文可能。

36のテナントが新規出店-今夏には「デパ地下」も

枚方T-SITEは5月16日に36のテナントが先行開業し、今夏には地階に高品質食品スーパー「北野エース」、ユニーHD傘下の惣菜専門店「e’z mart」、CCC系列の惣菜専門店「鳥ぷろ」などが出店するデパ地下フロアが開業する。

地階は夏開業予定。

1階:食マルシェ
食マルシェ」をフロアコンセプトに、関西初進出となるフローズンバー「PALETAS」、心斎橋に本店を構える人気パンケーキ店「gram」、大阪・黒門市場発祥のワイン食堂「フジマル食堂」、京都錦市場の「錦一葉かふぇ」などが出店。
CCC直営の書籍売場でも、専門店との相乗効果を狙った料理本、料理雑貨の提案などを行う。

洒落た雰囲気漂う1階「食マルシェ」

2階:TSUTAYA
エンターテイメント」をフロアコンセプトに、TSUTAYACD・DVD販売・レンタル部門が売場を展開。
伊賀の里モクモク手づくりファーム直営の「農場ものがたりレストラン モクモク」、枚方初のApple正規販売店なども出店する。

モクモクは梅田ルクアやあべのハルカスなどにも
展開する直営農場レストラン。

3階:TSUTAYA
BOOK&CAFE」をフロアコンセプトに、蔦屋書店STARBUCKS COFFEEが融合した売場を展開。
また、格安航空会社(LCC)Jetstarの航空券手配を、日本初のリアル店舗で手掛ける旅行カウンター「Tトラベル」も併設される。

天井いっぱいに積み上がる本棚が特徴的な3階。

4階:暮らしと美容
暮らしと美容」をフロアコンセプトに、期間限定のショップを集めたマルシェ「毎日の暮らし市」、京都・小川珈琲の期間限定業態となる「OGAWA COFFEE LiMiTED CAFE」、化粧品クチコミサイト@cosmeとのコラボ店舗「T-SITE COSME 」などのテナントが出店。
caelum(カエルム)(旧・おしゃれ雑貨のイイダ)」、「向井化粧品店」など近鉄百貨店時代から営業していた一部テナントも入居する。

5階:子どもと学び
子どもと学び」をフロアコンセプトに、蔦屋書店の児童書コーナーが展開。大手百貨店各社に出店するセレクトショップ「レ・キャトルサンク」、北欧輸入玩具専門店「ボーネルンド」の体験型施設や、ベビー用品店、ギフトショップも入居する。
子供でも安心して本を手に取ることができる本棚。

6階・7階:銀行
6階には三菱東京UFJ銀行が、7階にはりそな銀行が入居。りそな銀行には年中無休店舗「セブンデイズプラザひらかた」が開設される。

8階:レストラン街
レストラン街には、大阪初となる台湾発祥の小籠包専門店「恵比寿 京鼎樓」、梅の花の新業態カフェ・レストラン「TSUMUGI by 梅の花」、95席のルーフテラスから枚方の街並みが見渡せるイタリアンレストラン「MEAL TOGETHER ROOF TERRACE」など3店舗が出店する。

枚方の街並みが一望できるレストラン
「MEAL TOGETHER ROOF TERRACE」。

ネットとリアル店舗の融合を目指す枚方T-SITE
-独自アプリでオムニチャネル化を推進

枚方T-SITEの開業に伴い、CCCは新たなスマートフォン向けアプリ「T-SITE Passport」の配布を開始した。
このアプリは、店舗公式サイトへのショートカットとしてだけでなく、Tカード携帯会員証、商品検索、駐車場情報など多彩な機能を備えるのが特徴。
将来的には館内レストランの予約受付と言ったサービスの拡充を目指しているとされている。

5つのボタンで完結する直感的なユーザーインターフェースが特徴
T会員証として使うには店頭でのアクティベーションが必要となる

枚方市駅周辺のTSUTAYA既存店舗も大規模再編

枚方T-SITEの開業に伴い、従来CCCが枚方駅周辺で営業していた「TSUTAYA枚方駅前本店・物販館(旧・枚方三越)」、「TSUTAYA枚方駅前本店・レンタル館(旧・枚方駅前デパート)」、京阪電車エル高架街・エル枚方の核テナント「TSUTAYA 枚方市駅前店・GAME館」では、現在大規模なリニューアルが進行中。

CCCの企業城下町とも言える枚方駅周辺のTSUTAYA店舗

T-SITE開業後も旧・物販館2階がコミック売場として、GAME館が中古メディアを取扱う売場として営業を継続しており、旧・レンタル館もCCCグループがFCとして運営するコンビニ「ファミリーマート」が入居を続けているが、旧・レンタル館、旧・物販館1階、GAME館の一部などが空き床となっていることから、売場の更なる再編・集約が予想されている。

T-SITEでは三越伊勢丹との提携は”ナシ”
-「蔦屋百貨店」大成への針路は

2015年10月、枚方T-SITEを運営するCCCと三越伊勢丹が業務提携を締結した。その際に、共通ポイントサービス「Tポイント」の導入と共に、共同での商業施設開発プロジェクトを発表していた。
関連記事:三越伊勢丹がCCCと業務提携、Tポイント導入

2014年12月開業の湘南T-SITE(神奈川県藤沢市)では伊勢丹の化粧品セレクトショップ「イセタンミラー」が、蔦屋書店横越バイパス店(新潟市江南区・グループ会社運営)では新潟三越伊勢丹の生活提案型サテライトショップ「エムアイプラザ横越」が出店するなど、業務提携以前より両者の連携の動きは見られていた。

かつて三越は枚方で直営店を営業していたこともあり、 枚方T-SITEには専門店の出店や運営に関するノウハウの投入が予想された。しかし、今回の開業で三越伊勢丹が関わることはなかった。

旧・物販館はTSUTAYA以外にも
高級スーパーや手芸専門店が出店している

CCC増田CEOが新たな百貨店像を目指し、枚方市民の「ハレの場」としての成功が期待されている枚方T-SITEであるが、現時点では既存のT-SITE2店舗(代官山、湘南)と比較しても、テナント面での差別化が不足している印象は否めず、「ライフスタイル提案型百貨店」として明確な訴求ができているとは言い難い。

枚方市駅には日常利用を重視した売り場構成で根強い支持のある京阪百貨店が存在する。4年前に撤退した近鉄百貨店の亡き跡にやってきたT-SITEが、枚方の地で「百貨店」として大成するためには、他の追随を許さない明確な指針を持つことが求められる。

地盤沈下が進む枚方駅周辺活性化への起爆剤となるか

枚方市は、2013年3月に策定した枚方市駅周辺再整備ビジョンの中で京阪枚方市駅周辺を都市の拠点として位置付けており、築40年が経過した隣接地のひらかたサンプラザ1号館再開発や、3号館(さんぷら座)のリニューアルを目指している。

枚方市駅周辺は、大阪-京都間の周辺自治体(茨木・高槻)と比較しても店舗の撤退が顕著で、2005年には枚方三越が、2011年には近鉄百貨店が駅前から姿を消していた。再開発ビル「ビオルネ」の経営破綻や、くずはモールの増床リニューアルもあり、中心部の地盤沈下に歯止めが掛からなかった。

かつては枚方ビブレも営業していたビオルネ
現在はイオンの総合スーパーと専門店が営業している

そのような危機的状況の中で、創業の地である枚方に回帰したCCC。果たしてT-SITEは枚方駅周辺の地盤沈下を食い止める起爆剤となるか、こちらも注目が集まる。

外部リンク:枚方 蔦屋書店 大阪府 枚方市 – TSUTAYA 店舗情報 – 店舗検索
プレスリリース:枚方市駅前に枚方T-SITEオープン(CCC公式サイト)

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多賀城駅前に市立”ツタヤ図書館”-真価問われるツタヤ図書館事業

多賀城市のJR仙石線・多賀城駅前に「多賀城市立図書館」が3月21日に開館した。
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多賀城市立図書館。

全国3番目のツタヤ図書館

新しい「多賀城市立図書館」はTSUTAYAなどを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が図書館の指定管理者となり、佐賀県の武雄市図書館、神奈川県の海老名市立中央図書館に次ぐ全国で3番目の「ツタヤ図書館」となった。
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内観イメージ(CCCホームページより)

東北初出店の「ファミマ!!」出店、スタバも入居

多賀城駅では、第三セクターの「多賀城駅北開発株式会社」が手がける多賀城駅北地区第一種市街地再開発事業により、再開発ビルA棟、B棟、C棟が建設された。
市立図書館が入居するのはA棟の南側であり、北側の商業施設には「蔦屋書店」を中心に「スターバックスコーヒー」やレストラン「PUBLIC HOUSE」、ファミリーマートの別業態「ファミマ!!」が入居する。
「ファミマ!!」は首都圏・大阪を中心に店舗を展開していたが、この店舗が東北初進出となる。
駅前広場を挟んで正面のB棟は子育てサポートセンター、保育所等を中心としたビルで、仙石線の高架を挟んで南側のC 棟は5階建ての立体駐車場となる。
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ファミマ!!。

駅周辺で進む都市機能集約-被災地・多賀城の拠点に

東日本大震災の被災地となった多賀城市では、国道45号線沿いの商業集積地である八幡や町前といった砂押川より南にある地区が津波の被害を受けた。
一方、砂押川の北側に位置する多賀城駅周辺は津波の被害を受けなかった。
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JR多賀城駅。

多賀城市は2013年に策定した都市計画マスタープランの中で多賀城駅周辺を都市の拠点として位置付けており、2014年には多賀城駅の高架下に商業施設「エキト多賀城」が開業するなど商業機能の強化が進んだ。今回の一連の開発は市役所や大学も立地する多賀城駅周辺での都市機能の集約に繋がり、更なる都市の拠点化を目指す上で重要なピースとなった。tgj04
2014年開業のエキト多賀城。

真価を問われるツタヤ図書館

「ツタヤ図書館」は多くの自治体において図書館・地域を活性化させる起爆剤として期待を集めている反面、佐賀県武雄市、神奈川県海老名市のツタヤ図書館では昨年”蔵書問題””古書購入問題””分類問題”に揺れるなど、CCCの図書館運営に対する厳しい目が向けられた。
この影響から、愛知県小牧市では名鉄小牧駅前に持ち上がっていたツタヤ図書館計画が、住民投票の末に白紙化された。
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武雄市図書館。

これらの問題を受け、多賀城市ではツタヤ図書館の開設に当たっては市教育委員会を諮問機関とする「図書館運営審議会」を新設する方針となった。
諮問委員会は教育関係者や企画運営の専門家などで構成され、CCCの図書館運営を調査・審議する。
一方で、今回も蔵書のうち1万冊以上が古書店のネットオフからの購入だという。また、他図書館と同様、国内ほとんどの図書館で用いられているNDC(日本十進分類法)に基づかない独特な分類方法も導入されている。

まだまだ増える「ツタヤ図書館」

今後、CCCが手がける図書館事業としては、岡山県高梁市に第4のツタヤ図書館が、宮崎県延岡市にはツタヤの運営による読書スペースのある複合施設が開館予定であるが、駅ビルへのツタヤ図書館入居構想が持ち上がっている山口県周南市では市民による反対運動が起こっている。
社会問題化した武雄市、海老名市の後に開館した「多賀城市立図書館」において市民の信頼が獲得できるかが、今後の「蔦屋図書館事業」の行方を占う上で重要な指標となろう。

外部リンク:多賀城市立図書館
外部リンク:多賀城駅北開発株式会社
外部リンク:多賀城市/多賀城市都市計画マスタープラン(PDF)
ニュースリリース:宮城県多賀城市とカルチュア・コンビニエンス・クラブの 「東北随一の文化交流拠点整備」に関する連携合意について(PDF)

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そごう柏店、9月30日閉店-首都圏一等地、問われる経営判断

セブンアンドアイホールディングス傘下の「そごう・西武」は、千葉県柏市の百貨店「そごう柏店」(柏そごう)を9月30日に閉店することを発表した。
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そごう柏店。

14階建、3館体制…柏のシンボル的百貨店

「柏そごう」は1973年10月に開店。地上14階、地下1階、3館体制で、売場面積は39,729㎡。
開店時のキャッチフレーズは「みどりのまちにお城のような百貨店」
「柏髙島屋」、「丸井柏店」などと同年の開業であり(丸井は旧店からの移転開業)、それぞれが国鉄柏駅とダブルデッキ(ペデストリアンデッキ)で連結されるという、当時としては画期的な街づくりで注目を集めた。
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特徴的な連絡通路。

「柏そごう」はそごうグループで初の回転展望レストランや複層立の連絡通路を設置。また、当初は「株式会社柏そごう」の運営で、地域貢献の姿勢を前面に打ち出し、地元店舗が入居する専門店街を設置した「スカイプラザ」を併設するなど、のちのそごうの店舗づくりにも大きな影響を与えた。14階という高層部にある展望レストランは市内の至る所から目立つ存在であり、現在も柏駅前のシンボルの1つとなっている。
2005年からはスカイプラザの直営売場を削減、大型テナントとしてビックカメラが入居している。
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現在も営業を続ける回転展望レストラン。
柏の街が一望できた。

店舗改革実施の最中、無念の撤退に

従来、柏駅前の百貨店は「幅広い世代を対象とする柏髙島屋」(専門店街には女子高生・大学生向けのテナントも多い)に対し、そごう柏店は「シニア向け」という印象があった。
一方で、東京のベッドタウンである柏市は40代や50代よりも30代の人口のほうが多く、そごう柏店は昨年から「新入社員が選ぶ初任給に送りたいプレゼント」を提案するなど、比較的若い世代に向けた品揃えと商品提案に舵を切り始めたばかりだった。更に、一昨年からは大手百貨店では比較的珍しい産直野菜の売場を導入。また、地元で作られる「柏ビーズ」を使った雑貨を販売するなど、地域の実情に合わせた店舗改革を実施していた。また、別館であるスカイプラザも2015年に改装したばかりだった。
しかし、昨年そごう・西武の親会社であるセブン&アイホールディングスが百貨店・総合スーパーの不採算店の大規模閉店を発表。親会社の方針に逆らうことはできず、店舗改革半ばでの「無念の撤退」ということになりそうだ。
なお、そごう西武では、同時に「西武百貨店旭川店」の閉店も発表した。
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西武百貨店旭川店。こちらは10階建、2館体制。

そごうは「アリオ柏」に移転

「そごう・西武」は2016年4月に開業するのショッピングセンター「セブンパーク アリオ柏」(売場面積約65,000㎡)に百貨店(小型店)と傘下のロフトを出店することを発表した。そごう柏店は事実上「アリオ柏への移転」となる。
 ビックカメラ柏店などの専門店や、改装したばかりのスカイプラザ専門店街の処遇については、現時点では発表されていない。
そごうの建物は建築から43年が経過しており、首都圏を代表する大都市の一等地なだけに、今後は大規模な再開発を行うことも予想される。

経営判断が問われるセブンアンドアイ

そごう柏店は現在、「ビックカメラ」、「洋服の青山」、「山野楽器」、エイベックスのダンススクールなどといった多数の大型テナントが入居しており、(一部床は地権者の所有とはいえ)安定した家賃収入があると思われる。また、立地もこれ以上になく好立地で、規模も申し分ない。
そごう柏店は折しも店舗改革のさなかであったという。そごう西武は、親会社との意思疎通が取れていないのであろうか。
また、立地を考えると、こういった小規模な店舗改革のみでなく、セブン&アイが都心店並みの資金を投入してフロアやテナント構成を見直す、ファッションビル的なテナントを導入するなどといった、更なる抜本的な店舗改革を行なえば、十分黒字化できた店舗なのではないだろうか。
(仮にそのような有力テナントの導入が「アリオ・ヨーカドーのテナントと被る」という理由で出来ないのであれば、百貨店が大手流通傘下に入っているメリットとは何なのか疑問に思えてくる)
地方百貨店では、以前都商研においても紹介した「酒田清水屋」や「トキハ別府店」のように、従来の百貨店とは大きく異なった手法で百貨店の店舗を維持しつつ、直営売場の圧縮や地域に欠落した専門店の導入などにより客層を広げ、黒字化する努力を行った店舗もある。

高級フランス料理から同人誌まで扱うという酒田清水屋。

百貨店はその規模や立地などから「都市の顔」とも言われることがあり、その閉店の影響は総合スーパーの比ではない。
地域の祭りにおいて百貨店が山車を出したり、地域のイベントにおいて百貨店がスポンサーとなっている光景を見た事ある人も多いであろう。かつての百貨店は「地域貢献」を行うという姿勢を前面に打ち出すことで、地元経済と融和し、そして地域住民にも信頼され、愛される存在であった。
百貨店はブランドイメージを最も大切にする企業である。「そごう」と「西武百貨店」は、かつての経営再建の過程で多くの店舗を閉店した。そしてその後、多大な努力を払ってブランドイメージを立て直し、再び日本を代表する百貨店の1つとなった。
一方で、セブン&アイ傘下後のそごうは、ディスニーとのスポンサー関係を解消してシンボルであるからくり時計を停止したり、多くの店舗で噴水などの稼働も全面停止、百貨店社旗の掲揚を廃止したことなどに象徴されるように、 「ハレの日のための百貨店らしさ」を消す合理化を断行している。
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かつてのシンボルであるからくり時計を懐かしむ人は多い。
百貨店の「非日常的演出」は消えゆく運命か。(広島そごう)

 
セブン&アイにとってみれば「百貨店の業績を立て直すための費用と同じ額を投資するならば、セブンイレブンに投資したほうが回収しやすい」ということは紛いもない事実である。
しかし、セブン&アイがこのまま「採算が悪化すればすぐに切り捨て」という方針を取り続けていくならば、再び「そごう・西武」全体ののれんに、ひいては百貨店業界全体にさえも大きな傷を付けることになり、それが更なる経営不振を招くというスパイラルに陥る遠因にもなりかねない。

外部リンク:そごう柏店
関連記事:西武百貨店旭川店・旭川ロフト、9月30日閉店
関連記事:ヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗

 
外部リンク:西武旭川店ならびにそごう柏店の営業終了について(そごう・西武、PDF)
参考文献:月刊ストアーズレポート2015年6月号「街ぶらとエリアモードでそごうは地域深耕に加速(そごう柏店)」
関連記事:セブンパークアリオ柏、4月25日開業 

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ネット通販大手「駿河屋」初のリアルショップが高槻に開店-その出店理由とは?

プロデューサーさん、実店舗ですよ実店舗!

複合古書店や通販事業を展開するエーツー(本社:静岡県駿河区)は12月17日、同社初の業態となる「駿河屋 フィギュア・キャラクターグッズ館 高槻店」(以下、駿河屋高槻店)を大阪府高槻市に開店した。
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駿河屋 フィギュア・キャラクターグッズ館 高槻店。

ネットショップ「駿河屋」初のリアルショップ

駿河屋高槻店は、JR高槻駅と阪急高槻市駅の間に位置する商店街「高槻センター街」に出店。
 商店街周辺で唯一のゲームセンターだった「メディアパーク・リブロス高槻」(2015年5月廃業)跡への入居で、リブロス時代の営業フロアを活用する。
1階では「書籍」、「アニメBD・DVD」、「同人CD」、女性向けの「キャラクターグッズ」や「同人誌」を揃え、2階では新品・中古の「家庭用ゲーム」や「フィギュア」、「トレーディングカードゲーム」などの売場を展開する。
また、駿河屋高槻店のシンボルとして「綾波レイ 等身大フィギュア」を正面玄関に設置、店内にも「エヴァンゲリオン」ゾーンを設けている。
通販事業で駿河屋の知名度を活かして、リアルショップでもネットと同水準の商品販売や高価買取を目指すとしている。
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高槻センター街。高槻市を代表する商店街。

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駿河屋の正面玄関と綾波レイ等身大フィギュア。
今にも「私は人形じゃない」と言いそうなリアルさ。

高槻に出店した理由は「あの店の近く」だからなのか?

店内放送ではヲタクの街として知名度を誇る大阪日本橋や池袋ではなく「高槻」に出店した駿河屋であることをアピールしている駿河屋高槻店。
「高槻」と言えば気になるのが「高槻」と言えば思い出されるあの人の存在。しかも「例のあの店」は駿河屋のすぐ近くではないか。
そこで、あの人の存在が気になってしょうがない都商研取材班が駿河屋高槻店に出店理由についての突撃取材を試みたところ、高槻市に出店した一番の理由としては「大阪駅から快速1本という交通アクセスの高さ」が挙げられるとのこと。
……えっ、あの人じゃなかったの?(当たり前か)
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 新快速なら大阪駅まで約15分、京都駅まで約12分。
  
とは言え、「THE IDOLM@STER」(アイマス)の登場人物、高槻やよい(通称:ζ*’ヮ’)ζ  <うっうー)と似た名前を持つことで話題となった(?)定食屋チェーン「やよい軒 高槻店」が至近距離に位置していることは店舗にとっての大きなウリの1つ。
駿河屋からやよい軒までは歩いて僅か2分ほど。なんと公式サイトの高槻特集ページにもしっかりと「やよい軒高槻店」の情報が掲載されているではないか。ハイ、ターッチ!
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多くのプロデューサーさんが来店する「やよい軒高槻店」。
体を動かすにはおいしい朝ご飯!


今年10月にCDを発売されたばかりの高槻やよいさん。
とてもかわいい。©PROJECT IM@S

更にそれだけはでなく、高槻からは京都・伏見稲荷や宇治などといった人気アニメーション作品の舞台となった土地にも1000円以内で容易に観光(聖地巡礼)できることから、アニメ聖地巡りの一環としての広域集客が見込めることも出店理由の1つだという。 
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聖地巡りに絶好の立地? (過去記事より)

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来店の際は綿密なご計画を!(駿河屋高槻店ウェブサイトより引用) 

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私のために高天原に出店してくれたのかい? 
(※違います、高槻です)

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 闇の炎に抱かれし我らが聖なる血泉へ汝を召喚する!
(翻訳:琵琶湖も近いよ)

また、駿河屋高槻店の近隣にはやよい軒高槻店のみならず、アニメショップ国内最大手の「アニメイト」も出店。ライバル店ではあるものの、中古品や同人商品、フィギュアなどを主に取り扱う駿河屋との相乗効果が期待できることも出店の一因であろう。

オープニングセールも実施

駿河屋高槻店では12月17日から12月27日までオープニングセールを実施中。3000点のグッズ特価販売や、先着500人を対象に「駿河屋オリジナルペン」をプレゼント企画などを行うことになっている。
これから関西のアニメの聖地巡礼を計画している人は立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(担当記者:H)

外部リンク:通販ショップの駿河屋

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