DCMグループ、2022年3月から順次「DCM」に店名統一へ-「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」「サンワ」「くろがねや」屋号消滅

ホームセンター大手の「DCM」(東京都品川区)は2022年3月1日、運営するホームセンターの店名を「DCM」に統一し、ロゴマークも「DCM」に変更すると発表した。
これにより、DCMが現在展開するホームセンター「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」「サンワ」「くろがねや」の店名は消滅することになる。「DCM」へ店名統一後の店舗外観。

「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」が源流のDCM

DCMは「ホーマック」(北海道札幌市)、「カーマ」(愛知県刈谷市)、「ダイキ」(愛媛県松山市)の3社を源流としている。
ホーマックは1951年、北海道釧路市で「石黒商店」として創業。1976年にホームセンター1号店「石黒ホーマ」を釧路市に出店した。1995年に「ホーマック」へと社名を変更。以来北海道を中心に店舗を展開している。DCMホーマック名寄店(北海道名寄市)。

カーマは1970年「大高商事」として設立、1971年に「カーマ」へと社名を変更した。当初はドラッグストアのチェーン展開を目指していたが1973年にホームセンター事業へ進出。以来東海地方を中心に店舗を展開してきた。DCMカーマ高岡駅南店(富山県高岡市)。

ダイキの前身は1958年に創業したタイル・衛生陶器専門店の「大亀商事」。1978年にホームセンター事業を営む「ディック」を設立し、「ディック」の名称で中四国地方を中心にホームセンターを展開した。2003年から「ダイキ」のブランドでホームセンターを展開、「ディック」も順次「ダイキ」へと改称された。DCMダイキなんば店(大阪市浪速区)。

2003年にカーマ、ダイキ、ホーマックと三井物産が共同物流会社として「DCM Japan」を設立。2006年にはカーマ、ダイキ、ホーマックの3社が経営統合し「DCM Japanホールディングス」(現・DCMホールディングス)を設立、3社はDCM JapanHDの傘下となった。2015年には青森県を地盤とする同業の「サンワドー」(現・DCMサンワ)を完全子会社化。2016年12月には山梨県地盤の「くろがねや」(現・DCMくろがねや)を完全子会社化した。
また2017年には首都圏地盤で「ケーヨーデイツー」を展開する「ケーヨー」の株式19%を取得し、資本業務提携を結んでいる。ケーヨーデイツー三田店(東京都港区)。

DCMホーマック、DCMカーマ、DCMダイキ、DCMサンワ、DCMくろがねやの各社はDCMHD傘下となった以後も各々ホームセンターを運営していたが、2021年3月に会社を統合、ホームセンター事業会社の「DCM」となった。2021年の事業会社の統合以後もホームセンターの店舗名として名前は残っていたが、今回の店名統一で「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」「サンワ」「くろがねや」の名前は消えることとなる。

2年間で約510店の店名を統一

DCMは全国の約510店舗の店名や看板・サインなどを2022年3月から約2年間かけて「DCM」に統一する。また、2022年3月17日開店予定の「DCM大垣鶴見店」(岐阜県大垣市)から新たな「DCM」ロゴを使用するという。なお、工具・作業用品専門店の「ホダカ」と北海道や東北・茨城県の人口が少ない地域を中心に展開する小型ホームセンター「ホーマックニコット」は店名を変更しない。

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