カテゴリー別アーカイブ: 新店舗レポート

うすい百貨店福島営業所、2020年9月1日開店-MAXふくしまに、11月中の増床めざす

福島県福島市中心部の複合商業施設「MAXふくしま(曽根田ショッピングセンター)」3階に、郡山市に本社・本店を構える「うすい百貨店」(郡山市)のサテライトショップ「うすい百貨店福島営業所」が2020年9月1日に開店した。

うすい百貨店福島営業所。

さくら野跡「MAXふくしま」にうすい出店

曽根田ショッピングセンターは、1998年3月にマイカルグループの百貨店「福島ビブレ(旧・ダックシティ福島店/山田百貨店)」を核とする商業施設として開業。商業棟は地上6階建、駐車場棟は地上10階建、建築面積は約8,842㎡、延床面積は約58,239㎡。
核店舗の福島ビブレは、2001年9月のマイカル破綻に伴い、2002年9月に「さくら野百貨店福島店」と屋号を変えたが、家賃が高額で赤字が続いたため2005年3月に閉店。その後、福島市が出資する「福島まちづくりセンター」が土地建物を取得、2010年3月に「MAXふくしま」として再生した。
2020年現在は、バローHD傘下の「ダイユーエイト」旗艦店を核に、「福島市アクティブシニアセンター・アオウゼ(AOZ)」や100円ショップ「ダイソー」、映画館(シネマコンプレックス)「イオンシネマ福島」などが出店する。

MAXふくしま。

本店商品の受取や制服販売、カード入会受付にも対応

うすい百貨店福島営業所はMAXふくしま3階に出店するもので、売場面積は約40㎡。郡山市の本店で購入した商品の受取や自社カード「うすいJカード」の会員登録、8月31日に閉店した中合から事実上引継いだ学校制服の販売にも対応。外商拠点としての役割を担う。

うすい百貨店郡山本店。

11月中に売場を増床してリニューアル

福島市では、うすい百貨店福島営業所の開業前日となる8月31日にイオングループ・ダイエー系の百貨店「中合」が閉店しており、県庁所在地にもかかわらず日本百貨店協会に加盟する百貨店が消滅することとなった。
うすい百貨店福島営業所は、9月の開業時点では百貨店ギフトショップのなかでも非常に狭小な規模であるが、同社によると「11月中に売場を拡張する」方針を示している。

開業当日には銘菓の販売も

開業当日となった9月1日には玄関付近でチラシの配布を行うなど積極的な販促を実施。「オープニング特別販売会」として、ヨックモック坂角総本舗彩果の宝石といった本店デパ地下の人気和洋菓子ブランドを販売したこともあり、郡山市からの百貨店サテライトショップ進出を喜ぶ地元客の姿も数多くみられた。
福島市の高級品・贈答品需要の多くを担ってきた中合に代わって、“福島県内唯一の百貨店”として、さらなる売場の増床や取扱品目・サービスの拡充が期待される。

うすい百貨店福島営業所

住所:福島県福島市曽根田町1-18
営業時間:午前10時~午後7時

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b8ta Tokyo、2020年8月1日開店-米国発「先進的商品専門店」日本初出店

東京都新宿区の「新宿マルイ」本館1階と千代田区の「有楽町電気ビル」2階に、先進的なイノベーション商品を販売する「b8ta(ベータ)」の日本初出店店舗が2020年8月1日に開店した。

b8taが出店した新宿マルイ本館。入口に案内も。

様々な企業が先進的商品を販売する店舗、日本初出店

b8taは「VR」や「IoT家電」などといった最新のガジェット・先進的商品を体験・購入することができる店舗。2005年に米国・サンフランシスコに出店して以降、世界に25店舗を構える。
店舗内はいくつかの区画に区切られており、各区画の出店企業・ブランドから月額固定の出店料金を集めることで運営される。商品が売れても売れなくても出店料金は固定となり、売上はすべて出店企業・ブランドの収入となる。そのため、新興企業であっても出店しやすい強みを持つという。

商品と商品説明のタブレット(ポータブルLED照明器具)。

各企業・ブランドのブースには様々な商品が置かれ、実際に商品を手に取って体験することができることを特色とするほか、商品説明のためのタブレット端末が設置されている。

新宿マルイでは1階の一等地に出店

新宿マルイの「b8ta Tokyo-Shinjuku Marui」は1階のかなり広い面積を占める。
店舗は開放的な雰囲気で寄り付きやすい一方、パッと見たところ「何の店か分かりづらい」状態であり、「通りがかりに立ち寄る」客は少ないように思えた。

b8ta Tokyo-Shinjuku Marui.

先進的機器よりも、まずは「どういったコンセプトの店舗で、どういった商品を販売しているか」を分かりやすく表示し、集客に繋げていかせることが課題になるであろう。
なお「b8ta Tokyo-Shinjuku Marui」では丸井の社員がb8taJapanへ出向し、店舗運営をb8taスタッフとともにおこなっているという。

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メルカリステーション、2020年6月10日開店-新宿マルイにメルカリの旗艦店

東京都新宿区の「新宿マルイ本館(丸井新宿店)」2階に、フリマアプリ「メルカリ」の旗艦店となる実店舗「メルカリステーション」が2020年6月10日に開店した。

新宿マルイ本館。

メルカリ、マルイに旗艦店-店舗で出品も可能

メルカリステーションのコンセプトは「もっと、みんなのフリマアプリへ」。
メルカリを「体験しながら学べる」リアル店舗であるとしており、メルカリの使い方が学べるゾーン ではメルカリの使い方教室などを実施。メルカリを楽しく体験できるゾーンでは、商品の見つけ方や買い方、不要なモノの出品方法など、AR機能を設けたスマートグラスを使ってメルカリの楽しみ方を講師と一緒に体験できるとしている。

メルカリステーション。

さらに、店内で出品する品物を綺麗に撮影したり、かんたん発送をおこなうための「撮影・梱包ブース」も設けられており、パナソニックのテクノロジーを活用した次世代型ワンストップ端末「メルカリポストプラス」が設置されている。
メルカリは感染症対策として消毒液の設置、入店人数の制限をおこなうなどとしているが、訪問時には閑散とした状態だった。今後、メルカリの実店舗として定着することができるかどうかが注目される。

メルカリステーション

住所:東京都新宿区新宿3-30-13(新宿マルイ本館2階)
営業時間:11時~21時・日祝20時30分まで

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きらぼしライフデザイン証券、2020年8月17日開業-東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の新証券会社

東京都港区の「東京きらぼしフィナンシャルグループ」傘下の証券会社「きらぼしライフデザイン証券株式会社(KLD証券)」が、2020年8月17日にサービスを開始した。

東京きらぼしFG本部・きらぼしライフデザイン証券(港区)。

東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の証券会社誕生

東京きらぼしフィナンシャルグループは2018年5月に東京都民銀行、八千代銀行新銀行東京が合併して誕生した「きらぼし銀行」を傘下に持つ金融持株会社で「きらぼしライフデザイン証券(KLD 証券)」は同 FG の子会社として設立されたもの。
2020 年 8 月 17 日には、港区南青山の東京きらぼしフィナンシャルグループ本社ビルで、開業セレモニー・戦略発表会が開催された。

旧・東京都民銀行(とみん銀行、八重洲)。

開業式典で「お客さま本位の業務運営の徹底」を掲げる

開業セレモニーでは、きらぼしライフデザイン証券代表取締役社長・坂井陽介氏が「『人生100 年時代の到来』『少子高齢化の進展』『年金に対する不安』など、私たちを取り巻く環境が大きく変化する中、お客さまのこれからの人生を幸せにするためには、お客さまの資産を守り、育て、資産寿命を延ばしていくことが非常に大切だと考える」と述べたうえで、「東京きらぼしフィナンシャルグループの中核として誕生したきらぼしライフデザイン証券は、100%お客さま本位の業務運営を徹底しつつ、お客さまの最善の利益を追求する」と宣言した。

8月17日に行われた開業セレモニー。

対面投信購入手数料実質無料-投信預かり残高倍増めざす

KLD 証券のビジネスモデルの 4 つの柱は「資産運用のゴールを共有」「資産運用ニーズにワンストップで対応」「手数料収益評価を廃止」「預かり試算残高 1,000 万円以上で投資信託購入手数料実質無料」。
販売チャンネルは、きらぼし銀行の仲介取引を中心としており、きらぼし銀行との取引客は基本的にきらぼし銀行の行員が対応。
お客さまの資産運用の相談を伺い、KLD 証券の提供商品をきらぼし銀行行員が販売する。また、直接 KLD 証券と取引をする紹介取引も実施。その場合は、同社営業員が全てのやりとりを行う。

販売チャネルはきらぼし銀行の仲介取引が中心となる。

商品のラインナップは、投資信託、ファンドラップ、国内株式、債権、ETF、REIT。商品戦略は、 投資信託、ファンドラップを中心に提案をしていくという。
取り扱うサービスは、「資産運用のゴールを設定」「資産運用のプロセスを相談して決める」「ポートフォリオの形成」「ポートフォリオのメンテナンス」を4つのポイントとしている。
東京きらぼしフィナンシャルグループは、KLD証券のサービス開始によりグループ全体の現状の投信預かり資産残高である約2,000億円の倍増を目標数値にするとしている。

投信預かり残高の倍増をめざす。
(記事協力:きらぼしライフデザイン証券/PR記事)

きらぼしライフデザイン証券

住所:東京都港区南青山三丁目10番43号

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ラオックス秋葉原本店、2020年8月1日リニューアル開業-4フロアを「アソビットシティ」に

東京都千代田区のJR秋葉原駅近く・万世橋交差点前にある「ラオックス秋葉原本店」の地階から3階までが「アソビットシティ」となり、2020年8月1日にリニューアルオープンした。

新装なったラオックス秋葉原本店。

ラオックス本店、免税需要消滅でアソビットに転換

ラオックスは新型コロナウイルスの感染拡大により店舗の大幅削減を発表しており、併せて旗艦店である道頓堀店を日本人客をおもなターゲットとした店舗へと改装。

そこで、秋葉原本店についてもどういったテコ入れが行われるのかどうか注目されていた。

ラオックス道頓堀店。

新装開店したラオックス秋葉原本店は、地階から3階までの全フロアがラオックスのホビー売場「ラオックスアソビットシティ」として営業することとなる(アソビットシティの公式アカウントによる)。
アソビットシティは万世橋交差点そば(それ以前は現ドンキの建物)に単館として営業していたが、「爆買い」ブームに乗るように2015年7月に「ホビー系免税店」としての改装をおこなうと、 多くのフロアがラオックス本館と同様の中国人向け家電・宝飾品売場に衣替え。これにより日本客が大幅に減ってしまい、再びホビー店へと戻ったものの、客足を取り戻すことができず2017年3月に突然閉店。
その後、アソビットシティはラオックス本館の1コーナーとなっていた。

旧アソビットシティ。

しかし、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、今後は本館の「免税店」としての需要が無くなったため、再びアソビットシティを増床するに至ったものと思われる。

多彩な構成、「恐竜」テーマのフロアも

新装なったラオックス本館のフロア構成は以下の通り。

7階 当面閉鎖  
6階 当面閉鎖  
5階 当面閉鎖  
4階 LaOX(免税店) アウトレット・薬
3階 LaOXアソビットシティ ダイノストア・Toy
2階 LaOXアソビットシティ ファンシーキャラクター
1階 LaOXアソビットシティ アキバサブカルチャー
地階 LaOXアソビットシティ アウトレット・イベント

 

1階は「アキバサブカルチャー」がテーマ。
エントランスには全長5メートルの巨大な「恐竜フィギュア」と、日本に2台しかないという台湾で販売された「エヴァバイク」が展示される。
1階店内ではフィギュアを中心にキャラクターグッズを展開しており、頭のおかしい紅魔の娘ことめぐみんの大型オブジェなど記念撮影スポットも設置されている。

記念撮影スポットにはキン肉マンも。

2階は「ファンシーキャラクター」がテーマ。
サンリオを中心に、サンエックスなどのキャラクター商品を扱う。

2階はサンリオ好きにオススメ。

3階は恐竜を扱う「ダイノストア」。
恐竜を紹介するコーナーも設けられるほか、化石なども販売。
そのほか一般のおもちゃコーナー、ガチャガチャコーナーも設けられる。

3階は「恐竜」がテーマ。

地階はガンプラなどを販売。アウトレット売場やイベント会場としても利用される。
かつてのアソビットシティのように、ラブライブ!のスクールアイドル生誕祭などが開かれることもあるのだろうか。

地階はガンプラ中心。

なお、4階は免税店ラオックスのアウトレットフロアとなる。

閉店相次ぐラオックス、変わり身の早さで再生なるか

今回の改装はインバウンド需要の低下に伴うものであり、ラオックスらしい「変わり身の早さ」といえる改装となった。
ラオックスは新型コロナウイルスの感染拡大により九州から撤退するなど店舗網を大幅縮小している一方、先述したように道頓堀店も日本人客をターゲットとした店舗へと改装するなど様々な経営努力をおこなっている。
免税店ラオックスの店舗は最盛期の3分の1以下となってしまったものの、生き残った店舗がどのように姿を変えていくのかが注目される。

ラオックス秋葉原本店/アソビットシティ

住所:東京都千代田区外神田1丁目2−9
営業時間:11時~19時(当面のあいだ)

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宮下公園・ レイヤードミヤシタパーク、2020年7月28日開業-三井不動産の新ブランド商業施設「RAYARD」1号店

東京都渋谷区にある渋谷区立宮下公園のリニューアルが2020年7月28日に完成し、併せて下層部に三井不動産の複合商業施設「三井ショッピングパーク レイヤードミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」が7月28日に開業した。

宮下公園・ミヤシタパーク。

なお、商業施設部分は7月28日から当面の間、事前予約制・入場制限を実施するほか、区画の半分ほど(「フードホール」など多くの飲食店)は8月4日の、ホテル部分は8月1日の開業となっている。

宮下公園、2度目の五輪に合わせて建替リニューアル

宮下公園は戦前に都市計画公園として一部が開園。開園当初は公園付近に旧皇族・梨本宮家の邸宅があり、公園一帯が宮下町と呼ばれていたため、地名に合わせて公園名が命名された。
現在のミヤシタパークの前身・渋谷区立宮下公園は1953年に全面開園したもので、1964年の東京五輪開催に合わせて施設の高架化(ビル化)工事を開始、1966年に東京都内初となる「屋上公園」として生まれ変わることとなった。なお、下層階は駐車場などとなった。
2011年4月には渋谷区とネーミングライツ契約(10年間)を締結したナイキ・ジャパンとの連携のもと、複合施設「宮下ナイキパーク」としてフットサル場やクライミングウォール、スケート場を整備する大規模リニューアルを実施した。その一方、市民団体によるナイキがおこなう整備事業への反対運動もあり実際には公園の名称変更は行わなかった。
さらに、老朽化による耐震化問題が明るみになったこともあり、渋谷区主導で「(仮称)新宮下公園等整備事業」が推進されることが決まり、2017年3月をもって公園を閉鎖。ナイキはネーミングライツ契約を中途解約していた。

三井不動産との連携で「ミクストユースな複合公園」に

ミヤシタパークの建物は地上18階地下2階建、南街区の商業棟は1~4階(15,922㎡)、北街区の商業棟は1~3階(10,649㎡)、ホテル棟は4~18階(240室)、敷地面積は約10,740㎡、延床面積は約46,000㎡、全長は約330mとなる。

宮下公園・ミヤシタパーク。

商業棟の運営は三井不動産商業マネジメント、ホテル棟の運営は三井不動産ホテルマネジメント、公園の運営は三井不動産と西武造園(西武鉄道グループ)の2社で構成する宮下公園パートナーズが担う。
開発コンセプトは「「あたらしい刺激や話題」と「快適さや居心地のよさ」の異なる 2 つの要素がボーダレスに混ざり合い、訪れるたびに新しいヒト・モノ・体験・文化に出会える場所。」施設は官民協働事業(PPP)の一環として、渋谷区と三井不動産が共同で開発したもので、渋谷区初となる立体都市公園制度活用事例となる。

新・渋谷区立宮下公園。スタバも出店する。

新装なった「渋谷区立宮下公園」は建物の4階部分にあたり、営業時間は8:00~23:00。「街・公園・商業施設の一体化」をめざし、公園と商業施設は多くの階段などで結ばれていることが特徴となる。
公園内には「フラグメント(fragment Design)」を主宰する藤原ヒロシ氏がプロデュースした「スターバックス」(48席)が出店。ボルタリング場スケート場多目的コートなどが設けられており、スポーツ施設の利用は9:00~22:00(受付は21:30まで)、ボルタリング場とスケート場の利用料金は2時間1000円(小中学生480円)で、渋谷区民は半額となる。
このほか、375台の駐車場が設けられる。

ラグジュアリーから屋台街まで90店舗が出店

ミヤシタパークの商業フロア「レイヤード ミヤシタパーク」には、日本初6店舗、商業施設初31店舗、新業態28店舗を含むを含む約90店舗が出店する。館内は複雑な構造であるが、各所にはエスカレーターや広場が配置されており、回遊しやすい仕組みになっている。

様々な場所に入口がある。

北街区の1~2階には世界初となる「LOUIS VUITTON」のメンズフラッグシップストアを始め、「GUCCI」「BALENCIAGA」「PRADA」「COACH」などのラグジュアリーブランドが出店。

北街区の下層階にはGUCCIなどが出店。
アートワークは横尾忠則氏。

とくにRonnie Fieg(ロニー・ファイグ)が手掛けるセレクトショップ兼ブランド「KITH(キス)」の日本国内初となるフラッグシップストアは特徴的なデザインとショーウインドウが目を惹く。

KITH。

3階は世界各国の料理が楽しめるグルメフロアとなっており、渋谷初となる都市型ワイナリー「渋谷ワイナリー」が出店する。 

北街区・3階。館内各所に昇降機があり、回遊しやすい構造に。

南街区1階には恵比寿駅近くにある「恵比寿横丁」を手掛けた浜倉的商店製作所が運営する産直食材・飲食店・コラボショップ街「渋谷横丁」、アディダスの旗艦店「Adidas Brand Center」が出店。横丁の並びには三井不動産グループの法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」が設けられる。

南街区1階は北街区のブランド街と打って変わって「屋台街」の雰囲気。
そのコントラストが面白い。

南街区2階には鎌倉に本店を構えるgramのアクセサリー雑貨新業態「gram contemporary」や表参道に本店を構えるベーカリーカフェ「パンとエスプレッソとまちあわせ」、体験コーナーを併設した「キットカットショコラトリー」、土産品を扱う「THE SHIBUYA SOUVENIR STORE(ザ シブヤ スーベニア ストア)」などが出店。

南街区2階の吹き抜け。

3階FOODHALLには、米国ニューヨークに本店を構えるNYスタイルラーメン店日本1号店「KUROOBI(黒帯)」に加え、アメリカンチャイニーズ「PANDA EXPRESS(パンダエクスプレス)」やメキシカンファストフード「Taco Bell(タコベル)」、コカ・コーラボトラーズジャパンのモクテル専門店「VALUME」など多国籍店舗を中心に6店舗が出店する。

フードホール入口。

そのほか、3階には大人のスタジオジブリファン向けアメカジブランド「GBL」、米国カリフォルニア発祥のスムージー・ジュース専門店日本1号店「Jamba」や天狼院書店が手掛けるBOOK&CAFE「天狼院カフェSHIBUYA」、1995年創業のスケートボード専門店「instant skateboards」、高タンパク低カロリー料理専門レストラン「筋肉食堂」といった物販・飲食店舗が出店する。

館内各所にテラスも設けられる。

ホテルは三井不動産の新ブランド「シークエンス」

ミヤシタパークのホテル部分には、三井不動産ホテルマネジメントの次世代型新ホテルブランド1号店「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタパーク)」が8月1日に開業する。

ホテル部分のシークエンス ミヤシタパーク。

シークエンス ミヤシタパークは施設コンセプトに「PARK MIND」を掲げ、誰もがリラックスして自由に過ごせる場所を目指すとしている。

当面の入場は予約制-公園は自由入場可能

開業当日となった7月28日は「入場予約制」となったため、それほど大きな混雑は起きなかった。
当面、入場にはウェブサイトからの予約をおこなう必要がある。そのため、商業施設の各フロアの入口には予約を確認する係員が配置されている。

当面は予約者のみ入館可能。

なお、4階の公園のみを利用する場合は予約せずに入場が可能となっている。その場合、当面は渋谷駅側の入口と直通エレベーターなど一部の入口からアクセスすることになる。

ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)

住所:東京都渋谷区神宮前6丁目20番他
営業時間:公園は8:00~23:00/店舗ごとに異なる

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キオラスクエア、2020年7月23日開業-ペアシティ東館・三原天満屋跡、フレスタ・図書館・ホテルルートイン等の複合施設に

広島県三原市のJR三原駅前に、大型複合施設「キオラスクエア(KIA ORA SQUARE)」が2020年7月23日に開業した。

キオラスクエアとペアシティ三原西館。

元天満屋+ニチイのペアシティ、跡地が課題だった

キオラスクエアの前身となる再開発ビル「ペアシティ三原」は1981年に開業。もともとこの場所は三原城址の敷地内だった。開業当初は天満屋・福屋・ニチイ・ジャスコなどが出店候補となっており、開業時には東館に中国地方の地場大手百貨店「天満屋」(屋上遊園地を併設)・専門店街が、西館には大手総合スーパー「ニチイ」・地場食品スーパー「三原スーパー(後のパルディ)」・「三原国際ホテル」・専門店街などが出店。正面には新幹線が停車する国鉄三原駅が、裏側には瀬戸内の交通拠点となっていた三原港があり、交通結節点にふさわしい2館体制の複合商業施設であった。

ニチイ撤退後のペアシティ三原西館。

しかし、1989年7月にすぐ近くにあるジャスコ(旧・やまてや、現・イオン)が増床リニューアルを実施したこともあり、1996年に西館のニチイが撤退した。

JR三原駅とイオン(旧やまてや・ジャスコ)。


イオン三原店。

その後、1998年10月には三原市役所そばにフジグランが開業、さらに西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の段階的な開通によって三原港(船便)の利用客が激減したことにより、2006年には東館の天満屋が撤退、ペアシティ2館ともに核店舗が消滅することとなった。

商店街は三原港の利用者減等で空き店舗が目立つ。

ペアシティ三原東館は、2007年2月に不動産再生を手掛ける「ライフコート」(東京都千代田区)が天満屋所有床を取得し、マンションと商業施設の開発計画を発表。
同年6月から2008年2月にかけて施設の解体工事を実施したが、2009年3月に同社が経営破綻したため、同年6月に三原市が東館跡地を取得することとなった。

天満屋撤退後のペアシティ三原東館、三原港側から。
(現・キオラスクエア)

西館についてもニチイの撤退を機に三原市が公共施設を移設。2015年9月の食品スーパー「パルディ」(2013年フレスタ傘下入り)撤退後は、2016年11月から2019年9月まで三原城築城450年を記念した歴史資料館「みはら歴史館」を新設、あわせて耐震・長寿命化改修を実施するなど、公共施設主体の施設として刷新していた。

ペアシティ三原、再び「ペア」に

キオラスクエアは、三原市が「三原市駅前東館跡地(にぎわい交流拠点)活用事業」の一環として、2008年に解体された旧ペアシティ三原東館跡地を再・再開発する複合施設。商業フロアや図書館、ホテル、立体駐車場、駅前広場を一体的に整備するなど、駅前の新たな賑わい創出拠点としての役割を担う。
施設名称は、ニュージーランド(NZ)の公用語(マオリ語)で使われる挨拶「Kia Ora」が元となっている。これは、三原市とNZパーマストン・ノース市が姉妹都市提携を締結していることに由来するもので、公募により市内在住の中学生による案が採用された。

中核施設は図書館とホテル

キオラスクエアは商業/駐車場棟図書館棟ホテル棟の3棟により構成される。
商業棟の建物は5階6層(商業フロアは1階のみ)、延床面積は6,754 ㎡(商業752㎡/駐車場6,002㎡)。
図書館棟の建物は地上3階建、建築面積1,066㎡、延床面積3,090㎡。
ホテル棟の建物は10階建、建築面積は585㎡、延床面積4,929㎡。
中核施設となる図書館棟には「三原市立中央図書館」が三原市役所そばから移転。旧・中央図書館(地上2階一部4階建、延床面積約1,929㎡)から1.6倍ほど増床、座席数や開館時間を拡大するなど利便性を高める。蔵書数は約24万冊となっている。
また、図書館棟前にはイベント広場も設けられている。

三原市立中央図書館。

隣接するホテル棟には「ホテルルートイン三原駅前」が7月3日に開店。朝食レストラン「和み」やラジウム人工温泉大浴場「旅人の湯」を導入している。

商業施設は小規模-「フレスタ」はミニスーパー

商業/駐車場棟の1階には核テナントとして広島市に本社を置く地場大手食品スーパー「フレスタおかず工房三原駅前店」が7月3日に開店。フレスタおかず工房の売場面積は320㎡、初年度売上目標は4.2億円。同社の三原市内5店舗目となる。
店舗コンセプト・テーマは「Healthy・Easy・Small・Region」。コンビニ程度の面積でありながら健康関連商品や冷凍食品・惣菜・寿司など即食需要に対応した商品を拡充。さらに、旅行客・観光客向けに地元商品やお土産品の品揃えも充実させた。

フレスタを核店舗にケーブルテレビ、保育園などが入居。
奥はホテル棟。サンルートが核。

このほか、下層階には三原テレビ放送が運営するサテライトスタジオ&レンタルスペース「SATELLACE(サテラス)」や「さんさんぽーと保育園」も設けられる。

サテラスと図書館棟。

なお、ペアシティ三原西館1階の商業施設「ニコニコモール」には2020年現在6店舗が出店している。さらに、図書館の開業と前後して西館中層階の公共施設についても順次更新・再配置されている。
一方で、2019年9月まで歴史資料館「みはら歴史館」となっていたスーパー「パルディ」跡はテナント募集中のままとなっている。東館と高層階の再整備により、駅利用者や図書館利用者、そして地域住民の生活に便利な店舗の出店が望まれる。

西館ニコニコモール。
右側のパルディ跡は空き店舗のままで、活性化が期待される。

7月23日に開業式典を実施-図書館は当面「規制入場」

図書館の開業当日となった23日は図書館棟前の広場で開業記念式典が開かれ、大西副市長らによるテープカットとくす玉割りがおこなわれた。
初日とあって多くの人が訪れたが、図書館では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため7月末(予定)まで入館者を1時間100人までに制限しており、整理券による規制入場となった。

開業記念式典のようす。
(撮影:だいにちさん)

商業テナント一覧(公共施設を除く/2020年7月現在)
館名 店舗名 業種
キオラ商業駐車場棟 フレスタおかず工房
三原駅前店
ミニスーパー
キオラ商業駐車場棟 三原テレビ放送
サテラス
ケーブルテレビ
レンタルスペース
キオラ商業駐車場棟 さんさんぽーと保育園 保育園
キオラ ホテル棟 ルートイン三原駅前 ホテル
西館 三原国際ホテル ホテル
西館 寺田外科クリニック 医院
西館ニコニコモール たこせん えびす家 銘菓
西館ニコニコモール マミー 化粧品
西館ニコニコモール なかがわ バッグ
西館ニコニコモール レムロードイマイ 婦人服
西館ニコニコモール Horence/KINGDUM 婦人服/紳士服
西館ニコニコモール マツヤ 宝飾品

(西館にはこのほかに複数の外向き店舗がある)

キオラスクエア

住所:広島県三原市城町一丁目610番
営業時間:午前9時~午後9時(フレスタ)
営業時間:午前9時30分~午後8時(図書館)

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めいのはまマルシェ、2020年7月16日開業-地下鉄姪浜駅にJR九州フードサービス初の商業施設

福岡県福岡市西区の姪浜駅に、JR九州フードサービスの商業施設「めいのはまMarché(めいのはまマルシェ)」が2020年7月16日に開業した。

めいのはまマルシェ。

姪浜駅にJR九州フードサービスの食特化商業施設

めいのはまマルシェは、福岡市地下鉄が2019年9月に実施した「福岡市地下鉄姪浜駅・西新駅構内店舗事業者公募」の一環として、地下鉄管理区画内に開業するもので、施設総面積は168.25㎡。JR九州フードサービス初の商業施設となる。

めいのはまマルシェ ロゴマーク。

めいのはまマルシェは飲食店関連のテナント構成となる。
テナントとして、四川料理・華都飯店総料理長監修の担々麺専門店「担々麺 一路發(イロハ) 」やたい焼き専門店「甘党屋」、有名クロワッサン専門店「ミニヨン」、JR九州ファーム直営農場の青果店「八百屋の九ちゃん」の4店舗が出店。
駅直結ということもあって開店当初から多くの人が詰めかけており、他駅でも知名度が高い「ミニヨン」などは時間帯によっては行列ができるほどの人気となっている。

めいのはまマルシェ。

姪浜駅には、1984年12月よりJR九州グループの「JR九州ビルマネジメント」が運営する駅ビル「えきマチ1丁目姪浜(旧・姪浜デイトス)」が営業している。
一方で、マルシェに出店する店舗は、いずれも駅構内や駅ビルに従来不足していた業態の店舗であり、えきマチ1丁目の食品部門を補完・増強する役割を担うことになった。

「えきマチ1丁目」側。

これまでは「JR九州フードサービス」は「JR九州ビルマネジメント」などJR九州の駅ビルテナントとしての出店が目立っていた。
今後は双方の相乗効果を狙うかたちで「JR九州フードサービス」主導による新規出店がなされる可能性もあろう。

めいのはまマルシェ

住所:福岡県福岡市西区姪の浜4丁目8-1
営業時間:テナントにより異なる

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MISUGIYA+ドーチカ店、2020年7月10日開店-三杉屋のテイクアウト特化業態、堂島地下センターのダイソー跡に

大阪府大阪市北区の堂島地下センター(ドーチカ)に、三杉屋の高級食品スーパー「MISUGIYA+ドーチカ店」が2020年7月10日午前8時に開店した。

MISUGIYA+ DOTICA.

青果店から高級スーパーまで幅広く手掛ける三杉屋

三杉屋は1995年5月に個人経営の青果店として創業。創業当初はエース新鮮館(現・北野エース)や業務スーパーなど、スーパー各社の生鮮部門に特化した経営を行っていた。
同社は、2000年代に直営食品スーパー「ミスギヤ」とC&Cエンドが展開する「業務用食品館」FC店舗の展開を本格化、広島地盤の地場大手スーパー「ユアーズ」が県内東部(備後)エリアで展開する店舗の青果部門を引き受けるなど、事業領域の拡大を図った。2010年代からはJR西日本グループの駅ビルや京都ヨドバシの食品フロアに高級業態「MISUGIYA」として出店するなど、立地特性に応じた柔軟な店舗モデルを打ち出している。

「テークアウト特化型」で梅田・堂島エリアに初進出

MISUGIYA+ドーチカ店は、ダイソー堂島地下街店跡に出店するもので、同社地下街店舗としては2012年10月に開店したMISUGIYAゼスト御池店、MISUGIYA+クリスタ長堀店に次ぐ3店舗目となる。
ドーチカ店は従来の同社店舗と異なる「お惣菜、お寿司などテークアウト商品に特化したお店」として、生鮮3品を取扱わず、近隣店舗(MISUGIYA+福島店)から配送した弁当・惣菜・寿司や飲料・ご当地食品などグロサリー中心の売場を展開する。
充実の惣菜・寿司売場。

オフィスワーカーに便利な店舗に

堂島地下センター(ドーチカ)は、大手企業各社のオフィスが集積する立地特性もあり、平日は多くのビジネスパーソンで活況を呈している。堂島ではダイエーfoodiumやピーコックストア、KOHYOなど競合となりえる食品スーパーも多く営業する。
しかし、それらはいずれもドーチカから距離があるため、惣菜や寿司に特化した三杉屋はドーチカ利用客のランチタイム需要や仕事帰りのちょい買い需要を満たす店となっており、訪問時も多くの客が訪れていた。

三杉屋 MISUGIYA+ ドーチカ店

住所:大阪府大阪市北区堂島1堂島地下街8号
営業時間:午前8時~午後9時
※上記営業時間は同社公式発表によるもの
※7月現在営業時間の大幅短縮、曜日による臨時休業など実施

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JR飯田橋駅、2020年7月12日移設リニューアル-「エキュートエディション飯田橋」は8月25日開業

東京都千代田区のJR中央本線(中央・総武線)「飯田橋駅」が移設リニューアルし、2020年7月12日に開業を迎えた。
西口の新駅舎内には商業施設「エキュートエディション飯田橋(ecute edition 飯田橋)」が8月25日に開業する。

生まれ変わった飯田橋駅・西口新駅舎。

飯田橋駅、ホームの隙間を埋めるために移設

JR飯田橋駅は1894年に甲武鐵道の牛込駅として開業。関東大震災後の整備によって1928年に現在地に移設され、飯田町駅(1895年開業)・牛込駅が統合された。
しかし、駅が曲線半径300mのカーブ地点にあるため電車とホームの隙間が広い部分があり、危険性があるとして、ホームの移設工事と西口新駅舎の建設工事が進められていた。

飯田橋駅東口とホーム(2019年)。


旧ホーム(2019年)。

新宿寄りに移設・改良

新たな飯田橋駅は従来の駅より約200メートル新宿側に移設。この場所は関東大震災まで旧牛込駅があった場所の近くとなる。
直線に近い場所(曲線半径900m)へと移設されたことで、電車とホームの間の隙間は狭くなり、安全性が向上することとなった。
今後はホームドアの設置も進められる予定となっている。

飯田橋駅の新ホーム。

これに合わせて、早稲田通りに面する西口には新駅舎が設置された。
なお、これまであった東口側の2つの階段のうち、東京寄りの階段・エスカレーターは閉鎖されている。

飯田橋駅の構内図(JR東日本)。

エキュートエディション飯田橋、8月25日開業

8月25日には西口新駅舎の商業施設が開業する。新駅舎は鉄骨造・2階建てで、延床面積は約2,200㎡。
商業施設名は「エキュートエディション飯田橋」で、ベーカリー「Le Grenier à Pain」(ル・グルニエ・ア・パン)など5店舗が出店、2階には展望スペースも設けられる予定。
そのうち、7月12日には1階の「NewDays」が、8月25日までに1階部分全体(合計3店舗)が開業する。

飯田橋駅・西口新駅舎の改札前。

JR飯田橋駅西口附近では再開発計画も進められており、近い将来、駅周辺は大きく姿を変えることとなる。
(写真提供:れめさん

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