オーケー和光下新倉店、2025年10月21日開店-都営地下鉄三田線西高島平駅近くの共同物流和光物流加工センター跡地に

東京都板橋区の都営地下鉄三田線西高島平駅近くにある埼玉県和光市の共同物流和光物流加工センター跡地に、オーケーの「オーケー和光下新倉店」が2025年10月21日に開店する。

和光下新倉にオーケーの主力業態進出

オーケー和光下新倉店の建物は鉄骨造地上2階塔屋1階建で敷地面積は5,551.34㎡、店舗面積は1,823.54㎡、延床面積は6,085.17㎡。同社の主力業態「ディスカウント・スーパーマーケット」として、生鮮3品(青果・鮮魚・精肉)に加えて、惣菜・寿司・ピザ・ベーカリーや日用品、医薬品、酒類などを展開する。。
オーケー和光下新倉店

ベルクとオーケー進出で急速に買物利便性向上

西高島平駅は都営三田線の起終点駅であるが、近隣の高島平駅前に大型店「ピーコックストア高島平店」「東武ストア高島平店」「東急ストア高島平とうきゅう/メトロエム高島平」3店舗が営業、マルヤスやビッグ・エーといった食品スーパーも複数営業していること、駅北側が東京都中央卸売市場板橋市場や東京団地倉庫板橋事業所、運輸事業者拠点となっているため、駅周辺に同様の商業施設が存在しなかった。
特に和光市域では2020年7月にベルク和光白子店が開店するまで駅2km圏内に食品スーパーが一切存在しない市場環境にあったため、買物環境が劇的に向上することとなる。

オーケー和光下新倉店

住所:〒351-0111 埼玉県和光市下新倉5-13-52。
営業時間:8時30分~21時30分
※開店初日の営業時間は9時~21時30分

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マルイ久米店、2025年10月17日開店-100年超の歴史誇った鳥取米子の老舗「ファミリーストアいしかわ」全面刷新

鳥取県米子市の老舗食品スーパー「ファミリーストアいしかわ久米店」跡に、岡山地場大手食品スーパー「マルイ」(本社:岡山県津山市)山陰地域子会社「サンインマルイ」(本社:鳥取県鳥取市)の大型食品スーパー「マルイ久米店」が2025年10月17日に開店した。

100年超の歴史誇る鳥取米子の老舗食品スーパー

ファミリーストアいしかわは1917年に創業。同社は鳥取県内に最盛期5店舗を展開していたが、県外資本の進出や異業種との競争激化を背景として、2019年3月に米子市夜見町の夜見店を閉店、同年8月には西伯郡伯耆町の岸本店を閉店するなど、経営資源を久米店1店舗に集約。同年10月には店舗設計大手「プログレスデザイン」監修とボランタリーチェーン「全日食チェーン」加盟のもと直営食品フロアの全面リニューアルと仕入調達強化を実施し、100円ショップ「ダイソー」やドラッグストア「マツモトキヨシ」を備えた現代的な商業施設として生き残りを図った。
しかしその後、2025年8月21日にサンインマルイに「久米店の営業資産(テナント4店舗含む)」を承継する方針を正式発表、同年9月10日をもって「ファミリーストアいしかわ久米店」としての歴史に幕をおろしていた

ファミリーストアいしかわ久米店。

マルイ久米店に全面刷新、生鮮4品や上質商品強化

マルイ久米店の売場面積は408.7坪。
コンセプトに「毎日行きたくなる、暮らしに寄り添う地域密着スーパー」、テーマに「中食と内食の融合拠点」を掲げ、生鮮各部門(青果・鮮魚・精肉)を連動、惣菜を中心とした「鮮度×簡便×楽しさ」のある商品展開を行うとしている。一環として、青果では生産者20名体制の地場野菜、鮮魚では地魚や鮮魚寿司・海鮮丼、精肉では鳥取県産和牛や味付品・冷凍品の取扱いを強化。
惣菜では手頃な弁当や出来立て惣菜に加えて同店が名物と位置づける「たまごサンド」「手作りハンバーガー」、グロサリーではローソン系高級食品スーパー「成城石井」コーナーや「スターバックス」RC/IC商品、輸入菓子など展開する。

マルイ久米店

住所:鳥取県米子市久米町175
営業時間:午前9時~午後10時

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スーパーのアオキエスモール店、2025年10月15日開店-山形県鶴岡市のマルホンカウボーイ新業態、クスリのアオキ系食品スーパーに

山形県鶴岡市のJR羽越本線鶴岡駅近くにある庄内交通系複合商業施設「S-MALL」に、クスリのアオキHD系食品スーパー「スーパーのアオキエスモール店」が2025年10月15日に開店した。

ダイエー鶴岡店を核に開業、コンパクトシティの聖地

エスモールは1978年11月に庄交グループ系複合商業施設「庄交モール」として開業。本館建物は地上2階建で店舗面積は10,872㎡。
庄交モールは開業以来長らく、流通大手系総合スーパー「ダイエー鶴岡店」を核店舗とする商業施設であり、庄交関連会社がFC契約に基づき展開する第一ホテル系シティホテル「第一イン鶴岡(1988年東京第一ホテル鶴岡に改称)」とともに鶴岡市の中核施設としての役割を担った。2002年1月のダイエー自主再建計画発表にあわせ同年8月をもって不採算店だったダイエー鶴岡店の撤退が決まった際は、一時休業をともなう全館リニューアルの方針をいち早く発表、同年10月に現名称に改称し新装開業を果たした。
エスモールと東京第一ホテル鶴岡(2019年当時)。

エスモールは2017年4月に全国初となる国土交通大臣による「民間誘導施設等整備事業計画」認定を受け、同年9月に庄内交通グループが民間都市開発推進機構(民都機構/MINTO機構)や山形地場大手金融機関「荘内銀行」を始めとする各社出資の特定目的会社(SPC)「合同会社夕陽」に施設を売却する不動産流動化手法を用いて約45億円規模の大規模改修を実施。商業/宿泊/交通施設を一体的に全面刷新することで集客力向上を図るなど、コンパクトシティのモデル都市となっている。

マルホン新業態、スーパーのアオキ東北2号店に

スーパーのアオキエスモール店は、2019年8月に閉店した鶴岡地場大手系食品スーパー「主婦の店鶴岡店エスモール店」跡を居抜きするかたちで、同年9月に東北地場大手系食品スーパー「マルホン+Plusエスモール店(マルホンプラスエスモール店)」として開店。
マルホン+Plusエスモール店は、秋田地場酒販店「伏見屋」によるディスカウント食品スーパー「マルホンカウボーイ」新業態1号店として、鶴岡市中心部随一の大型店に相応しい上質感ある店舗づくりを打ち出していたが、2024年12月の伏見屋による「クスリのアオキHD」へのマルホンカウボーイ含む食品スーパー46店舗を対象とする事業譲渡契約締結2025年2月24日の伏見屋系スーパー全店閉店にともない同店も一時閉店した。
その後、マルホン+Plusエスモール店は同年3月12日に「クスリのアオキマルホンプラスエスモール店」として九州本拠の惣菜店「むすんでひらいて」を導入しつつ暫定的に営業再開、伏見屋時代と同様の業態と屋号を維持するかたちで集客を図ったもの、同年7月20日をもって再び閉店していた。

棚がカラとなったマルホンプラスエスモール店。

スーパーのアオキエスモール店は2025年10月1日開店の「スーパーのアオキ山形三川店」に次ぎ東北2店舗目、クスリのアオキHDが得意とする医薬品などを取扱わないフルラインの生鮮食品スーパーとなる。
クスリのアオキHDは東北地方全域に閉鎖状態にある旧伏見屋系食品スーパー跡を抱え込んでいるが、エスモール店に次ぐアオキ屋号での営業再開は現時点で未発表となっている。

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イオンスタイル東山二条、2025年10月14日8時30分開店-近畿建物「2WA」核担う「小町」5号店、イオン当時現存最古店復活祝う開店日に

京都市左京区の二条通り沿いに近畿建物系複合商業施設「2WA(ニワ/ツーダブリュエー)」が2025年10月14日より順次開業し、同施設テナント開店第1号として、イオンリテールの都市型食品スーパー「イオンスタイル東山二条」が同日午前8時30分に開店した。

「2WA」テナント開店第1号となった「イオンスタイル」。

ジャスコ源流企業から半世紀超の歴史誇った東山二条店

イオン東山二条店は、1968年6月に大阪北摂地場大手系食品スーパー「シロ東山二条店」として旧公団住宅「UR都市機構東山二条アパートパレス二条」1階に開店。店舗面積は1,322㎡(同社広報参照)。
シロは1968年3月に「岡田屋」「フタギ」と共同出資で現在のイオンの源流にあたる共同仕入機構「ジャスコ」を設立した企業であり、シロ東山二条店は初代ジャスコ設立以前から建替えせずに営業継続する現存最古の店舗であった。

シロ東山二条店(イオンリテール提供)。

シロ東山二条店は(当時)ジャスコグループ発足にともない「ジャスコ東山二条店」に改称、2011年3月にはイオン系総合スーパー運営会社再編にともない「イオン東山二条店」に改称したが、老朽化にともなう地場不動産会社「近畿建物」による再開発のため、2021年9月30日をもって一時休業扱いで閉店していた。

AEON STYLE 東山二条様「祝 御開店 おかえりなさい」近畿建物。

小町を名乗らない小町、京町スーパーとして全面刷新

イオンスタイル東山二条の店舗フロアは地上2階~地下1階で営業フロアは1階ワンフロア、敷地面積は約3,459㎡、店舗面積は909㎡。(地階は駐車場/2階は事務所倉庫など)
イオンスタイル東山二条は2021年3月にイオンリテール近畿カンパニー(現西日本カンパニー)が開店した「イオンスタイル西陣小町」の流れを汲む都市型小商圏食品スーパー「小町」業態5号店として開発、2024年12月に開店した嵯峨野小町の齊藤洋一店長が新たに店長に就任する。

齊藤洋一イオンスタイル東山二条店長による開店の挨拶。

イオンスタイル東山二条は「こだわりの食と必需品を扱う京町スーパーマーケット」として、テーマに「地域の食文化に対応した商品」「即食・個食・簡便」を掲げ、京都市中央卸売市場や近郊生産者による地場野菜コーナーや京都舞鶴漁港を中心に仕入れた対面鮮魚コーナーを展開。

イオンスタイル東山二条、京都ならではの奥行きある売場。

店舗面積は建替前旧店舗比で縮小となったもの「学生をメインとした20~40代単身者/70代以上の単身者が多い」という立地特性を活かし、水産系惣菜「魚屋の鮨」では一人前にぎり鮨や海鮮丼、デリカコーナーでは日替わり弁当や本格窯焼きピッツァといった「買ってすぐ食べられる」「一人前でちょうどいい」というニーズに応える商品を提案するなど、イオンスタイル同規模既存店舗の惣菜関連売上高構成比12~13%から4ポイントほど高い16.5%に設定するなど重点化する。

日替り弁当や惣菜、ピッツァソリデラも単身サイズ。

イオンスタイル東山二条

住所:京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町31-1 
営業時間:8時30分~22時

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スタンダードプロダクツ広島八丁堀店、2025年10月13日閉店-ZARA跡のダイソー新業態旗艦店、わずか3年で

広島県広島市中区八丁堀の広島電鉄八丁堀電停・立町電停前にある100円ショップ最大手「大創産業」系300円ショップ新業態「Standard Products by DAISO 広島八丁堀店(スタンダードプロダクツ広島八丁堀店)」が2025年10月13日をもって閉店した。

大創産業お膝元に生まれたスタンダードプロダクツ旗艦店

Standard Products広島八丁堀店は、2022年1月閉店した外資系ファストファッションブランド大型店「ZARA広島店」跡に同年6月開店したもので、建物は地上2階建で売場面積は約188坪(約621㎡)。同業態は国内外通算9店舗目で、大創産業本社のある中四国では初の店舗だった。

2022年6月開店したStandard Products広島八丁堀店。

Standard Products広島八丁堀店は、ブランドコンセプトに「ちょっといいのが、ずっといい。」を掲げる同業態初となる2フロア体制を活かし、広島県の地域産業“熊野の毛筆の製法”を活かしたメイクブラシを全国に先がけて発売、300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」と売場を融合することで買物客のさまざまなニーズへの対応を図った。

瀬戸内はじめ、日本全国の伝統技術を活かしたアイテムが揃う。

順調に拡大する高級業態、旗艦店は本通に事実上移転

Standard Products広島八丁堀店の閉店は2025年11月14日開店予定の「Standard Products広島本通店」「THREEPPY広島本通店」への事実上の移転にともなうもの。
広島八丁堀店は開店当初“Standard Products 国内最大店”としてブランドの確立に大きな役割を担ったが、同業態は2025年8月の津山ノースランド店開店をもって国内200店舗体制を達成するなどブランドの特性が変化しており、本通商店街に移転することで店舗と集客の適正化を図るものとみられる。

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高島屋洛西店、2026年8月3日閉店-ラクセーヌの核店舗、老朽化と業績不振で43年の歴史に幕

京都府京都市西京区の洛西ニュータウンショッピングセンター「ラクセーヌ」核店舗「高島屋洛西店(洛西タカシマヤ)」が2026年8月3日をもって閉店する。

洛西ニュータウンの中核施設「ラクセーヌ」

洛西ニュータウンショッピングセンター「ラクセーヌ」は、1975年7月設立の京都市出資による財団法人「洛西ニュータウン管理公社(現京都市住宅公社)」主導のもと、1982年4月に同ニュータウンの商業核として開業。
ラクセーヌは2002年4月に新コンセプト「リボーン・ラクセーヌ」を掲げ増床リニューアル(13,360㎡→15,915㎡)を実施、2023年7月から12月にかけて耐震改修工事/長期休業をともなう大規模リニューアルを実施するなど、施設の現代化に取組んだ。
2025年10月現在はケーワイカンパニー運営食品スーパー「キッチンランドSunSun」を食品核に、大型家具インテリア雑貨店「ニトリ」や谷山無線電機FC家電量販店「エディオンタニヤマ」、複合書店「ふたば書房」、100円ショップ「キャンドゥ」、ファストフード「マクドナルド」、喫茶店「ホリーズカフェ」など関西地場大手や個人経営店を中心に31店舗が入居する。。

ラクセーヌ(公社公式より)。

43年の歴史に幕おろす洛西高島屋、代替で衛星店整備

高島屋洛西店の建物は地上3階建で店舗面積は8,079㎡。
高島屋洛西店は同社運営の日本百貨店協会加盟店(=標準店/ローズサロンやメゾン業態を含まず)のなかでも最小規模にあたる郊外型店舗であるが、2025年10月現在も高島屋ストアの流れを汲むイズミヤ系食品スーパー「カナート洛西店(食料品セルフコーナー)」をはじめ、コスメ「資生堂「ちふれ」、和洋惣菜「RF1」「古市庵」、銘菓「モロゾフ」「ユーハイム」「ブールミッシュ」「菓匠清閑院」「井筒八ツ橋本舗」、ファミリーファッション「a.v.v」、レディスファッション「Cour Carre an」、アメリカンカジュアル「McGREGOR」「Golden Bear」、ベビー子供服「MIKIHOUSE」、スポーツウェア「DESCENTE」といったブランドを展開するなど、洛西ニュータウンの上質商品/贈答品需要に応える店舗づくりを行っている。
一方、高島屋洛西店の商圏(洛西ニュータウン)は以前から続く住民高齢化や京都市営地下鉄東西線延伸計画の凍結/白紙化に加え、2023年10月には京都市立芸術大学の京都駅付近への移転が生じるなど暗雲立ち込めていた。洛西店では市内旗艦店「高島屋京都店(京都タカシマヤS.C.)」分店への移行といった経営合理化を進めていたが、営業赤字や店舗改修を背景に43年の歴史に幕をおろすこととなった。
高島屋洛西店は2026年9月に「隣接する商業施設内の一区画にサテライトショップの出店を計画」する方針を示しているが、現店舗から大幅に減床することとなる。

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西友小金井店跡、2025年10月から解体開始-閉店から8年以上、住友不動産の主導で再開発始動

東京都小金井市のJR武蔵小金井駅北口にあり、2017年に再開発のため閉店した大型総合スーパー「西友小金井店」跡の解体が、2025年10月にようやく開始される。

西友小金井店。

築52年、近く再開発で解体か

西友小金井店は1965年に開店。売場は地階から8階までで、店舗面積は6,818㎡。開店当初は地域随一の高層ビルであったという。
テナントとして無印良品、ダイソー、三井住友銀行なども出店しており、最上階のレストランからは駅周辺を一望できることで人気を集めていた。
 
最上階にあった中華レストラン「魯吃房 」。

西友小金井店はJR武蔵小金井駅前の再開発計画に合わせて2017年7月に閉店。近く再開発がはじまるものと期待されたものの、具体化には長い期間を要することとなり、ビル内にはいくつかのテナントが残留していた。
2025年8月31日には最後までビル内に残っていた三井住友銀行小金井支店が駅南口に2020年に完成した野村不動産の再開発ビル「SOCOLA武蔵小金井クロス」1階の「デイリーテーブル紀ノ国屋」跡に移転。解体への準備が整った。

西友小金井店跡、住友不動産のタワーマンションに

西友小金井店跡は2025年10月に解体を開始。解体だけでも約1年間以上かかる見込みだ。
解体後は住友不動産が中心となって「武蔵小金井駅北口駅前東地区第一種市街地再開発事業」をおこなう。

東京都庁ウェブサイトより。

「武蔵小金井駅北口駅前東地区第一種市街地再開発事業」は2025年6月に都から事業認可されており、地上35階・高さ約125mの商業施設を併設したタワーマンションなど2棟が建設される計画となっている。
全体の完成は2029年度を見込んでいる。

再開発すすむ武蔵小金井

近年の武蔵小金井駅周辺では北口、南口ともに再開発が活発化している。

長崎屋・MEGAドンキホーテ小金井店。

先述したとおり2020年にはJR武蔵小金井駅南口(イトーヨーカドー南側)に野村不動産の分譲マンションを中心とする再開発ビル「SOCOLA武蔵小金井クロス」(26階建て)が完成したほか、具体化はしていないものの西友跡に隣接する「長崎屋MEGAドンキホーテ小金井駅前店」(1963年開店、現在のビルは1971年新築)周辺でも再開発計画があり、JR武蔵小金井駅周辺は大きく変化を遂げることになる。

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マミーマート生鮮市場TOP籠原店、2025年10月11日開店-同社初大型複合店舗「モアショッピングプラザ籠原」に

埼玉県熊谷市のJR高崎線籠原駅近くにあるマミーマート系商業施設「モアショッピングプラザ籠原」に、同社の生鮮ディスカウント食品スーパー「生鮮市場TOP籠原店」が2025年10月11日に開店した。

開店当日の生鮮市場TOP籠原店。

マミーマート初の大型複合店舗として開業

モアショッピングプラザ籠原は1991年8月に首都圏地場大手系食品スーパー「マミーマート」初の大型複合店舗として開業。建物は地上2階建で店舗面積は4,799㎡。
開業以来長らく、直営食品スーパー「マミーマート籠原店」を核に、田原屋の総合衣料スーパー「ファッションプラザパシオス」や100円ショップ「Seria」といった専門店が入居していたが、2025年1月より段階的なリニューアルを実施、2025年9月9日に「業態変更」を理由として閉店していた。

緑色のマミーマートから赤色の生鮮市場TOPに外装を全面刷新。

生鮮強化型の業態に全面刷新

生鮮市場TOP籠原店の売場面積は2,594.7㎡(784.9坪)。
マミーマート籠原店からの業態変更にあわせて建物外装や塔屋を全面刷新。青果部門では売場レイアウトの見直し、惣菜部門では作業場新設による作りたて商品提供やピザ・ベーカリーの導入を図る。また、鮮魚専門店「魚耕」では豊洲市場仕入調達商品を対面販売、精肉専門店「あまいけ(天池)」では一頭買いした深谷牛を取り揃えるなど「他店にはない豊富な品揃えも追及」するとしている。

生鮮市場TOP籠原店のピザ売場。

生鮮市場TOP籠原店

住所:埼玉県熊谷市大字新堀新田523
営業時間:午前9時~午後9時

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デリシアガーデン川中島、2025年10月9日より順次開業-マルハン跡地、アルピコHD系食品スーパーとサンドラッグを核に

長野県長野市にアルピコホールディングス系複合商業施設「デリシアガーデン川中島」が2025年10月9日より順次開業する。

デリシアでは食生活提案強化、専門店拡大予定

デリシアガーデン川中島は、2023年5月に閉店したパチンコ「マルハン川中島店」跡地をアルピコHD系食品スーパー運営会社「デリシア」が「(仮称)川中島複合店舗」として再整備していた商業区画で、建物は平屋建で店舗面積は2,902㎡。

デリシアガーデン川中島のインフォメーション。

デリシアガーデン川中島の食品核「デリシア川中島店」(売場面積約1,814㎡)は、コンセプトに「食材から食事まで」を掲げた「デリシアミールズ」として同社標準店の取扱商品に加え、クッキングサポートコーナーや惣菜冷凍食品を拡充するなど「食生活提案型の店舗として日常の食卓をより便利で豊かに彩る売場「お客様の記憶に残る店」をめざす。
施設内では同日開店のドラッグストア「サンドラッグ川中島店」をはじめ、専門店が順次開店予定となっており、マルハン跡地の広大な敷地面積を活かしたショッピングモールとして発展していくものとみられる。

デリシアガーデン川中島

住所:長野県長野市川中島町原575-2
営業時間:午前9時~午後11時(デリシア川中島店)

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旧さくら野百貨店仙台店、2025年11月解体-ドンキが再開発めざす仙台駅前一等地、2017年2月の経営破綻から約8年の廃墟状態に幕

流通大手「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」は、宮城県仙台市青葉区の百貨店「さくら野百貨店仙台店」跡の解体工事を2025年11月より開始する。
解体工事を控えた「さくら野百貨店」(2025年10月10日)。

仙台駅前の象徴、マイカル系百貨店連合の本店格だった

さくら野百貨店仙台店の前身「丸光」は、1946年6月に宮城県仙台市青葉区の仙台駅前で創業。
丸光は1953年にシンボル的設備「ミュージックサイレン」を整備するなど戦後復興の象徴として、駅前を代表する百貨店として段階的に店舗建物の増床を実施。1968年6月までに東北地方太平洋側全域(青森・岩手・宮城・福島)に支店を展開するなど店舗網を急拡大し、1978年3月には流通大手「ニチイ(後のマイカル)」主導のもと東日本百貨店4社と新会社「百貨店連合(DAC)」を設立し連合の主要企業となった。

カネ長武田を起源とし、DACの中核店舗だった「さくら野百貨店青森本店」。

丸光は1981年6月にDAC加盟百貨店「小美屋」と共同で神奈川県厚木市に百貨店新ブランド1号店「ダックシティ厚木百貨店」を開店、1982年3月に小美屋と経営統合、1982年9月にDAC加盟各社を経営統合したことで、1985年3月に「ダックシティ丸光」に改称、1991年3月の同社運営店舗「ビブレ」転換開始にあわせて同年10月に「ダックシティ仙台ビブレ」として新装開業(リニューアル)、1998年1月の社名変更にあわせて「ダックビブレ仙台ビブレ」となった。
仙台ビブレの運営会社「ダックビブレ」は隣接複合再開発施設「AER仙台(アエル)」に本社移転、東証上場準備や北海道への進出計画を打ち出すなど、マイカルグループ唯一の日本百貨店協会加盟企業として存在感を示した。
しかし、2001年9月の親会社民事再生法適用申請にあわせて連鎖倒産するなど信用力が大幅に低下した。

高島屋やOPAと連携、武田さくら野と再統合も失敗

ダックビブレ仙台ビブレは、2002年5月に運営会社設立母体の一角を占める青森地場不動産会社「武田」など地場複数社出資による経営体制に刷新。
同年10月にマイカルグループから正式に独立したうえで「さくら野百貨店仙台店」として新装開業することとなった。
解体工事を控えた「さくら野百貨店」(2025年10月10日)。
写真右側が「丸光」百貨店開業当初の建物にあたる。

さくら野百貨店仙台店は、2005年4月の仙台店設備管理事業及び地方店舗の分社化後も従来通りの都市型百貨店としての経営体制を維持しつつ、高島屋との業務提携に基づく「高島屋ハイランドグループ」(2025年10月現在は解散を冠した販促やダイエー系ファッションビル「OPA」との業務提携に基づく若年層向けアパレル雑貨店導入を進めるなど、個店経営による迅速な経営基盤と信用力/集客力の回復、武田過半数出資の地方店舗運営会社(さくら野東北)との再統合をめざした。
その一方で、さくら野百貨店仙台店では再び経営悪化が浮き彫りとなっていた。

17年2月自己破産後もドンキ親会社が保守管理、再開発へ

さくら野百貨店仙台店では2010年6月には東北最大の複合新古書店「BOOKOFF仙台さくら野店」、2012年11月には東北初となる外資系ファストファッションブランド「H&M」を導入するなど大型専門店導入による業態改革をしつつ、2010年8月には社名を「エマルシェ」に変更、2011年9月には経営陣出資新会社「エマルシェ・フェニックス・プロジェクト」による自社株買収(MBO)により武田からの独立を図るなど、経営面でも全面刷新を図った。
一方、2016年4月には東京都港区に本社を置く「東北リテールマネジメント(2025年10月現在はPPIH本社所在地=東京都目黒区青葉台に本社移転)がエマルシェ株を取得するなど経営状態が不透明化、2017年2月に自己破産し71年の歴史に幕をおろすこととなった
自己破産当日2017年2月27日のさくら野百貨店仙台店。

さくら野百貨店仙台店は、1995年1月の阪神淡路大震災翌年の1996年度に大規模耐震改修工事を実施しており、2011年3月の東日本大震災被災時においても被害は少なく早期の営業再開を実現することができた。
2017年2月の自己破産後も、土地建物の約7割を有するドン・キホーテ親会社「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」による保守管理や落下防止改修工事が行われていたもの、東北地方における首都ともいえる仙台の一等地は約8年間未活用状態となっており、宮城県民を中心に廃墟化進む旧さくら野百貨店仙台店跡の早期再開発を期待する声が聞かれていた。
PPIHは2023年8月開業の超高層複合商業施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」同様のホテル複合施設として再開発する意向を示しており、旧さくら野百貨店仙台店跡地の解体が一等地再生の一歩となりそうだ。

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