滋賀県大津市のJR湖西線堅田駅近くにあるH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)系大型総合スーパー「スーパーセンターイズミヤ堅田店」跡地に、平和堂系大型食品スーパー「フレンドマート今堅田店」を核とする複合商業施設「レイクウェル堅田」が2025年10月31日午前9時より順次開業する。
びわ湖タワーのイズミヤ大型店跡地
スーパーセンターイズミヤ堅田店(SuCイズミヤ堅田店)は、2005年12月に遊園地「びわ湖タワー」跡地を活用し開店。建物は地上2階建で営業フロアは1階、敷地面積は27,069㎡、店舗面積は14,863㎡、延床面積は39.538㎡。
同社滋賀県初の店舗として「Every Day LOW Price~まいにちやすい~」「みんなの「欲しい!」がいっぱいある。」を掲げ、開店当初は食料品から衣料品、住居関連品を集中レジ方式でフルライン展開するなど欧米型スーパーセンター業態の確立をめざした。
一方、2008年11月に滋賀県地盤の総合スーパー「平和堂アルプラザ堅田」がショッピングセンターとして建替え、2014年12月には琵琶湖(琵琶湖大橋有料道路)を挟み対岸にある複合商業施設「ピエリ守山」が“明るい廃墟”から全面リニューアルを実施。イズミヤも段階的なリニューアルによる再活性化を図ったが、2023年1月9日をもって閉店し店舗跡は解体となった。
平和堂の新商業施設「レイクウェル」、隣接地にカインズ
レイクウェル堅田は「カインズ」「平和堂」により「(仮称)滋賀県大津市今堅田新築計画」(全館店舗面積10,831㎡)として整備が進められてきた施設で、敷地面積は約12,466㎡、店舗面積は約5,621㎡、営業面積は約4,185㎡、直営面積は約1,954㎡。
レイクウェル堅田のロゴマーク。
施設名称は「心も体も健康で満たされたライフスタイルを送っていただきたいとの思い」を込めた造語「Lake+Well」で、専門店として良品計画系ライフスタイルストア「無印良品堅田」(11月21日開店)とスペシャリティコーヒーストア「STARBUCKS」、滋賀銀行ATMが入居する。また、2025年11月12日にはベイシア系ホームセンター「カインズ堅田店」が隣接地に開店する(詳細はカインズ堅田店開店記事参照)。
レイクウェル堅田。
平和堂は地場商品強化、大容量商品を常設コーナー化
平和堂フレンドマート今堅田店は、湖西エリア16年ぶり、大津市内では2020年11月の「平和堂石山」以来5年ぶりとなる新店舗となる。
「鮮度へのこだわり」「即食・簡便を中心に地域の多世代ニーズへ対応」を特徴のひとつとして挙げ、青果では滋賀県内栽培の地場農産物コーナーや生花(ハナミライコーナー)、精肉では豚肉・鶏肉などの常設ジャンボパックコーナー、鮮魚では姿魚・切身・刺身に加えて西京漬けや地域で親しまれる湖魚佃煮を展開する。調理する様子を目の前で楽しめるライブキッチンで「鉄板亭」「だし巻亭」を展開、時間帯に応じた調理やインストアベーカリーを前面に打ち出す。
このほか、普段使いや観光・行楽需要に応える地域商品として、高島市に本店を構える和菓子屋「とも栄」や湖西エリアで馴染み深いかしわ店「橋本かしわ」、琵琶湖をかたどった「びわこフィナンシェ」、琵琶湖周辺でのBBQユーザーに向けた食材・BBQ関連商品(虫よけ・UVアイテム)を取扱うとしている。
平和堂レイクウェル堅田
住所:滋賀県大津市今堅田三丁目11番3 号
営業時間:午前9時~午後9時
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イズミゆめモール五日市、2025年10月30日全面開業-ゆめタウン跡地を約1年かけ段階的に建替刷新
広島県佐伯区の五日市コイン通り商店街にあるイズミ系大型総合スーパー「ゆめタウン五日市」跡地に、同社系近隣商圏型ショッピング線「ゆめモール五日市」が2025年10月30日に全面開業する。

ファッションセンターしまむらゆめモール五日市店。
半世紀の歴史誇ったイズミの古参店
ゆめモール五日市の前身となるイズミ系大型総合スーパー「イズミ五日市店」は1977年5月に開店。2013年12月の店舗ブランド再編にともない「ゆめタウン五日市」となった。建物は2館体制で本館は鉄筋コンクリート造地上3階建、リビング館は鉄骨造平屋建、敷地面積は約14,500㎡、店舗面積は約6,996㎡、延床面積は約8,230㎡。
開店以来長らく、五日市コイン通り商店街の商業核としての役割を担っていたが、2023年9月に「現在の耐震基準に満たない建物」であることを理由に建替えする方針を正式発表、同年11月19日にリビング館を先行閉店、2024年1月21日に本館2~3階フロアを先行閉店し、同年8月27日をもって全館閉店していた。
24年秋から順次開業「ゆめモール」、ついに全面開業
ゆめモール五日市は2024年9月12日に一部先行開業。建物は平屋建で敷地面積は約18,100㎡、営業面積は約5,500㎡、延床面積は約6,900㎡。

ゆめモール五日市。
キーワードに「通う場所×出会う場所×憩う場所」を掲げ、イズミ直営食品スーパー「ゆめマート五日市」を核に、ベイシア系作業着/カジュアルファッションストア「Workman Colors」や大創産業系100円ショップ「ダイソー」、カフェ「コメダ珈琲店」、定食レストラン「やよい軒」、ラーメン店「麺場田所商店」など飲食サービス系含む15店舗が2025年9月20日まで順次営業開始していた。
段階的な建替再開発のため商業フロアとしての再開が遅れていた旧本館跡地に大型ファッションストア「ファッションセンターしまむら」が10月30日に開店することで施設は専門店16店舗体制で全面開業を果たすこととなった。

ゆめモール五日市のテナント一覧。
イズミゆめモール五日市
住所:広島県広島市佐伯区五日市五丁目5番17号
営業時間:午前9時~午後10時(ゆめマート五日市)
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フレスポ旭川龍谷、2025年10月30日開業-旭川龍谷高校旧校舎跡地に大和ハウス系商業施設、エディオンやツルハなど
北海道旭川市の西本願寺/龍谷系私立高校「旭川龍谷高等学校」旧校舎跡地に、大和ハウス系近隣商圏型商業施設「フレスポ旭川龍谷」が2025年10月30日にグランドオープンする。
旭川龍谷高校旧校舎跡地、大型量販店主体のフレスポに
フレスポ旭川龍谷は、2022年8月に東旭川町に移転した旭川龍谷高等学校旧校舎跡地を大和ハウス工業が取得するかたちで整備したもので、建物は鉄骨造2階建1棟/鉄骨造平屋建3棟で敷地面積は約23,393㎡、店舗面積は6,638㎡(届出上/飲食店等798㎡含まず)、延床面積は約14,065㎡。

フレスポ旭川龍谷のイメージ。
フレスポ旭川龍谷は、2025年7月開業のフレスポスズランプラザ(旧イトーヨーカドー帯広店)に次ぐ道内12施設目となる近隣商圏型商業施設「フレスポ(Frespo)」で、2025年9月20日よりファストフード「マクドナルド」とゲオグループ系リユースショップ「2nd STREET」が先行開店していた。
同施設ではフレスポ共通コンセプト「日常生活に便利なショッピングセンター」を掲げ、10月30日のグランドオープンにあわせてイオン系ドラッグストア「ツルハドラッグ」や大手系家電量販店「エディオン(道内店舗は旧100満ボルト)」、眼鏡店「眼鏡市場」、雑貨店「Ideal」、コインランドリー「H2Wash!」の5店舗が新たに開店。2026年3月までにシアトルスタイルカフェ「タリーズコーヒー」と買取専門店「買取大吉」の2店舗が開店する。

フレスポ旭川龍谷の施設配置。
大和ハウス工業はフレスポ旭川龍谷開業にあわせ、旭川市との間で施設を緊急避難場所とする防災協定を締結しており「地域の声に耳を傾け、暮らしに寄り添う施設運営」をめざすとしている。
フレスポ旭川龍谷
住所:北海道旭川市豊岡5条4丁目4番30号他

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ドン・キホーテアピタ松阪三雲店、2025年10月29日開店-近鉄松ヶ崎駅近くのアピタ専門店館ニトリ跡に
三重県松阪市の近鉄山田線松ヶ崎駅近くにあるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系の大型総合スーパー「ユニーアピタ松阪三雲店」に、同じくPPIH系のディスカウントストア「ドン・キホーテアピタ松阪三雲店」が2025年10月29日午前9時に開店する。
松阪市内有数の規模を誇るショッピングセンター
アピタ松阪三雲店は2000年11月に(当時)一志郡三雲町内随一の大型店として開店。建物は鉄骨造3階建のアピタ館と鉄骨造平屋建の専門店館(旧ユーホーム館)の2館体制で店舗面積は26,173㎡。
アピタ松阪三雲店の敷地は計画当初、同業流通大手「ダイエー」が開発事業者として進出方針を示していたが、ダイエーの業績不振にともなう開店延期を背景に、東海本拠の流通大手「ユニー」主導で現店舗が開店することとなった。
アピタ直営フロアで取扱いないカテゴリー強化
ドン・キホーテアピタ松阪三雲店は、2014年6月閉店のユニー系ホームセンター「ユーホーム松阪三雲店」跡/2025年5月閉店の大型家具インテリア雑貨店「ニトリアピタ松阪三雲店」跡に開店するもので、売場面積は2,990.8㎡。

ドン・キホーテアピタ松阪三雲店。
ドン・キホーテアピタ松阪三雲店では、県内ドンキ最大級となるカネボウのコスメブランド「KATE」やアジアンコスメ、県内ドンキ初となるプロテイン自販機を展開強化。車社会である松阪市の立地特性を活かしたカー用品や若年層向けトレンド商品(カラーコンタクトやワーク用品)など、従来アピタ直営フロアで取扱いのなかったカテゴリーを新規導入することで「新たなショッピングの選択肢とワクワク感」を提供するとしている。
また、店内通路を広めに設計、松阪市PRキャラクター「ちゃちゃも」や松阪牛モチーフのドンペンを装飾するなど「ドン・キホー
テ流の“地元愛”」を随所に散りばめるとしている。
ドン・キホーテアピタ松阪三雲店
住所:三重県松阪市市場庄町 1266 番地の1 アピタ松阪三雲店1F
営業時間:午前9時~午後9時

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マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店、2025年10月25日開店-八重瀬町観光拠点施設の農協系スーパー「JAマートぐしちゃん」跡に
沖縄県島尻郡八重瀬町の旧八重瀬町役場跡地/八重瀬町観光拠点施設「南の駅やえせ」に、イオン琉球系食品スーパー「マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店」が2025年10月25日午前9時に開店した。
食品スーパー空白地となった旧具志頭村に
マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店の建物は、2018年12月に農協系/JAおきなわ系食品スーパー「JAマートぐしちゃん」として開店。八重瀬町観光拠点施設の商業核として、旧Aコープ具志頭店閉店後の買物難民対策としての役割を担っていたが、2024年9月29日をもってJAマートが経営不振を背景に閉店していた。
八重瀬町旧東風平町(こちんだ町/こちひら)中心部がサンエー八重瀬シティをはじめ地場流通大手系3店舗が立ち並ぶ商業集積地にもかかわらず、旧具志頭村(ぐしがみ村/ぐしちゃん)中心部は大型食品スーパーが存在せず、最寄りの同業店舗は個人経営店を除けば4km離れた隣接自治体(沖縄県南城市)の農協系食品スーパー「Aコープ玉城店」という状況に陥っていたため、土地建物を所有する自治体が後継店舗の誘致に動き、イオン琉球による「近くて便利なコンパクトスーパーマーケット」の開店が決まった。

マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店(同社公式より)。
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