コメダ珈琲店、2019年中に「全都道府県」の出店達成へ-「空白地」沖縄・青森の進出めざす

大手カフェチェーン「コメダ珈琲店」を運営するコメダホールディングス(愛知県名古屋市)は、2019年2月期中に沖縄県と青森県への出店を目指す。
両県にはコメダの店舗がなく、実現すれば47都道府県への出店が完了する。

コメダ珈琲店の店舗。(仙台市太白区)

名古屋発のカフェチェーン-16年には一部上場

コメダ珈琲店は1968年に名古屋市で創業。
1970年から愛知県を中心にフランチャイズ展開を開始し、2003年には関東地方に進出。2014年11月には持株会社「コメダHD」を設立し、2016年6月に東証一部に上場した。
温かいデニッシュの上にアイスクリームを載せた「シロノワール」や名古屋のローカルフード「小倉トースト」は看板メニューとして知られる。

看板メニューのミニシロノワール。

コメダ珈琲店は4月1日現在で45都道府県に全800店舗を展開しているものの、沖縄県と青森県には未出店の状態が続いている。

沖縄・青森への出店で「全国制覇」へ

コメダHDは4月13日に行われた2018年2月期決算説明会で今期の出店戦略を発表。
今夏を目処に沖縄県糸満市への新規出店を目指すほか、もう一つの未出店県である青森県への出店を目指すとした。
2県への出店が実現すれば、コメダ珈琲店は全47都道府県への進出が完了する。

コメダ空白地だった沖縄・青森への出店を目指す。
(決算説明会資料より)

IR情報:株式会社コメダホールディングス 2018年2月期決算説明会資料
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