イオンスタイル嵯峨野小町、2024年12月12日開店-小町業態4店舗目、京都大国屋黒潮市場跡に

京都府京都市右京区の京福嵐山本線有栖川駅近くにある地場食品スーパー「総合食品スーパー大国屋黒潮市場嵯峨野店」跡に、イオンリテールの小町業態「イオンスタイル嵯峨野小町」が2024年12月12日に開店する。

最盛期には京都市全域に店舗展開図った「大国屋」

大国屋は1985年12月に食品スーパー1号店「大国屋大宮店」(京都市下京区)を開店し創業。1986年5月に法人化した。
同社は創業初期より京都地場同業他社に先駆けて長時間営業(深夜営業)を実施、高級感ある新築店舗と商品構成で差別化を図るなど、最盛期には京都市全域に10店舗超を展開した。
一方、2010年6月の今熊野店(京都市東山区)開店以降、同社店舗は一貫して減少傾向にあり、2023年10月の嵯峨野店閉店をもって廃業していた。

イオンリテールがコロナ禍で展開始めた「小町」業態

イオンリテール近畿カンパニーは、2021年3月に新業態「小町」1号店「イオンスタイル西陣小町」を開店2022年11月に西ノ京小町を開店、2023年3月に修学院小町を開店。共通テーマに「時短・簡便・健康」を掲げた1,000㎡未満の都市型小型食品スーパーとして、地場京都産の生鮮(青果・鮮魚)や厳選商品を訴求する店舗づくりを行っている。

イオンスタイル嵯峨野小町。

大国屋跡、イオンスタイル小町4号店に

イオンスタイル嵯峨野小町は、1999年10月開店/2023年10月閉店の「大総合食品スーパー大国屋黒潮市場嵯峨野店」跡で敷地面積は約5,508㎡、店舗面積は668㎡。イオンスタイルとしては京都市北西部初となる。
イオンスタイル嵯峨野小町では「鮮度と地元にこだわった新しい生活拠点」として、テーマに「時短・簡便」を掲げ、青果では京都市中央卸売市場より仕入れた京野菜(九条ねぎ・聖護院大根など)や近郊農家による野菜、鮮魚では京都舞鶴漁港や全国各地の漁港より仕入れた魚の対面販売(調理対応)を展開する。
惣菜・ベーカリーでは「だし巻き&チキングリル(西京焼き)弁当」「比叡湯葉と聖護院かぶのサラダ」「九条ネギ入りメンチカツのバーガー」「宇治抹茶が香るメロンパン」といった独自商品を拡充。グロサリーに関しても半世紀超の歴史を有する地元銘店「丸漬」「京菓子司 よし廣」商品を取扱うなど、地域の食文化への対応を図る。

イオンスタイル嵯峨野小町のフロアマップ。

イオンスタイル嵯峨野小町

住所:京都府京都市右京区嵯峨野宮ノ元町55番地4
営業時間:8時30分~22時

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