カテゴリー別アーカイブ: 新店舗レポート

イオン野芥店、2020年10月10日リニューアル開業-「便利さ楽しさ1.5倍のショッピングセンター」掲げる

福岡県福岡市早良区の福岡市地下鉄野芥駅前で営業しているイオン九州の総合スーパー「イオン野芥店」が、ショッピングセンター(イオン九州による)として2020年10月10日にリニューアル開業した。

新装なったイオン野芥店。

地場総合スーパーとして開店したイオン野芥店

イオン野芥店は、1978年5月に「ユニード野芥店」として開店。開店当初は九州地場資本の総合スーパーであったが、1981年にダイエーグループ系の店舗となり、1995年には「ダイエー野芥店」に改称、2000年代にはグループ再建の一環として「ダイエーグルメシティ野芥店」に業態転換した。
2013年12月には中食強化モデル店舗九州1号店「ダイエー野芥店」として再び業態転換したが、2015年9月のイオングループ運営会社再編及びダイエー九州撤退に伴い現在の店舗名に改称することとなった。

中食強化売場を廃止-「便利さ楽しさ1.5倍」掲げる

イオン野芥店の建物は地上2階建、敷地面積は4,304㎡、商業施設面積は3,959㎡。

店内イメージ。セルフレジが導入された。

1階の直営食品売場を「マックスバリュエクスプレス野芥駅前店」に転換、量り売り惣菜コーナー併設のオープンキッチン厨房「D kitchen」を廃止し、新たにイートインやセルフレジ・キャッシュレスレジを導入。これにより、非接触対応の推進やレジの混雑緩和、ショートタイムショッピングの実現をめざしたという。

店内・Dキッチンの跡地。

また、2階の直営衣料品売場「インナー&カジュアル」、直営ドラッグ売場「ヘルス&ビューティ」についてもリニューアルを実施。サンダイのゲームセンター「スマイルステーション」や休憩所「ギャザリングスペース」を導入した。

テナントとして「ダイソー」「ヘルストロン」など

このほか、物販テナントとして100円ショップ「ダイソー」のほか、サービス店として「クイックカラーQ」、「個別指導のトライプラス」、「リフォームの三光」、「ヘルストロン」、「クリーニングきょくとう」、「カーブス」が出店する。
運営するイオン九州は今回の改装に際し「コンセプトに『大きさはそのままだけど、便利さと楽しさは1.5倍』を掲げてショッピングセンター化した」としている。

イオン野芥店・マックスバリュエクスプレス野芥駅前店

住所:福岡県福岡市早良区野芥2丁目1ー6
営業時間:食品24時間営業、その他は9時~21時

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久屋大通公園・レイヤードヒサヤオオドオリパーク、2020年9月18日開業-公園内に商業ゾーン、名古屋テレビ塔もリニューアル

名古屋市中区にある久屋大通公園(北側)のリニューアルが完成し、公園内に三井不動産の商業施設併設型公園「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード・ヒサヤオオドオリパーク)」が2020年9月18日に開業。同日に「名古屋テレビ塔」もリニューアルオープンした。

レイヤード・ヒサヤオオドオリパークと名古屋テレビ塔。

久屋大通公園の北側、三井不動産などがリニューアル

Hisaya-odori Parkは、名古屋都心のシンボルロード「久屋大通」の中央部にある久屋大通公園の北側部分(面積約54,000㎡)をリニューアルしたもの。

公園に設置されたロゴタイプ。

パーク内はテーマごとに、大型の芝生広場・けやき広場を擁する「学びの森ゾーン」(ZONE1)、自然豊かな小径でそぞろ歩きを楽しむことができる「アーバンリゾートゾーン」(ZONE2)、テレビ塔近くにあり、日常をより豊かにする店舗が並ぶ「コミュニケーションゾーン」(ZONE3)、名古屋の魅力を発信する新たな「シンボルゾーン」(ZONE4)の4街区で構成。ゾーン4には水辺広場を設置。ミストの演出もおこなわれる。
指定管理者は三井不動産。2017年の都市公園法改正では、規制緩和により公園内に民間事業者の収益施設の設置を促進する「公募設置管理制度(Park-PFI)」が創設されたが、このヒサヤオオドオリパークは日本最大級のPark-PFI事業になるという。

4つの街区・ゾーン構成(三井不動産)。


4つの街区・ゾーン構成(三井不動産)。

商業ゾーンは「レイヤード」2号店

商業施設は三井不動産が運営。商業ブランド「RAYARD(レイヤード)」としては、2020年7月に開業した渋谷区立宮下公園に併設される商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」に続く2号店となった。
店舗ゾーンは24の独立棟で構成され、テナントは飲食店を中心に全35店舗。そのうちスヌーピーをテーマとしたカフェ「PEANUTS Cafe」、軽井沢発のカフェレストラン「Eloise’s Café」、ポロ ラルフローレンの店舗とカフェの複合店「ラルフズ コーヒー」、池袋発のセレクト書店・ブックカフェ「天狼院書店」、アウトドア用品「Snow Peak」のカフェ・コワーキングスペース併設業態、卓球場「T4 NAGOYA」など22店舗が名古屋初出店となった。

店舗ゾーン。

三井不動産は指定管理者として、久屋大通公園を「発信性と日常性を併せ持つ名古屋の新しいシンボル」にするとしている。
コロナ禍のなかではあるが、公園は屋外ということもあり開業時から多くの人が訪れている。とくにテレビ塔と水盤は名古屋を代表する記念撮影スポットになるであろう。

COACHなども出店する。

名古屋テレビ塔もリニューアル-館内にホテルも

9月18日には名古屋テレビ塔もリニューアルオープンした。
名古屋テレビ塔は日本初の展望台付きテレビ塔として1954年6月に開業。設計者の内藤多仲博士は同塔を皮切りに「タワー六兄弟」と呼ばれる通天閣(2代目)、別府タワー、さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワーを相次いで設計。名古屋テレビ塔は「六兄弟の長男」となっている。
2005年には国の登録有形文化財に指定された一方、テレビ塔機能は2011年のアナログテレビ放送と2012~2016年まで行われたNOTTVの放送終了を以て終了。さらに2019年1月にはリニューアルと耐震工事のため長期休業に入っていた。


水盤に写るテレビ塔をカメラに収めようとする人々。

今回の改装の目玉は、10月に中層部の4・5階に開業する「ザ・タワーホテル・ナゴヤ」。ホテル内には4階に13部屋、5階の南北にデッキテラス付きのスイートルーム2部屋が設けられる。館内には多治見焼のタイルが使われるなど、地場産品をアピールする働きも併せ持つ。
また、1階から4階には、Jリーグ「名古屋グランパスエイト」と英国風パブ「ハブ」のコラボ店舗「HUB GRAMPUS PUB 名古屋テレビ塔店」などの飲食店を中心とした店舗が新たに出店している。
(撮影:hirotti…さん

久屋大通公園

住所:愛知県名古屋市中区
営業時間:公園:24時間開放/パーク内の店舗:11時~23時
名古屋テレビ塔は10時~21時(夏季など21時40分まで)/飲食店は店舗による。

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シティタワー所沢クラッシィ、2020年9月7日から商業フロア順次開業-住友商事・住友不動産、駅西口再開発の先駆けに

埼玉県所沢市の西武鉄道所沢駅前に、住友不動産と住友商事による住宅・商業複合施設「シティタワー所沢クラッシィ」の商業フロアが2020年9月7日から順次開業する。
シティタワー所沢クラッシィ。

住友系の住宅・商業複合施設、所沢駅西口に

シティタワー所沢クラッシィの建物は地上29階地下2階塔屋2階建、敷地面積は約4,012㎡、建築面積は約2,369㎡、延床面積は約38,529㎡。設計はINA新建築研究所、施工は前田・西武建設共同企業体(JV)が担った。
2015年9月施行の所沢市による西武鉄道車両工場跡地(2000年6月閉鎖)一帯の有効活用を目的とした「所沢駅西口土地区画整理事業」及び所沢駅西口北街区市街地再開発組合による「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業」(土地区画整理事業A地区)の一環として整備されるもので、住友不動産と住友商事の共同開発プロジェクトとして、両社のマンションブランド「シティタワー」「クラッシィ」を冠する。
所沢駅西口土地区画整理事業では、B地区・C地区に商業・業務関連施設、D地区に宅地・公園など整備される方針となっているが、2020年9月現時点ではいずれも詳細未定かつ更地の状態となっている。そのため、A地区で建設中のシティタワー所沢クラッシィは、他地区に先駆け完成することとなった。

中華料理店やサービス系店舗などが順次出店

シティタワー所沢クラッシィの商業フロアは地上2階~地下1階。9月7日の大衆中華料理店「日高屋所沢クラッシィ店」を皮切りに、ライフプラン相談窓口「マネードクター所沢店(仮称)」や郵便局「所沢駅西口郵便局」、住友不動産販売の不動産仲介ショップ「住友の仲介所沢営業センター」といったサービス系店舗が順次開店。隣接するビルから移転する形で語学教室「アビバ所沢校」「ロゼッタストーン」や資格スクール「資格の大栄所沢校」、埼玉りそな銀行のATMも開設される。
コロナの影響か空き床もあるとみられるが、今後順次埋まっていくと思われる。

日高屋所沢クラッシィ店。


マネードクター所沢店(仮称)。

また、2021年1月には西武鉄道所沢駅(グランエミオ所沢)や西武所沢S.C.を結ぶペデストリアンデッキが供用開始、マンション契約者への引渡しも行われる。

シティタワー所沢クラッシィは所沢駅ビルと接続予定。
駅ビル「グランエミオ所沢」は住商が運営を担っている。

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トコトコスクエア、2020年9月一部開業-ダイエー・イオン所沢店跡、12月までにミスターマックスとオーケー出店

埼玉県所沢市の西武所沢駅近くに「トコトコスクエア(TOCOTOCO SQUARE)」が2020年8月22日からテナントごとに順次開業している。
今後、核店舗の食品スーパー「オーケー所沢店(仮称)」とディスカウントストア・家電量販店「ミスターマックス所沢店」が12月までに開店する。
トコトコスクエア。

38年の歴史に幕をおろした“西武のお膝元”の旧・ダイエー

トコトコスクエアの前身となる「東栄ビル」は1981年11月に開業。建物は地上7階地下1階建で、店舗面積は24,497㎡。
開業当初は、建設予定地の一部を西武グループが取得したことで歪な構造となっていたが、1988年10月の増床を機に現在の建物になった。

東栄ビル・イオン所沢店。

開業当初の核店舗「ダイエー所沢店」は、2005年2月に不採算店舗として一時閉鎖対象となったが、9月には賃料負担軽減を理由に営業継続が決定。2006年3月には直営売場の集約と有力専門店導入を目玉とする大規模リニューアルが行われた。

イオン所沢店時代のエントランス。

一転存続が決定したダイエーであったが、イオングループによる総合スーパー事業運営会社再編のため2016年3月にイオンリテールの「イオン所沢店」に転換。そして、2019年9月には競争環境の変化もあり閉店していた。

イオンの撤退後、2019年10月からはヤマダ電機やアニメイトなど一部専門店が1階に縮小移転して暫定営業を続けていたが、改装工事のため2020年8月20日をもって残る全店舗が閉店した。

暫定営業していた頃のアニメイト所沢店。

ディスカウントスーパー核の施設として再生

トコトコスクエアでは、アニメ・漫画専門店「アニメイト」が2020年8月22日に先行開店。そのほか、家電量販店「ヤマダ電機 by ベスト電器」、100円ショップ「Seria」、「ところ整骨院」が9月4日までに開店している。

アニメイト所沢店。


Seria TOCOTOCO SQUARE店。(9月4日開店)

10月29日には福岡のディスカウントストア・家電量販店「ミスターマックス」、12月上旬には首都圏地盤のディスカウント食品スーパー「オーケー」が開店予定であり、再びスーパーを核とする商業施設として再生することになる。

大型店進出相次ぐ所沢、生活密着路線で差別化

トコトコスクエア周辺では、2019年11月に西武所沢店が百貨店を核とする都市型ショッピングセンター「西武所沢S.C.」として業態転換、2020年9月2日には西武鉄道グループの駅ビル「グランエミオ所沢」が全面開業するなど、大型施設の相次ぐ開業や大規模リニューアルにより施設間競争が激化している。

グランエミオ。

西武所沢S.C.やグランエミオは比較的高級・高付加価値路線の施設であり、低価格志向のスーパーは西友(2015年全面改装)や業務スーパー(2017年12月開店)と少ない。
トコトコスクエアは生活密着型路線の商業施設として差別化を図っていくものとみられ、今後のテナント誘致に期待がかかる。

おもなテナント(随時更新/開業日は予定)
店名
7階  
6階  
5階  
4階 アニメイト(8月22日)
3階 ヤマダ電機byベスト電器(家電量販店)(9月4日)
セリア(100円ショップ)(9月4日)
ところ整骨院(9月1日)
お茶のはなさき(9月上旬)
2階 ミスターマックス(ディスカウント・家電量販店)
(10月29日)
1階  
地階 OKストア(スーパー)(12月上旬)
ウインリペア(修理・合鍵)(12月1日)
ムサシノクリーニング(10月下旬)
未定など ニトリ
トコトコスクエア

住所:埼玉県所沢市東町5-22
営業時間:10時~20時(9月時点の主要店舗)

グランエミオの記事はこちら

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グランエミオ所沢、2020年9月2日全面開業-西武所沢駅ビル、イセタンミラー・TSUTAYAなど126店が出店

埼玉県所沢市の西武鉄道所沢駅に、西武グループと住友商事グループの駅ビル「グランエミオ所沢」が2020年9月2日に全面開業した。

グランエミオ所沢。

2018年3月に先行開業した所沢駅の「グランエミオ」

グランエミオ所沢は、西武グループが2014年に打ち出した「所沢駅東口開発計画」の一環として整備されるもので、建物は地上5階地下2階建、敷地面積は約39,400㎡(西武鉄道ビル敷地含む)、店舗面積は約18,500㎡、延床面積は約116,000 ㎡(既存約49,400 ㎡+増築約66,600㎡)。事業費は約268億円。駐車場台数は494台、駐輪場台数は1,599台。企画・開発・施設管理は西武グループの西武プロパティーズ、企画支援・開発支援・商業施設運営は住友商事と住商アーバン開発が担う。
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所沢駅ビル全体の完成図(西口から)。

コンセプトに「コミュニティ型商業施設」を掲げ、2018年3月の一部先行開業(第1期開業)時点では、セブン&アイHD傘下の高級食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘」を食品核に、有名セレクトショップ「B:MING LIFE STORE by BEAMS」「URBAN RESEARCH DOORS」やファストファッションブランド「ユニクロ」など70店舗超が出店していた。

西武沿線初、所沢初となるブランドが進出-書店も

グランエミオ所沢では、2020年9月の全面開業(第2期開業)にあわせて、西武鉄道沿線初、所沢市内初を含む49店舗(うち1店舗未定、2店舗開店延期)が新規出店した。
グランエミオ所沢。

1階には、イオングループのアパレル・雑貨専門店「LBC」リブランディング1号店や300円ショップ「3COINS」、金沢カレー専門店「ゴーゴーカレー」、埼玉発祥の回転寿司チェーン「磯のがってん寿司」といった沿線初の雑貨・飲食店に加え、「スターバックスコーヒー」「マクドナルド」「サーティワンアイスクリーム」といった定番の飲食店など10店舗超が出店。
2階には、三越伊勢丹の百貨店向け・ラグジュアリーコスメ(デパコス)セレクトショップ「ISETAN MiRROR Make&Cosmetics(イセタンミラー)」や大手セレクトショップのカジュアルウェアライン「UNITED ARROWS green label relaxing」「URBAN RESEARCH Sonny Label」、フランスのオーガニックコスメ「L’OCCITANE」、パンケーキカフェ「Eggs ‘n Things Coffee」といった沿線初となるブランド、東急ハンズの生活提案型コスメ・雑貨専門店「hands be(ハンズビー)」といった所沢市内初となるブランドなど20店舗超が出店した。
ISETAN MiRROR Make&Cosmetics.


UNITED ARROWS green label relaxing.

所沢駅中央改札と南改札(9月2日供用開始)を結ぶ箇所には、イベントスペース併設の多目的スペース「セントラルプラザ」を新設。大型サイネージやWi-Fiを完備しながら、シンボルツリーや自然光を取り入れた緑あふれる開放的な空間として、地域の情報発信基地としてインフォメーション機能を担うとしている。

新型コロナ(ソーシャルディスタンス)対策も行われる。

3階には、精文館書店(愛知県)とCCC(TSUTAYA)によるブック&カフェ「TSUTAYA BOOKSTORE」(約1,183㎡)や西武ライオンズプロデュースのビュッフェレストラン「LIONS BUFFET BIG DINING」(開店延期)、各種サービス系店舗など20店舗近くが出店。
TSUTAYA BOOKSTORE Grand Emio Tokorozawa.

レストランゾーン「とこテーブル」には、「信州そば処そじ坊」「北京飯店」「牛たん炭焼 利久」「焼肉名菜福寿」といった沿線初となる人気飲食店が出店し、所沢駅前最大級となる飲食店街として大規模増床リニューアルすることとなった。
牛たん炭焼 利久 グランエミオ所沢店。

また、屋外空間の憩いの場「とこにわ」には、所沢駅リニューアル前に展示されていた鉄道モニュメントの展示も復活、屋外空間を活かしたイベントの開催も予定しているという。
とこにわ。

グランエミオ所沢は、第1期開業時の77店舗とあわせて、126店舗が出店する市内有数の規模をもつショッピングセンターとなった。また、施設の全面開業により、西武グループが推進する所沢駅東口開発計画が完了することとなった。

駅前では大規模再開発が進行中、さらなる発展に期待

西武鉄道所沢駅周辺では、所沢市による西武鉄道車両工場跡地(2000年6月閉鎖)一帯の有効活用を目的とした「所沢駅西口土地区画整理事業」が2015年9月から施行。道路の整備やペデストリアンデッキの延伸工事にあわせて、A地区では住友商事・住友不動産が参画する「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業」の一環として住居主体の複合施設「シティタワー所沢クラッシィ」が建設中、C地区では広域型複合商業施設の開発計画が持ち上がっている。
ファルマン通り周辺においても、東急不動産が参画する「所沢東町地区第一種市街地再開発事業」の一環として住居主体の複合施設「ブランズタワー所沢」が建設中である。
周辺では、西武百貨店が2019年に改装をおこなったほか旧ダイエー・イオン跡でも2020年12月のグランドオープンを目指して改装が進んでおり、所沢駅周辺は大きく姿を変えることとなりそうだ。

グランエミオ所沢

住所:埼玉県所沢市くすのき台一丁目14番地5
営業時間:10:00~21:00(ショップ)
営業時間:11:00~22:30(レストラン)

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b8ta Tokyo、2020年8月1日開店-米国発「先進的商品専門店」日本初出店

東京都新宿区の「新宿マルイ」本館1階と千代田区の「有楽町電気ビル」2階に、先進的なイノベーション商品を販売する「b8ta(ベータ)」の日本初出店店舗が2020年8月1日に開店した。

b8taが出店した新宿マルイ本館。入口に案内も。

様々な企業が先進的商品を販売する店舗、日本初出店

b8taは「VR」や「IoT家電」などといった最新のガジェット・先進的商品を体験・購入することができる店舗。2005年に米国・サンフランシスコに出店して以降、世界に25店舗を構える。
店舗内はいくつかの区画に区切られており、各区画の出店企業・ブランドから月額固定の出店料金を集めることで運営される。商品が売れても売れなくても出店料金は固定となり、売上はすべて出店企業・ブランドの収入となる。そのため、新興企業であっても出店しやすい強みを持つという。

商品と商品説明のタブレット(ポータブルLED照明器具)。

各企業・ブランドのブースには様々な商品が置かれ、実際に商品を手に取って体験することができることを特色とするほか、商品説明のためのタブレット端末が設置されている。

新宿マルイでは1階の一等地に出店

新宿マルイの「b8ta Tokyo-Shinjuku Marui」は1階のかなり広い面積を占める。
店舗は開放的な雰囲気で寄り付きやすい一方、パッと見たところ「何の店か分かりづらい」状態であり、「通りがかりに立ち寄る」客は少ないように思えた。

b8ta Tokyo-Shinjuku Marui.

先進的機器よりも、まずは「どういったコンセプトの店舗で、どういった商品を販売しているか」を分かりやすく表示し、集客に繋げていかせることが課題になるであろう。
なお「b8ta Tokyo-Shinjuku Marui」では丸井の社員がb8taJapanへ出向し、店舗運営をb8taスタッフとともにおこなっているという。

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メルカリステーション、2020年6月10日開店-新宿マルイにメルカリの旗艦店

東京都新宿区の「新宿マルイ本館(丸井新宿店)」2階に、フリマアプリ「メルカリ」の旗艦店となる実店舗「メルカリステーション」が2020年6月10日に開店した。

新宿マルイ本館。

メルカリ、マルイに旗艦店-店舗で出品も可能

メルカリステーションのコンセプトは「もっと、みんなのフリマアプリへ」。
メルカリを「体験しながら学べる」リアル店舗であるとしており、メルカリの使い方が学べるゾーン ではメルカリの使い方教室などを実施。メルカリを楽しく体験できるゾーンでは、商品の見つけ方や買い方、不要なモノの出品方法など、AR機能を設けたスマートグラスを使ってメルカリの楽しみ方を講師と一緒に体験できるとしている。

メルカリステーション。

さらに、店内で出品する品物を綺麗に撮影したり、かんたん発送をおこなうための「撮影・梱包ブース」も設けられており、パナソニックのテクノロジーを活用した次世代型ワンストップ端末「メルカリポストプラス」が設置されている。
メルカリは感染症対策として消毒液の設置、入店人数の制限をおこなうなどとしているが、訪問時には閑散とした状態だった。今後、メルカリの実店舗として定着することができるかどうかが注目される。

メルカリステーション

住所:東京都新宿区新宿3-30-13(新宿マルイ本館2階)
営業時間:11時~21時・日祝20時30分まで

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きらぼしライフデザイン証券、2020年8月17日開業-東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の新証券会社

東京都港区の「東京きらぼしフィナンシャルグループ」傘下の証券会社「きらぼしライフデザイン証券株式会社(KLD証券)」が、2020年8月17日にサービスを開始した。

東京きらぼしFG本部・きらぼしライフデザイン証券(港区)。

東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の証券会社誕生

東京きらぼしフィナンシャルグループは2018年5月に東京都民銀行、八千代銀行新銀行東京が合併して誕生した「きらぼし銀行」を傘下に持つ金融持株会社で「きらぼしライフデザイン証券(KLD 証券)」は同 FG の子会社として設立されたもの。
2020 年 8 月 17 日には、港区南青山の東京きらぼしフィナンシャルグループ本社ビルで、開業セレモニー・戦略発表会が開催された。

旧・東京都民銀行(とみん銀行、八重洲)。

開業式典で「お客さま本位の業務運営の徹底」を掲げる

開業セレモニーでは、きらぼしライフデザイン証券代表取締役社長・坂井陽介氏が「『人生100 年時代の到来』『少子高齢化の進展』『年金に対する不安』など、私たちを取り巻く環境が大きく変化する中、お客さまのこれからの人生を幸せにするためには、お客さまの資産を守り、育て、資産寿命を延ばしていくことが非常に大切だと考える」と述べたうえで、「東京きらぼしフィナンシャルグループの中核として誕生したきらぼしライフデザイン証券は、100%お客さま本位の業務運営を徹底しつつ、お客さまの最善の利益を追求する」と宣言した。

8月17日に行われた開業セレモニー。

対面投信購入手数料実質無料-投信預かり残高倍増めざす

KLD 証券のビジネスモデルの 4 つの柱は「資産運用のゴールを共有」「資産運用ニーズにワンストップで対応」「手数料収益評価を廃止」「預かり試算残高 1,000 万円以上で投資信託購入手数料実質無料」。
販売チャンネルは、きらぼし銀行の仲介取引を中心としており、きらぼし銀行との取引客は基本的にきらぼし銀行の行員が対応。
お客さまの資産運用の相談を伺い、KLD 証券の提供商品をきらぼし銀行行員が販売する。また、直接 KLD 証券と取引をする紹介取引も実施。その場合は、同社営業員が全てのやりとりを行う。

販売チャネルはきらぼし銀行の仲介取引が中心となる。

商品のラインナップは、投資信託、ファンドラップ、国内株式、債権、ETF、REIT。商品戦略は、 投資信託、ファンドラップを中心に提案をしていくという。
取り扱うサービスは、「資産運用のゴールを設定」「資産運用のプロセスを相談して決める」「ポートフォリオの形成」「ポートフォリオのメンテナンス」を4つのポイントとしている。
東京きらぼしフィナンシャルグループは、KLD証券のサービス開始によりグループ全体の現状の投信預かり資産残高である約2,000億円の倍増を目標数値にするとしている。

投信預かり残高の倍増をめざす。
(記事協力:きらぼしライフデザイン証券/PR記事)

きらぼしライフデザイン証券

住所:東京都港区南青山三丁目10番43号

関連記事:新名称は「きらぼし銀行」-都民銀・八千代銀・新銀行東京、2018年5月経営統合へ
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ラオックス秋葉原本店、2020年8月1日リニューアル開業-4フロアを「アソビットシティ」に

東京都千代田区のJR秋葉原駅近く・万世橋交差点前にある「ラオックス秋葉原本店」の地階から3階までが「アソビットシティ」となり、2020年8月1日にリニューアルオープンした。

新装なったラオックス秋葉原本店。

ラオックス本店、免税需要消滅でアソビットに転換

ラオックスは新型コロナウイルスの感染拡大により店舗の大幅削減を発表しており、併せて旗艦店である道頓堀店を日本人客をおもなターゲットとした店舗へと改装。

そこで、秋葉原本店についてもどういったテコ入れが行われるのかどうか注目されていた。

ラオックス道頓堀店。

新装開店したラオックス秋葉原本店は、地階から3階までの全フロアがラオックスのホビー売場「ラオックスアソビットシティ」として営業することとなる(アソビットシティの公式アカウントによる)。
アソビットシティは万世橋交差点そば(それ以前は現ドンキの建物)に単館として営業していたが、「爆買い」ブームに乗るように2015年7月に「ホビー系免税店」としての改装をおこなうと、 多くのフロアがラオックス本館と同様の中国人向け家電・宝飾品売場に衣替え。これにより日本客が大幅に減ってしまい、再びホビー店へと戻ったものの、客足を取り戻すことができず2017年3月に突然閉店。
その後、アソビットシティはラオックス本館の1コーナーとなっていた。

旧アソビットシティ。

しかし、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、今後は本館の「免税店」としての需要が無くなったため、再びアソビットシティを増床するに至ったものと思われる。

多彩な構成、「恐竜」テーマのフロアも

新装なったラオックス本館のフロア構成は以下の通り。

7階 当面閉鎖  
6階 当面閉鎖  
5階 当面閉鎖  
4階 LaOX(免税店) アウトレット・薬
3階 LaOXアソビットシティ ダイノストア・Toy
2階 LaOXアソビットシティ ファンシーキャラクター
1階 LaOXアソビットシティ アキバサブカルチャー
地階 LaOXアソビットシティ アウトレット・イベント

 

1階は「アキバサブカルチャー」がテーマ。
エントランスには全長5メートルの巨大な「恐竜フィギュア」と、日本に2台しかないという台湾で販売された「エヴァバイク」が展示される。
1階店内ではフィギュアを中心にキャラクターグッズを展開しており、頭のおかしい紅魔の娘ことめぐみんの大型オブジェなど記念撮影スポットも設置されている。

記念撮影スポットにはキン肉マンも。

2階は「ファンシーキャラクター」がテーマ。
サンリオを中心に、サンエックスなどのキャラクター商品を扱う。

2階はサンリオ好きにオススメ。

3階は恐竜を扱う「ダイノストア」。
恐竜を紹介するコーナーも設けられるほか、化石なども販売。
そのほか一般のおもちゃコーナー、ガチャガチャコーナーも設けられる。

3階は「恐竜」がテーマ。

地階はガンプラなどを販売。アウトレット売場やイベント会場としても利用される。
かつてのアソビットシティのように、ラブライブ!のスクールアイドル生誕祭などが開かれることもあるのだろうか。

地階はガンプラ中心。

なお、4階は免税店ラオックスのアウトレットフロアとなる。

閉店相次ぐラオックス、変わり身の早さで再生なるか

今回の改装はインバウンド需要の低下に伴うものであり、ラオックスらしい「変わり身の早さ」といえる改装となった。
ラオックスは新型コロナウイルスの感染拡大により九州から撤退するなど店舗網を大幅縮小している一方、先述したように道頓堀店も日本人客をターゲットとした店舗へと改装するなど様々な経営努力をおこなっている。
免税店ラオックスの店舗は最盛期の3分の1以下となってしまったものの、生き残った店舗がどのように姿を変えていくのかが注目される。

ラオックス秋葉原本店/アソビットシティ

住所:東京都千代田区外神田1丁目2−9
営業時間:11時~19時(当面のあいだ)

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宮下公園・ レイヤードミヤシタパーク、2020年7月28日開業-三井不動産の新ブランド商業施設「RAYARD」1号店

東京都渋谷区にある渋谷区立宮下公園のリニューアルが2020年7月28日に完成し、併せて下層部に三井不動産の複合商業施設「三井ショッピングパーク レイヤードミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」が7月28日に開業した。

宮下公園・ミヤシタパーク。

なお、商業施設部分は7月28日から当面の間、事前予約制・入場制限を実施するほか、区画の半分ほど(「フードホール」など多くの飲食店)は8月4日の、ホテル部分は8月1日の開業となっている。

宮下公園、2度目の五輪に合わせて建替リニューアル

宮下公園は戦前に都市計画公園として一部が開園。開園当初は公園付近に旧皇族・梨本宮家の邸宅があり、公園一帯が宮下町と呼ばれていたため、地名に合わせて公園名が命名された。
現在のミヤシタパークの前身・渋谷区立宮下公園は1953年に全面開園したもので、1964年の東京五輪開催に合わせて施設の高架化(ビル化)工事を開始、1966年に東京都内初となる「屋上公園」として生まれ変わることとなった。なお、下層階は駐車場などとなった。
2011年4月には渋谷区とネーミングライツ契約(10年間)を締結したナイキ・ジャパンとの連携のもと、複合施設「宮下ナイキパーク」としてフットサル場やクライミングウォール、スケート場を整備する大規模リニューアルを実施した。その一方、市民団体によるナイキがおこなう整備事業への反対運動もあり実際には公園の名称変更は行わなかった。
さらに、老朽化による耐震化問題が明るみになったこともあり、渋谷区主導で「(仮称)新宮下公園等整備事業」が推進されることが決まり、2017年3月をもって公園を閉鎖。ナイキはネーミングライツ契約を中途解約していた。

三井不動産との連携で「ミクストユースな複合公園」に

ミヤシタパークの建物は地上18階地下2階建、南街区の商業棟は1~4階(15,922㎡)、北街区の商業棟は1~3階(10,649㎡)、ホテル棟は4~18階(240室)、敷地面積は約10,740㎡、延床面積は約46,000㎡、全長は約330mとなる。

宮下公園・ミヤシタパーク。

商業棟の運営は三井不動産商業マネジメント、ホテル棟の運営は三井不動産ホテルマネジメント、公園の運営は三井不動産と西武造園(西武鉄道グループ)の2社で構成する宮下公園パートナーズが担う。
開発コンセプトは「「あたらしい刺激や話題」と「快適さや居心地のよさ」の異なる 2 つの要素がボーダレスに混ざり合い、訪れるたびに新しいヒト・モノ・体験・文化に出会える場所。」施設は官民協働事業(PPP)の一環として、渋谷区と三井不動産が共同で開発したもので、渋谷区初となる立体都市公園制度活用事例となる。

新・渋谷区立宮下公園。スタバも出店する。

新装なった「渋谷区立宮下公園」は建物の4階部分にあたり、営業時間は8:00~23:00。「街・公園・商業施設の一体化」をめざし、公園と商業施設は多くの階段などで結ばれていることが特徴となる。
公園内には「フラグメント(fragment Design)」を主宰する藤原ヒロシ氏がプロデュースした「スターバックス」(48席)が出店。ボルタリング場スケート場多目的コートなどが設けられており、スポーツ施設の利用は9:00~22:00(受付は21:30まで)、ボルタリング場とスケート場の利用料金は2時間1000円(小中学生480円)で、渋谷区民は半額となる。
このほか、375台の駐車場が設けられる。

ラグジュアリーから屋台街まで90店舗が出店

ミヤシタパークの商業フロア「レイヤード ミヤシタパーク」には、日本初6店舗、商業施設初31店舗、新業態28店舗を含むを含む約90店舗が出店する。館内は複雑な構造であるが、各所にはエスカレーターや広場が配置されており、回遊しやすい仕組みになっている。

様々な場所に入口がある。

北街区の1~2階には世界初となる「LOUIS VUITTON」のメンズフラッグシップストアを始め、「GUCCI」「BALENCIAGA」「PRADA」「COACH」などのラグジュアリーブランドが出店。

北街区の下層階にはGUCCIなどが出店。
アートワークは横尾忠則氏。

とくにRonnie Fieg(ロニー・ファイグ)が手掛けるセレクトショップ兼ブランド「KITH(キス)」の日本国内初となるフラッグシップストアは特徴的なデザインとショーウインドウが目を惹く。

KITH。

3階は世界各国の料理が楽しめるグルメフロアとなっており、渋谷初となる都市型ワイナリー「渋谷ワイナリー」が出店する。 

北街区・3階。館内各所に昇降機があり、回遊しやすい構造に。

南街区1階には恵比寿駅近くにある「恵比寿横丁」を手掛けた浜倉的商店製作所が運営する産直食材・飲食店・コラボショップ街「渋谷横丁」、アディダスの旗艦店「Adidas Brand Center」が出店。横丁の並びには三井不動産グループの法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」が設けられる。

南街区1階は北街区のブランド街と打って変わって「屋台街」の雰囲気。
そのコントラストが面白い。

南街区2階には鎌倉に本店を構えるgramのアクセサリー雑貨新業態「gram contemporary」や表参道に本店を構えるベーカリーカフェ「パンとエスプレッソとまちあわせ」、体験コーナーを併設した「キットカットショコラトリー」、土産品を扱う「THE SHIBUYA SOUVENIR STORE(ザ シブヤ スーベニア ストア)」などが出店。

南街区2階の吹き抜け。

3階FOODHALLには、米国ニューヨークに本店を構えるNYスタイルラーメン店日本1号店「KUROOBI(黒帯)」に加え、アメリカンチャイニーズ「PANDA EXPRESS(パンダエクスプレス)」やメキシカンファストフード「Taco Bell(タコベル)」、コカ・コーラボトラーズジャパンのモクテル専門店「VALUME」など多国籍店舗を中心に6店舗が出店する。

フードホール入口。

そのほか、3階には大人のスタジオジブリファン向けアメカジブランド「GBL」、米国カリフォルニア発祥のスムージー・ジュース専門店日本1号店「Jamba」や天狼院書店が手掛けるBOOK&CAFE「天狼院カフェSHIBUYA」、1995年創業のスケートボード専門店「instant skateboards」、高タンパク低カロリー料理専門レストラン「筋肉食堂」といった物販・飲食店舗が出店する。

館内各所にテラスも設けられる。

ホテルは三井不動産の新ブランド「シークエンス」

ミヤシタパークのホテル部分には、三井不動産ホテルマネジメントの次世代型新ホテルブランド1号店「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタパーク)」が8月1日に開業する。

ホテル部分のシークエンス ミヤシタパーク。

シークエンス ミヤシタパークは施設コンセプトに「PARK MIND」を掲げ、誰もがリラックスして自由に過ごせる場所を目指すとしている。

当面の入場は予約制-公園は自由入場可能

開業当日となった7月28日は「入場予約制」となったため、それほど大きな混雑は起きなかった。
当面、入場にはウェブサイトからの予約をおこなう必要がある。そのため、商業施設の各フロアの入口には予約を確認する係員が配置されている。

当面は予約者のみ入館可能。

なお、4階の公園のみを利用する場合は予約せずに入場が可能となっている。その場合、当面は渋谷駅側の入口と直通エレベーターなど一部の入口からアクセスすることになる。

ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)

住所:東京都渋谷区神宮前6丁目20番他
営業時間:公園は8:00~23:00/店舗ごとに異なる

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