カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

トライアル柳川店、2月11日閉店-スーパーセンタートライアル1号店、3月7日開店の「トライアル柳川西蒲池店」に移転

福岡県柳川市の国道208号線沿いにあったスーパーセンタートライアル1号店の「スーパーセンタートライアル柳川店」が2月11日に閉店し、後継店舗となる「トライアル柳川西蒲池店」が3月7日に開店した。

スーパーセンタートライアル1号店だった柳川店。

トライアル「スーパーセンター」1号店、24年の歴史に幕

トライアル柳川店は1994年3月開店。売場面積は2,035㎡。
柳川店は家電量販店として創業したトライアルが初めて手掛けた「スーパーセンター」で、同社初の生鮮食品取扱い店舗だったが、築24年を経て近年は老朽化が著しかった。
トライアルは、同店と1992年に開業したディスカウントストア「トライアル南ヶ丘店」(福岡県大野城市、閉店済)などでノウハウを蓄積し、全国へと規模を拡大する礎を築いた。

後継店舗「トライアル柳川西蒲池店」、3月7日開店

柳川店閉店後、後継店舗として国道208号線沿いに「トライアル柳川西蒲池店」が3月7日に開店している。こちらも平屋建てで、売場面積は3,738㎡
柳川店の店舗跡の活用方法は決まっていないが、築20年以上が経過するなど老朽化が進んでおり解体するとみられる。

外部リンク:スーパーセンター 柳川西蒲池 | お店を探す・チラシをみる | TRIAL -トライアル-(後継店舗)
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ダイエーグルメシティ津久野店、2月28日閉店-跡地にマンション、下層階に再出店めざす

大阪府堺市西区の津久野駅前にある総合スーパー「ダイエーグルメシティ津久野店」が2月28日に閉店する。

ダイエーグルメシティ津久野店。

ダイエー津久野店、46年の歴史に幕

ダイエーグルメシティ津久野店はダイエー津久野店として1972年11月に開店。建物は地上3階建で、売場面積は3,662㎡。
テナントとして100円ショップ「ダイソー」、印鑑「いんかん」などが営業する。

「ダイエーグルメシティ津久野店営業終了のお知らせ」。

このほか、2017年2月まで別館として「ドムドムハンバーガー」の独立店舗が営業していたが、現在は解体されている。
ドムドムは全国のダイエー隣接地で別館として平屋の独立店舗を運営していたが、同店が最後の店舗であった。

跡地にマンション-下層階に再出店へ

ダイエーGC津久野店の跡地には南海不動産がマンションを2棟建設する。
そのうち、ダイエー本館跡に建設される棟の下層階にはスーパーマーケットが出店する予定で、ダイエーは2020年の再出店をめざしているという。

跡地に建設されるマンションの概要

ダイエー跡
堺区西区津久野町一丁72番1
地上14階建、南海不動産が開発、2018年8月1日頃着工
共同住宅(分譲)91戸・店舗(スーパーマーケット)1区画
敷地面積2743㎡、建築面積2009㎡、延床面積10,708㎡

駐車場(タイムズ)跡
堺市西区津久野町一丁75番の一部
地上14階建、南海不動産が開発、2018年10月1日頃着工
共同住宅(分譲)54戸
敷地面積1343㎡、建築面積451㎡、延床面積4640㎡

外部リンク:ダイエーグルメシティ津久野店
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じゃんぼスクエア富田林店、2018年2月28日閉店-旧・西友

大阪府富田林市の富田林駅前にあるショッピングセンター「じゃんぼスクエア富田林」が2月28日に閉店する。

じゃんぼスクエア富田林

西友時代から45年半の歴史に幕

じゃんぼスクエア富田林は「ジャンボスクエア富田林・西友富田林店」として1972年11月に開業。建物は4階建てで、大阪市浪速区の不動産会社・賛栄商事が所有する。
西友の撤退後も賛栄商事直営の食品スーパー「じゃんぼ食鮮館富田林店」をはじめ、時間料金制アミューズメント施設「フジヤマランド」(レジャッパを経て2010年閉店)、「カラオケレインボー」(1月31日閉店済)、100円ショップなど複数のテナントが出店しており、「ダイエー富田林店」(現・コノミヤ)と並ぶ富田林駅前を代表する大型店として営業をおこなっていた。

エントランスのようす。

食鮮館などの閉店により、2月末を以て建物は空き家となる。
閉店の理由は明らかにされておらず、店舗跡の活用方法も現時点では未定となっている。

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セブンイレブン、金秀と提携して沖縄初出店へ-2019年度までに1号店

セブンイレブンは、沖縄大手のスーパーマーケット(ディスカウントストア)「かねひで」を運営する金秀商事(西原町)とFC契約を結び、セブンイレブンを出店させることが分かった。

かねひでの店舗(沖縄市)。

2019年度までに沖縄1号店-全47都道府県制覇へ

かねひでとの提携は地元メディアが報じたもの。金秀グループのガソリンスタンドなどの跡地も活用することで出店を後押しするという。
沖縄県は全国で唯一の「セブンイレブン空白県」となっていた一方、セブンイレブンは近い将来の同県への進出を目指して2017年10月に「セブン-イレブン・沖縄」を設立していた。
セブンイレブンは現在、地場企業「沖縄食糧」と提携して工場の開設準備を進めており、2019年度までに沖縄県1号店を出店させるとみられている。

沖縄のコンビニ業界、地場スーパーの「代理戦争」に

沖縄では、県内流通大手のリウボウグループが「ファミリーマート」を、同じく県内流通大手のサンエーグループが「ローソン」を展開。親会社が運営するスーパーにおいてもそれぞれ「ファミマコレクション」や「ローソンセレクト」が販売されているのも特徴だ。

サンエーの店舗(北谷町)。

セブンイレブンもこうした地場流通大手との提携による進出が予想されており、どの企業との提携となるかが注目されていた。
セブンイレブンがリウボウ、サンエーのライバルである金秀との提携を決めたことで、沖縄のコンビニ業界はますます地場スーパーの代理戦争の様相を呈することとなる。

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ウメダフードホール、2018年3月28日開業-阪急三番街北館地下2階を全面改装

阪急梅田駅の高架下で営業する商業施設「阪急三番街」北館地下2階が「UMEDA FOOD HALL」(ウメダフードホール)として2018年3月28日にリニューアルオープンする。

UMEDA FOOD HALL。

全国初、関西初の18店舗が新規出店

阪急三番街」は阪急梅田駅の高架下に1969年11月開業。施設は地下2階〜地上2階を占める北館・南館の2館で構成され、売場面積は34,300㎡。阪急阪神ビルマネジメントが管理、運営を行う。
3月28日に開店するUMEDA FOOD HALLはコンセプトに「個性溢れる5つのゾーンで「食」を楽しめるワンランク上のダイニング」を掲げ、「バル」「美食」「お手軽」「スタミナフード」「スイーツ」など、利用客の様々な要望に対応可能な18店舗が新規出店する。

海鮮丼専門店や担々麺、うどんの人気店が並ぶ「お手軽ゾーン」。

SNS映えを意識したフォトジェニック寿司を提供する「大阪梅田 花火寿司」、煮込み料理メインの創作フレンチ専門店「ragoût」(ラグー)、自社生産米を使ったリゾット専門店「お米料理 リゾット☆スター」、心斎橋の韓国料理店「楽韓堂」が手掛けるオリエンタル韓流バル「Re:Ent楽韓堂」、香港スイーツ・石垣島チキンライス専門店「果香×ツル商店」、NY発祥のワンプレートディッシュやワイン・クラフトビールが売りの「NY STYLE DELI」など6店舗が全国初出店の新業態となる。
ヘルシーサラダやパンケーキ店が並ぶ「美食ゾーン」。

その他、メゾンカイザーの新業態「&COFFEE MAISON KAYSER」、名古屋みそかつ専門店「矢場とん」、関西発の人気ステーキハンバーグ店「1ポンドのステーキハンバーグタケル」、神戸・夙川の有名パンケーキ店の新ブランド「YORKYS Creperie/sucréuf」(ヨーキーズクレープリー/シュクレフ)など、関西初、梅田初の人気店が多数出店する。
ステーキ、みそかつ、台湾まぜそば専門店が並ぶ「スタミナフードゾーン」

飲食店街の競走が過熱する梅田エリア

阪急三番街は2016年以降段階的に改装を進めており、2017年4月には和をテーマにした専門店街「うめ茶小路」の新設や、かっぱ横丁からの古書店街「阪急古書のまち」の移転が行われた。
阪急三番街の周辺では、ルクア大阪が地下2階飲食街「バルチカ」の第1期増床を2017年12月に終えたばかりであり、2018年にはルクア大阪地下2階第2期増床(ルクアフードホール)や阪神百貨店梅田本店の立ち食いスペース「スナックパーク」の営業再開、阪急かっぱ横丁のリニューアル(旧・阪急古書のまち跡)が予定されるなど、梅田エリアの飲食街間競争が更なる加熱をみせるだろう。

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宇都宮オリオンスクエア、全天候型広場に改修へ-109跡地、2020年度までの完成目指す

宇都宮市中心部にあったファッションビル「109 UTSUNOMIYA」跡地の多目的広場「オリオンスクエア」が、2020年度までに全天候型広場に改修される。地元紙・下野新聞が報じた。オリオンスクエア。

109跡地の多目的広場-稼働率は増加傾向

オリオンスクエアは、宇都宮市中心部のアーケード商店街「オリオン通り」にある多目的広場。
同地ではかつて東急系のファッションビル「109 USUNOMIYA」(山崎百貨店→ams宇都宮跡の居抜き)が営業していたが、業績不振により2005年7月に閉店。その後建物は解体され、2006年11月からはオリオンスクエアが供用を開始した。
広場の稼働率は年々増えており、16年度の利用者数は約25万6千人を記録したという。

現在の屋根は一部のみ、全天候型でイベント開催増加へ

報道によると、宇都宮市は2018年度の一般会計当初予算案で、広場を覆う全天候型の屋根設置の設計費用など約1,600万円を計上。屋根は2020年度までの完成を目指すという。
現在、オリオンスクエアでは扇型の屋根が一部に掛かっているものの、屋根の無い場所では日差しや雨に当たってしまうため、イベント開催の支障となっていた。小雨時のイベントの様子。屋根の外には出店が出ていない。

全天候型の広場となれば荒天時のイベント中止が減るとともに、開催されるイベントの幅も広がると考えられるため、中心市街地活性化の大きな貢献材料となりそうだ。

外部リンク:オリオンスクエア
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ゲオGAMESアキバ店、2018年2月10日開店-ゲオ、秋葉原に「ゲーム販売旗艦店」

ゲオ(名古屋市中区)は、東京都中央区外神田一丁目にゲーム専門店「ゲオGAMESアキバ店」を2018年2月10日にオープンさせる。

ゲオGAMESアキバ店(ニュースリリースより)。

ゲオ最大のゲーム専門店、千石電商跡に

ゲオGAMESアキバ店が出店するのは、AKIBAカルチャーズZONE裏にある毛利ビル1~2階。
出店先の毛利ビルにはかつて秋葉原の老舗として知られる電子部品店「千石電商」の本店があったが、2017年4月に千石通商2号店を本店に、3号店を2号店とする改装をおこなったうえで閉店し、営業規模を縮小していた。

「千石通商本店」だったころの建物。

ゲオGAMESアキバ店は中古ゲームソフトの総在庫数が約23,000本と、全国約1,200店舗のゲオのなかで最も在庫が多い店舗となる。
店内には限定版商品のコーナー、試遊機コーナーなども設置。今後、ゲームの体験会や対戦会などのイベントも積極的に行っていくという。

オープニングではGEOアイドル部が出勤

2月10日にはオープニングイベントとして、GEO契約社員のアイドルグループ「GEOアイドル部」が出勤。2月16日まではオープニングセールが開催される。

GEOアイドル部(公式サイトより)。

ゲオGAMESアキバ店

住所:東京都千代田区外神田1-8-5 毛利ビル1F2F
営業時間:10時~23時

外部リンク:ゲオ史上最大在庫数を有するゲーム専門店サブカルチャーの聖地に「ゲオGAMESアキバ店」誕生2018年2月10日(土)グランドオープン
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イオンモール堺北花田、2018年3月20日リニューアル完了-阪急跡に「世界最大級の無印良品」

大阪府堺市の大阪市営地下鉄北花田駅前にある「イオンモール堺北花田」が2017年春から行ってきた大規模リニューアルが全面完了し、2018年3月20日にグランドオープンする。

自社内競合で集客力低下、阪急撤退でリニューアルに

イオンモール堺北花田は新日鐵社宅跡の再開発によって建設された「ダイヤモンドシティプラウ」として2004年10月に開業。売場面積は55,000㎡。

阪急百貨店営業時の「イオンモール堺北花田」。

開業以来、イオン(ジャスコ)と阪急百貨店の2核1モールであったが、2016年3月には約5キロほど西側に「イオンモール堺鉄砲町」の出店後は自社内競合が発生、2017年7月には核店舗の1つだった阪急百貨店(堺北花田阪急)が閉店していた。
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イオンモール堺鉄砲町。


かつてあった阪急百貨店。

阪急跡、目玉は「無印良品旗艦店」-無印で生鮮販売も

2017年春から秋にかけて行われた第1期・第2期のリニューアルでは、レストラン街とウェルカムコートを中心に新規30店、移転改装39店のリニューアルを実施。
仕上げとなる第3期のリニューアルは、ウエストモールの阪急百貨店跡の全面改装に取り組んだ。

リニューアル区画図。

阪急百貨店跡のうち、1階には「無印良品」が出店。館内からの移転となるが、売場面積(カフェ含む)は移転前の約10倍となる約4,300㎡で世界最大級の店舗となる。同社初の「『素材』の魅力を 大切 にした食の専門売場」とし、無印良品で青果、精肉、鮮魚など生鮮食品の販売も実施するほか、インストアベーカリー、ビュッフェスタイルの「カフェ&ミールMUJI」も併設する。

売場イメージ(写真は有楽町店)。

2階には「ユニクロ」(約2,500㎡)、「ジーユー」(約2,000㎡)が出店。いずれも国内屈指の大型店となる。
3階には「エディオン」を核に、ドラッグストア「ココカラファイン」、「食堂カフェpotto×タニタカフェ」などが出店、「ヘルス&ウェルネス」のフロアとする。

外装リニューアル、AI案内システムも導入

リニューアル完了に合わせてモール南側の外壁をモノトーンデザインに刷新するほか、館内のデジタルサイネージに「AI対話型案内システム」を導入。画面に表示されたAIキャラクターに問いかけると、客の質問を認識し最適な案内を行う。AIキャラクターの案内システム(イオンモール松本)。

3期にわたるリニューアルプロジェクトにより、新規50店、移転14店、改装32店と、全店舗数の半数以上の96店が刷新されることになる。リニューアル後の全店舗数は約170店舗。

モールの外壁デザインも刷新される。

なお、イオン食品売場に隣接する一部区画のリニューアルは2018年6月まで続けられるほか、今回の一連のリニューアルでは核店舗の「イオン堺北花田店」はイオンスタイル化されておらず(一部改装は実施)、今後の更なる改装も予想される。

イオンモール堺北花田

住所:大阪府堺市北区東浅香山町4-1-12
営業時間
専門店:10時~21時
レストラン街:11時~22時
イオン堺北花田店:9時~23時
(一部除く)

外部リンク:~大規模リニューアルが完成~「イオンモール堺北花田」3月20日(火) リニューアルオープン!
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梅田ジョイポリス、2018年5月6日閉館-セガの関西旗艦店、20年の歴史に幕

大阪・梅田の阪急系ファッションビル「HEP FIVE」8階・9階に出店する大型屋内型アミューズメント施設「梅田ジョイポリス」が5月6日をもって閉館する。

梅田ジョイポリスが入居する「HEP FIVE」。

セガの関西旗艦店、2017年より中国企業主導になっていた

梅田ジョイポリスはセガ直営屋内型アミューズメント施設「ジョイポリス」8号店として1998年11月に開業。
セガの関西地区における旗艦店として、最先端の演出システムや自社コンテンツを売りにした体感型アトラクションを数多く導入していたが、ジョイポリス事業の不振に伴い売却。2017年1月からは、東京ジョイポリスとともに中国企業「華夏動漫形象有限公司」(チャイナ・テーマパーク社)主導の経営体制に移行していた。同社はセガと提携関係にあり、中国で「ジョイポリス」を運営している。

東京ジョイポリスも中国企業の傘下となった。


ウェブサイトには閉館告知が。

梅田ジョイポリスが閉館する5月以降、国内で営業を続けるジョイポリスは、チャイナ・テーマパーク社系のCAジョイポリスが運営する「東京ジョイポリス」と、現在もセガエンタテインメントが運営する「岡山ジョイポリス」の2施設のみとなる。
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岡山ジョイポリス。大型ライド設備撤去、直営部門縮小が行われた。

外部リンク:梅田ジョイポリス
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驚安堂あきる野店、2018年2月1日開店-ドンキのディスカウントスーパー、都内2号店

ドン・キホーテの新業態となる生鮮ディスカウントスーパー「驚安堂」の都内2号店「驚安堂あきる野店」が東京都あきる野市に2月1日に開店した。

驚安堂あきる野店。

ドンキグループの小型スーパー都内2号店

驚安堂はもともと2013年から同社のコンビニ業態の屋号として使われていたが、2015年までに小規模の既存店を閉店、もしくは一部店舗を「ピカソ」業態などに転換した上で、それ以降はドンキ子会社の「ライラック」が運営する小型スーパーマーケットの屋号として使われている。
なお、驚安堂各店ではドン・キホーテグループの電子マネー「マジカ」を使用することができない。

驚安堂あきる野店は拝島駅の西側、約2kmほどの場所にある「業務用スーパーICIBA!あきる野店」跡地に出店。
驚安堂は福生店に続き東京都2店舗目となる。建物は平屋で売場面積は597.8㎡。

館内構成。

「生鮮スーパー」を謳っているが、実際に店舗を見たところ青果・精肉はテナントを導入しているものの、鮮魚部門では生魚・刺身の取り扱いは行われておらず加工品(冷凍・干物・塩辛など)のみの販売となっている(2018年2月現在)。

天井には「安さ」をアピールする旗が並ぶ。

菓子、飲料などはダンボールのままカットケース陳列をおこなっており、ローコスト運営を実現。飲料などを中心にダンボール、ケース単位での販売もおこなう。
また、狭い店内ながら食品以外にも生活雑貨、台所用品も取り揃えられている。

都内2店目となった「驚安堂」。今度ドンキ新業態として店舗の拡大が進む可能性もある一方、生鮮は他社頼みであるため店舗網拡大には「パートナーの存在」を欠かすことが出来ず、生鮮を扱う他社とのさらなる連携などがあるのかについても注目される。

驚安堂あきる野店

住所:東京都あきる野市小川東3-9-10
 営業時間:9:00~21:00

外部リンク:驚安堂あきる野店
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