変わる「天神のショッパーズ」(2)-「ミーナ」「ノース」、福岡スタンダード石油に売却・将来的には再開発検討へ

前回の記事はこちら:変わる「天神のショッパーズ」(1)-旧ダイエー、複合オフィス「天神ショッパーズ」として2019年リニューアル

前回の記事は「イオンショッパーズ福岡店のオフィス化」について述べたが、かつて同店の専門店街であり、イオンに隣接する「ノース天神」「ミーナ天神」でも再開発の動きが加速している。

手前から「ミーナ」「ノース」「イオン」の3館。

「ミーナ」「ノース」、久留米の石油会社に売却

大東建託創業者の資産管理会社「ダイショウ」は、福岡市中央区天神の大型商業施設「ミーナ天神」「ノース天神」、店舗兼立体駐車場「E&Yビル」を2018年7月3日付で「福岡スタンダード石油」(福岡県久留米市)に売却した。
ミーナ天神は、福岡の地場老舗百貨店「福岡松屋」を前身に持つファッションビル「マツヤレディス」として1973年に開業。
2005年10月からはファーストリテイリング(ユニクロ)系のファッションビル「ミーナ天神」として運営が行われている。
ノース天神は「ダイエーショッパーズ福岡専門店街」として1973年開業。菊竹金文堂(福岡県久留米市)が運営する書店「りーぶる天神」やドールを中心としたホビーショップ「ボークス」、中古レコード店「ボーダーラインレコード」、「ドムドムハンバーガー」など個性的なテナントが営業していたことで知られていたが、2011年7月をもって営業を終了、殆どの店舗が撤退していた。

ダイエーショッパーズ福岡専門店街。

2012年6月からは「ダイショウ」により「ノース天神」として運営が行われており、「ファッションセンターしまむら」「ブックオフスーパーバザー」などが出店している。
2002年以降は両施設ともに「ダイショウ」が施設を所有していた。

ダイエーショッパーズ福岡店は2015年からイオンとして営業中

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再開発も検討-「天神ビッグバン」の一角担うか

今回「ミーナ天神」「ノース天神」「E&Yビル」を取得する福岡スタンダード石油は、北部九州・山口で「ESSO」を中心とするガソリンスタンド、コンビニの他、大型商業施設「ゲイツ」(福岡玉屋跡地)「菊陽メガモール」(MEGAドン・キホーテ、HIヒロセ)などを運営する。
上記3施設は今後、福岡スタンダード石油が物件を所有、地場不動産会社「オー・エイチ・アイ」が物件の管理を受託する。買収額は約260億円。

ミーナ天神、ノース天神はともに築50年近いため、福岡市が推進する大型再開発プロジェクト「天神ビッグバン」(前回の記事を参照)とも連携するかたちでの再開発も検討されているという。
隣接するイオンショッパーズ福岡店(2019年からは「天神ショッパーズ福岡」)を巻き込むかたちでの大型再開発も予想される。

前回の記事はこちら:変わる「天神のショッパーズ」(1)-旧ダイエー、複合オフィス「天神ショッパーズ」として2019年リニューアル

外部リンク:洗車の森 給油スタンド 福岡 【福岡スタンダード石油株式会社】
外部リンク:(株)オー・エイチ・アイ(OHI)
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