別府杉乃井ホテル、2025年までに全面リニューアル-九州最大級のホテル、投資額400億円以上で「更に巨大化」へ

オリックス不動産は、大分県別府市の観海寺温泉にある九州最大級の温泉リゾートホテル「別府杉乃井ホテル」(杉乃井ホテル&リゾート)について、約400億円以上を投じた全面リニューアルを行うことを2019年6月12日に発表した。

現在はオリックスグループ-「地熱発電」でも有名

別府杉乃井ホテルは1944年に温泉旅館として開業。1956年に温泉旅館からリゾートホテルに転換した。2002年にオリックス不動産が取得し、現在は同社の子会社「杉乃井ホテル&リゾート」が運営する。

「杉乃井ホテル&リゾート」の全景。

宿泊棟は本館、中館、HANA館の3館体制。客室数は647室、宿泊定員は2,636名で全国有数の規模を誇り、庶民的な客室から各国首脳・著名人が宿泊するようなスイートルームまで幅広く備えている。
また、付随施設として棚湯や結婚式場がある「スギノイパレス」「ひかりホール」、ボウリング場「スギノイボウル」、プール「アクアビート」などを備えるほか、1981年から敷地内に「杉乃井地熱発電所」を稼働させている。
近年はこの地熱発電によるイルミネーションの実施や、毎年従業員に長期休暇を取得させていることでも話題となった。

400億円以上投資、さらなる「規模拡大」

今回建て替えが行われるのは「本館」と「HANA館」。両棟はそれぞれ1971年、1966年に建設されたもので、耐震補強の必要性が指摘されていた。
中館は1961年築であるが、2014年度に耐震補強・改装が完了しているため建替えられない。

リニューアル後のイメージ(オリックス不動産より)。


具体的には、本館は解体、HANA館は新棟に建替えられるほか、敷地西側の駐車場などに新たな宿泊棟を建設するとみられる。
建替え・改装などに伴う総投資額は少なくとも400億円以上を見込んでおり、リニューアル後の客室数は現在より多い約700室体制となる。
今後、2025年の全面完成を目指して工事が進められる。

インターコンチは8月開業-競争激化へ

別府市では各地で新たなリゾートホテルの建設が進んでおり、そのなかには杉乃井ホテルの一部客室と競合するような高級ホテルも少なくない。
2019年8月1日には明礬温泉地区に「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」が開業、星野リゾートも2019年6月14日に別府温泉地区のトキハ別府店近くに大型ホテル「星野リゾート 界 別府」を着工する。

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ。

競争が激化するなか、地域を代表する老舗もリニューアルに踏み出すかたちとなった。

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