三重県鈴鹿市のアピタ鈴鹿店跡に、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店」が2019年6月25日午前8時に開店する。
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店。
マイカル鈴鹿サティ、アピタを経てMEGAドンキUNYに
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店は1998年10月、流通大手「マイカルグループ」の生活百貨店「鈴鹿サティ」として日東紡工場跡地に開店。
マイカル時代は映画館「ワーナーマイカルシネマズ鈴鹿」、ボウリング場「パームボウル」も営業する広域集客型の商業施設であったが、マイカルの経営破綻に伴い2002年8月をもって閉店。その後、2003年12月にユニーが日東紡から建物を取得、2004年5月から売場面積の減床を伴う建物改造工事を実施し、同年10月に総合スーパー「アピタ鈴鹿店」として再開店した。営業面積はマイカル時代よりも減床している。
アピタ鈴鹿店。
2019年4月28日からは、ドンキへの業態転換のためユニー直営売場を閉店しており、一部専門店のみが営業を続けている。
ドンキは三重県7店舗目
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店の建物は地上3階建、直営売場面積は8,939㎡、全館では20,750㎡。ユニーの100%子会社として設立された「UDリテール」が運営する。
ドンキとしては三重県内7店舗目、鈴鹿市2店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては三重県内2店舗目となる。
ユニードンキ初、ユニー直営衣料品ゾーンも導入
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店では、アピタ時代と同様に生鮮食品を取扱うほか、ユニー直営衣料品専門店「APITA CLOTHING」(アピタクロージング)を導入。ドンキ直営衣料品売場と差別化した紳士・婦人・子供の実用衣料、ミセス・アダルト層をターゲットにした婦人服、ヤングカジュアルウェア・ファッション雑貨を品揃えすることで、客層の拡大、相互送客を目指す。
APITA CLOTHING。
また、テナントとしてジーンズショップ「マックハウス」、靴量販店「ABC-MART」、旧ユニーグループのパレモが運営するファンシー雑貨店「シーベレット」、100円ショップ「ダイソー」、「BOOKSえみたす」、「マクドナルド」、「サーティワンアイスクリーム」、ラーメン・甘味専門店「スガキヤ」、中華料理店「上海媽媽」、ゲームセンター「ハローズガーデン」など23店舗が営業を継続する。
(写真:浅葱さん)
MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店
住所:三重県鈴鹿市南玉垣町3628
営業時間:午前8時~翌午前0時
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