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流通科学大学「流通資料館」リニューアル – 中内功氏没10年で

2015年9月19日、ダイエー創業者の故・中内功氏が没10年を迎えた。それを記念し、神戸市西区学園都市の流通科学大学「流通資料館」がリニューアルオープンした。

9月19日は午前8時45分から記念セレモニーが実施され、業界関係者や学園関係者による式辞や祝辞、テープカットが執り行われた。学内には献花台も設けられ来場者は自由に献花できたほか、ウェブ献花も実施された。
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献花会場。

流通科学大学は、流通業界の革命児と評されたダイエーグループ会長(当時)中内功氏により1988年創立。流通を科学的に研究する日本初の大学として産学連携を推進し、ローソン実習店の学内設置など実践的な取り組みがなされたほか、学内には流通資料館も設置された。

流通資料館は中内コレクション(現・キャッシュレジスター博物館)とともに2006年9月に開設されたが、改修のため5年以上一般開放され
ていなかった。館内には、ダイエーグループの年表やプライベートブランド商品、制服、チラシや販促品といった営業資料や、約3000本の映像資料が保管されているほか、復元されたダイエー1号店(大阪市千林)のファザードもある。
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流通資料館。

流通資料館、中内功記念館ともに平日午前9時から午後6時まで開館。
見学するには2週間前までの事前予約が必要。
(担当記者:H)
 
写真提供:デパート通信

※中内功氏の「功」は正しくは「㓛」。

2015年基準地価、地方圏でも上昇目立つ-カギは「コンパクトシティ」と「観光」

2015年7月1日現在の基準地価が発表された。
全体の下落幅はリーマンショック以後で最低となり、大都市圏に加え、地方中核都市の中心部で上昇に転じた地点が目立つ。
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2015年基準地価の都道府県別変動率(商業地)
※この日本地図では離島を省略しています

都市中心部は大都市、地方中核都市ともに上昇

地価の最高地点は10年連続で東京都中央区の銀座二丁目「明治屋銀座ビル」。価格は2,640万円/㎡で、前年よりも16.8%上昇した。
大都市の中心部は軒並み上昇しており、東京特別区横浜市名古屋市京都市大阪市神戸市の6大都市に加え、札幌市仙台市広島市福岡市の地方中核都市中心部も揃って上昇している。
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地価の最高地点である銀座二丁目「明治屋銀座ビル」前。

商業地で全国で最も上昇率が高かったのは名古屋駅桜通口前の名古屋市中村区名駅3丁目で、45.7%の上昇。地価の最高地点も名駅桜通口で、これは駅前再開発の進行と、リニア中央新幹線の開通に期待してのものだ。
東京23区では、港区南青山(表参道)が上昇率トップの20.2%、次いで中央区銀座六丁目が19.6%上昇。外国人観光客が多い銀座秋葉原渋谷などが高い上昇率を見せた。
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名古屋駅桜通口は全国で最も上昇率が高かった。

大阪では、地価の最高地点があるキタ(梅田)よりもミナミ(難波・心斎橋)での上昇率の高さが目立つ。関西の地価最高地点は大阪駅北口グランフロント大阪で1,100万円/㎡。割安感からか上昇率は東京よりも高い地点が多く、大阪市で最も上昇したのは、心斎橋筋商店街そばの中央区南船場3丁目で29.7%。次いでなんば駅前の難波三丁目で28.9%。
三大都市圏以外では福岡市の博多駅博多口南で19.2%の大幅な上昇が見られる。博多駅博多口では駅ビル周辺の再開発が続き、来年には丸井デパートも進出予定となっている。福岡の最高地点は中央区の天神西通り。仙台市では、仙台駅東口が12.8%の上昇となった。
近年新たに政令指定都市となった地方中核都市でも、新潟市静岡市浜松市岡山市熊本市などの各中心部や駅周辺において上昇に転じた地点が見られた。
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再開発が進み、地価の上昇が続く博多駅前。

大都市圏の住宅地ではベッドタウンの広域上昇目立つ

また、住宅地ではこれまで東京のベッドタウンとして人気となっている立川市川崎市武蔵小杉などで高い上昇率となったのに加えて、大都市圏とは少し距離があるベッドタウン地域での住宅地上昇も目立った。木更津市郊外の東京湾アクアラインの沿線や、流山市などつくばエクスプレス沿線、草津市守山市など滋賀県の東海道本線沿線、山梨県都留市静岡県長泉町、和歌山県岩出市などでも住宅地の地価が上昇している。
大都市圏以外の住宅地では、福島県いわき市宮城県石巻市など、東日本大震災の被災者(避難者)が多く住む都市の高台地域では上昇が見られるが、昨年よりも上昇率が下がった地点が多い。
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マンション建設が進む武蔵小杉。

地方圏でも地価上昇、カギは「コンパクトシティ」「観光」

地方圏では4分の3が下落しているものの、下落幅は縮小している。
地方圏で上昇した地点を見ると「公共交通整備・コンパクトシティ化」と「観光・リゾート」の2つの要素が見える。
例えば、今後、北海道新幹線の延伸とそれに伴う再開発が行われる札幌駅周辺仙台市地下鉄東西線沿線(12月開通予定)、駅ビル建設などの再開発が進む福岡市の博多駅周辺などといった地方中核都市の駅近くは勿論のこと、北陸新幹線の延伸効果が目立つ金沢市中心部、コンパクトシティ化を目指した市街地整備が進む富山市中心部、今後新幹線の延伸と私鉄線の利便性向上が予定されている福井市中心部、近年駅の近くに新たなショッピングセンターが出来た静岡駅周辺岡山駅周辺佐世保駅周辺、大規模な駅前再開発が行われている大分駅周辺熊本駅周辺、2年前に新空港が完成して利便性が向上した沖縄県石垣市などでも、地価が上昇に転じた地点や横ばいの地点が目立つ。
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駅ビルが完成した大分駅前では商店街も23年ぶりに上昇。

観光地でも地価下げ止まり

観光地・リゾート地でも、国内外を問わず人気の北海道沖縄県長野県軽井沢町などでは上昇した地点が多数あり、都市部から大きく離れた倶知安町富良野市などでも上昇した地点があったほか、静岡県熱海市大分県別府市大分県由布市由布院などの人気温泉地でも上昇や横ばいの地点が見られる。
また、群馬県富岡市山梨県富士河口湖町長崎市などでは世界遺産効果で上昇した地点もある。
地価の下落が著しい山陰地方でも、出雲市出雲大社神門通りが山陰の商業地で唯一の上昇となっているほか、海外からの大型クルーズ船が入港する境港市境港周辺では横ばいとなった。
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殆どの地点で上昇した那覇市中心部(国際通り)。

高齢化率の高い地域は厳しく

一方で、住宅地、商業地ともに下落率が全国ワーストとなった秋田県は、高齢化率が全国で最も高いために今度も需要の停滞が予測され、
それが基準地価にも如実に現れたものとなっている。
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秋田駅前。中心部でも地価の下落が続く。
(担当記者:W)

行橋駅前通り商店街、歩道拡幅へ

福岡県行橋市の顔である「行橋駅前通り」(県道211号・行橋停車場線)が拡幅されることが決まった。
行橋駅前通りは行橋駅東口から旧国道10号線(県道28号)まで東西550mに伸びる道路。一部に片屋根式アーケードがある商店街となっており、1960年代より拡幅が計画されてきたが、実現していなかった。
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行橋駅前通り。奥に見えるのは行橋駅。

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一部に片屋根式アーケードが設置されている。

行橋市は北九州市のベッドタウンであり、商店街周辺にはマンションが立ち並んでいるほか、行橋駅も1999年に高架化されるなど駅周辺の整備は進んでいる一方で、中心商店街からは行橋寿屋百貨店・寿屋キッド行橋店、そうごデパートなどの大型店が相次ぎ撤退、客足が減っていた。
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行橋駅。

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駅前にあった行橋寿屋百貨店。解体されマンションとなった。

今回の拡幅では、車道の幅(片側1車線)は変わらないものの、歩道を倍ほどの広さにするという、歩行者の利便性を重視したものとなる。
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行橋駅前通り。歩道は非常に狭い。

近年、駅前通りに面して建てられた銀行や高層マンションなどは都市計画によりあらかじめセットバックして建てられているものが多い一方で、古い商店や商業ビルは歩道に面して建築されており、工事を機に撤退する商店が数多く出ることも予想され、商店街の賑わいが戻るかは未知数だ。
拡幅工事は2021年の完成を予定している。
(担当記者:W)

設備撤去進む高千穂鉄道跡-高千穂駅舎も近く解体か

旧高千穂鉄道の廃線跡撤去が本格化し、高千穂駅も近いうちに解体される方針であることが分かった。

高千穂鉄道、撤去本格化

高千穂鉄道は延岡-高千穂間を結ぶ第三セクター鉄道で、旧国鉄高千穂線。熊本方面への延伸工事も行われていたが、水脈を分断したことによる大規模な出水事故と国鉄再建法により工事は中止され、1989年に第三セクター化された。
高千穂鉄道となったのちは快速列車やトロッコ列車の運行も行い、観光客に人気の路線となっていた。しかし、2005年9月6日の台風水害により全線不通となり、そのまま廃止となった。P1040065
旧高千穂駅。

現在も鉄道設備の多くはそのまま残されており、高千穂駅舎も地元住民の反対などにより解体が延期されていたものの、老朽化が著しく、高千穂町は早ければ本年度内にも解体する方針を固めた。
延岡側においても鉄道施設の撤去工事が進んでおり、行縢橋梁なども本年度内に撤去される予定。
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当時のまま残る高千穂駅構内。

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高千穂駅舎内。

駅設備も、既に延岡駅、行縢駅、日向岡元駅、川水流駅の撤去が完了したほか、来年度は西延岡駅、上崎、早日渡駅の撤去が予定されており、2020年頃までに駅舎や線路、橋梁などの解体撤去はほぼ終了する予定。
一方で、解体された駅跡地の有効活用は進んでおらず、2015年現在は川水流駅跡が多目的広場として整備されたのみとなっている。
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線路やホームが残る西延岡駅。

なお、温泉施設がある日之影温泉駅は撤去されずにそのまま利用されているほか、高千穂あまてらす鉄道による高千穂-天岩戸間のトロッコ列車運行は今後も継続して行われる。
また、日向八戸駅-吾味駅間は遊歩道として整備されており、土木遺産となっている吾味駅近くの第三五ヶ瀬川橋梁も撤去しない方針となっている。
高千穂駅は現在、トロッコの発着駅となっており、また、地元民や観光客からは解体しないで欲しいという声も大きいため、今後の推移が注目される。
(担当記者:W)

※現地取材と「ウイング2015年9月号」(ケーブルメディアワイワイ発行)による。

イオンスーパーセンター古賀店、8月31日閉店

福岡県古賀市舞の里の「イオンスーパーセンター古賀店」が8月31日午後9時に閉店した。

31日に閉店したイオンSuC古賀店。

イオンスーパーセンター古賀店は地上2階建で、店舗面積は約10,000㎡。
当店舗は1996年6月にダイエーグループの「ハイパーマート千鳥店」として開業。当時はスロープ式エスカレーターを備える、ワンフロアの欧米型ディスカウント業態として注目を集めたが、ダイエーの経営悪化や店舗再編に伴い2000年に閉鎖した。
その後、2002年にイオングループの「ホームワイド」(2007年にイオン九州と経営統合)により、ホームセンターの商品に加えて衣料品・食料品の販売も行う実験店「スーパーセンターホームワイド古賀店」を開設。運営企業の経営統合もあり、2008年に現店名に変更した。

2012年に1kmほどの距離にイオンモール福津が開業した際には、100円ショップ「ダイソー」やアウトレット家具店「ディッグ(dig)」などを入居させる全面改装を実施していたが、改装からわずか3年での閉店となった。
閉店後の跡地活用に関する具体的な計画は発表されていない。
(担当記者:H)

外部リンク:スーパーセンター古賀店公式ホームページ
(閉店後はリンク切れとなります)

カリーノ天文館、1階以外の店舗なくなる

テナントの撤退が相次いでいた鹿児島市天文館の大型ファッションビル「カリーノ天文館」の営業フロアがついに1階のみとなった。

ラララグループ・寿屋が総力をかけたファッションビルだった

「カリーノ天文館」は九州最大の流通企業だった「ラララグループ・寿屋」傘下の婦人服店「ぶーけ」が1999年に開業させたファッションビルで、地下1階、地上7階の大型店舗。
現在もラララグループ(寿屋)の後継企業である「カリーノグループ」が運営している。
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カリーノ天文館。

競争激化、テナント撤退相次ぐ-市街地同士での競合も

カリーノ天文館にはかつて寿屋系列やそのFCのファッション店に加え、大型テナントの「無印良品」、「ムラサキスポーツ」などが入居していたが、2004年のアミュプラザ鹿児島、2007年のイオンモール鹿児島の開店に加え、近隣のファッションビル「タカプラ」が改装を行うたびにテナントが退店していた。
2012年には6階にライブ劇場と休憩スペースを設置するなど意欲的なテナント誘致と改装が行われてきたが、2013年ごろからはテナントの撤退に拍車がかかっていた。

営業時間も21時閉店→18時閉店に

現在、営業しているのは1階の7店舗のみで、そのうち多くは親会社のカリーノグループ(旧ラララグループ寿屋)系列の企業が運営する店舗。営業時間も21時閉店から18時閉店に短縮されている。なお、休日のみ、2階の催事スペースも営業している。
一方で、殆どの店舗が退店したことで大型テナントの誘致も可能な状態となっており、今後の動向が注目される。
(担当記者:W)

外部リンク:カリーノ天文館
関連記事:鹿児島ロフト、来春開店-マルヤガーデンズ改装で

西友久米川店、9月17日にショッピングセンター転換-複数店で大規模改装も

東村山市の西武新宿線久米川駅前にある総合スーパー「西友久米川店」が総合スーパー業態を廃し、2015年9月17日よりショッピングセンターに転換することが分かった。
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改装工事中の西友久米川店。外装も一新。

ショッピングセンター化のモデル店舗

西友久米川店は1966年に開店、現在の店舗は1973年に新築されたもの。地下1階・地上7階、売場面積は約5,600㎡の規模で、建物は店舗近くの企業が所有している。
開業当初から総合スーパーとして営業してきたが、近年は老朽化が進むとともに高層階での客足の減少が目立っており、今夏より改装が進められてきた。
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新装開店を控えた久米川店。
店頭にはリニューアル告知の幟が出されている。

今回の改装では、今までの取り扱い商品構成を大きく変えることなく売場の大部分を専門店に転換。西友の直営売場は地階、1階、2階のみとなり、主に食料品・日用品販売に特化する。1441997516009-
改装を告知する広告看板。久米川駅など周辺に複数設置されている。
なお、7階のレストランも以前と変わらず営業中。

オープンを控え館内は改装が行われており、照明設備の刷新、エスカレータの更新なども実施。
テナントが利用するためにショーウィンドーの整備なども行われ、市口に新たに設置されたショーウィンドーはしまむらグループが使用する予定。内外装ともに以前の「直営中心のディスカウントスーパー」から明るいショッピングセンターへと一新された。
全館の新装オープンは9月17日となる(一部除く)。
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新たにテナント看板も設置された。

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照明や什器なども一部更新、以前より明るい雰囲気に。

今後は老朽店舗の活性化に踏み出すか

西友はウォルマート系列となって以降、大型店ではテナントを縮小して直営売場に切り替える方針を採っており、久米川店でも同様にテナントが縮小されてきたが、今回の改装はこれまでの方針とは逆行したものである。
現在西友では不採算店の大規模閉鎖に加え、LIVINみずほ店・花小金井店・周南店など、老朽店舗や大型店舗を中心に大規模改装と一部レジのセルフ化(無人化)を進めており、西友他店舗の動向も注目される。

追記:西友久米川店・改装完了後。

西友久米川店に出店する主なテナント
(2015年9月17日より)

8階:屋上(閉鎖中)
・閉鎖中
7階:レストラン(11:00~22:00)
・中国料理 寿蘭
6階:100円ショップ(10:00~21:00)
・キャンドゥ
5階:子供・ベビー服(10:00~20:00)
・バースディ
4階:衣料品(10:00~20:00)
・ファッションセンターしまむら
3階:家電と靴(10:00~21:00)
・ノジマ
・東京靴流通センター
2階:西友(9:00~23:00)
・西友 :くすり、化粧品、日用品、実用衣料品
1階:西友(24時間営業)
・西友 :食料品、銘店
・和菓子処 餅萬
・修理工房 ハロースミス
・クレディセゾンATM
地階:西友(24時間営業)
・西友 :生鮮食品、惣菜、食料品
・惣菜 若菜

外部リンク:西友久米川店

東京駅北に高さ390m超高層ビル-三菱地所が計画

三菱地所が東京駅日本橋口前の常盤橋街区再開発計画を発表した。
この再開発の目玉は日本一の高さとなる高さ390m・61階建の複合オフィスビル建設で、その他にも3棟の大型オフィスビルなどが建設される計画。
下層階には店舗が入居するほか、駐車場や変電所なども設置される。
全事業の完了は2027年、総工費は1兆円以上となる見通し。
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完成イメージパース(三菱地所ウェブサイトより引用)
奥には東京駅が、手前には日銀本店が見える。

東京駅・丸の内周辺は1894年の三菱一号館竣工以来、百数十年に亘って三菱グループのオフィスビルが集積する地域となっており、再開発計画は三菱グループの威信をかけたものとなる。

外部リンク: 「常磐橋街区再開発プロジェクト」計画概要について(三菱地所)

再活用進まぬ西友跡

米ウォルマート傘下の大手スーパー「西友」が大規模な不採算店閉店を実施中であるが、その跡地再活用が困難を極めている。
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再活用方法が決まらない旧西友諫早店。(長崎県諫早市、閉店前)

2015年に閉店、もしくは近いうちの閉店を表明した西友の全30店舗のうち、2015年9月現在までに明確な再活用策が決まったのは僅か9店舗のみ。
2002年の寿屋全店(九州最大のスーパー、約130店舗)閉店や、2000年以降のダイエー大規模閉店などにおいてもその跡地活用が大きな問題となったが、今回の西友の大規模閉店においては、その活用率の低さが際立っている。

表:2015年に閉店した西友跡の再活用方法

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閉鎖予定の店舗含む。2015年9月現在。都商研調べ。クリックで拡大。
多層型商業ビルへのワンフロア入居は図中「()」でフロア数表記。

また、一度閉店したスーパーであっても、建物の解体の容易さや様々な再活用策を採ることができる低層型・中小規模の店舗は、通常再活用されやすい傾向にある。 しかし、今回閉店した西友の店舗では、そのような低層・中小規模の店舗(これらは全てが閉店から約半年が経過している)であっても、未だに半分以上の再活用策が決まっておらず、それらの低層型店舗は西友が再出店を名言したために解体された1店舗を除いて、多くがそのまま入居者募集中となっている。
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多くの店舗は閉店後もそのままとなっている。
閉店後の旧サニー吉井ショッピングセンター(福岡県うきは市)。

一方で、特に都心部に立地する高層型店舗(4階層以上、商業ビル低層へのテナント入居を含む)は、7店舗のうち1店舗が地場スーパーを核としたショッピングセンターとして再開することを決めたが、3店舗は早くも解体が決定しており、活用方法が決まらない老朽化した高層店舗への見切りの速さも際立っている。解体が決まった3店舗はいずれも跡地に新たな商業施設や、商業施設が入居した複合ビルを建てることが検討されている。

低層型店舗でも再活用が進まない西友跡

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 図1:2015年に閉鎖された西友の再活用方法(閉鎖予定含む)
左がワンフロア型店舗、右が多層型店舗。

 (全国の全30店。2015年9月現在。数字は店舗数。)
多層型商業ビルへのワンフロア入居も多層型店舗に含む。

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図2:寿屋(2002年倒産)のうち九州中南部の店舗の再活用方法
 左がワンフロア型店舗、右が多層型店舗。
(大分、熊本、宮崎、鹿児島の全100店。2001-2年閉店、2013年調査。数字は店舗数。)

今回閉店した西友のうち、ワンフロア型店舗はその多くが九州地方に立地している。
九州は言わずと知れたディスカウントストア大国で、スーパードラッグストアも非常に多く、またスーパーマーケットも個性的な品揃えの店舗や百貨店系の店舗などといった特徴的なものが数多くある。
特にこのような競合の激しい地域では、このまま店舗跡が再活用されない状態が長引く可能性もあり、解体されて商用以外の再活用方法を模索することになる店舗も多いことが予想される。
また、低層型店舗のうち、2店舗ずつが「元気なスーパー」と言われ、大型店から小型店まで幅広く展開している「バロー」と「イズミ」(ゆめマート)に引き継がれたのも興味深い。
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サニー新外店跡に出店したゆめマート新外店(熊本市)。

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今秋開業予定のゆめマートすわの店(福岡県久留米市)。
イズミウェブサイトより引用。

今後、再活用方法が長く決まらない低層店舗跡は、家賃の値下げなどによりディスカウントストアの出店や中古品販売店などといった異業種の進出が起きることも予想され、また、都市中心部の大型店舗跡は再活用に行政が参画することも予想される。
これからも再活用状況を注視していきたい。
  (担当記者:W/いずれもデータは2015年9月現在のもの)

関連記事:西友諫早店、2015年4月30日閉店

ロブレイズミヤ小山店、8月31日で閉店‐一部専門店は営業継続

JR小山駅となりの商業ビル「ロブレ小山」の核店舗である「イズミヤ小山店」が8月31日に閉店した。
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ロブレ小山。

ドンキも閉店-一部専門店は営業継続

「ロブレ小山」は中堅総合スーパーのイズミヤ(大阪市)が主体となり開発した商業ビルで、1994年6月に開店。
地下1階、地上8階建てで、専門店街を含めた売場面積は約21,000㎡。
2009年12月には、下層階にドンキホーテ小山駅前店も入店していた。
イズミヤの閉店により、イズミヤのテナントとして入店していたドンキホーテも閉店となる。
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JR小山駅前に立地している。

多くの専門店もイズミヤの閉店と同時に退店するが、映画館、キャンドゥ、アニメイト、生涯学習センターなど一部のテナントはそのまま営業を続けており、ビル全体が閉館している訳ではない。
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小山市中心部の核店舗。

営業再開模索-ドンキ、再出店めざす

イズミヤは閉店に伴い、ロブレ小山ビルを小山市に譲渡した。
小山市はロブレビルのリニューアルを計画しており、ドンキホーテもロブレ小山への再出店を検討している。

【ロブレ小山で当面営業を続ける店舗】(変更されることがあります)
7階:シネマロブレ、アソカ(カレー店)、リーブ21
6階:小山市生涯学習センター、催事場
5階:キャンドゥ、あぐりーず(ゲームセンター)
4階:閉館
3階:インテリエ、ブティックK、エスペニア、カスピ(以上ファッション)
メイフェア(化粧品)、エステール(宝飾品)、エースコンタクト
エステティックTBC
2階:アニメイト
1階:ミスタードーナツ
地階:閉館
※ドンキホーテは休店中。再出店を検討。2015年9月現在。
(担当記者:W/協力:さにぼーさん、aktさん)

外部リンク:ロブレビル再生に向けて(小山市)