神奈川県横浜市港北区の横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅前に、イオンリテールの都市型ショッピングセンター「そよら横浜高田」が2024年4月26日に開業する。
そよら横浜高田。
横浜市営地下鉄高田駅前の工場跡地にイオンそよら
そよら横浜高田は、自動車部品製造「フォルム」旧本社工場跡地に「(仮称)イオンスタイル高田西」として計画されていた施設で、建物は地上2階建で敷地面積は9,647㎡、売場面積は5,041㎡(直営3,345㎡、専門店1,696㎡)。
施設ブランドの「そよら」は公募によるもので、「そら、寄って、楽しんでって!」との呼びかけが由来となっている。
なお、イオンリテールが関東で展開するそよらは従来、いずれも既存総合スーパーの業態転換(湘南茅ヶ崎)や建替え(武蔵狭山)物件であったが、横浜高田は「新規出店地としては関東初」の店舗となる。
イオンスタイル中心の小商圏型施設、飲食街も
そよら横浜高田では「地域唯一の“普段使い”のワンストップショッピング実現」を掲げ、店舗コンセプトを「普段使いしたくなるまちの生活拠点」に設定。
イオンリテールの大型食品スーパー「イオンスタイル横浜高田」を核に、イオン系100円ショップ「キャンドゥ」やファストフード「バーガーキング」、和定食屋「大戸屋ごはん処」、石窯ピッツァ・自家製生パスタレストラン「Italian Kitchen VANSAN」など専門店13店舗を展開する。
イオンスタイル、駅前立地いかして惣菜・冷食強化
イオンスタイル横浜高田では「駅近の立地特性」を活かし、テーマを「鮮度」「タイパ」に設定。食品・日用品・化粧品・医薬品など購入頻度の高い商品に取扱品目を絞った「FOOD & DRUG」業態とする。
イオンスタイルの売場。
直営食品フロアのうち、青果では港北区産野菜の直送を強みとした地場野菜コーナーの展開、鮮魚では三浦半島各漁港当日早朝漁獲水揚げ品の対面販売(毎週日曜日限定)を打ち出すなど、地元の食の魅力を訴求する。
また、惣菜に関しては子育てファミリー層から単身者・通勤通学客まで幅広い客層を意識した「タイパ」「おいしい」対応商品を時間帯に応じて拡充。取組みの一環として、洋惣菜対面量り売り「リワードキッチン」(取扱商品約30種類)や店内発酵焼き上げピザ「ピッツァソリデラ」(取扱商品7種類)、インストアベーカリー「カンテボーレ」(取扱商品約80種類)の導入やフライ鉄板焼商品の強化を図る。
このほか、地域最大級を掲げる冷凍食品売場(約900品目)では、ロックフィールドの惣菜ブランド「RFFF」「神戸コロッケ」から時短調理冷凍野菜といった日常使い商品まで幅広く展開する。
そよら横浜高田
神奈川県横浜市港北区高田西1-1-47
営業時間:8時~22時(イオン1階/専門店などは異なる)
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