文喫 福岡天神、2021年3月開店-2020年11月に一旦閉店した岩田屋のリブロ、「有料書店」に

福岡県福岡市中央区の「岩田屋本店」の7階にあった大型書店
リブロ福岡天神店」跡地に、リブロ系列の有料ブックカフェ「文喫(ぶんきつ)福岡天神」が2021年3月に開店する。

文喫(ぶんきつ)福岡天神店(イメージ)。

岩田屋のリブロが「有料書店」に

文喫は大手書店「リブロプラス」と親会社の書籍取次「日販」が運営する、入場料を取るブックカフェスタイルの書店。1号店は2018年12月に東京・六本木に開店しており、館内には「喫茶室」、個室の「閲覧室」、複数人で利用可能な「研究室」などが設置されている。
2号店となる「文喫 福岡天神」が出店するのは、2011年11月に開業(再出店)し、2020年11月に閉店した「リブロ福岡天神店」の跡地。店舗面積は約1,100㎡。
本屋と百貨店の融合による、他のどこにもない『 学び 』」をテーマとし、カルチャースクールとして高感度の学びを提供する文化拠点である「学 IWATAYA(まなび いわたや)」を展開。これにより、本との出会いをもとに、「知って、深めて、体験する 」といった一続きの文脈から、また新た興味・関心を拓く「学びのサイクル」を提供していくとしている。

岩田屋本店。

福岡天神の料金体系は発表されていないが、文喫 六本木の入場料は、ドリンク込みで「入場料 1,500円(税別)/土日祝1,800円(税別)」となっている。
これまで九州には存在しなかった「大手大型書店の有料店舗」という新業態が定着するかどうか注目される。

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