MEGAドン・キホーテ ガーラタウン青森店、2024年3月26日開店-亀屋みなみ・マエダ跡、県内最大のドンキに

青森県青森市の国道7号線・青森西バイパス沿いにある大型ショッピングセンター「ガーラタウン青森」に、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループのディスカウントストア「MEGAドン・キホーテガーラタウン青森店」が2024年3月26日に開店する。

MEGAドン・キホーテガーラタウン青森店。

亀屋みなみの旗艦店→マエダだった

ガーラタウンは2000年6月に当時青森県最大手のスーパーだった「亀屋みなみチェーン」が運営する同社の旗艦店・ショッピングセンター「ジョイフルシティみなみ 西バイパス店」として開店。しかし、バイパスに背を向けるような構造が幸いしてかその翌年・2001年10月に亀屋みなみチェーンは経営破綻し、同店も2001年12月に閉店した。
ガーラタウンは「ジョイフルシティみなみ 西バイパス店」を改装するかたちで2003年6月に開業。ガーラタウンウエストモール(マエダ以西)の店舗面積は21,661㎡、ガーラタウンイーストモール(スポーツデポ以東)の店舗面積は10,842㎡で、核店舗としてむつ市のスーパー「マエダ」(マエダ百貨店)がA棟を一括賃借するかたちで「マエダ ガーラモール店」を開店させた。当時、建物はみちのく銀行の系列企業の所有となっていた。

マエダ ガーラモール店。

しかし、マエダは契約更新の合意に至らず閉店することになったとして、2023年5月に閉店していた。
現在、土地・建物は「東日本アセット」が所有。東日本アセットとの交渉窓口となっていたのは八戸市の百貨店「三春屋」を買収したやまきグループだとしている。
詳しい経緯(前回の記事)はこちら

多くのテナントが出店していたガーラモール。

青森県最大のドンキ、地元や北海道産品を充実

MEGAドン・キホーテガーラタウン青森店はマエダの跡、ガーラモールA棟1階に出店。売場面積は約6,311㎡。(直営部分のみ)

ドンキの看板が設置されたガーラモール。

MEGAドン・キホーテガーラタウン青森店は青森県内のドン・キホーテで初の生鮮取扱店舗で、県内のドン・キホーテで一番の品揃えを行う。生鮮では、青森の名産である地場の清酒、南部せんべい、りんごジュース、にんにく製品を取り揃えるほか、北海道の魚総菜なども用意。ドン・キホーテで人気の焼き芋をコーナー化する。
また、天井高4mを利用して店内に青森の祭りを感じられる装飾や伝統工芸品をイメージしたドンペンを登場させ、エンターテインメント感あふれる空間を提供するとしている。
なお、ガーラモールA棟全体についても、今回のドン・キホーテの出店に合わせて全館改装・リニューアルをおこなっている。(後日別記事予定)
(写真:おがぴさん

MEGAドン・キホーテ ガーラタウン青森店

青森県青森市三好2-3-19 ガーラタウン青森1階
営業時間:8時~24時

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