ハート神辺駅前店、2019年11月24日閉店-サンシティーの核店舗、近隣にハローズが「川南モール」計画

広島県福山市神辺町のJR神辺駅と直結するショッピングセンター「サンシティー」の核店舗である「ハート神辺駅前店」が2019年11月24日18時に閉店する。

神辺駅直結の旧天満屋ハピータウン、殆ど空き店舗に

サンシティー(神辺駅前商業ビル)は「天満屋ハピータウン神辺店」を核とするショッピングセンターとして1980年5月に開業。建物は2階建てで売場面積は4,772㎡。店舗1階にJR神辺駅西口と直結する屋根付きの連絡通路が設けられている。

サンシティー。

現在の核店舗であるなかやま牧場(本社:福山市駅家町)が運営するスーパー「ハート」は天満屋ハピータウン閉店後の後継店舗として2001年に開業したもので、売場面積は2,858㎡。一方で、天満屋の閉店後はテナントが埋まらず、2階は閉鎖状態にあった。
ハート閉店後の後継店舗などについては11月時点で発表されておらず、サンシティーは大部分が閉鎖されることとなり、1階のテナント数店舗のみが営業を継続することとなる。
ハートは11月26日から火曜日と土曜日にJR神辺駅から近隣のハート新徳田店まで無料の連絡タクシーを運行するという。

近隣にハローズが「川南モール」計画

サンシティーは神辺駅に直結する好立地であるものの、近隣では神辺駅西口から国道314号線を結ぶ道路の建設と合わせて再開発の動きがあり、核店舗としてハローズが敷地面積3.8ヘクタールの近隣型ショッピングセンター「ハローズ川南モール(仮称)」の出店を計画している。
サンシティーは開業から40年と築年数が高く、老朽化も進んでいるため今後の動きが注目される。
(撮影:I love nichii Saty mycalさん)

関連記事:イズミ、セブンアイと業務提携でイトーヨーカドー福山店を「ゆめタウン」に-ヨーカドー、加古川以西から姿消す
関連記事:鶴屋デパート長江店、2018年6月29日閉店-尾道本通り、7月から移動販売車の乗入り開始

このエントリーをはてなブックマークに追加