西友高田馬場店、2024年1月25日再開店-最古参店舗、食品スーパーとして2年ぶり復活

東京都新宿区のJR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅近くのUR都市機構戸塚三丁目市街地住宅跡地に、西友の食品スーパー「西友高田馬場店」が2024年1月25日に開店した。

西友発足の礎となった最古参店舗

西友高田馬場店は1962年9月に「西武ストアー高田馬場店」として開店。店舗面積は1,157㎡。

建て替え前の西友高田馬場店。

高田馬場店は西武ストアー初のアメリカ式チェックアウト設置店であり、1963年に発足した「西友ストアー(現在の西友)」の基礎となる事実上の創業店であった。一方、同店が入居する「UR都市機構戸塚三丁目市街地住宅」は築60年近い老朽施設であったため、2021年11月30日をもって「契約期間満了」を理由に閉店していた。
西友は高田馬場店の閉店当初、再出店の方針を未定としていたが、同店跡地で2022年12月に「(仮称)高田馬場建替え計画」が始動。2024年1月に跡地への再出店が正式発表となった。

24時間営業の都市型食品スーパーに

西友高田馬場店の新店舗は地上2階地下1階建、営業フロアは1~2階、敷地面積は約988㎡、店舗面積は880㎡、延床面積は約1,495㎡。
旧店舗時代は公団住宅の低層階に入居する形態の総合スーパー(衣料品取扱店舗)であったが、新店舗は建物全館を西友が食品スーパーとして営業する。
新店舗では高田馬場という地域特性・商圏特性を考慮し、1階は惣菜や飲料・冷凍食品、2階は生鮮品・調味料・日用品中心の構成とする。また、旧店舗時代を上回る24時間営業の実施やセルフレジ(スグレジ)の導入など、単身世帯や20代~30代を意識した時短・簡便・利便性を重視した取組みを打ち出す。
西友高田馬場店。

西友高田馬場店

住所:東京都新宿区高田馬場3-3-8
営業時間:24時間営業

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