小田急百貨店新宿本店本館、2022年9月末閉店-新宿駅西口再開発で「48階建て超高層ビル」に

東京都新宿区の小田急新宿駅ビル新宿地下鉄ビルディングに出店する「小田急百貨店新宿店本館」が、再開発による「新宿駅西口地区開発計画(仮称)」建設のため2022年9月に閉店する。

小田急百貨店新宿本店・小田急新宿駅。

開業60年を迎える小田急百貨店新宿本店

小田急百貨店は1962年11月に現在のハルク館小田急ハルク)の場所で1号店となる新宿店を開業。現在の本館は1966年に北側の新宿地下鉄ビルディング部分が、1967年に小田急新宿駅ビル部分が順次開業した。この小田急駅ビル部分は名建築家・坂倉準三氏によるものである。なお、新宿地下鉄ビルディングはもともと別の大手百貨店が出店する計画もあったが、隣接する小田急の駅ビルと合わせて全区画が小田急百貨店新宿店本館となった。これに合わせて1962年に開業した店舗はハルク館となった。
1984年には小田急南口専門店ビル(新宿ミロード)が増築されている。

小田急百貨店本館とハルク館。

店舗面積は46,761㎡(ハルク館含まず、ミロード含む)で、現在、建物は東京メトロと小田急電鉄が所有する。
ハルク館(小田急ハルク、店舗面積19,120㎡)は2002年にビックカメラが出店するなど、2021年現在は専門店街中心の構成となっている。当初、建物は東京建物の所有であったが、現在は小田急電鉄が所有する。

新宿駅西口再開発で48階建て超高層ビルに

「小田急百貨店新宿店本館」の閉店は再開発のため。
小田急百貨店新宿本店本館は営業終了後に解体され、小田急電鉄、東京メトロが共同で「新宿駅西口地区開発計画(仮称)」を建設する。開発地域は2021年4月に都市再生特別地区に指定されている。

新宿駅西口地区開発計画(仮称)。

「新宿駅西口地区開発計画(仮称)」は地上48階、地下5階、塔屋1階、高さ約260m。
高層階はハイグレードなオフィス機能を、中低層部には商業機能を備えるほか、9~14階部分には公共的空間として連絡通路「スカイコリドー(空中回廊)」が整備される。小田急百貨店が再出店するかどうかは、2021年時点では発表されていない。
着工は2022年10月以降、竣工は2029年度が予定されている。
小田急百貨店新宿本店の建物では、再開発に先駆けて地階の「メトロ食堂街」の大部分が2020年9月に閉店している。
今後、小田急百貨店新宿本店は売場移設に向けた改装をおこない、2022年10月以降はハルク館内に売場を集約して営業を継続するとしている。

再開発のため閉店したメトロ食堂街。

新宿駅西口地区開発計画(仮称)

住所:東京都新宿区西新宿1丁目1

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