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福岡パルコ、2026年閉店-「旧岩田屋本館」建替再開発で90年近い歴史に幕、仮店舗出店も検討

福岡県福岡市中央区天神の西鉄福岡(天神)駅・福岡市営地下鉄天神駅に直結するJ・フロントリテイリング系のファッションビル「福岡パルコ(福岡PARCO)」が2026年をもって閉店する。

福岡パルコ

九州初のターミナルデパートとして開業した旧岩田屋本館

福岡パルコの建物は、1936年10月に地場老舗呉服店を前身にもつ百貨店「岩田屋」本店として開業。2022年10月現時点での本館の建物は地上8階地下1階建で延床面積は23,873㎡、新館の建物は地上6階地下3階建で延床面積は13,895㎡。
岩田屋は九州鉄道福岡駅(現西鉄福岡(天神)駅)に併設する「九州初のターミナルデパート」として開業した経緯もあり、西鉄とともに九州有数の繁華街である天神の形成に大きな役割を担った。また、1976年3月には隣接地に新館(現福岡パルコ新館/地上12階建地下3階建)を開業し、立体駐車場を備える駅直結の都市型百貨店として、地域一番店としての確固たる地位を築いた。
しかしその後、岩田屋は1991年9月に西鉄と締結した「ソラリアターミナルビル(ソラリアステージ)」への出店合意を1992年12月に白紙撤回したことで、両社の関係性が一時悪化。

旧岩田屋本店本館

1996年9月にはソラリアへの増床の代替として、セゾングループ(西武百貨店/ロフト)との共同出店を検討していたNTT福岡中央支店跡地に百貨店新業態「岩田屋Z-SIDE」を開業したが、Z-SIDEへの過剰投資が災いとなり私的整理ガイドラインに基づく再建を余儀なくされた。
再建の一環として、1999年8月に百貨店創業の地である本館(岩田屋A-SIDE)と隣接する新館(岩田屋A-LIVE)の建物を都築学園グループに売却し、2004年2月をもって同地での営業を終了した。(岩田屋本館は旧Z-SIDEに移転)

旧岩田屋Z-SIDEに移転した岩田屋本店本館

都築学園グループは2004年2月の岩田屋本店全面移転後、旧岩田屋本店本館を隣接する旧新館(都築学園ビル/天神ハッチェリービル)同様に同学園運営の専門学校とする構想を掲げていたが、地元の反対の声や同学園の不祥事が重なり断念。2005年の大手雑貨店「ロフト」出店も福岡西方沖地震を背景に断念となるなど長期間空きビル状態となった。
その後、都築学園グループは2008年2月に大手ファッションビル「パルコ」と賃貸借予約契約を締結。パルコとの賃貸借契約締結にあわせて、建物を全面改修したことで、2010年3月に福岡初となるパルコが開業した。

好調な業績背景に拡大続けてたパルコ

福岡パルコは競合施設も数多いなかでの開業であったが、開業1年間(2010年3月19日~2011年3月18日)の売上高は当初目標110億円を25.4%上回る約138億円、入館客数は当初目標1,000万人を40%上回る約1,400万人を記録するなど好調な業績と集客を維持。

開業当日の福岡パルコ

2013年3月には都築学園グループから旧岩田屋本店2館の建物を取得し、同年5月に新館の減築リニューアルを開始。2014年11月に「福岡パルコ新館」を開業した。その後も2015年3月に西鉄からソラリアステージの一部(西鉄福岡駅ビル/コトブキヤ福岡天神・タワーレコード福岡店跡)を賃借し増床、2017年12月には新館一部フロア(フタバ図書跡)をシェアオフィスに転換したもの、天神ビッグバンによる施設の相次ぐ閉店も重なり、2022年10月現在は天神地区最大のファッションビル(店舗面積27,555㎡)となっている。

再開発で一旦閉店

福岡パルコの閉店は再開発によるもの。
福岡パルコ本館は1936年10月に開業した旧岩田屋本店本館の建物一式、新館は1976年3月に開業した旧岩田屋本店新館の地下部を引継いでおり、本館は戦前の百貨店建築に由来する天井の低さやエスカレーターホールの段差も課題となっていた。
パルコは再開発中の仮店舗として、同社の同じくJ・フロントリテイリングに属する百貨店「博多大丸(大丸福岡天神店)」を検討しているが、仮店舗の詳細や再開発後の営業形態など明らかにしていない。
J・フロントリテイリングは2022年10月11日の「2023年2月期第2四半期決算発表会」にて、2024年以降の中長期的な成長につながる開発プロジェクトとして「福岡・天神地区の大型プロジェクト」を挙げており、現店舗開業から50年近く経過する大丸福岡天神店との一体的な店舗再編も予想される。

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ダイエー寝屋川中神田店、2022年10月22日開店-近畿3ヶ月連続出店第1弾、市内に約17年ぶりダイエー復活

大阪府寝屋川市の京阪本線萱島駅近くに、イオングループの食品スーパー「ダイエー寝屋川中神田店」が2022年10月22日午前9時に開店する。

寝屋川と縁が深かったダイエー

ダイエーは1968年10月に寝屋川市内の京阪本線香里園駅近くに総合スーパー「ダイエー香里店(香里ショッパーズプラザ)」を開店。
ダイエー香里店は日本初となる郊外型商業施設のひとつであり、香里ダイエー本通商店街の核としての役割を担ったが、同社の産業再生機構傘下入りにともない2005年8月をもって閉店。同社は寝屋川市内から撤退していた。

新店では食品8カテゴリーを重点展開、デジタル強化も

ダイエー寝屋川中神田店の建物は平屋建で店舗面積は1,127㎡、直営売場面積は約1,064㎡(322坪)。
寝屋川中神田店は2022年1月の計画発表当初、同社の食品スーパー「(仮称)イオンフードスタイル中神田店」として同年9月を目処に開店する予定であったが、ダイエー屋号での開店となった。同店開店により、同社店舗は約17年ぶりに寝屋川市内に復活することとなる。

ダイエー寝屋川中神田店。

同店はダイエーによる「10月から3か月連続で京阪神地域に新店オープン」の第1弾として、食品8カテゴリーを「名物カテゴリー」と位置付け強化する。
8カテゴリーのうち「野菜」は購買頻度が高いバナナなど10品目を毎日低価格で展開。「牛肉」は内食需要を背景に黒毛和牛「さつま姫牛焼肉用セット」など焼肉を種類豊富に展開。「魚屋の寿司」は鮮度・価格・ボリュームにこだわり約20品目展開。

ダイエー寝屋川中神田店青果売場イメージ。

弁当」はグループの光洋(KOHYO)との共同開発によるオリジナルだし使用「だし巻き&焼鳥重」やコストパフォーマンスを意識した弁当(本体価格298円)など幅広く展開。「インストアベーカリー」は自社オリジナルブランド「D’s Bakery」を掲げ、店内焼き上げパン約70品目を展開する。
また、「冷凍食品」は生鮮食品(馬刺し・ホルモン・塩干など)や人気商品(餃子・パスタ・米飯・弁当惣菜)、ワンプレート商品、レストラン専門店商品など、地域最大級となる約380品目を展開する。

ダイエー寝屋川中神田店惣菜売場イメージ。


ダイエー寝屋川中神田店ベーカリー売場イメージ。

名物カテゴリーに加え、ヘルス&ウェルネス商品や地域密着商品を拡充。買物客もしくは貸出用のスマートフォンでバーコードスキャンや会計が可能な「レジゴー」、高い視認性やスマホでの商品情報取得を特徴とする「ESL(Electronic Shelf Label/電子棚札)」を導入するなど、デジタル設備を展開することで「地域にお住まいの方々の日々の暮らしを支え、最もご支持いただける店舗」をめざすとしている。

ダイエー寝屋川中神田店

住所:大阪府寝屋川市中神田町1番10号
営業時間:9時~22時

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バロー千音寺店、2022年10月21日から順次開店-ホームセンター複合店、千音寺土地区画整理事業の商業核に

愛知県名古屋市中川区にバローホールディングス(バローHD)のショッピングセンター「バロー千音寺店」が2022年10月21日から順次開店する。

千音寺土地区画整理事業の核「バロー」開店

バロー千音寺店は「名古屋市中川区千音寺土地区画整理事業」の商業核(千音寺商業施設)として整備された施設で、スーパーマーケット・テナント棟の建物は平屋建で敷地面積は約29,329㎡、建築面積は約4,785㎡、店舗面積は約4,676㎡、延床面積は約4,676㎡。ホームセンター棟の建物は地上2階建で建築面積は13,963㎡、店舗面積は11,588㎡、延床面積は14,856㎡。

バロー千音寺店。

バローHD系食品スーパー「スーパーマーケットバロー千音寺店」と同社系ホームセンター「ホームセンターバロー千音寺店」を核に、バローHD系ドラッグストア「Vドラッグ」や眼鏡店「眼鏡市場」、100円ショップ「ダイソー」、ペットショップ「アミーゴ」、カフェ「珈琲元年」、アイスクリーム店「サーティワン」、歯科医院「千音寺やまだ歯科」など10店舗近い専門店が入居する。

ホームセンターでは女性向けDIYワークスペースも

スーパーマーケットバロー千音寺店は、青果・鮮魚・精肉全部門を専門店として位置づけることで鮮度にこだわった商品を展開する一方、グループの調達・製造・加工機能を活かした商品や折込チラシ原則廃止により毎日低価格(EDLP)型の店舗とする。

ホームセンターバロー千音寺店ではテーマに「お客様の困り事解決をお手伝いします」を掲げ、既存の部門別専門エリアやガソリンスタンド・タイヤ市場の展開に加え、同社初の試みとして女性向けDIYワークスペース「テラリエ」を展開。
商品だけではなく、モノとコトでお客様との接点を大切にし、お客様の暮らしに欠かせない店舗を目指すとしている。

スーパーマーケットバロー千音寺店

住所:愛知県名古屋市中川区千音寺土地区画整理組合41街区1番
営業時間:午前10時~午後8時
※土日は午前9時30分開店

ホームセンターバロー千音寺店

住所:愛知県名古屋市中川区千音寺土地区画整理組合92街区仮1番
営業時間:午前9時~午後8時(本館)
営業時間:午前10時~午後7時(タイヤ市場)
営業時間:午前6時30分~午後8時(資材館・ガソリンスタンド)
※資材館は10月31日まで営業時間「午前9時~午後8時」
※ガソリンスタンドは10月26日の営業時間「午前9時~午後8時」

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マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店、2022年10月20日開店-熱海駅近くにイオン系スーパー、買物環境さらに改善へ

静岡県熱海市のJR東海道線熱海駅近くに、マックスバリュ東海の食品スーパー「マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店」が2022年10月20日午前7時に開店する。

熱海駅近くの分譲マンションにマックスバリュ

マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店は、2002年10月竣工の日商岩井不動産・明豊エンタープライズ共同分譲マンション「ソフィア熱海デイサス」2階に出店するもので、直営売場面積は467㎡。同社としては熱海市内4店舗目で小型店は熱海小嵐店に次ぎ2店舗目。同社店舗は233店舗体制となる。
熱海咲見町店は店舗コンセプトに「わたしにうれしいとっても便利なお店」を掲げ、農産物売場ではJAふじ伊豆・地元生産者直送の地場野菜、惣菜売場では店内製造の弁当・寿司・ホットデリカや中華惣菜に加え「熱海ほていや」の蒸しパンなど展開。時短・簡便商品や小容量商品を拡充する。

マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店。(開店前)

同店は小型店ではあるもの、カウンターレジの採用や陳列棚の最適化により、多様なニーズやライフスタイルの変化に対応した「欲しい時に欲しい商品をお買い求めいただける売場構成」「便利で地域に密着した店舗運営」を目指すとしている。

近隣住民から観光客まで便利な店舗に

熱海市の中心市街地は以前より食品スーパーが少なく、2016年11月に市街地西部の小嵐町にマックスバリュ熱海の小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス熱海小嵐店」が開店、熱海駅ビルに高品質食品スーパー「成城石井ラスカ熱海店」(生鮮冷凍品非取扱い)が開店するなど買物環境が向上したもの、熱海駅周辺に生鮮惣菜をフルラインで取扱う食品スーパーは依然として1軒もなく、徒歩15分~20分ほどの距離にある「マックスバリュ熱海店」が最寄りだった。
マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店は熱海駅徒歩10分圏内という好立地に加え、駅ビルを上回る長時間営業を行うため、近隣住民はもちろん駅利用客や観光客からも重宝される店舗となりそうだ。

マックスバリュエクスプレス熱海咲見町店

住所:静岡県熱海市咲見町3-8
営業時間:7時~23時30分

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【優勝セール情報】ヴァンフォーレ甲府、天皇杯優勝で日本一記念セール【2022年】

山梨県甲府市・韮崎市を始め山梨県全域を本拠地(ホームタウン)とするプロサッカーチーム「ヴァンフォーレ甲府」が、2022年10月16日のサッカー日本一を決める「天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会」決勝戦でサンフレッチェ広島に勝利を収め、優勝を決めた。
同チームによる天皇杯での優勝は初、J2チームの天皇杯での優勝は2011年度のFC東京以来2度目となる。
山梨県を代表する「地域に根ざしたスポーツクラブ」の優勝にあわせ、県内の地元企業各社を中心に優勝記念セールが打ち出されている。
ヴァンフォーレ甲府 優勝セール」の実施が発表されている主な企業や店舗は以下の通り。
※追加情報があり次第、順次更新いたします。
※予定は変更されることがありますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。

優勝記念セールを実施予定の企業(順次更新中)

リアルストア
  • セレオ甲府
    (山梨県甲府市丸の内1-1-8/JR東日本系駅ビル)
    感動をありがとうヴァンフォーレ甲府優勝記念セール!
    :2022年10月17日~23日
    :マツモトキヨシ・olohuone SM2・groove・OWNDAYSなど
    :商品10~50%OFF、増量サービス・ドリンクサービスなど
  • 玉光堂セレオ甲府店
    (山梨県甲府市丸の内1-1-8/北海道地盤のCDショップ)

    祝!ヴァンフォーレ甲府、天皇杯優勝!!記念セール
    :2022年10月17日~23日
  • はくばく直売所
    (山梨県中央市西花輪2590-1/穀物商品販売店)
    VF甲府天皇杯優勝おめでとう記念SALE
    :2022年10月18日9時~17時
  • ジュエリーココカル
    (山梨県甲府市大里町3718-3/宝飾品店)
    ヴァンフォーレ甲府天皇杯優勝おめでとう!SALE
    :2022年10月17日~21日午前10時
    :対象商品10,000点以上10%OFF
  • フレッシュベーカリー旭
    (山梨県甲府市宝1丁目13-7/ベーカリー)
  • ホール・オブ・ホールズ
    (山梨県北杜市高根町清里3545/オルゴール博物館)

    天皇杯優勝おめでとうセール
    :2022年10月17日~18日
    :「ヴァンフォーレおめでとう!」と言った購入者対象に入場料と一部商品(赤青の商品)20%OFF
  • おもてなしのぶどう園ツルタブドウパーク
    (山梨県山梨市牧丘町倉科4560-1/ぶどう園)

    「ヴァンフォーレ甲府天皇杯優勝おめでとう&感謝祭」
    :2022年10月22日~24日
    :ぶどう500円セール、お買得商品販売など

リアルストアは2022年10月17日12時時点発表分。
順次更新中。


甲府駅に掲示された「山梨の誇り!ヴァンフォーレ」

 

オンラインショップなど
  • はくばく(山梨県/地場大手穀物会社)
    天皇杯優勝おめでとう!記念セール
    :2022年10月17日午後~21日午前8時
    :オンラインショップ商品最大50%OFF
    :購入者限定抽選プレゼント
  • ヤマフジ(土産問屋)
    2022ヴァンフォーレ甲府 優勝記念&感謝セール!
    :通販での優勝セール、プレゼント企画など開催予定
  • 楽天市場
    :一部店舗で優勝セールを実施することあり。
    (日程など各店で違うため要検索)

 

オンラインショップは2022年10月17日12時時点発表分。
順次更新中。
J2優勝時に優勝記念セールを実施した店舗は以下の通り。

J2優勝時に優勝記念セールを実施した地元企業

百貨店・オフィシャルショップなど
  • 岡島百貨店
    :J2優勝記念セール実績有、ヴァンフォーレグッズ売場営業中
  • ヴァンフォーレ甲府オフィシャルショップ
    J2優勝・大感謝セール

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ドン・キホーテ京都烏丸七条店、2022年10月28日開店-キング七条店跡、Z世代の「バズリ」「トレンド」満載の店舗に

京都府京都市下京区の京都駅近くにあった複合アミューズメント施設「キング七条店」跡に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ京都烏丸七条店」が2022年10月28日午前9時に開店する。

京都駅前有数の老舗パチンコ・ゲームセンター跡に

キング七条店は1950年に西陣織製造を祖業とする「金原機業店(金原商事)」のパチンコ店として開店。1987年にゲームセンター「プレイランドキング七条店」を開店し複合アミューズメント施設となった。
同店は京都駅前では有数の規模を誇るパチンコ店・ゲームセンターとして親しまれていたが、2020年4月17日の京都府による緊急事態宣言発令にあわせて4月18日から5月15日まで休業、5月24日をもって全館閉店していた。

Z世代に向け、フロアごとにテーマを設定

ドン・キホーテ京都烏丸七条店は2020年5月閉店のキング七条店跡に開店するもので、営業フロアは1~3階、売場面積は990㎡。
京都烏丸七条店では、国内外の観光客や出張者が多い立地特性を活かした「Z世代の「バズリ」や「トレンド」が満載」の店舗として、フロアごとにテーマを設定する。

ドン・キホーテ京都烏丸七条店。

1階「コスメ館」では日本のコスメに加えて韓国・中国・タイなどのアジアンコスメを幅広く取扱うほか、ドンキで売れ筋という「グリッターコスメを集めたコーナー」や「SNSでバズったコスメを集めたコーナー」を展開。女性の健康とセルフケアに関連したフェムテック商品や美容家電、ドンキ女性従業員による新ブランド「me&do」商品の展開など、女性に楽しんでいただける品揃えを誇るとしている。
2階「パーティ館」ではショット系ドリンクや韓国焼酎に加えて、駄菓子・珍味・輸入菓子など豊富に取揃えるほか、ドンキ京都府内最大級となるバルーン・コスプレ・ボードゲーム売場を展開する。
3階「メンズ館」ではスマートウォッチ関連アクセサリを始めとするトレンドアイテムやブランド小物・ビジネス小物を取扱うなど、男のロマンが詰まったフロアとして来店するたびに新たな発見があるワクワク・ドキドキ感を提供するとしている。
同店ではフロアごとのテーマ設定など、ドンキらしいアミューズメント性とトレンド感を訴求することで「Z世代だけではなく親子で一緒に」楽しめる店をめざす。

ドン・キホーテ京都烏丸七条店

住所:京都府京都市下京区七条通烏丸西入る東境町187
営業時間:9時~24時

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ビエラ蒔田、2022年10月20日開業-横浜市旧南区総合庁舎跡地、JR西日本主導「ライフ」核の複合商業施設に

神奈川県横浜市南区の横浜市旧南区総合庁舎跡地に、JR西日本グループの複合商業施設「VIERRA蒔田(ビエラ蒔田)」が2022年10月20日に開業する。

神奈川初のJR西日本ビエラに

ビエラ蒔田は、JR西日本不動産開発が「横浜市旧南区総合庁舎跡地プロジェクト」の一環として整備したもので、建物は地上4階地下2階建、敷地面積は約4,399㎡、延床面積は約16,549㎡、駐車場台数は118台、駐輪場台数は213台。同社の商業施設としては2019年11月開業のビエラ江東橋に次ぐ首都圏2施設目、神奈川県内では初となる。
ビエラ蒔田にはライフコーポレーションの食品スーパー「ライフビエラ蒔田店」を核に、大創産業の100円ショップ「ダイソー」や回転寿司店「くら寿司」、理容院「サンキューカット」など専門店約20店舗が入居する。

ビエラ蒔田。

核店舗のライフビエラ蒔田店の売場面積は1,699㎡で売上目標は27億円。ライフとしては2021年4月の溝口店以来約1年半ぶりとなる神奈川県出店で、同店開店により同社店舗は295店舗体制となる。
ライフビエラ蒔田店では、農産部門に健康志向の高まりに応える「有機野菜コーナー」や海外気分を味わえる「ワールドフルーツコーナー」、水産部門に鮮魚の対面販売や調理に応える「対面コーナー」、惣菜部門にガラスを廃した「ライブ感あふれる惣菜コーナー」、食品部門に同社有機食品スーパーの商品を取扱う「ビオラルコーナー」を導入。生活関連部門では医薬品も品揃えする「ライフドラッグ」やベビーフード、ペットフードの品揃え強化を打ち出す。

ライフビエラ蒔田店フロアマップ。

旧南区総合庁舎跡地ならではの地域交流機能も

ビエラ蒔田では横浜市旧南区総合庁舎跡地という歴史的経緯や立地特性を踏まえ、1階にイベントスペース「まちかど広場」、3階に多目的施設「ビエラスタジオ蒔田」やオープンテラス「さくらみえるテラス」を整備するなど「地域の交流を促す拠点としての役割の継承」をめざす。
また、3階には定期利用・時間利用対応のコワーキングスペース「i-Office」を導入。JR西日本の「ワークプレイスネットワーク」やJR東日本の「STATION WORK」との連携を図り、利便性の高い予約サービスを基盤に幅広い需要への対応をめざす。

ビエラスタジオでは開業イベントも

ビエラ蒔田では開業にあわせ、10月20日からビエラスタジオで「オープニングFES」を開催する。(入場料無料)
オープニングFESの一環として、10月22日には横浜市立横浜商業高校吹奏楽部による “オープニングアクト”としての演奏、10月22日~23日には音楽家によるリレーコンサート、26日には和紅茶の体験イベント、29日~30日にはハロウィン関連イベントが行われる。

ビエラ蒔田(ビエラまいた)

住所:神奈川県横浜市南区花之木町3-48-1
営業時間:9時30分~24時

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天神ロフト、2023年3月閉店-福岡市中心部に新店舗出店へ

福岡県福岡市中央区の西鉄天神大牟田線福岡(天神)駅・福岡市営地下鉄七隈線天神南駅近くにある大型雑貨店「天神ロフト」が、2023年3月に閉店する。ロフトは閉店後、福岡市中心部の天神エリアに新たな店舗を出店するとしている。

天神ロフトビル。

元ジークスの天神ロフト、16年の歴史に幕

天神ロフトが出店する天神ロフトビルは「ユーテクプラザ天神(U-TEK PLAZA TENJIN)」として開業。建物は地上9階地下1階建、、敷地面積は約1,940㎡、店舗面積は6,231㎡、延床面積は約10,594㎡。
当初は第一生命保険が所有、ユーテクプラザが運営していた。「九州の秋葉原」を掲げ「ベスト電器」を始め、家電・PCパーツ・電子部品店など100を超える専門店が入居したが、1994年に当時の運営会社が経営悪化により撤退したため、施設ブランドを「ジークス天神(ZEEX TEENJIN)」に変えて新装開業した。
ジークス天神には地場大手スポーツ用品店「ハヤカワスポーツ(後のグローバルスポーツ)」旗艦店や地元民放運営によるCDレコード店「TRACKS(旧タワーレコードKBC)」などが出店、2004年8月には渋谷109系やストリート系ファッションを中心にリニューアルされたのち、2007年11月には三菱地所グループの「イムズ(現三菱地所プロパティマネジメント)」運営のもとでロフトがほぼ全館に出店する「天神ロフトビル」へと全館リニューアルされた。2022年現在、建物はユナイテッド・アーバン投資法人が所有する。
ロフトは1980年代後半に西武百貨店とNTT跡地(現岩田屋本店本館)への共同出店を検討、2000年代には岩田屋本店旧本館跡(現福岡パルコ)への出店を検討していたものの建物の耐震性などにより断念した経緯があった。

ロフトは天神エリアに新店舗出店へ

天神ロフトは2007年11月に天神ロフトビルの核店舗として開店。
開店当初の営業フロアは1~7階で営業面積は5,500㎡、2022年10月現在の営業フロアは1~6階で営業面積は4,195㎡。同社としては九州初となる店舗だった。

天神ロフト。

天神ロフトの閉店は賃貸契約満了のため。
ロフトは2023年春を目途に天神エリアでリプレイスオープンするとしており、“天神ビッグバン”で建て替え中の建物、もしくはそれに伴い改装中の商業施設内への出店も見込まれるであろう。
天神ロフトビル内にはロフトのほかに、九州電力系のeスポーツ体験施設「esports Challenger’s Park(焼肉ウエスト跡)」や自転車専門店「Y’s Road」などが出店するが、今後のビルの活用方法などについては2022年10月現在発表されていない。

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タキソウ家具、2022年10月10日全店閉店-「おいでん!」CMで有名な愛知の家具大手、11日に破産手続開始

名鉄三河線上挙母駅近くに本社を置く愛知地場大手家具店「タキソウ」が2022年10月10日をもって全店閉店し、10月11日に破産手続を開始したことを10月13日に発表した。

タキソウ家具本店。(愛知県豊田市)

三河を代表する家具店のひとつだった

タキソウは1965年1月に「タキソウ家具センター」として愛知県豊田市元城町で創業。1969年8月に法人化した。
同社は創業以来長らく多店舗化を行っていなかったが、1992年9月開店の「タキソウパルクス吉原店」を皮切りに店舗網を三河全域に拡大。「おいでん!おいでん!」と連呼するテレビCMの積極的な出稿により、知名度を東海地方全域に拡大した。
その後も同社は自社直営家具インテリア雑貨店を核とする商業施設の展開を進め、2004年11月にはタキソウ配送センター跡地商業施設(ユーストア東栄店/現ピアゴ東栄店)、2006年3月にはパルクス江南(アピタ江南跡/ユニーはピアゴ食品館として営業継続)、同年10月にはパルクス小牧(ユーホーム跡)、2007年4月にはパルクス安城、2008年5月にはタキソウ家具岡崎248店(デオデオエイデン跡)を開店した。
同社は岡崎248店開店により、同社最大となる11店舗体制を構築したが、過剰な新規出店が災いとなり経営状況が悪化。店舗数は不採算店整理により減少に転じ、2010年4月に民事再生法を申請した。

タキソウ家具岡崎248店跡。
(愛知県岡崎市/現MEGAドン・キホーテ岡崎店)

再建すすめていた同社、倒産で53年の歴史に幕

タキソウは2010年4月の民事再生法申請後も知立(レスパ知立敷地内/現服部家具センター)を除く5店舗(吉原・西尾・刈谷・岡崎248)の営業を継続し、家具インテリア雑貨に限らずグロサリーなど幅広く取扱う新業態「Takisou LIFE STYLE STORE」への転換と倉庫型家具インテリア雑貨店「cocomimi LIFE STYLE STORE」の出店開始、各種専門店(家電量販店や複合書店、飲食サービス系など)への賃貸比率を高めることで集客力向上と生き残りを図った。

タキソウ家具本店閉店のお知らせ。(愛知県豊田市)

一方、経営状況は改善に至らず、2019年9月までに旧パルクス全店舗を閉店、2020年11月には豊田南店(旧パルクス吉原)専門店フロアを閉店、2022年9月27日にはcocomimiを本店に移転し1店舗を残すのみとなった。
民事再生を乗越えた同社であるが、53年の歴史に幕をおろすこととなった。

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ファンスクエア新大工町、2022年11月19日開業-長崎玉屋を建替え、ライオンズタワー下層に玉屋・ジョイフルサンなど出店

長崎県長崎市の新大工町商店街に建設された再開発ビルの下層階に、複合ショッピングセンター「ファンスクエア新大工町」が2022年11月19日に開業する。
(11月19日はジョイフルサンの開業日。他店は未定のため後日更新します)

ファンスクエア新大工町。

長崎玉屋、8年ぶりに再出店へ

もともと当地にあった百貨店「長崎玉屋」は佐世保玉屋の支店として1969年に開店。
建物は1階から7階で、店舗面積は11,129㎡だった。また、1階の食品売場に隣接するかたちで商店街「新大工町市場」が設けられていた。新大工町市場は戦後復興のために1949年に完成した公設市場だったが、新大工町再開発により玉屋に内包される形になったという経緯があった。
長崎玉屋
長崎玉屋。

しかし、建物の老朽化により再開発計画が浮上。玉屋は2014年に再出店の方針を表したうえで閉店し、その後「新大工町市場」部分が数年かけて徐々に店舗移転・閉店。建物は2019年より解体されていた。
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新大工町市場。新大工町商店街側より。

長崎市最高層タワマン、下層階は「ファンスクエア」

長崎玉屋は新大工町地区第一種市街地再開発事業(北街区)として再開発が行われ、跡地には長崎最高層となるタワーマンション「ライオンズ新大工町タワー」が建設された。
ライオンズ新大工町タワーは地上26階・地下1階建て、高さ98メートル(長崎市最高層のマンション)。
そのうち1階から3階がショッピングセンター「ファンスクエア新大工町」となった。4階から26階は大京グループの分譲マンション「ライオンズ新大工町タワー」で、すでに全戸が完売している。

南北の再開発エリア両街区。横断陸橋は撤去されている。
(ジョイフルサン公式より)

なお、電車通りを挟んで南側の再開発地区南街区にはJR西日本グループの複合オフィス・立体駐車場ビル「Jプロ新大工ビル」が建設されている。

「新大工町市場」「玉屋」など懐かしい顔も

ファンスクエア新大工町」は建物の1階から3階で、店舗面積は3,997㎡。
1階の核店舗はあなぶきグループのスーパーマーケット「ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店」。
ジョイフルサンは徒歩圏にある新大工町からの移転で、スマホレジアプリ「Shop&GO」を導入することを特徴とする。
このほか、複数の専門店が出店する「新大工町市場商店街」「味彩横丁」が併設。近隣にある「川虎かまぼこ」をはじめ、地元の店舗やかつて同商店街にあった店舗も出店する。

ファンスクエア新大工町・ジョイフルサン入口。
(ジョイフルサン公式より)

2階には百貨店「長崎玉屋」が再出店する。
長崎玉屋は2階のワンフロアのみで、店舗面積は約1,650㎡。コンセプトは「長崎の食と文化が織りなす美食生活」で、おもに食品を中心としたライフスタイル提案型の店舗となる。
食品売場にはオーガニック食品などを扱う「ミュージアムフードストア」、生活者や勤務者に便利な弁当・総菜などを提供する「食のコンビニ」を開設。喫茶コーナーには「タリーズコーヒー長崎玉屋店」が出店する。
そのほか、百貨店アパレルやコスメなどを扱う自主編集ゾーンとして「ライフスタイルファッション」の売場を設ける。また、玉屋の店外(同じ建物内)には玉屋顧客サロンを設けるとしている。
(玉屋の店舗内容は10月時点でも公式情報にないため複数メディアの報道と独自取材等をまとめたもの。開業日を含めて変更される可能性もあり。)

3階の核店舗は100円ショップ「ダイソー」。ダイソーは徒歩圏に店舗があるため、移転となりそうだ。
追記:同社の300円ショップ「THREEPPY 」も出店する。
なお、商業施設用の駐車場収容台数は約150台となる予定としている。
(テナントの発表などがあり次第、順次更新します)

ファンスクエア新大工町のフロア構成
4-26階 ライオンズ新大工町タワー
3階 ダイソー・THREEPPY 
2階 長崎玉屋
1階 新大工町市場・味彩横丁・ジョイフルサン
地階 駐車場
ファンスクエア新大工町

住所:長崎県長崎市新大工町5-35

リ ン ガ ー ハ ッ ト 楽 天 市 場 店

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