ビエラ蒔田、2022年10月20日開業-横浜市旧南区総合庁舎跡地、JR西日本主導「ライフ」核の複合商業施設に

神奈川県横浜市南区の横浜市旧南区総合庁舎跡地に、JR西日本グループの複合商業施設「VIERRA蒔田(ビエラ蒔田)」が2022年10月20日に開業する。

神奈川初のJR西日本ビエラに

ビエラ蒔田は、JR西日本不動産開発が「横浜市旧南区総合庁舎跡地プロジェクト」の一環として整備したもので、建物は地上4階地下2階建、敷地面積は約4,399㎡、延床面積は約16,549㎡、駐車場台数は118台、駐輪場台数は213台。同社の商業施設としては2019年11月開業のビエラ江東橋に次ぐ首都圏2施設目、神奈川県内では初となる。
ビエラ蒔田にはライフコーポレーションの食品スーパー「ライフビエラ蒔田店」を核に、大創産業の100円ショップ「ダイソー」や回転寿司店「くら寿司」、理容院「サンキューカット」など専門店約20店舗が入居する。

ビエラ蒔田。

核店舗のライフビエラ蒔田店の売場面積は1,699㎡で売上目標は27億円。ライフとしては2021年4月の溝口店以来約1年半ぶりとなる神奈川県出店で、同店開店により同社店舗は295店舗体制となる。
ライフビエラ蒔田店では、農産部門に健康志向の高まりに応える「有機野菜コーナー」や海外気分を味わえる「ワールドフルーツコーナー」、水産部門に鮮魚の対面販売や調理に応える「対面コーナー」、惣菜部門にガラスを廃した「ライブ感あふれる惣菜コーナー」、食品部門に同社有機食品スーパーの商品を取扱う「ビオラルコーナー」を導入。生活関連部門では医薬品も品揃えする「ライフドラッグ」やベビーフード、ペットフードの品揃え強化を打ち出す。

ライフビエラ蒔田店フロアマップ。

旧南区総合庁舎跡地ならではの地域交流機能も

ビエラ蒔田では横浜市旧南区総合庁舎跡地という歴史的経緯や立地特性を踏まえ、1階にイベントスペース「まちかど広場」、3階に多目的施設「ビエラスタジオ蒔田」やオープンテラス「さくらみえるテラス」を整備するなど「地域の交流を促す拠点としての役割の継承」をめざす。
また、3階には定期利用・時間利用対応のコワーキングスペース「i-Office」を導入。JR西日本の「ワークプレイスネットワーク」やJR東日本の「STATION WORK」との連携を図り、利便性の高い予約サービスを基盤に幅広い需要への対応をめざす。

ビエラスタジオでは開業イベントも

ビエラ蒔田では開業にあわせ、10月20日からビエラスタジオで「オープニングFES」を開催する。(入場料無料)
オープニングFESの一環として、10月22日には横浜市立横浜商業高校吹奏楽部による “オープニングアクト”としての演奏、10月22日~23日には音楽家によるリレーコンサート、26日には和紅茶の体験イベント、29日~30日にはハロウィン関連イベントが行われる。

ビエラ蒔田(ビエラまいた)

住所:神奈川県横浜市南区花之木町3-48-1
営業時間:9時30分~24時

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