大手流通グループ「アークス」(北海道札幌市中央区)は、栃木県地盤の地場大手食品スーパー「オータニ」(栃木県宇都宮市)を完全子会社化する形での経営統合に向けた基本合意書を2020年11月17日に締結した。
今回の基本合意に基づき、両社は経営統合の具体的な方法やスケジュールを協議・検討、2021年1月を目処に最終契約を締結、同年3月を目処に経営統合をめざす。
北海道・東北を代表する流通大手、栃木地場大手を傘下に
アークスは、1961年10月に北海道札幌市で「ダイマルスーパー」(大丸スーパー)として創業。1989年3月の「丸友産業」(金市舘)との経営統合により「ラルズ」に社名変更、2002年11月の「福原」との経営統合に伴う「アークスグループ」発足により現社名に変更、純粋持株会社に移行した。
創業以来長らく北海道内のみに店舗を展開していたが、2011年10月の「ユニバース」買収を機に東北地方に進出。2019年9月の「伊藤チェーン」(本社:宮城県)買収により、南東北での店舗網強化を図るなど、さらなる南下に向けた足がかりを築いていた。
2020年2月時点では、北海道・東北地方で総合スーパー「ラルズプラザ」「東光ストア」(旧札幌東急ストア)、食品スーパー「スーパーアークス」「ラルズマート」「ビッグハウス」など345店舗を展開する。

アークスラルズプラザ。(北海道札幌市)
オータニは、1946年6月に栃木県宇都宮市で「大谷商店」として創業。1970年にスーパー1号店を出店、1982年9月に現法人を設立した。
2020年11月現在は、スーパー創業当初からの業態「スーパーオータニ」13店舗、”本物志向”ニーズへの対応を謳う「フードオアシスOTANI」18店舗、あわせて31店舗(栃木30店舗、埼玉1店舗)を展開する。

フードオアシスOTANI。(埼玉県幸手市)
同社は栃木県内において、エコス28店舗(たいらや26店舗含む)、とりせん20店舗、かましん20店舗、ベイシア15店舗を大きく上回る30店舗を展開するが、消費増税や新型コロナ感染拡大を発端とした消費行動・ライフスタイルの変容により、経営環境を見通すことが困難な状況となったことから、経営基盤や企業体質強化を目的に経営統合の検討に至ったという。
経営統合により、アークスが持つ商品調達力や店舗運営力、情報システムなどの経営インフラ、展開力といったグループシナジーの享受をめざすとしている。
アークス、首都圏初進出へ-更なる拡大は?
アークスグループは、2018年12月に緩やかな資本業務提携を柱とした「新日本スーパーマーケット同盟」を東海地方地盤の「バローHD」、西日本地盤の「リテールパートナーズ」とともに設立。同盟発足以前と同様に、各社は各地域の地場流通大手として、それぞれ積極的な事業拡大を打ち出していた。
アークスは同盟に参加する他2社に先駆け、栃木地場大手のオータニを買収することで、スーパーマーケット業態ではいち早く関東進出を果たすことになる。
関東地方・首都圏においても、出店地域や影響力の拡大を図ることができるか、オータニとの経営統合は今後の鍵となりそうだ。
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ダイヤモンド社、「地球の歩き方」など旅行ガイドブック事業を終了-新型コロナで「学研」に譲渡、2021年1月に
ダイヤモンド社(東京都渋谷区)は、子会社の「ダイヤモンド・ビッグ社」が発行する「地球の歩き方」をはじめとする旅行ガイドブック出版事業などを終了し、2021年1月付で「学研」(東京都品川区)子会社の「学研プラス」に事業譲渡する。

地球の歩き方。
41年続いた「地球の歩き方」、学研発行で仕切り直し
ダイヤモンド社は1913年創業、ダイヤモンド・ビッグ社はその子会社として1969年に設立。
1979年創刊のガイドブック「地球の歩き方」は台湾、香港、中国、韓国でも翻訳版が発行されており、東アジアを代表するガイドブックとなっている。近年は日本国内シリーズも充実しており「離島」や「御朱印」などテーマガイドが人気を集めていた。

寺社めぐりなどテーマガイドも人気を集めていた。
御朱印シリーズは2020年現在も刊行中であり全国を網羅できていないが、続巻するのであろうか。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって事業環境が大きく変化したため、学研グループに譲渡を打診。
ダイヤモンド社グループでのガイドブック発行事業を終了し、学研プラスが引き継ぐことを決めたという。
海外旅行ができなくなった2020年には「東京版」を発行したことも大きな話題を呼んでいた。これが改訂版などを除く最後の新刊となる可能性もある。
地球の歩き方「東京」。(リンク先はAmazon)
今後「地球の歩き方」は学研プラスの発行になるとみられる。
ほぼ全世界を網羅していた「地球の歩き方」であったが、ラインナップなどが変更される可能性もあろう。
世界各国の国や地域の文化等をまとめた本も出版されていた。
「地球の歩き方」ならではであったが、今後変化するのだろうか。(リンク先はAmazon)
MEGAドン・キホーテUNY高森店、2020年11月20日開店-アピタ跡、長野県初となるドンキ・ユニーのダブルネーム店
長野県下伊那郡高森町のJR飯田線下平駅近く、国道153号線沿いに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY高森店」が2020年11月20日午前8時に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY高森店。
下伊那郡を代表する大型店だった「アピタ」
MEGAドン・キホーテUNY高森店の前身となるユニーの大型総合スーパー「アピタ高森店」は1998年11月に開業。建物は地上3階建、店舗面積は11,422㎡。駐車可能台数は573台、駐輪可能台数は44台。
開業以来、下伊那郡3町10村では唯一となる1万㎡超の大型店として営業していたが、ユニー直営売場のドンキへの業態転換のため、2020年8月23日午後6時をもって一時閉店。
ユニーグループ系の婦人服店として創業した「ギャルフィット」や夢屋書店を前身にもつ「BOOKSえみたす」など、一部の専門店が完全閉店することとなった。
従来からの生鮮品や衣料に加えてトレンド商品も強化
MEGAドン・キホーテUNY高森店の営業フロアは1~2階、直営売場面積は7,147㎡。ドンキとしては長野県内7店舗目、UDリテール運営のダブルネーム店舗としては長野県内初となる。
コンセプトに「豊富な品揃えと驚きの安さでワンストップショッピングを実現した店舗へ進化」を掲げ、商圏内に3世代家族やニューファミリー層を含めた幅広い客層に対応したフルライン型量販店がない立地環境を活かした店舗づくりを行う。
1階では、ピアゴ時代から引続き生鮮食品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)を展開。青果コーナーでは近隣農家の産直野菜、鮮魚コーナーでは「直営手作り寿司」を新たに販売開始するなど、従来(業態転換前)より品揃えをさらに強化するとしている。
2階では、ドンキの強みであるカラーコンタクトレンズ・香水・インポートブランドに加えて、ゲーミング関連商品など新たに展開。“地域No.1の品揃え”を目指した日用消耗品売場を展開するなど、広域からの幅広い客層のニーズに対応するとしている。
そのほか、専門店としてユニーグループ系のミセス向け婦人服店として創業した「ジュアン」やタツミヤの婦人服店「ラスコリナス」、丸高衣料の子供服店「こどもの森」、ハンバーガー「マクドナルド」、インストアベーカリー「麻布十番モンタボー」、100円ショップ「ダイソー」など10店舗超が引き続き出店する。
MEGAドン・キホーテUNY高森店
住所:長野県下伊那郡高森町山吹4515番地
営業時間:午前8時~翌午前0時
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ウォルマート、西友を売却-米国ファンドと楽天の傘下に、2021年上旬にも
米国の投資ファンド「コールバーグ・クラビス・ロバーツ」(以下、KKR)とIT企業「楽天」(東京都世田谷区)は、ウォルマート傘下の大手スーパー「西友」(東京都北区)を傘下に収めることを発表した。

西友本社(東京都北区)。
西武セゾングループから米国資本、そして楽天と提携
西友は1956年に西武鉄道傘下の西武ストアーとして営業を開始。
現在の西友は1963年に西友ストアーとして設立されたものである。その後、西武セゾングループの成長と共に店舗網を全国へと拡大した。
また、1973年にはファミリーマート、1980年には無印良品を開発。両社はセゾングループの成長とともに独立している。

初期は西武沿線への出店が主であった(西友久米川店)。
西武セゾングループの崩壊後、2000年にはサミットを運営する住友商事と業務資本提携を締結。
食品スーパーの出店を拡大するとともに、2001年には百貨店「岩田屋」(福岡市)傘下のスーパー「サニー」を買収、九州の店舗を大幅に増やした。それらは現在も多くがサニーの屋号で運営されている。

サニーの店舗(サニーみいまち店)。
西友は2002年に住友商事の仲介により「ウォルマート」の傘下となり、ウォルマート流の経営改革により、プライベートブランド「グレートバリュー」の導入、スーパーセンターの出店、テナントの直営化、沖縄や香港などからの撤退、折り込み広告の廃止とEDLPへの取り組みなどを行ったが経営は悪化。
2008年の完全子会社化を経て、現在は西友主導のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」を導入、テナントの導入、広告を復活させるなど、再び「日本流」の経営となりつつあった。
また、2018年秋からは楽天と共同でネットスーパー事業を開始。ネットスーパーは好調だという。
ウォルマートは1962年に米国アーカンソー州ロヂャーズで創業したディスカウントスーパーマーケット。アジアでは中国、インドなどで店舗展開しているが、韓国からは2006年に撤退している。
米ファンドと楽天、IT化による効率向上をめざす
KKRと楽天は、2021年上旬にもウォルマートが所有する西友株のうちそれぞれ65%、20%を取得。傘下に収める。取得額は、KKRが約1121億円、楽天が約345億円。
なお、西友株の残り15%は、引き続きウォルマートが保有したままとなる。
今後は、ネットスーパーの強化のほか、AIによる在庫管理や、レジ無し・キャッシュレス決済の導入など、IT化による運営の効率性向上をめざすとしている。
イオン原店、2020年11月19日開業-ダイエー・サティ跡、大和ハウス系の新店舗に再出店
福岡県福岡市早良区の原通りに、ダイワロイヤルが開発し、イオン九州が運営するショッピングセンター「イオン原店」が2020年11月17日にソフトオープン、11月19日にグランドオープンする。

イオン原店。
数奇な運命をたどったイオン原ショッピングセンター
イオン原店の前身となるイオン原ショッピングセンターは、1976年10月に大手流通グループのダイエーによる大型総合スーパー「ダイエー原店」として開店。ダイエー原店は開店以来、地域随一の規模を誇る大型店であったが、同社の産業再生機構傘下入りに伴う経営再建の一環として、2005年10月をもって閉店。
その後、大規模な耐震改修工事を経て、2007年3月にマイカル九州経営破綻後初となる新店舗・生活百貨店「原サティ」として再開店することとなった。

原サティ。
しかし、再開店後わずか半年後となる2007年8月にイオン九州がマイカル九州を吸収合併、2011年3月のイオングループ店舗ブランド再編もあり「イオン原ショッピングセンター」に改称することとなった。
イオン原ショッピングセンターへの改称後も、サティ時代と同様の形態で営業を継続、銘店街や有名アパレルも出店していたが、2016年8月に建物所有者の福岡リート投資法人が建物を売却、賃貸契約終了もあり2019年1月31日の一時閉店を余儀なくされた。
イオン九州、ダイワロイヤルが開発する新施設に再出店
イオン原店は、大和ハウスグループのダイワロイヤルが開発を手掛ける新施設「原ショッピングセンター」の核として再出店するもので、建物は地上2階建(2棟)、敷地面積は約18,300㎡、商業施設面積は約9,300㎡。駐車可能台数は343台、駐輪可能台数は133台。
コンセプトに「あなたの“いつもの場所” 『ちょっといいネ!』に出会える”マチナカHARA“」を掲げる。

「マチナカHARA」。
北棟にはイオン九州直営総合スーパーを中心に、レディスファッション「Pate bloom garden」や靴量販店「ABC-MART」、100円ショップ「キャン★ドゥ」、「ネイス体操教室」、抹茶スイーツ専門店「菓匠茶屋」、コーヒー専門店「i am COFFEE」、リョーユーパン直営ベーカリー「プーランジェリー プルネール」、合鍵・靴修理「ヘンショーさん」など専門店20店舗が出店。
南棟1階には駐車場を展開、2階には家電量販店「エディオン」がワンフロアで出店する。

エディオンイオン原店。
イオン九州直営売場のうち、食品売場では、青果部門で新鮮野菜産直コーナーを準備、鮮魚部門で福岡市場・姪浜市場直送の魚介類を仕入れ、精肉売場ではイオングループ(ダイエー)の鹿児島県内指定農場産黒毛和牛「さつま姫牛」を新たに取扱う。また、惣菜売場では博多かねふく明太子を使用した「博多明太子重」や進藤商店の干物を使用した「彩りさば塩焼き御膳」「彩り焼き魚御膳」、加工食品コーナーでは地元福岡の醤油や酢を拡充するなど、九州・福岡産の地産地消を推進していくとしている。
1階化粧品売場では、イオンの美と健康の専門ショップ「Glam Beautique(グラムビューティーク)」を展開。話題のスキンケア商品や最新メイクコスメ、ナチュラル&オーガニック素材のコスメに加え、福岡県のメンズコスメブランド「ZIGEN(ジゲン)」を新たに取り扱う。
フードコートにはイオン九州がFCとして加盟するカフェ「FOOD BOAT Cafe(フードボートカフェ)」を導入。カフェ独自の台湾直輸入生タピオカ・厳選茶葉使用のオリジナルタピオカドリンクやイオン系コンビニ「ミニストップ」のソフトクリームなどを提供する。

イオン原店フロアマップ(1階)。
2階のイオン直営売場としては、生活雑貨専門ショップ「HOME COORDY(ホームコーディ)」や普段着カジュアルを中心とした専門ショップ「inner&casual(インナー&カジュアル)」や旧・マイカル系のスポーツ用品店を前身にもつウエルネス専門ショップ「sporsium(スポージアム)」が展開される。

イオン原店フロアマップ(2階)。
このほか、イオン九州のネットスーパー「おうちでイオン イオンネットスーパー」で注文した商品を専用ロッカーで受取可能なサービス「受け取り専用ロッカー」を併設する。
イオン原店のテナント一覧
| 階数 | 店舗名 | 業種・業態 |
| 北棟1階 | Pate bloom garden | レディスファッション |
| 北棟1階 | メガネのヨネザワ | 眼鏡 |
| 北棟1階 | ABC-MART | 靴 |
| 北棟1階 | 菓匠茶屋 | スイーツ |
| 北棟1階 | iam COFFee | カフェ |
| 北棟1階 | プルネール | ベーカリー |
| 北棟1階 | ミスタードーナツ | ファーストフード |
| 北棟1階 | ランドリースタイル | クリーニング・ランドリー |
| 北棟1階 | セイハ英語学院 | こども英会話教室 |
| 北棟1階 | ほけんの i セレクト | 保険 |
| 北棟1階 | ヘンショーさん | リペア |
| 北棟1階 | チャンスセンター | 宝くじ |
| 北棟1階 | イオン銀行 | ATM |
| 北棟2階 | キャンドゥ | 均一雑貨 |
| 北棟2階 | カーブス | 体操教室 |
| 北棟2階 | ネイス体操教室 | こども体操教室 |
| 北棟2階 | 個別指導塾 トライプラス | 学習塾 |
| 北棟2階 | クイックカラーQ | カラー専門店 |
| 北棟2階 | サンキューカット | カット専門店 |
| 北棟2階 | 原スマイルおとなこども歯科医院 | 歯科 |
| 南棟2階 | エディオン | 家電 |
イオン原店
住所:福岡県福岡市早良区原6-27-52
営業時間(イオン):午前9時~午後10時
営業時間(専門店):午前10時~午後9時
※11月19日~23日まで専門店も午前9時オープン
※一部専門店除く
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MEGAドン・キホーテUNY吉良店、2020年11月17日開店-ユーストア・ピアゴ跡、「サービスコンシェルジュ」導入
愛知県西尾市吉良町にパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY吉良店」が2020年11月17日午前9時に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY吉良店。
吉良のピアゴ、MEGAドンキUNYに業態転換
MEGAドン・キホーテUNY吉良店の前身となるユニーグループの総合スーパー「ユーストア吉良店」は1999年7月に開店。建物は地上2階建、営業フロアは1階、店舗面積は5,832㎡。
名鉄西尾線吉良吉田駅から徒歩20分ほどの距離に位置しており、
開店以来、旧・幡豆郡吉良町では随一の規模を有する大型店であった。
同店は2009年2月の運営会社再編・店舗ブランド再編に伴い「ピアゴ吉良店」に改称していたが、ドンキへの業態転換のため2020年9月6日をもって直営売場を閉店。一部専門店のみ営業を継続していた。
コンシェルジュ常駐といった独自のサービスも
MEGAドン・キホーテUNY吉良店は地上2階建、営業フロアは1階、直営売場面積は3,696㎡。駐車可能台数は298台、駐輪可能台数は40台。ドンキとしては愛知県内37店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては愛知県内18店舗目。UDリテールが運営する。
コンセプトに「ワンストップショッピングが楽しめるワンフロア型のコンパクト総合ディスカウント店舗として進化」を掲げ、ピアゴ時代と同様の生鮮食品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)や日用消耗品に加えて、衣料品・家電製品・玩具・カラーコンタクトレンズ・香水・インポートブランドなどのトレンド商品まで幅広く展開。「サービスコンシェルジュ」の常駐といった店舗独自のサービスを行う。
そのほか、専門店としてユニーグループの夢屋書店を前身にもつ「BOOKSえみたす」や100円ショップ「Seria」、携帯電話キャリアショップ「ドコモショップ」「ソフトバンクショップ」、女性専用フィットネス「カーブス」など10店舗超が引き続き営業する。
MEGAドン・キホーテUNY吉良店
住所:愛知県西尾市吉良町吉田天笠桂16番地3
営業時間:午前8時~翌午前0時
※11月17日~19日は営業時間を「午前9時~午後10時」に短縮

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洋服の青山、約160店を2021年度末までに閉店へ-全店の2割、新型コロナで収益悪化
紳士服チェーン国内最大手「洋服の青山」を展開する青山商事(本社:広島県福山市)は、全店舗の2割にあたる約160店舗を2021年度末までに閉店することを2020年11月11日に発表した。

洋服の青山天神総本店。(閉店済み)
青山、コロナで収益悪化-希望退職も
洋服の青山は1964年に広島県府中市で創業。紳士服チェーン最大手であり、1970年代からはロードサイド型店舗の展開も開始。2020年時点では店舗数は約800店舗で、全都道府県に出店しているほか、台湾と中国にも多くの店舗を持つ。
今回の大量閉店は新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を理由とするもの。同社は当初約85店舗を閉鎖する計画だったが、さらに閉鎖店舗を増やすこととなった。閉店する業態はおもに「洋服の青山」だとしている。
このほか、同社は正社員の約1割にあたる約400人の希望退職を募集、役員報酬も減額するとしている。希望退職者の募集は同社初のことになるという。
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島忠、ニトリが子会社化へ-2020年11月中にもTOB開始
家具大手の「ニトリホールディングス」(北海道札幌市)が、ホームセンター大手の「島忠」(埼玉県さいたま市)を子会社化することで合意し、2020年11月中にも株式公開買い付け(TOB)を開始する。

島忠ホームズ。
島忠、ニトリの傘下に
島忠は1893年に家具製造「島村箪笥製造所」として創業。首都圏を中心に、関西地方にもホームセンターを展開している。
ニトリは1967年12月に札幌市北区で家具店「似鳥家具卸センター北支店」として創業。東アジア各国に約600店を展開する。

ニトリ本社。
島忠をめぐっては、ホームセンター業界最大手で大手ホームセンター「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」などを傘下に持ち、イオンと資本業務提携している「DCMホールディングス」(東京都品川区)は、首都圏を中心に「島忠ホームズ」を展開する「島忠」(埼玉県さいたま市)に対しTOBを実施し、傘下に収める方針であることが2020年9月に判明した。

DCMの店舗(2020年9月開業のダイキ尾道店)。
しかし、ニトリはその直後に島忠よりも高い額を掲げ「お値段以上」でTOBをおこなう方針を発表。島忠はニトリの買収を受け入れることを決めたという。
2020年現在、島忠の展開地域は首都圏・関西が中心であるが、ニトリ傘下となることで今後は全国への事業拡大も予想される。
ホームセンター業界では経営統合の動きが続いており、2020年にはドンキグループであった「ドイト」を「コーナン」が買収したほか、「ムサシ」を展開する「アークランドサカモト」が「LIXILビバ」を買収する方針を発表している。
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ドン・キホーテ セブンパークアリオ柏店、2020年11月21日開店-ドンキが「アリオ」に初出店
千葉県柏市のセブン&アイHD系大型ショッピングセンター「セブンパークアリオ柏」2階に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウント新業態「ドン・キホーテ セブンパークアリオ柏店」が2020年11月21日午前10時に開店する。

ドン・キホーテセブンパークアリオ柏店。
ドンキのモール向け新業態コンセプト店舗
ドン・キホーテ セブンパークアリオ柏店は、2020年7月に閉店した生活雑貨店「maisonnette luxe(メゾネット リュクス)」跡に出店。売場面積は218㎡。
「大型の複合商業施設内に新たな業態コンセプト店舗の誕生!」を掲げ、レディーストレンドを意識したコスメ・スキンケア用品・カラコン・香水などを拡充。有名キャラクターグッズの専門コーナーや驚安価格商品、500円ワンコインコーナーを展開するほか、店内各所にドンキ公式キャラクター「ドンペン」を配置、フォトスポットを設けるなど“ドンペンミュージアム”をめざす。
異例のセブン系商業施設「アリオ」にドンキ出店
PPIHグループは、2007年11月にイオン系の「イオンモール千葉ニュータウン」別棟に大型店(約2,186㎡)を出店、2018年10月には三井不動産系の「ららぽーと立川立飛」に「商業モールへの新型コンセプトのモデル店舗」(90㎡)を期間限定で出店(後に常設化)するなど、以前からグループ内外の商業施設に多種多様な形態のドンキを出店していた。
しかしながら、これまでセブン&アイHDが運営するモール「アリオ」や総合スーパー「イトーヨーカドー」内には出店したことがなく、今回の出店は異例のことであったといえる。今後もセブン&アイ系商業施設への出店がおこなわれることになるかどうかが注目される。
(撮影:文鉄・お札とコインの資料館)
ドン・キホーテ セブンパークアリオ柏店
住所:千葉県柏市大島田1丁目6番地1
営業時間:午前10時~午後9時

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じゃんぼスクエア富田林、2020年11月13日建替リニューアル開業-西友跡、関西スーパー核のショッピングセンターに
大阪府富田林市の富田林駅近くにある賛栄商事のショッピングセンター「じゃんぼスクエア富田林」が、約2年間の建替リニューアル期間を経て、2020年11月12日午前9時にプレオープン、11月13日午前9時にグランドオープンする。
じゃんぼスクエア富田林(新店舗)。
富田林駅前を代表する大型店のひとつだった「じゃんぼ」
じゃんぼスクエア富田林は、1972年11月に「ジャンボスクエア富田林」として開業。建物は地上4階建。
開業当初は、西武セゾングループの総合スーパー「西友富田林店」を核とするショッピングセンターであったが、西友の撤退を機に賛栄商事直営食品スーパー「じゃんぼ食鮮館富田林店」と時間料金制アミューズメント施設「フジヤマランド」(レジャッパを経て2010年閉店)を核とする施設への大規模リニューアルを実施した。
じゃんぼスクエア富田林(旧店舗)。
じゃんぼスクエア富田林は、近隣の「ダイエー富田林店(現・コノミヤ)」とともに富田林駅前を代表する大型店であったが、建物の老朽化もあり2018年2月28日をもって閉店。
閉店にあわせて、2020年秋を目処に新施設「じゃんぼメディカルスクエア富田林(仮称)」として建替リニューアルを実施する方針を発表していた。
「関西スーパー」「Seria」の2店舗がオープン
じゃんぼスクエア富田林の新店舗は地上2階建、店舗面積は2,718㎡。
核店舗のH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)系食品スーパー「関西スーパー富田林駅前店」は1階に出店。売場面積は1,417㎡。同社店舗は65店舗体制、富田林市内は2店舗体制となる。
コンセプトに「「いつも暮らしの近くにいます!みんなの笑顔と『おいしさ』『楽しさ』に出会えるお店」を掲げ、徳島県の生産者直送野菜・果物コーナー「すきとく市」や地元農家直送野菜・果物コーナー「南河内の野菜」、サラダ・ドレッシングを幅広く取扱う「サラダステーション」、メニュー提案コーナー「キッチンスマイル」、インストアベーカリー「ブレッチェン」など、様々なコーナーを導入。
大型惣菜コーナー「デリカステーション」では、コンセプトに「毎日の食卓をお手伝い」を掲げ、鮮魚・精肉売場商品を店内調理した「お魚惣菜」「お肉惣菜」や健康志向の和惣菜を展開する。
デリカステーション。
関西スーパーに加え、物販店舗として100円ショップ「Seriaじゃんぼスクエア富田林店」が出店。
そのほか、ドラッグストアや調剤薬局、外科・内科・歯科・眼科といった医療関連施設の出店計画もあるが、2020年11月の現時点では物販2店舗を除き出店テナントは未定となっている。
じゃんぼスクエア富田林
住所:大阪府富田林市若松町一丁目5番15号
営業時間:午前9時~午後10時(関西スーパー)
営業時間:午前10時~午後8時(Seria)

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