大和高岡店、2019年8月25日閉店-御旅屋セリオの核店舗

富山県高岡市の御旅屋通り商店街にある百貨店「大和高岡店高岡大和)」が2019年8月25日に閉店する。

高岡大和。

1937年開業の老舗百貨店

高岡大和は1937年に丸越高岡店として開店。1943年から大和高岡店となった。
現在の建物は1994年に建設されたもの。建替えまでの同店は大和全店で最も床効率がいい優良店であったが老朽化が進んでいた。
1994年からは旧店近隣地に建設された第三セクター「オタヤ開発」運営の再開発ビル「御旅屋セリオ」(おたやせりお)への出店となった。御旅屋セリオには大和も出資している。御旅屋セリオはアトリウムやシースルーエレベーターも備え、近代的で明るい店舗となった。売場面積は19,877㎡で、そのうち大和が16,606㎡を占める。
この新店舗はアニメ「ゆるゆり」や映画「アオハライド」に登場したことでも知られる。

営業努力を進めていたが…現在は18時閉店に

大和は2010年に新潟店、長岡店、上越店、小松店を閉店、中型店の七尾店を大幅縮小したが、高岡店は2007年度に約81億円の売り上げがあり黒字店舗であったために高層階の一部売場を縮小し、営業時間を短縮したのみで存続された。

御旅屋通り商店街に出店する。


その後は御旅屋セリオとともにグロサリー「北野エース」の導入や駐車場の増設、屋上庭園の整備をおこなったものの、イオンモール高岡(2002年開業)などとの競争激化により売り上げは低下。閉店時間は18時(食品などは18時半)まで繰り上げられていた。なお、イオンモール高岡は2019年秋の増床を目指して工事が進められている。

イオンモール高岡。

地元紙・北日本新聞によると、1996年には約131億円の売上があったものの、2019年2月期は約39億円であったという。

どうなる御旅屋セリオ-大和、近隣に小型店出店

御旅屋セリオは第三セクターの建物であり築25年とまだ新しく、公共施設なども入居しているために再活用されるとみられるが、跡地の活用方法などについては4月現在発表されていない。
大和は近隣にサテライトショップを開設する計画だという。

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