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中三弘前店マチナカラック、2019年8月開業-上層階を「アウトレットモール」化、地方百貨店の新モデルに

青森県弘前市の百貨店「中三弘前店」が全面改装し、2019年8月下旬に上層階をアウトレットモール「マチナカラック(MACHINAKA RACK)」として運営開始する。
追記:8月30日開業となる。新しい記事・テナント一覧
p1040572中三弘前店。

弘前市中心部で57年営業を続ける百貨店

中三弘前店は1962年11月に開業。現在の建物は1968年4月に新築、1995年に増築・全面リニューアルした。建物は地上8階、地下1階建てで売場面積は20,434㎡。
中三は郊外店との競争に加えて東日本大震災の影響で起きた中三盛岡店爆発事故後の2011年4月に一度経営破綻、日本百貨店協会から離脱しており、弘前駅東側にある郊外型百貨店「さくら野百貨店弘前店」に比べて品揃え面を含めても劣勢であった。
なお、中三弘前店は2019年7月開始のアニメ「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」の舞台となっている。

9フロアのうち3層をアウトレットモール化

中三弘前店のうち、アウトレットモール「マチナカラック」に転換するのは4階、5階、7階。モール内の出店テナントは約50店を見込む(テナントは下記参照)。
これらの階で展開されていた家庭用品、子供服などは百貨店として営業を続ける3階より下層階に縮小移転。この下層階にも新規テナントを導入する。
6階のジュンク堂書店、8階のスペースアストロ(ホール)についてはそのまま営業を継続する。

マチナカラック・イメージ(公式サイトより)。

アウトレットモールにはファッションを中心にアウトドア、スポーツなど県内初出店ブランドが多数出店する計画であり、注目される。

マチナカラック・イメージ(公式サイトより)。

中三、百貨店は「弘前店」のみに-活性化急務

中三は4月に青森本店を老朽化のために閉店(現在はギフトサロン出店、再開発ビル完成後、下層階に縮小・再出店予定)しており、現在は弘前店が唯一の大型店となっている。そのため、同店の活性化は急務であるといえる。

旧・中三青森店。

地方都市中心部へのアウトレットモール進出は全国的に見ても非常に珍しく、新しい地方百貨店の広域集客モデルとなるかが注目される。

マチナカラックの主な出店テナント(一部)
  • HUMAN WOMAN
  • UGG
  • BOSCH
  • MOUSSY
  • SLY
  • JILL STUART
  • John masters organics
  • NATURAL BEAUTY
  • RODEO CROWNS
  • nano・universe

そのほか、全約50テナントを予定。

館内構成(概要)
スペースアストロ(ホール)
アウトレット「マチナカラック」(当面改装のため閉鎖)
ジュンク堂書店・丸善
アウトレット「マチナカラック」
アウトレット「マチナカラック」
婦人服・呉服
婦人服・紳士服・制服・家庭雑貨・タオル・寝具
化粧品・婦人服・婦人雑貨・案内所・カプリチョーザ
食品・フードコート

 

中三弘前店 マチナカラック

住所:弘前市土手町49-1
営業時間:10時~19時(予定)
:地階・1階は20時まで営業

関連記事:中三青森本店、2019年4月30日閉店-再開発ビル下層階に再出店を検討
関連記事:紀伊國屋書店弘前店、2019年5月6日閉店-東北初の紀伊國屋、35年の歴史に幕
関連記事:トキハ別府店、2019年9月に全館リニューアル-「攻め」の経営で新時代の地方百貨店像描く

マザウェイズ、2019年6月30日自己破産-急成長遂げた大手子供服店、7月中に全店閉店

大手子供服専門店「マザウェイズ」(motherways)が2019年6月30日の自己破産申請に伴い、7月2日より閉店セールを開始している。
閉店セール中のmotherways。(大阪市浪速区)

急速に規模拡大した大手子供服チェーン、突然の自己破産

マザウェイズを運営する「マザウェイズ・ジャパン」は1991年11月設立。同社は100%自社企画商品によるSPA(製造小売)型事業モデルを採用し、0歳~11歳を対象とした中心価格帯1,990円の低価格子供服・ベビー服、雑貨などを展開、10年間で店舗数を3倍超となる99店舗(2019年6月末時点)に拡大するなど、ショッピングセンターの有力テナントとして急成長を遂げていた。
今回の自己破産に伴い7月2日より全店舗で全商品を60%OFFとする閉店セールを実施しているが、23店舗では「人員の確保等の諸事情」を理由に7月6日までに休業を開始するとしており、現在営業継続中の店舗でも商品がなくなり次第休業するものと思われる。
7月2日をもって閉店したmotherways。(大阪府和泉市)

マザウェイズの休業店舗(23店舗→55店舗→71店舗)

和泉、甲子園など一部店舗では当初の計画を前倒し、休業を実施している。(7月4日更新)
(7月2日休業発表店舗:23店舗)
(7月3日休業発表店舗:55店舗)
(7月4日休業発表店舗:71店舗)

7月4日現在休業中の店舗
  • マザウェイズ川崎ルフロン店
  • マザウェイズ田無ASTA店
  • マザウェイズ光が丘IMA店
  • マザウェイズクロスガーデン多摩店
  • マザウェイズコピス吉祥寺店
  • マザウェイズららぽーと湘南平塚店
  • マザウェイズミスターマックス湘南藤沢店
  • マザウェイズイオンモール八千代緑が丘店
  • マザウェイズノースポートモール港北店
  • マザウェイズアリオ橋本店
  • マザウェイズ西武東戸塚店
  • マザウェイズトレッサ横浜店
  • マザウェイズSUNAMO南砂町店
  • マザウェイズイオンスタイル品川シーサイド店
  • マザウェイズモラージュ菖蒲店
  • マザウェイズ島忠ホームズ川崎大師店
  • マザウェイズイーアスつくば店
  • マザウェイズクルネ東久留米店
  • マザウェイズ大宮ステラタウン店
  • マザウェイズららぽーと横浜店
  • マザウェイズミオカリスト館上大岡店
  • マザウェイズ本厚木ミロード店
  • マザウェイズ青葉台東急スクエア店
  • マザウェイズ荻窪タウンセブン店
  • マザウェイズ池袋サンシャインシティ店
  • マザウェイズイオンモール土浦店
  • マザウェイズ町田東急ツインズ店
  • マザウェイズ京王リトナード永福町店
  • マザウェイズイオンタウン上里店
  • マザウェイズイオン大和店
  • マザウェイズフレル・ウィズ自由が丘店
  • マザウェイズアトレ大森店
  • マザウェイズユニモちはら台店
  • マザウェイズイオンタウン守谷店
  • マザウェイズひたちなかファッションクルーズ店
  • マザウェイズMARK IS みなとみらい店
  • マザウェイズマルイファミリー溝口店
  • マザウェイズららぽーと富士見店
  • マザウェイズ二子玉川ライス店
  • マザウェイズ武蔵小山店
  • マザウェイズららぽーと立川立飛店
  • マザウェイズイオンモール座間店
  • マザウェイズミーツ国分寺店
  • マザウェイズ浅草ROX店
  • マザウェイズララガーデン長町店
  • マザウェイズ泉パークタウン タピオ店
  • マザウェイズイオンモール富士宮店
  • マザウェイズ浜松駅前ビル
  • マザウェイズメイワン店
  • マザウェイズモレラ岐阜店
  • マザウェイズMARK IS 静岡店
  • マザウェイズイオンモール名古屋茶屋店
  • マザウェイズイオンモール常滑店
  • マザウェイズみのおキューズモール店
  • マザウェイズイオンモール鶴見緑地店
  • マザウェイズイオンモール大阪ドームシティ店
  • マザウェイズイオンモール奈良登美ヶ丘店
  • マザウェイズくずはモール店
  • マザウェイズららぽーと和泉店
  • マザウェイズイオンモール堺鉄砲町店
  • マザウェイズあまがさきキューズモール店
  • マザウェイズピオレ姫路店
  • マザウェイズイオンモール茨木店
  • マザウェイズららぽーと甲子園店
  • マザウェイズならファミリー店
  • マザウェイズイオンモール津南店
  • マザウェイズなんばパークス店
  • マザウェイズゆめタウン博多店
  • マザウェイズMARK IS 福岡ももち店
  • マザウェイズアクロスモール新鎌ヶ谷店
  • マザウェイズららぽーとTOKYO-BAY店
  • マザウェイズ

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文教堂グループHD、私的整理を2019年6月28日開始-事業再生ADR申請で上場・営業維持めざす

大手書店グループ「文教堂グループホールディングス」(神奈川県川崎市高津区、以下文教堂グループHD)が、2019年6月28日に事業再生ADR手続による私的整理を開始した。

文教堂の創業地・ノクティに出店する文教堂溝ノ口駅前店。

「日本最大のネット書店」など多角化進めたが

文教堂グループHDの中核企業「文教堂」は1949年12月に神奈川県川崎市の溝の口駅前で「島崎文教堂」として創業。1994年7月に株式上場した。
1999年8月に国内最大級(当時)となるインターネット書店「J-BOOK」を開設、2000年10月に北海道の大手書店「本の店岩本」、2002年9月に化粧品大手「ポーラ」傘下の「ブックストア談」を買収するなど、全国展開を本格化。2003年からは新業態「文教堂ホビー」(B’s Hobby)1号店を出店し、プラモデル・模型専門店に参入、2005年にはゲオと提携するなど、事業多角化を進めた。

文教堂ホビー。

「サブカル」を軸に再建図るも業績不振が深刻化

業界に先駆けて事業多角化を進めた文教堂であるが、ネット書店の台頭や同業他社との競争から経営不振の常態化が顕著にみられるようになった。
経営再建の一環として、2008年3月に純粋持株会社化を伴う機構改革を実施、2008年12月から2009年3月にかけて取次大手「トーハン」を中心に取引先を対象とした第三者割当増資を相次ぎ実施、さらに不採算店舗を閉鎖することで、経営安定化を図ったほか、2009年9月には大日本印刷(DNP)傘下の書店大手「ジュンク堂書店」(現・丸善ジュンク堂書店)が筆頭株主となり、DNP主導のインターネット書店「honto」への参画や丸善ジュンク堂及び緊密な関係にある喜久屋書店への「文教堂ホビー」出店を進めるなど、事業の合理化を目指した。
なお、2016年10月の丸善ジュンク堂書店による取次大手「日本出版販売」(以下、日販)への全株式譲渡により、現在は日販が筆頭株主となっている。

文教堂と丸善ジュンク堂書店が共同出店する「コングロM」。

2011年には、次世代の主力業態としてアニメ・コミック専門店「アニメガ」を、さらに、ホビー業態との複合店舗「文教堂JOY」を立ち上げ、大都市圏を中心に展開を進めた。
また、2014年11月には関西地盤の中堅書店「キャップ書店」8店舗を取得、既存店舗のリニューアルを進めるなど事業再構築を目指した。

文教堂アニメガ。

しかし、2013年8月期以降は再び赤字が常態化(2017年8月期除く)。
2018年8月期には約2億3000万円の債務超過、東京証券取引所による上場廃止に係る猶予期間入りの指定を受けていた。

営業継続・上場維持する方針

文教堂グループHDは債務超過解消に向けて様々な経営改善策を実施していたが、2019年8月末までに債務超過解消が困難であることから私的整理の一種である事業再生ADRの申請に至ったという。
今後は既存店の営業を継続しながら上場廃止回避に向けた経営再建を目指すとしている。

外部リンク:TSUTAYA、旭屋書店グループを子会社化-2019年4月に
関連記事:天牛堺書店、2019年1月27日全店閉店-1月28日に破産申請

トキハ別府店、2019年9月6日全館リニューアル-「攻め」の経営で新時代の地方百貨店像描く

大分県別府市の百貨店「トキハ別府店」が2019年9月までに全館リニューアルする。

新規出店するテナント一覧はこちらの記事を参照

15億円で全館改装-21時閉店、劇場・足湯・オブジェも

トキハ別府店は1988年10月に別府国際観光会館(ビーコンプラザに機能移転)、市立北小学校(京町に移転、現:中央小学校)、別府郵便局(新港町に移転、トキハ内に縮小して北浜郵便局として入居)を再開発した再開発ビルの百貨店棟に開業。建物は地上8階、地下1階建て。1998年に隣接する地下1階、地上13階建て(現:専門店棟・立体駐車場)のファッションビル「別府ショッピングプラザコスモピア」をトキハが約44億円で購入して統合された。それ以降、両館はトキハが所有する。
現在の売場面積は29,728㎡で、同規模の都市の地方百貨店では日本一の広さとなっている。

トキハ別府店。

今回の改装は屋上階、8階、6階以外のほぼ全館に及ぶもので、投資額は約15億円。主な改装内容は以下の通りとなる。

屋上・8階

改装なし。「展望デッキ」、「神社」、「フットサルコート」、「トキハ大分合同新聞文化教室」となっている。

7階

旧・催し場には福岡県の温泉施設「太平楽」が運営する「ぶらり劇場 別府」が開設される。この劇場では「温泉街の名物」とすべく主に1日2回の大衆演劇が実施される。
隣接するレストラン街はそのまま営業を継続する(一部はテナント募集中)。

7階・ぶらり劇場。

6階

オフィスフロア(改装なし)。
「リクルート」と「ジブラルタ生命」のオフィスが入居。

5階

ヨガスタジオ「ロイブ」が新規出店。このほか、スポーツクラブなどの誘致が進められている。
追記:当面は5階の一部を催し場とする。

5階・ロイブ。

4階

地階から100円ショップ・雑貨店「セリア」、「手芸のいとや」が、1階から「釘宮メガネ」がトキハとコラボして「トキハメガネサロン」として移転。ゲームセンター「ナムコ」も改装されるとみられる。
このほか、大手書店「リブロ」、紳士服「フタタ」は営業を継続する。大型の空き床(元・直営床)があるため、この他にもテナントが導入されると思われる。
追記:ナムコは増床され「別府あそびめぐり」と題した大型の屋内遊園地が併設される(喫茶サンジュリア跡など)。起きない遊園地の設置は約20年前に閉店した地階「ワンダープラネット」(サンリオと地元企業の合弁)以来。

4階・セリア。

3階

トキハの婦人服売場、制服売場と「モクモクカフェ」、「ABC-MART」、「ライトオン」、「カーブス」などは営業を継続。
空き床に1階から婦人雑貨、バッグなどが、地階から「ジュエルカフェ」が移設されて営業を開始している。

2階

4階から紳士服、紳士雑貨、スポーツウェア、リビング・家庭用品(旧5階)、寝具(旧5階)が、1階から旅行カバン、ヘルスサポート「トキメキ」、トキハ商品券カウンター、「コムサイズム」、「リフォームコーナー」が移設されるほか、「アメリカンホリック」「grove」など複数のアパレル専門店が出店。子供服「WARAWA」は同階移転する。直営床の大部分は6月末から仮営業を開始。専門店(コムサ含む)については9月上旬までに営業を開始する。なお、7月現在2階は「しまむら」などの看板・内装が残ったまま百貨店として営業しているため「一種異様な状況」となっている。

2階・WARAWAなど。内装はしまむらのまま。

1階

百貨店直営売場となる化粧品、土産品などや総合案内所に加えてドラッグストア「ココカラファイン」、コンビニエンスストア、大分交通バス切符売場などの専門店で構成される。ココカラファインは別府市初出店(かつてセガミ業態があったが約10年前に閉店)。「無印良品」、「スターバックスコーヒー」は1階で残留。この2店は以前よりも増床される予定。コムサ、釘宮メガネなど一部テナントは他階に移転する。
シンボルゾーンの「センターモール」はそのまま存続。
駅前通り大屋根下の「センタープラザ」は「トキハベップパーク」としてイベントの充実も図られる。外向きテナントの大分銀行、北浜郵便局、クリニックなども存続する。
追記:専門店棟に「zoff」が出店する。センタープラザは「トキハブルーテラス」に。

改装中のセンタープラザ。


スターバックスは増床予定。

トキハセンターモール
センターモール。

追記:1階には土産品・銘品売場「おんせん市場」を開設。BEAMSによる土産品売場「ベップニュースタンダード」や豊後高田市の豆菓子店「まめ秀」の売場も設けられる。

地階

食品売場とフードコート、催し場で構成される。食品スーパー「トキハインダストリー」も全面改装される。フードコートは約10年ぶりの復活で、別府らしい店舗構成となる計画だというが、具体的な店舗名については7月現在発表されていない。トキハ別府店(百貨店・専門店)の地階が全床「食関連」となったのは開業3年目であった1990年以来29年ぶりのこと。地階のシンボルゾーン「メトロプラザ」には温泉の足湯が設置される。源泉はかつて1階・専門店棟前にあった温泉の泉のものが利用されるとみられる。

地階・銘菓。ラウンド什器も存続。


地階・専門店。

追記:地階飲食街「湯けむり横丁」には以下の6店が出店。
連日21時まで営業する。

  • 六盛(別府冷麺)
  • レストラン東洋軒(鶏天など)
  • うどん政太郎(うどん)
  • 佐賀関食堂(海鮮丼など)
  • 果実の時間(フレッシュジュース・フルーツパフェ)
  • Bon Tea(タピオカミルクティー・チーズティーなど)

屋上階の「稲荷神社」「展望デッキ」、8階の「トキハ・大分合同新聞文化教室」「フットサルコート」、6階の「ジブラルタ生命」「リクルート」(オフィス)は改装されない。

屋上・フットサルコート。


屋上・神社。

なお、改装に合わせてシースルーエレベーターの停止階が「1階・2階・7階・8階」に改められている(7月現在)ほか、9月からは一部低層階の営業時間が10時~21時に改められる予定。実現すれば「九州一の長時間営業百貨店」となる。
追記:西館の地階・1階~4階が21時閉店となる予定。7階・8階は20時から22時半にかけて閉店。ローソンは24時間、そのほかは19時まで(例外あり)。

LED化など施設更新で「明るい店内」に

今回の改装に合わせて4階「ラグハウス(トキハの絨毯売場)」3階「オッジ」、2階「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「シャンブル」、1階「セビアン」「アラミス化粧品」、地階「まるみや」「エッセンハウス」「菊家シャンテドール」「キヘイカフェ」など多くの店舗が退店している。
退店面積が大きいため、現在公開されていないテナントの出店も予想され、誘致に期待がかかる。
また、改装に合わせて全館で内装の刷新・館内照明のLED化など施設更新も進められており、明るくスッキリとした店内へと生まれ変わった。
追記:百貨店棟を「東館」、専門店街を「西館」に改める。
(西館=旧「別府ショッピングプラザ コスモピア専門店街」)

北浜交差点には「横断歩道」

このほか、店舗外では8月ごろ北浜交差点に横断歩道が設置される。
横断歩道が設置されるのは駅前通り側がトキハ=ろばた仁の間、国道側がトキハ=大分交通別府北浜バスセンターの間。北浜交差点は長年に亘って地下道しかなく、近年は旅行カートを持った旅行客が苦労して地下道を行き来する後継が多くみられるため、バリアフリー化を図ることとなった。

横断歩道設置工事が進む北浜交差点。

さらに、館内には9月21日から11月10日まで紙造形アーティストの関口光太郎氏による横幅25m×奥行き15m の大型オブジェが展示されるということで、こちらも注目される。
追記:5階の催し場に設置。
余談ではあるが、トキハ向かいには鉄輪温泉のドライブイン「べっぷ海鮮市場」によるタピオカティーなど台湾スイーツを主体とした飲食店舗の出店準備も進んでいる。

「コト消費」で観光客需要つかむトキハ

トキハの全館改装のキーワードが「コト消費」であることは言うまでもない。
トキハでは、劇場の開設に加えて土産品売場の移設拡大、ドラッグストアの導入、そして人気テナントである無印良品の拡大、イベントの増加などにより、外国人観光客の更なる取り込みを狙いたい考えだという。

ラグビーワールドカップのラッピングも。

新規出店するテナント一覧はこちらの記事を参照

主な退店テナント(2018年末~2019年8月)
  • ラグハウス(絨毯)
  • オッジ(婦人服)
  • モラビト ブラン・オースチンリード(婦人服)
  • ファッションセンターしまむら/アベイル/シャンブル
  • セビアン(宝飾)
  • アラミス(化粧品/紳士雑貨は販売継続)
  • まるみや(惣菜)
  • エッセンハウス(惣菜)
  • 菊家シャンテドール(洋菓子)
  • キヘイカフェ(喫茶)
全面改装となる主なテナント
  • セリア
  • 手芸のいとや
  • コムサイズム
  • 釘宮メガネ(業態転換)
  • ジュエルカフェ
  • WARAWA
  • 無印良品
  • スターバックスコーヒー
  • 資生堂
  • SK-II
  • 秀栄丸
  • 若竹園
  • 京屋本店
  • キーコーヒー
  • 銘菓コーナー
  • 一村一品ふるさとの味
  • トキハインダストリーフードキッチン
  • ベルボアーズ(リョーユーパン、業態転換)
トキハ別府店

住所:大分県別府市北浜二丁目9番1号
営業時間:10:00~21:00(9月から/西館地階-4階など)
東館の主な売場は19:00まで/ローソンは24時間
9月上旬までは10:00~19:00
7月28日~29日は10:00~20:00
一部飲食店の閉店時間は20:00から22:30(店舗による)

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マックスバリュ本郷店(愛知県)、2019年6月30日閉店-本郷駅前の旧松坂屋ストア

愛知県名古屋市名東区の地下鉄本郷駅前にあるスーパー「マックスバリュ本郷店」が2019年6月30日19時に閉店する。

マックスバリュ本郷店(愛知県)。

旧松坂屋ストア、43年の歴史に幕

マックスバリュ本郷店は1976年11月に「松坂屋ストア本郷店」として開業。1969年に開業した地下鉄本郷駅前への出店であった。店舗は2階までで、高層階は共同住宅となっている。
2008年に松坂屋と大丸の経営統合に伴い、大丸ピーコックの運営に、2013年に大丸ピーコックがイオン傘下となり「ピーコックストア本郷店」に、2014年に同社の東海地方の全店舗がマックスバリュ中部に譲渡されたため「マックスバリュ本郷店」となった。
建物は2階建てで売場面積は1,713㎡。みずほ信託銀行が保有している。
かつては2階部分を「本郷プラザ」として多くのテナントが出店していた。現在はキャンドゥなどが出店する。

かつては多くのテナントが出店。

閉店後は建物が解体され、関電不動産(大阪市)により15階建てのマンションが建設される予定。2020年9月の完成を目指して工事が進められる。

マンションの建築告知。

新しいビルにマックスバリュが再出店するかどうかなどについては6月現在発表されていない。

閉店告知。

広島の同名の店舗は営業再開済み

広島県三原市の本郷駅近くにある同名の「マックスバリュ本郷店」は、豪雨被害を受け長期休業、その後は仮設店舗となっていたものの、2018年9月に営業を再開している。
(撮影:全国スーパーめぐりさん

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代々木会館、2019年8月から解体-JR代々木駅前、「天気の子」舞台も再開発へ

東京都渋谷区のJR代々木駅前にある大型雑居ビル「代々木会館」が再開発のため2019年8月から解体されることが分かった。

代々木会館。

ドラマの舞台で話題に

代々木会館は地上8階、地下1階建ての雑居ビル。1974年に日本テレビ系ドラマ「傷だらけの天使」の舞台となったことにより一躍脚光を浴びた。また、2019年7月に公開予定の新海誠監督によるアニメーション映画「天気の子」の舞台にもなっている。
かつては飲食店街に予備校、ビリヤード場、パチンコ店など様々なテナントが出店していたビルも、ここ最近はほぼ空き家に。何度も再開発の話が持ち上がるも、多くの区分所有者が居たこともあって断念されてきたという経緯があった。
しかし、6月下旬にビル前に「解体告知」が掲出され、その長い歴史に幕を下ろすことが確実なものとなった。

かつてのテナント看板。

6月現在、館内では1階のラーメン居酒屋「きぬちゃん食堂」と3階の中国語書籍専門店「東豊書店」が営業しているが、きぬちゃん食堂は移転を決めており、東豊書店については6月29日を以て閉店する予定だという。

東豊書店。

追記:東豊書店は6月30日も営業する模様。

再開発の概要は不明

代々木会館前に掲げられている解体告知によると、解体は8月1日から来年の1月31日まで。告知板には横浜市に本社を置くという「合同会社代々木開発」という会社の名前が掲げられている。

代々木駅前の一等地。NTTdocomoタワーと。

都心駅前の一等地における再開発であるものの、7月現在はどういった内容の開発が行われるのか一切明かされておらず、今後の動向が注目される。

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イオン所沢店、2019年9月30日閉店-旧・ダイエー、38年の歴史に幕

埼玉県所沢市の西武鉄道所沢駅近くに位置する総合スーパー「イオン所沢店」が、2019年9月30日をもって閉店する。

イオン所沢店。

西武のお膝元「所沢」の旧ダイエー、38年の歴史に幕

イオン所沢店は1981年11月に地元不動産会社が建設した「東栄ビル」の核テナント「ダイエー所沢店」として開店。建物は地上7階地下1階建で、店舗面積は24,497㎡。「西武とダイエーどちらが優勝してもセールをする店舗」として知られていた。
開業当初は、建設予定地の一部を西武グループが取得したことで歪な構造となっていたが、1988年10月の増床を機に現在の建物になった。
同店はダイエーが産業再生機構傘下となった翌年2005年2月に不採算店として閉鎖店舗の対象に加えられたものの、同年9月には賃料負担軽減を理由に営業継続が決定、2006年3月には直営売場の集約と有力専門店導入を伴う大規模リニューアルを実施した。

タリーズコーヒーがあるエントランス。

その後、2016年3月にはダイエーの総合スーパー事業撤退の方針に伴い、イオンリテールに店舗運営が移管され、現在の店名に改称した。
なお、新耐震基準に適合しているとみられ、耐震性の無さによる閉店ではない。

約50店舗が出店

2019年6月現在はテナントとして、旧ダイエーグループの婦人服店「ロベリア」「ラ・ジョセフ」、家電量販店「ヤマダ電機 by ベスト電器」、手芸用品店「ユザワヤ」、未来屋書店が運営する「アシーネ」、ホビー用品店「アニメイト」「ホビーステーション」、フレーベル館の絵本専門店「キンダープラッツ」、玉光堂のCD・DVD専門店「バンダレコード」スポーツ用品店「ときわスポーツパシオン」、ゲームコーナー「モーリーファンタジー」、100円ショップ「ダイソー」など50の専門店が出店しており、ショッピングセンターとして運営されている。

アニメイトとダイソー。


ヤマダ電機byベスト電器の看板。

競争激化が深刻な所沢駅前、テナントは何処へ?

所沢駅周辺では2015年に所沢駅前の総合スーパー「西友所沢駅前店」が全館改装と耐震補強を実施、2017年5月からはセブン&アイHD傘下の「西武百貨店所沢店」(西武所沢店)が食品売場(西武食品館)を増床したことを皮切りに全館リニューアルを進めているほか、2018年3月には西武鉄道グループの駅ビル「グランエミオ所沢」が一部開業、2020年夏には第2期開業を控えるなど、競争が激化している。また、イオンのすぐそばには同じくイオングループ(元ダイエーグループ)のマルエツも立地、2017年12月には業務スーパーも出店している。

西友所沢駅前店。

イオン・ダイエー跡地の活用方法については6月時点で発表されていないものの、解体してマンション用地として活用することなどが予想される。
一方で、イオン内には多くのテナントが出店しており、所沢駅前で唯一の店舗も少なくないため、それらの移転先にも注目が集まる。

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アスタラビスタ、祐徳バス傘下の「ユートク食品館」を2019年6月21日買収-一部店舗は閉店に

福岡県筑後地方地盤の総合スーパー「アスタラビスタ」は、祐徳自動車が運営する食品スーパー事業部「ユートク食品館」4店舗を2019年6月21日に買収した。

ユートク食品館。(佐賀県吉野ヶ里町)

アスタラビスタ初となる競合他社のM&A

アスタラビスタは1995年11月に、藺草(イグサ)販売メーカー「イケヒココーポレーション」傘下の総合スーパーとして福岡県大木町に創業。2019年現在、福岡県に11店舗、佐賀県に4店舗を展開する。
同社が運営する全店舗が総合スーパー業態もしくはスーパーセンター業態として営業しており、一部店舗では玩具、家電、呉服の取扱いも行われている。
アスタラビスタはスペイン語で「さようなら、また会おう」という意味で、映画「ターミネーター2」で話題となった言葉。

アスタラビスタ佐賀店。

ユートク食品館は1996年6月に、祐徳自動車流通事業部の「ホームセンターユートク久留米店」を業態転換する形で福岡県久留米市で創業。2019年現在、福岡県に1店舗、佐賀県に4店舗を展開するが、食品館のうち3店舗(牛津店・北方店・鳥栖店)は、ホームセンターユートクと隣接する立地であり、長らく共同での販促が実施されていた。

祐徳バスと祐徳稲荷。

ユートク食品館は7月下旬まで通常営業、北方店は閉店

祐徳自動車はユートク食品館を分社化し、アスタラビスタに売却する。アスタラビスタへの店舗引渡しは2019年7月下旬を予定しており、引渡し予定日までは「ユートク食品館」として通常営業が行われるが、近く店名も変更されるとみられる。
なお、今回譲渡対象店舗とならなかった「ユートク食品館北方店」は、今後閉鎖が予定されている。
祐徳自動車は「ホームセンターユートク」については店舗の積極的なスクラップ&ビルドに加えて近年は店舗のロゴマークも変更するなどのリニューアルを進めている。

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マルイチメイプル店、2019年6月27日開店-ジョイス水沢中央店跡に、駅前唯一の食品スーパー復活

岩手県奥州市のJR水沢駅前にあるショッピングセンター「メイプル」に新たな食品スーパー「マルイチメイプル店」が、2019年6月27日午前9時に開店した。

メイプル。

水沢駅前唯一の食品スーパー、4ヶ月ぶりに復活

メイプルは1985年11月、総合スーパー「ジャスコ」を核に「ショッピングシティメイプル」として開業。建物は地上4階地下1階建。水沢駅前を代表する大型商業施設として、ダイエー水沢店(旧・ヤマニ三春屋)、水沢マルカン百貨店、マルサン百貨店とともに一時代を築いたが、2005年5月のジャスコ撤退を機に一時閉店していた。
その後、水沢市(現・奥州市)、水沢商工会議所(現・奥州商工会議所)が出資する「水沢クロス開発」が施設を取得し、日本ショッピングセンター協会による支援のもと、2006年4月に再開業を果たした。改装後の店舗面積は7,738㎡。
メイプルでは2006年4月の再開業以来、核店舗として食品スーパー「ジョイス水沢中央店」が営業を行っていたが、競合店との競争激化を理由に2019年2月24日をもって閉店していた。
メイプルは水沢駅前唯一の大型商業施設であり、ジョイスもまた駅前唯一の食品スーパーであったため、早急な後継店舗の誘致が必要とされていたが、2019年3月に「マルイチ」の出店が決定、開店準備が進められていた。

ジョイス水沢中央店。(2019年2月24日閉店)

マルイチ、業務スーパー・産直併設の複合業態として出店

今回開店した「マルイチメイプル店」は、メイプル1階ジョイス跡に出店。同社の店舗は奥州市2店舗目となる。
同店は、マルイチが岩手県フランチャイズ本部を担う神戸物産の「業務スーパー」、産地直送食品販売店「産直はなまる市場」、酒専門店「タストヴァン」を併設するフラッグシップ業態として営業するため、水沢駅から徒歩15分ほどの距離にある競合店「ユニバース水沢日高店」「ジョイス水沢原中店」との商品・価格面での差別化も期待される。
メイプルでは「マルイチオープン協賛セール」として、衣料品・雑貨、宅配ボックスの割引、レシート抽選会や沖縄物産展、ストレッチ教室の1週間無料体験といった企画を7月15日まで実施する。

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ビックカメラ・ビックトイズアリオ八尾店、2019年7月1日開店-家電店+玩具店の新業態

大阪府八尾市の近鉄八尾駅前近くに位置するショッピングセンター「アリオ八尾」に、家電量販店「ビックカメラアリオ八尾店」玩具量販店「ビックトイズアリオ八尾店」が2019年7月1日に開店する。

アリオ八尾。

アリオ八尾の端と端に「ビックカメラ新業態」

ビックカメラアリオ八尾店及びビックトイズアリオ八尾店の売場面積は約3,000㎡。
ビックカメラは、アリオ八尾2階北側の商業ゾーン跡に出店。ビックカメラ業態としては関西4店舗目で、同社が主力とする家電製品や時計、防災用品、薬、日用品、酒類を中心とした商品展開を行う。
同店では、同社のインターネット通販サイト「ビックカメラ.com」にアクセス可能なQRコードや商品レビューの掲示、ビックカメラ.comと共通の価格設定を実現する電子棚札の採用、同社大阪ECセンター(大阪府堺市)に加えて関西・中国地方各店舗からの商品取寄せにも対応した「ネット取り置きサービス」の提供により、オンラインでもオフラインでも便利な店舗を目指す。
また、イヤホンやカメラレンズ、ドローンに加え、歯ブラシやマスク、絆創膏の質感、肌触りを体感可能な展示を行うなど、実店舗ならではの売場づくりを行う。
BIC CAMERA.

ビックトイズは、アリオ八尾3階南側のイトーヨーカドー直営フロア「キッズタウン」に出店。ビックトイズ業態の単独店舗としては国内2店舗目(関西初)で、同社最大の売場面積を擁するおもちゃ売場として、知育玩具、ゲーム、文房具、自転車を中心とした商品展開を行う。
同店では、店内全ての展示台を子供目線の高さに設置し、知育玩具やプログラミング教材を試遊可能な机型の展示台を設けるなど、幅広い年齢層の顧客が買物を楽しめる店舗を目指す。
今回のビックトイズ開店に伴い、イトーヨーカドー直営売場では玩具の取扱いを終了する。

BIC TOYS.

ビックカメラ、セブン&アイ運営施設への出店拡大なるか

セブン&アイHDは、業績不振の総合スーパー「イトーヨーカドー」の経営改革を進めており、既存店のショッピングセンター業態(アリオ)への転換や老朽化が進む都市型高層店舗の建替え、複合店舗化(食品館+マンション)に取り組んでいる。
総合スーパーから食品館+マンションとなったヨーカドー千住店。

セブン&アイHD運営商業施設に出店するビックカメラグループの店舗は2019年6月現在、プライムツリー赤池、イトーヨーカドーたまプラーザ店(2019年秋開店予定)、そごう大宮店の3店のみであるが、今後も総合スーパー改革の一環として、イトーヨーカドー直営家電売場・直営玩具売場の「さらなるビックカメラ化」が起こる可能性もある。

ビックカメラアリオ八尾店・ビックトイズアリオ八尾店

住所:大阪府八尾市光町 2-3 アリオ八尾内 2F・3F
営業時間:午前10時~午後9時

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